ウルガモスの育成論と対策・おすすめの性格【ポケモンSV】

ポケモンSVにおける、ウルガモスの育成論と対策を掲載しています。

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ウルガモスの基本情報

ウルガモス	HP	85 (220位)
	攻撃	60 (589位)
	防御	65 (454位)
	特攻	135 (25位)
	特防	105 (96位)
	素早	100 (119位)

特性

特性	効果
ほのおのからだ	直接攻撃を受けると、30%の確率で相手を「やけど」状態にする
むしのしらせ	HPが3分の1以下になると、むしタイプの技の威力が1.5倍になる

タイプ相性（弱点）

×4
×2
×0.5
×0.25
無効	-

ウルガモスの強みと役割

積み技「ちょうのまい」による大幅な強化

弱点の耐性面をテラスタルでカバー

HBベースで対面性能＋抜き性能アップ

積み技「ちょうのまい」による大幅な強化

ウルガモスの最大の強みは、C/D/Sを1段階上昇させる「ちょうのまい」による大幅強化です。元々高水準な特殊方面のステータスをさらに強化することで、多くのポケモンを突破していける圧倒的な全抜きエースに変貌します。

弱点の耐性面をテラスタルでカバー

ウルガモスは炎/虫という複合タイプによって「ステルスロック」でHPが半分削れてしまうことが大きな弱点でしたが、あらかじめ他のタイプにテラスタルしておくことでそのダメージを等倍以下に抑えることができます。積みの起点を作る意味合いでも重宝するため、テラスタルとの相性は抜群です。

HBベースで対面性能＋抜き性能アップ

弱点である物理耐久方面をHB振りによって補うことで、テラスタルと合わせて圧倒的な居座り性能を得ることができます。「あさのひざし」で回復しながら積み⇔攻撃を繰り返すことができるため、削れたところを先制技で縛られるような展開を対策することもできます。

ウルガモス(ちょうのまい型)の育成論

育成例

ウルガモス						テラス
						特性						ほのおのからだ
						性格						ずぶとい
						持ち物						あつぞこブーツ
			HP			攻撃			防御			特攻			特防			素早さ
実数値			191			72↓			127↑			155			125			123
努力値			244			-			244			-			-			20

おすすめ技構成

	技	タイプ	威力	命中	PP
確定枠	ほのおのまい		80	100	10
確定枠	テラバースト		80	100	10
確定枠	ちょうのまい		-	-	20
自由枠	あさのひざし		-	-	5

その他の技候補

ギガドレイン	水や地面に対する有効打3W型などでは採用候補に入る。
むしのさざめき	一貫性では劣るが、対セグレイブなどで重宝するタイプ一致技。

テラスタルと合わせて蝶舞を積む

多くの特殊アタッカーを起点に「ちょうのまい」を積めるウルガモスですが、テラスタルの登場により一部の物理ポケモンとの相性関係を逆転して強引に起点にできるようになりました。ウルガモスの技が刺さっているパーティに対しては積極的に選出し、有利な相手を起点に積んで全抜きを狙いましょう。

「あつぞこブーツ」で「ステルスロック」を無効

シングルバトル環境では「ステルスロック」の使用率が多く、後発のウルガモスはかなり対策されやすいです。そこで「あつぞこブーツ」を持たせることで「ステルスロック」を無効化し、気にせず選出していくことができます。

ウルガモスをサポートするポケモン

ステルスロックで抜き性能のサポート

ガブリアス

コノヨザル

ドドゲザン

あらかじめ「ステルスロック」を撒いておくことで、ウルガモスの全抜き性能をさらに後押しすることができます。なるべく特殊ポケモンが場にいる状態でウルガモスを死に出ししたいので、物理相手には対等に打ち合えるようなステロ役が望ましいでしょう。

相手のステロを抑制する

マスカーニャ

セグレイブ

テツノツツミ

「あつぞこブーツ」以外の持ち物を選択する場合、初手に置くポケモンは相手の「ステルスロック」を抑制できる性能が求められます。「ちょうはつ」による対策はもちろん有効ですが、攻撃性能が突出しているポケモンをぶつけて相手にステロを撒く暇すら与えないという対策も可能です。

ウルガモス(おにび型)の育成論

育成例

ウルガモス						テラス
						特性						ほのおのからだ
						性格						ずぶとい
						持ち物						あつぞこブーツ
			HP			攻撃			防御			特攻			特防			素早さ
実数値			191			72↓			127↑			155			125			123
努力値			244			-			244			-			-			20

おすすめ技構成

	技	タイプ	威力	命中	PP
確定枠	ほのおのまい		80	100	10
確定枠	おにび		-	85	15
確定枠	ちょうのまい		-	-	20
確定枠	あさのひざし		-	-	5

