サケブシッポの育成論と対策【ポケモンSV】

ポケモンSVにおける、サケブシッポの育成論と対策を掲載しています。

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図鑑情報	育成論

サケブシッポの基本情報

サケブシッポ	HP	115 (39位)
	攻撃	65 (519位)
	防御	99 (155位)
	特攻	65 (414位)
	特防	115 (52位)
	素早	111 (61位)

特性

特性	効果
こだいかっせい	ブーストエナジーを持たせるか天気が晴れのとき一番高い能力が上がる。

タイプ相性（弱点）

×4	-
×2
×0.5
×0.25
無効

サケブシッポの強み

高い素早さから行える起点作成 「アンコール」で相手の戦術を封殺 積み技＋「バトンタッチ」で後続のサポートも可能

高い素早さから行える起点作成

主な起点作成要員の素早さ比較
キラフロル S種族値：86	デカヌチャン S種族値：94	サケブシッポ S種族値：111

サケブシッポは他の起点作成要員と比べると圧倒的な素早さ種族値を持っており、上から「ちょうはつ」で妨害されにくい点が魅力のポケモンです。加えて高い耐久も持っているため、行動回数を多く確保できる点も優秀と言えます。

「アンコール」で相手の戦術を封殺

高い素早さから「アンコール」を使える点も魅力で、相手の補助技を中心とした戦術を封じることが可能です。「ブーストエナジー」で自身の素早さを上げることもできるので、元の素早さがサケブシッポより遅いポケモンであれば、1段階素早さを上げられてもストッパーとして機能します。

積み技+「バトンタッチ」で後続のサポートも可能

自身の高い耐久力を活かして「ビルドアップ」や「めいそう」を積み、「バトンタッチ」で能力を受け継がせることで後続のポケモンのサポートが可能です。また、「アシストパワー」を覚えるため、相手に悪タイプがいなければ、自身もアタッカーとして活躍することもできます。

サケブシッポ(起点作成型)の育成論

育成例

サケブシッポ						テラス
						特性						こだいかっせい
						性格						ようき
						持ち物						メンタルハーブ
			HP			攻撃			防御			特攻			特防			素早さ
実数値			221			85			119			76(↓)			137			179(↑)
努力値			244			-			-			-			12			252

主な調整意図

耐久面	臆病サーフゴーの「ゴールドラッシュ」確定耐え

おすすめ技構成

	技	タイプ	威力	命中	PP
確定枠	がんせきふうじ		60	95	15
確定枠	ステルスロック		-	-	20
確定枠	アンコール		-	100	5
確定枠	ほろびのうた		-	-	5

出落ち率の少ない起点作成要員として活躍

サケブシッポは他の起点作成要員と比べて耐久力・素早さともに高いので、出落ち率が低いのが魅力です。「メンタルハーブ」を持っているので、「いたずらごころ」やサケブシッポよりも速いポケモンに「ちょうはつ」を打たれたとしても1回は確実に動くことができます。

S操作+「アンコール」で相手の行動を縛る動きが強力

「がんせきふうじ」で素早さを下げながら、「アンコール」で相手の行動を縛ることで、相手の積み展開を許さずに裏のエースの起点を作ることができます。「でんじは」と比べ、「がんせきふうじ」は無効タイプがないので、技外しを除けばあらゆるポケモンに対して仕事をこなすことが可能です。

「ほろびのうた」で相手のバトン展開を対策

「ほろびのうた」を採用することで、相手のバトン展開やサケブシッポを起点にしてくる相手を流すことができます。特に、1〜2ターンの猶予を与えると一瞬で詰んでしまうクエスパトラのバトン展開対策として有効です。

相性の良いポケモン例

ポケモン	解説
トドロクツキ	・「りゅうのまい」で全抜きを狙える ・ブーストエナジーで初動から火力を出せる ・サケブシッポの苦手なサーフゴーに強め ▶︎トドロクツキの育成論を見る
カイリュー	・「りゅうのまい」のタイミングを作れる ・「しんそく」で相手の先制技にも対応可能 ・「マルチスケイル」を盾に多くのポケモンと打ち合える ▶︎カイリューの育成論を見る
テツノツツミ	・ほとんどの相手に等倍以上で攻撃可能 　└相手は裏のポケモンに引きにくい ・「ステルスロック」による削りで、本来なら絶妙に火力が足らない相手も倒せる ▶︎テツノツツミの育成論を見る

