★シーズン36上位構築記事まとめ|シングル
☆ダメージ計算機|SV対応
★伝説・幻育成論一覧

ポケモンSV(スカーレットバイオレット)における、ダブルバトルの追い風構築についての解説です。
| 追い風の関連記事 | |
|---|---|
追い風構築の組み方 |
追い風パーティの解説 |
| 執筆者紹介 | |
|---|---|
![]() 喰い断 / |
【実績】 ・JCS2017で3位 ・元P-Sports四天王 ・総合レートで3位 ・その他個別ルールでも上位経験多数 総合勢としてシングルやダブル以外でもトリプルやローテーションを含む全てのルールで実績を残した対戦勢。ポケモン対戦の解説を主体とした動画をYouTubeに上げるなどマルチで活躍するプレイヤー。 |
拡大
|
|
| 追い風役 | アタッカー |
|---|---|
|
|
| コンセプト | |
|
|
現環境における最強の追い風役であるヤミカラスを軸として、素早さを2倍にしたサーフゴーのゴールドラッシュの連打でことを目指しました。ですが、ここで筆者がヤミカラスのような「追い風以外の仕事ができない」タイプの構築を根本的に対戦で扱えないという衝撃の事実が発覚したため、コンセプトの設定からやり直すことにしました。
| ① | 思いのほかゴールドラッシュの通りが悪い |
|---|---|
| ② | ある程度順位が高い人とマッチングすると鋼耐性が複数体採用されているのが当たり前 └鋼技が通りそうな相手でも鋼テラスで対策されてしまう |
このような環境ではサーフゴーを安易にパーティのエースとして採用することは難しく、ヤミカラス+サーフゴーの組み合わせは環境に溢れている割には上位にいくほど、通りの悪さが目立ってしまいます。
拡大
|
| 追い風役(鋼テラス) |
|---|
|
そこで新しいコンセプトして設定したのが環境に溢れるヤミカラス+サーフゴーに対して強く、同時に対初心者性能を維持し、環境でよく見る構築に勝つというものです。
環境に溢れているヤミカラス+サーフゴーがヤミカラス+サーフゴーとのミラーマッチで勝率を落としている中、ヤミカラス+サーフゴーに強い構築を使えば自然と勝率が高まるという理屈ですね。
このように考えた筆者が注目したのは追い風サザンドラ(鋼テラス)の存在です。元々が悪タイプの追い風使いで鋼タイプの攻撃もできるという属性は非常に優秀で、事実上ヤミカラスとサーフゴーという2匹のポケモンを合わせたような要素を持っているという点を活かし構築を組みました。
S:最速70族(キノガッサ)抜き
S:トリル構築のニンフィアに先行するため4振り
S:個体値0
| 先発 | |
|---|---|
| 後発 |
上記の3体から2体を選択 |
上記が基本選出です。対面からも動けますが、マスカーニャが絡まない場合は最低限サイクルを回すことができます。サザンドラが動けないとどうしようもないので、少しでもサザンドラが倒されそうならノータイムでテラスタルを切ります。
特に対イッカネズミなどは択が発生して複雑ですが、「ネズミざん」でワンパンされるのが一番まずいため、ノータイムでテラスタルを切りましょう。
| 先発 | |
|---|---|
| 後発 |
上記の3体から2体を選択 |
トリックルーム構築に対しての選出です。サザンドラの「あくのはどう」を対策するためにリソースをはかせてニンフィアで「めいそう」をします。相手がエースを出す前に身代わりを展開し、トリックルーム解除際まで粘って「ハイパーボイス」を連打します。
| 先発 | |
|---|---|
| 後発 |
雨パーティに対しての選出です。相手にはだいたいトリトドン対策枠に草テラスタルするポケモンがいるので、初手からトリトドンをあからさまに不用意に出してテラスタルを切らせた後、後発からマスカーニャに草テラスタルを切って殲滅します。
相手構築にモロバレルがいると雨+ヘイラッシャの組み合わせに絡むトリトドン、マスカーニャ、ニンフィアでは処理できないため、グレンアルマを出して水タイプにテラスタルし、「サイコキネシス」で処理しましょう。
