【ダブルバトル】マスカーニャの努力値調整と立ち回り方【ポケモンSV】

ポケモンSV(スカーレットバイオレット)における、ダブルバトルのマスカーニャの努力値調整と立ち回り方です。

執筆者紹介

数多の実績と分かりやすい解説が魅力のプレイヤー

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喰い断 / YouTube	【実績】 ・JCS2017で3位 ・元P-Sports四天王 ・総合レートで3位 ・その他個別ルールでも上位経験多数 総合勢としてシングルやダブル以外でもトリプルやローテーションを含む全てのルールで実績を残した対戦勢。ポケモン対戦の解説を主体とした動画をYouTubeに上げるなどマルチで活躍するプレイヤー。

マスカーニャの基本情報と評価

マスカーニャ								タイプ								特性
																しんりょく へんげんじざい
構築内の役割						先発						中継ぎ						詰め
						A						E						A
想定対戦時間						短期						普通						長期
						A						B						☆

☆=耐久型に強いが長期戦は苦手

ダブルバトルにおけるマスカーニャの評価

汎用性が高く、全ての構築に採用できる単体性能を持つ 確定急所の「トリックフラワー」により、耐久型相手に強い 「いかりのつぼ」などのギミック構築にも採用できる 耐久が低いため、長期戦が苦手

相性の良いテラスタイプ

タイプ	解説
	「トリックフラワー」の威力を強化できる。基本的には草推奨。

マスカーニャ(先発型)の努力値調整

育成例

							へんげんじざい ようき こだわりハチマキ							トリックフラワー はたきおとす とんぼがえり ふいうち
			HP			攻撃			防御			特攻↓			特防			素早↑
実数値			151			162			91			-			90			192
努力値			-			252			4			-			-			252

単体性能を存分に活かした鉢巻型

マスカーニャの単体性能を存分に活かした運用です。単純に高い素早さを活かして先手で攻撃、相手を削ると言った使い方が強力なポケモンですが、鉢巻蜻蛉返りでサザンドラを倒しながら自分は後発に戻り、エースを展開できるという点からエスパーやゴーストに偏重しがちなトリックルーム構築との相性も良好となっています。

ほぼ単独でスイッチトリルの運用を完成させる

隣にいるのがグレンアルマならばマスカーニャを狙う「ねっぷう」で「もらいび」が起動、リキキリンならば「ねこだまし」無効とエースを速やかに展開できるという縦の相性だけではなく、横の相性も良好で隙がありません。

また、この動きにおける最大の利点は素早さの高いマスカーニャが自然と後発に控えられる点にあり、ほぼ単独でスイッチトリルの運用を完成させることができます。

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先発型の選出例

選出	+ ｜【裏】

初手はマスカーニャの「とんぼがえり」からのリキキリンでトリックルーム展開を狙います。「とんぼがえり」からのコータス着地自体はとても読まれやすいため、後発は「とんぼがえり」の通らない鋼タイプや炎タイプに強く、中継ぎも担当できる「トリトドン」がおすすめです。

また、コータスを出せない場合でも「だくりゅう」と「ハイパーボイス」という範囲攻撃の連打でアドバンテージを稼ぐことが期待できます。

先発型の立ち回り例

選出	+ ｜【裏】
1ターン目	マスカーニャ：とんぼがえり→コータス リキキリン：トリックルーム
2ターン目	コータス：ふんか リキキリン：トリトドンに交代
3ターン目	コータス：ねっぷう トリトドン：だいちのちから
4ターン目	コータス：ねっぷう→倒されてリキキリン トリトドン：まもる
5ターン目	リキキリン：ハイパーボイス トリトドン：だいちのちから ★「トリックルーム」が解除され、6ターン目に鉢巻マスカーニャが場に再登場する

この立ち回り例で重要な点は、4ターン目のトリトドンの「まもる」の選択です。コータスとトリトドンが同時に倒されてしまう可能性がある場合、ここで「まもる」を使っておかないとトリル状態でマスカーニャが場に出てしまい、「ふいうち」以外の選択ができなくなってしまいます。

マスカーニャ(後発型)の努力値調整

育成例

							しんりょく いじっぱり きあいのタスキ							トリックフラワー はたきおとす ふいうち まもる
			HP			攻撃↑			防御			特攻↓			特防			素早
実数値			151			178			91			-			90			175
努力値			-			252			4			-			-			252

中盤戦以降のタスキを盾にした行動が強力

お互いに消耗した中盤以降の戦いにおいて、「きあいのタスキ」を盾に「トリックフラワー」からの「ふいうち」で相手を倒していきます。「おいかぜ」や「トリックルーム」が残っていると集中攻撃で倒されてしまうため、「まもる」を採用する優先度が高いです。

草テラスタル＋「トリックフラワー」の爆発力が魅力

テラスタルが終盤まで残っている前提ですが、草テラスタルからの「トリックフラワー」 → 新緑テラスタル「トリックフラワー」の爆発力は凄まじく、相手の高耐久ポケモンが残っていても突破できるポテンシャルがあります。

後発型の選出例

選出	+ ｜【裏】

「おいかぜ」からの範囲攻撃で盤面を荒らし、終盤を打ち合いに強いポケモンで戦うメジャーな動きです。サーフゴー、ニンフィア、マスカーニャと火力や耐性が足りなくなったタイミングで、状況に合わせてテラスタルを切れる点がとても有力な並びとなっています。

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