サケブシッポ(バトンタッチ型)の育成論

育成例

サケブシッポ						テラス
						特性						こだいかっせい
						性格						ずぶとい
						持ち物						ブーストエナジー
			HP			攻撃			防御			特攻			特防			素早さ
実数値			217			76(↓)			148(↑)			85			135			153
努力値			212			-			124			-			-			172

主な調整意図

S	最速セグレイブ抜き。「こだいかっせい」で素早さが上がる調整。
耐久面	受けることの多い物理技意識で、防御を可能な限り高くしている。

おすすめ技構成

	技	タイプ	威力	命中	PP
確定枠	ビルドアップ		-	-	20
確定枠	めいそう		-	-	20
確定枠	バトンタッチ		-	-	40
自由枠	みがわり		-	-	10

4つのステータスを上げられるバトンタッチ要員

サケブシッポは「バトンタッチ」に加えて「ビルドアップ」と「めいそう」の両方を覚えることができるので、バトンタッチ要員として適任です。ABCDの4つのステータスを上げられるので、相手の物理特殊どちらがきても、対応しながら裏のポケモンへバトンを繋ぐことができます。

なお、「こだいかっせい」で上がった素早さはバトンで受け継ぐことはできないので、注意しましょう。

「ブーストエナジー」で起点にできる範囲を拡大

「ブーストエナジー」で素早さが上がる調整にすることで、「こだわりスカーフ」を持たない全てのポケモンの上から行動することができます。「ブーストエナジー」を消費した後でも最速セグレイブ(最速87族)までは抜けているため、再度展開することも視野にいれることが可能です。

相性の良いポケモン例

ポケモン	解説
サーフゴー	・特性により変化技で止まらない ・「じこさいせい」で回復が可能 ・「おんみつマント」を持たせることで、キョジオーンなどにも対応可能 ▶︎サーフゴーの育成論を見る
アーマーガア	・「つけあがる」と相性が良い ・「ビルドアップ」で詰め性能アップ ・「はねやすめ」で回復が可能 ▶︎アーマーガアの育成論を見る
ラウドボーン	・「てんねん」で相手の能力上昇無効 ・「フレアソング」で攻撃しつつ火力を上昇 ・「みがわり」で相手の変化技を防げる ▶︎ラウドボーンの育成論を見る

サケブシッポのおすすめの対策方法

「ちょうはつ」で起点作成やバトン展開を止める

対策として有効な主な「ちょうはつ」持ち
オーロンゲ	テツノツツミ	マスカーニャ

サケブシッポの型の多くが起点作成orバトン展開のため、これらを封じられる「ちょうはつ」は対策として非常に有効です。サケブシッポの素早さ種族値は111と高いため、その上から「ちょうはつ」を打てるポケモンで対策をしましょう。

アタッカー性能を備えているとなお良い

サケブシッポは確実に1回は行動できるように「メンタルハーブ」を持っている場合が多いです。1回行動されて再度「ちょうはつ」を入れた後、居座りと引きに対しても負荷をかけられるテツノツツミやマスカーニャのような「ちょうはつ」+アタッカー性能が備わったポケモンで対策できるとなお良いでしょう。

変化技を無効+「トリック」ができるサーフゴー

サーフゴー						テラス
						特性						おうごんのからだ
						性格						おくびょう
						持ち物						こだわりスカーフ
			HP			攻撃↓			防御			特攻			特防			素早↑
実数値			163			-			115			185			111			149
努力値			4			-			-			252			-			252

変化技を無効にしつつ「トリック」で行動を制限できる上に「ゴールドラッシュ」で弱点まで突けるサーフゴーはサケブシッポの天敵となります。特性「おうごんのからだ」と優秀な複合タイプで構築の補完枠として入りやすいポケモンなので、サーフゴーが入っていれば特別な対策枠を割かずともサケブシッポの対策をすることが可能です。

▶︎サーフゴーの育成論を見る

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