オオニューラの育成論と対策【ポケモンSV】

ポケモンSVにおける、オオニューラの育成論と対策を掲載しています。

オオニューラの関連記事
図鑑情報	育成論

オオニューラの基本情報

オオニューラ	HP	80 (247位)
	攻撃	130 (37位)
	防御	60 (509位)
	特攻	40 (685位)
	特防	80 (269位)
	素早	120 (36位)

特性

特性	効果
プレッシャー	技を受けると、相手の技のPPを1多く減らす
かるわざ	持っている道具がなくなると、素早さが2倍になる。道具を最初から持っていないと無効になる
どくしゅ	直接攻撃の技を使うと、30%の確率で相手を「どく」状態にする

タイプ相性（弱点）

×4
×2
×0.5
×0.25
無効	-

相性の良いテラスタイプ

タイプ	強み
	相手の「しんそく」や「でんこうせっか」を無効化し、サブウェポンとして有力な「シャドークロー」を強化する。
	最大打点の「インファイト」をさらに強化することで、相手の耐久調整を強引に崩す。

オオニューラの強みと役割

専用技「フェイタルクロー」で50%で状態異常に 毒が効かない鋼は「インファイト」で殴り倒せる 攻撃特化型の種族値がシンプルに強力

専用技「フェイタルクロー」で50%で状態異常に

技	タイプ	威力	命中	PP
フェイタルクロー		80	100	15
効果
50%の確率で相手を「ねむり/まひ/どく」のいずれかにする

オオニューラの代名詞とも言える「フェイタルクロー」は50%の確率で相手をいずれかの状態異常にしてしまうという凶悪な専用技です。相手を即行動不能にする「ねむり」は突出して恐ろしく、引いてしまうと不利対面も強引に突破してしまう可能性があります。

毒が効かない鋼は「インファイト」で殴り倒せる

専用技が毒タイプなら鋼で無効に…と言いたいところですが、オオニューラは格闘タイプも持ち合わせているため一致技の「インファイト」で鋼も殴り倒してしまいます。サブウェポンこそ乏しいものの、「フェイタルクロー」と「インファイト」だけでも十分すぎる攻撃範囲を誇ります。

攻撃特化型の種族値がシンプルに強力

オオニューラは専用技の凶悪さが目立ちますが、種族値が攻撃130、素早さ120という非常に優れたアタッカー適正も見逃せません。「ねこだまし」や「でんこうせっか」などの先制技も習得するため、対面性能の高い高速ポケモンとして採用することができます。

オオニューラ(きあいのタスキ型)の育成論

育成例

オオニューラ						テラス
						特性						どくしゅ
						性格						いじっぱり
						持ち物						きあいのタスキ
			HP			攻撃			防御			特攻			特防			素早さ
実数値			155			200↑			81			54↓			100			172
努力値			-			252			4			-			-			252

おすすめ技構成

	技	タイプ	威力	命中	PP
確定枠	ねこだまし		40	100	10
確定枠	フェイタルクロー		80	100	15
確定枠	インファイト		120	100	5
確定枠	シャドークロー		70	100	15

対面性能重視のタスキ型

弱点の耐久面を「きあいのタスキ」でカバーし、対面性能を上げた型です。「ねこだまし」で相手を確実に削ってから高火力技で殴ることで、多くの相手に対して対面で勝つことができます。

「ねこだまし」による「どくしゅ」狙いが強力

特性	効果
どくしゅ	直接攻撃の技を使うと、30%の確率で相手を「どく」状態にする

オオニューラは相手を何度も接触技で殴ることになるので、「どくしゅ」発動の機会が多く実質的にダメージが伸びることが多々あります。不利対面でも「ねこだまし」で「どくしゅ」の発動を狙ってから交代するという動きが可能で、もし発動すれば一気にサイクルが有利になるでしょう。

オオニューラ(ジュエルかるわざ型)の育成論

育成例

オオニューラ						テラス
						特性						かるわざ
						性格						いじっぱり
						持ち物						ノーマルジュエル
			HP			攻撃			防御			特攻			特防			素早さ
実数値			175			196↑			81			54↓			101			155
努力値			156			228			4			-			4			116

