ガラルヤドキングの育成論と対策【ポケモンSV】

ポケモンSVにおける、ガラルヤドキングの育成論と対策を掲載しています。

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ガラルヤドキングの基本情報

ガラルヤドキング	HP	95 (131位)
	攻撃	65 (519位)
	防御	80 (272位)
	特攻	110 (108位)
	特防	110 (66位)
	素早	30 (751位)

特性

特性	効果
マイペース	「混乱」状態にならない。特性「いかく」の効果を受けない
さいせいりょく	戦闘から引っ込むと最大HPの3分の1だけHPが回復する

タイプ相性（弱点）

×4	-
×2
×0.5
×0.25
無効	-

相性の良いテラスタイプ

タイプ	強み
	弱点のゴースト技を無効化しつつ弱点を減らせるタイプ。
	耐性が優秀な単タイプ。

ガラルヤドキングの強みと役割

環境の特殊アタッカー全般に圧倒的有利 新規習得技の「アシッドボム」で強化 特性「さいせいりょく」持ちのサイクルの要

環境の特殊アタッカー全般に圧倒的有利

ヒードラン

テツノツツミ

サンダー

ガラルヤドキングはその特防の高さから特殊アタッカーとの打ち合いにおいてトップクラスの性能を持ちます。

特に「じしん」や「れいとうビーム」などの広い技範囲を持つので、サブウェポンで弱点さえ突ければ、相手のアタッカーを後出しから処理が可能なポケモンです。

新規習得技の「アシッドボム」で強化

技	タイプ	威力	命中	PP
アシッドボム		40	100	20
効果
100％の確率で相手のとくぼうを2段階下げる。

「アシッドボム」は攻撃をしながら相手の特防を下げられる技であるため、後出ししてくる特殊受けに対しても確実に削りを入れられるようになりました。

特に高耐久同士の打ち合いにおいては相手の回復が追いつかない状況を作れるため崩しの手段としても有効です。

特性「さいせいりょく」持ちのサイクルの要

特性	効果
さいせいりょく	戦闘から引っ込むと最大HPの3分の1だけHPが回復する

ガラルヤドキングの特性「さいせいりょく」は自分が交代をするだけで体力が3分の1回復します。ガラルヤドキングを何度も盤面に着地させるだけでアドバンテージを稼ぐことが可能です。

相手の特殊アタッカーが重い構築においてはこのポケモンを採用することでサイクル戦が可能になります。

ガラルヤドキング(とつげきチョッキ型)の育成論

育成例

ガラルヤドキング						テラス
						特性						さいせいりょく
						性格						なまいき
						持ち物						とつげきチョッキ
			HP			攻撃			防御			特攻			特防			素早さ
実数値			201			85			102			130			178↑			45↓
努力値			244			-			12			-			252			-

おすすめ技構成

	技	タイプ	威力	命中	PP
確定枠	サイコキネシス		90	100	10
確定枠	アシッドボム		40	100	20
確定枠	じしん		100	100	10
確定枠	かえんほうしゃ		90	100	15

その他の技候補

ヘドロばくだん	タイプ一致打点として優秀な技
れいとうビーム	環境に多い霊獣ランドロスの対策として優秀
みらいよち	扱いは難しいが、サイクル戦において有利な展開を作ることができる。

圧倒的特防で環境の特殊アタッカーに有利

テツノツツミ

C252「ハイドロポンプ」 42 ~ 49 (20.7 ~ 24.2%) 確定5発

ガラルヤドキングに「とつげきチョッキ」を持たせることで、テツノツツミ程度であれば後出しから打ち合いを制するほどの耐久を持つことができます。

「アシッドボム」で耐久ポケモンを突破する

新規習得した「アシッドボム」は攻撃技でありながらステータスに影響を与える技です。これにより「とつげきチョッキ」を持ちながらでも崩しを行えるようになりました。

特に受けポケモンに対しては「アシッドボム」からの攻撃技連打で突破が可能になります。

ガラルヤドキング(たべのこし型)の育成論

育成例

ガラルヤドキング						テラス
						特性						さいせいりょく
						性格						ひかえめ
						持ち物						たべのこし
			HP			攻撃			防御			特攻			特防			素早さ
実数値			201			76↓			100			170↑			130			59
努力値			244			-			-			196			-			68

主な調整意図

S	ドヒドイデを抜けるライン。環境のドヒドイデに合わせて調整しても良い。
C	余り

おすすめ技構成

	技	タイプ	威力	命中	PP
確定枠	ヘドロばくだん		90	100	10
確定枠	サイコショック		80	100	10
確定枠	かえんほうしゃ		90	100	15
確定枠	めいそう		-	-	20

「めいそう」+毒無効で受け構築を制圧

「たべのこし」型は「とつげきチョッキ」型とは違い「めいそう」での詰ませが可能です。特にガラルヤドキングのミラーや、受け構築に対しては毒状態を無効にしながら立ち回ることができるため、受け構築視点では対処が難しいポケモンとなっています。

「さいせいりょく」+「たべのこし」の脅威の回復力

ガラルヤドキングの「さいせいりょく」に加え「たべのこし」をもたせることで、脅威の回復力を実現しています。

回復技を採用せずとも十分に回復を行えるため、技スペースを自由に扱いやすく。パーティに合わせたカスタマイズがしやすいポケモンです。

ガラルヤドキングのおすすめの対策

「じしん」での対策が基本 高火力物理技で倒し切る 新規習得の「どくびし」に注意

「じしん」での対策が基本

ガブリアス

霊獣ランドロス

ディンルー

ガラルヤドランはタイプと「さいせいりょく」で戦うポケモンです。防御は突破しやすい数値なため弱点を付ける物理アタッカーでの対処がおすすめとなっています。

テラスタルをさせれば耐性を失うため「どくどく」や「どくびし」での対応も可能となります。

高火力物理技で倒し切る

セグレイブ

パオジアン

連撃ウーラオス

もちろん弱点を突けるに越したことはないですが、高火力物理技であれば十分に倒すことができます。

ガラルヤドキングは地面弱点を透かしやすい草タイプや耐性が優秀なフェアリーや水タイプになる傾向が強いため、それらを意識した物理打点を用意するのがおすすめです。

新規習得の「どくびし」に注意

技	タイプ	威力	命中	PP
どくびし		-	-	20
効果
相手が出してきたポケモンを「どく」状態にする。2回使っていると相手を「もうどく」状態にする。毒タイプのポケモンに当たると効果が消える。特性「ふゆう」や飛行タイプのポケモンには効果がない。

ガラルヤドキングは新規技で「どくびし」を習得しました。

「どくびし」+耐久戦術は明確な対策がなければ簡単に詰んでしまうのはもちろん、ガラルヤドキング自体の耐久力も凄まじいため、ガラルヤドキングを対策する場合は「どくびし」まで警戒しましょう。

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