概ねコンセプトとして設定した要素が機能し、個々の解説で触れた通りの使いやすい構築になっているかと思います。特に雨パーティへの回答ルートは自分のことながらかなり良いものができたと思うので、トリトドンで草テラスタルを誘ってマスカーニャ無双は皆さんも参考にしてみてください。
| 自分 | 相手 | |
|---|---|---|
|
|
【自分の選択】 ・ハリテヤマを倒す ・「めいそう」を積む 【相手の選択】 ・ニンフィアの「めいそう」にグレンアルマ後出し ・「ワイドガード」を強制 └ハイパーボイスで倒れるため |
|
トリックルームへの回答をニンフィアの「めいそう」に頼っているため、グレンアルマの「ワイドガード」が天敵にも思えます。しかし、実際には「めいそう」を積んだニンフィアに対して後出ししてきたグレンアルマは「ワイドガード」の選択をやめて「ハイパーボイス」が刺さった瞬間に試合終了の状況になっているため、「ワイドガード」以外の行動がとれません。
これはトリックルームが解除されるまでの時間をとても待ちやすくする効果がありますし、何よりトリックルーム状態で相手の体力を都合よく削り、解除と同時に反撃に移れる勝ち確パターンです。ハイパーボイス一本のニンフィアではグレンアルマに勝てないと思うのではなく、「ワイドガード」を打たせていると考えましょう。
| 自分 | 相手 | |
|---|---|---|
|
|
【自分の選択】 ・マスカーニャの「ふいうち」でゴルダックを倒す ・ニンフィアは「みがわり」を選択 【相手の選択】 ・ペリッパーがニンフィアに先制して「ぼうふう」を使用 ・ゴルダックが倒れたので、裏からフローゼルを繰り出す |
|
基本的には相手がトリックルーム構築でも「めいそう」を優先するため、積極的には選択しません。相手のポケモンを倒す行動と合わせて「みがわり」を貼り、重要な相手に「みがわり」を残せるような場面で使っていきます。
上記のようにフローゼルを裏から繰り出しますが、ニンフィアには「みがわり」があるのでフローゼルの攻撃ですぐに倒されることはなく、「ハイパーボイス」をフローゼルに対して使うことが可能です。
▶︎ダブルバトルの基礎知識に戻る |
|
| ダブルバトルのお役立ち記事まとめ | |
|---|---|
重要な特性 |
重要な技 |
コンボの組み合わせ |
まもるの解説 |
ダブルバトル最強ポケモン |
- |
| パーティの解説記事まとめ | |
パーティの組み方 |
晴れパの解説 |
雨パの解説 |
砂パの解説 |
雪パの解説 |
トリル構築の組み方 |
トリルパーティの解説 |
追い風構築の組み方 |
追い風パーティの解説 |
- |
| ポケモンの努力値調整まとめ | |
ペリッパー |
テツノカイナ |
テツノツツミ |
ハバタクカミ |
アラブルタケ |
テツノドクガ |
トドロクツキ |
サケブシッポ |
セグレイブ |
サーフゴー |
コータス |
グレンアルマ |
イエッサン |
バンギラス |
マスカーニャ |
連撃ウーラオス |
化身トルネロス |
|
ポケモン攻略部
SVランクマッチ:最高レート2200↑ 図鑑コンプ :全て プレイ時間:4000時間↑ 全ポケモン所持

くろこ
ランクマッチ最終1位
最高レート2297
プレイ時間7000
---------------------------------
【監修者紹介】
ポケモンレート戦1位常連。
テンポ良く面白い語りが魅力的。
対戦勢は特に注目!
追い風構築の組み方と使い方【ダブルバトル】
©2022 Pokémon.©1995-2022 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
当サイトのコンテンツ内で使用しているゲーム画像の著作権その他の知的財産権は、当該ゲームの提供元に帰属しています。
当サイトはGame8編集部が独自に作成したコンテンツを提供しております。
当サイトが掲載しているデータ、画像等の無断使用・無断転載は固くお断りしております。