主な調整意図

HD	臆病C252ハバタクカミの眼鏡ムーンフォースを最高乱数以外耐え
S	かるわざ発動時にブーストエナジー(S)発動後の最速テツノツツミ抜き

おすすめ技構成

	技	タイプ	威力	命中	PP
確定枠	ねこだまし		40	100	10
確定枠	フェイタルクロー		80	100	15
確定枠	インファイト		120	100	5
確定枠	シャドークロー		70	100	15

ジュエルねこだましで「かるわざ」発動

環境上位の高速アタッカーを抜き去る

ハバタクカミ

テツノツツミ

パオジアン

「ノーマルジュエル」を「ねこだまし」でリスクなく消費し、能動的に「かるわざ」を発動させる型です。素早さが2倍になれば、環境上位の高速アタッカーが素早さ補正アイテムを持っていても抜き去ることができます。

オオニューラのおすすめの対策

【必須】オオニューラより素早い高速アタッカー

ハバタクカミ

テツノツツミ

パオジアン

「フェイタルクロー」の試行回数を稼がせないためにも、削れたオオニューラを上から処理できる高速アタッカー(S実値190以上)は必ずパーティに採用しておきましょう。「かるわざ」発動時には抜かれてしまいますが、それ以外の状況で上から殴れるという要素は大きな強みとなります。

物理先制技持ちも有効

カイリュー

ハッサム

ミミッキュ

オオニューラは防御がかなり低いので、ある程度の火力が出る物理先制技も対策として有効です。こちらは相手が「かるわざ」状態でも関係なく上から殴れる点が優秀です。

フェイタルクローの対策

格闘等倍以下の鋼が最安定

ハッサム

サーフゴー

アーマーガア

複合タイプにより格闘技を等倍以下にできる鋼ポケモンは、フェイタルクローの対策として最も汎用性が高いものの一つです。より対策を厚くする場合、これらのポケモンに「ゴツゴツメット」を持たせて削りを入れることで裏で処理しやすくするのもおすすめです。

ねむり耐性のあるポケモン

コノヨザル 特性「やるき」

キョジオーン 特性「きよめのしお」

※キョジオーンは格闘抜群なのでテラスタルが必須です。

「フェイタルクロー」の追加効果で最も恐ろしいのは「ねむり」ですが、「どく/まひ」に関しては行動できなくなるわけではないので、まずは「ねむり」を対策しましょう。特性で「ねむり」を予防できるポケモンであれば汎用性を落とさずに対策できます。

「おんみつマント」で追加効果ごと無効

「おんみつマント」と相性が良いポケモン
カイリュー	コノヨザル	ウルガモス

追加効果を防ぐ「おんみつマント」を持たせたポケモンであれば、「フェイタルクロー」を全く恐れずに相手することができます。上記で紹介している3匹は格闘半減で「インファイト」も痛くなく、オオニューラ対策としてうってつけです。

「ラムのみ」での対策は有効

オオニューラ意識のピンポイント採用は微妙…

「ラムのみ」は「フェイタルクロー」でどの追加効果が発動しても回復できますが、他のポケモンを相手にする際に持ち物なしとほぼ同義になってしまうので、オオニューラ意識での採用は全体的に見るとあまり有効ではありません。

オオニューラの使用率にもよりますが、運悪くマッチングしてしまったら「フェイタルクロー」で厄介な状態異常を引かれないことを祈るのも一つの手です。

関連記事

育成論一覧

全ポケモン育成論

碧の仮面育成論

藍の円盤育成論

人気の育成論

カイリュー	サーフゴー	ガチグマ(アカツキ)
ブリジュラス	アシレーヌ	ウルガモス
マスカーニャ	ミミッキュ	ガブリアス
サザンドラ	コノヨザル	オオニューラ

禁止伝説の育成論

ミライドン	コライドン	ザシアン
黒馬バドレックス	白馬バドレックス	ザマゼンタ
ムゲンダイナ	月食ネクロズマ	ソルガレオ
ルナアーラ	日食ネクロズマ	ゼクロム
レシラム	ホワイトキュレム	ブラックキュレム
ディアルガ(オリジンフォルム)	パルキア(オリジンフォルム)	ギラティナ(オリジン)
パルキア	ギラティナ	ディアルガ
グラードン	カイオーガ	レックウザ
ルギア	ホウオウ	ミュウツー