耐久型ウルガモスの立ち回り解説動画

火傷+回復で物理アタッカーを機能停止に

ウルガモスの構成を「おにび」+「あさのひざし」にすることで、相手の物理アタッカーを火傷にして機能停止させることができます。アタッカー型と比較して、相手が物理アタッカーであればテラスタルに関係なく有効というのが大きな差別化点となります。

なお、相手が炎タイプにテラスタルする場合は火傷状態にならずに一方的に負けてしまうことは覚えておきましょう。

ウルガモス(こだわりメガネ型)の育成論

育成例

ウルガモス						テラス
						特性						ほのおのからだ
						性格						おくびょう
						持ち物						こだわりメガネ
			HP			攻撃			防御			特攻			特防			素早さ
実数値			161			72↓			85			187			125			167↑
努力値			4			-			-			252			-			252

おすすめ技構成

	技	タイプ	威力	命中	PP
確定枠	オーバーヒート		130	90	5
確定枠	ほのおのまい		80	100	10
確定枠	むしのさざめき		90	100	10
確定枠	とんぼがえり		70	100	20

高い素早さから超火力で縛る

「こだわりメガネ」の超火力を押し付けて、サイクルを強引に突破する型です。シリーズ1環境であれば素早さがかなり高い方なので、サザンドラやミミッキュに対しても上から動いて高火力を押し付けることができます。

ウルガモスを繰り出しやすいクッション要員

ヘイラッシャ

キョジオーン

ブラッキー

引き先として信頼できるポケモンを用意

「こだわりメガネ」型ウルガモスは「オーバーヒート」後の隙を補うために交換せざるを得ない場面が多々あるので、相手の物理攻撃を受ける性能に長けたポケモンを同時に採用しましょう。「あくび」や「とんぼがえり」を覚えたポケモンであれば、それらを絡めて再びウルガモスを場に出す展開を作りやすいです。

ウルガモス(こだわりスカーフ型)の育成論

育成例

ウルガモス						テラス
						特性						ほのおのからだ
						性格						おくびょう
						持ち物						こだわりスカーフ
			HP			攻撃			防御			特攻			特防			素早さ
実数値			161			72↓			85			187			125			167↑
努力値			4			-			-			252			-			252

おすすめ技構成

	技	タイプ	威力	命中	PP
確定枠	オーバーヒート		130	90	5
確定枠	ほのおのまい		80	100	10
確定枠	むしのさざめき		90	100	10
確定枠	とんぼがえり		70	100	20

「こだわりスカーフ」の強みを最大限に活かせる

ウルガモスは「ちょうのまい」に注目されがちですが、元の素早さを活かした「こだわりスカーフ」型も強力です。「こだわりスカーフ」と相性の良い「とんぼがえり」だけでなく、「ほのおのまい」による特攻上昇からの制圧も強力となっています。

ウルガモスを繰り出しやすいクッション要員

アーマーガア

ウォッシュロトム

ニンフィア

ウルガモスの有利対面を作るのが大切

ウルガモスの素早さと火力は優秀ですが、耐久に関しては薄くとくに物理攻撃に対しては対策を立てる必要があります。

特に、ウルガモスが苦手なドラゴンタイプやマリルリやギャラドスに対しては後出しから有利な展開を作れるアーマーガアやニンフィア、ウォッシュロトムなどがおすすめです。

ウルガモスのおすすめの対策方法

耐性の異なる対策枠を複数並べる

例①	ヘイラッシャ 草/虫技持ち以外に強い	カイリュー 妖テラス以外に超有利
例②	ラウドボーン 水テラス以外に強い	マスカーニャ 水テラスを草技で倒せる

ウルガモスはテラスタルを切れば特定の不利相性を大きく覆せるため、対処を1体に任せきるのは危険です。ウルガモスを止められるポケモンを2体以上選出し、「テラスタルを切られたら裏の◯◯で処理できる」という状況を作ることを目指しましょう。

物理の先制技で縛る

カイリュー

イルカマン

ハッサム

ウルガモスはB種族値が65と比較的低く、物理の先制技攻撃で縛りやすいポケモンです。代表的な先制技持ちであるカイリューの「しんそく」はもちろん、元々は半減であるハッサムやセグレイブの先制技もテラスタル次第では等倍以上になる場面があります。

ブーツ環境でステルスロックはやや向かい風か

「あつぞこブーツ」を持ったウルガモスが一定数いる以上、「ステルスロック」による対策はあまり有効とは言い切れません。もちろんステロを撒くこと自体は試合全体で見て強力ですが、ウルガモスの対処をステロに依存しすぎないように注意しましょう。

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