【ポケモンSV】壁貼りドラパルトの育成論と対策【スカーレットバイオレット】

壁貼りドラパルト
ポケモンSVにおける、壁貼りドラパルトの育成論と対策を掲載しています。

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ドラパルトの基本情報

ドラパルトドラパルト
ドラゴンタイプ ゴーストタイプ
HP
種族値88 88 (208位)
攻撃
種族値120 120 (77位)
防御
種族値75 75 (340位)
特攻
種族値100 100 (155位)
特防
種族値75 75 (324位)
素早
種族値142 142 (8位)

最高 無振り 下降 最低
HP 195 195 163 148 148
攻撃 189 172 140 126 112
防御 139 127 95 85 72
特攻 167 152 120 108 94
特防 139 127 95 85 72
素早さ 213 194 162 145 132

特性

特性 効果
クリアボディ外部リンクアイコン
能力を下げる技や特性の効果を受けない
すりぬけ外部リンクアイコン
壁と身代わりを無視して攻撃できる
のろわれボディ外部リンクアイコン
攻撃を受けた時、30%の確率でその技を「かなしばり」状態にする

タイプ相性(弱点)

×4 -
×2
こおりタイプゴーストタイプドラゴンタイプあくタイプフェアリータイプ
×0.5
ほのおタイプみずタイプくさタイプでんきタイプどくタイプむしタイプ
×0.25 -
無効
かくとうタイプノーマルタイプ

壁貼りドラパルトの強みと役割

最速の壁貼り要員

ドラパルト画像ドラパルト ・ほとんどのポケモンより素早さが高い
 └素早さ種族値:142
・型が豊富すぎるため、読まれにくい
・「のろい」で自主退場が可能
クエスパトラ画像クエスパトラ ・かそく+バトンができる
・自身がエースになる運用も可能
・開拓によりアタッカー型も意識されている
オーロンゲ画像オーロンゲ ・「いたずらごころ」で先制壁貼りが可能
・「ちょうはつ」を覚える
・「すてゼリフ」でサイクルが可能

ドラパルトは圧倒的なSラインから両壁展開ができる唯一無二のポケモンです。他の壁貼り要員と異なりドラパルト自体の型の豊富さが凄まじく、露骨な並びでなければ壁貼り型を意識されづらいのも大きな強みとなります。

「のろい」で自主退場が可能

タイプ 分類 威力 命中 PP
ゴーストタイプ 変化 - - 10

ドラパルトは自身の体力を削る「のろい」を覚えるため、壁ターンが多く残った状態で退場する性能に長けています。自主退場技を持たないポケモンは交代連打などでターンを稼がれてしまうので、非常に大きな差別化点となります。

積みエースの耐久力をサポート

クエスパトラ画像クエスパトラ ウルガモス画像ウルガモス コノヨザル画像コノヨザル

壁貼りドラパルトの役割は、後続の積みエースをサポートして「のろい」で退場することがほとんどとなります。ドラパルト1体を犠牲にサポートを行うため、積みエースに採用するのは1度積んでしまえば簡単には止められないような突破力を持つポケモンが望ましいでしょう。

壁貼りドラパルトの育成論

育成例

ドラパルト画像 テラス ゴースト
特性 すりぬけ
性格 おくびょう
持ち物 ひかりのねんど
HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ
実数値 195 126↓ 95 120 96 213
努力値 252 - - - 4 252

おすすめ技構成

タイプ 威力 命中 PP
自由枠 ゴーストタイプ 80 100 15
確定枠 ゴーストタイプ - - 10
確定枠 エスパータイプ - - 20
確定枠 エスパータイプ - - 30

その他の技候補

タイプ 分類 威力 命中 PP
ドラゴンタイプ 物理 60 90 10
ドラゴンタイプ 物理 50 100 10
でんきタイプ 変化 - 90 20
ほのおタイプ 変化 - 85 15

相性の良いテラスタイプ

タイプ 強み
ゴースト ほとんどテラスタルを切ることはないが、「シャドーボール」を強化しつつ「のろい」の効果が変化しないゴーストにしておくのがおすすめ。

壁貼りドラパルトの展開例

ドラパルト画像ドラパルト クエスパトラ画像クエスパトラ サーフゴー画像サーフゴー

実際の動き方の例

ドラパルトで両壁を貼る
「のろい」連打で退場し、クエスパトラ死に出し
壁を盾に「みがわり」や「めいそう」を選択
 └特性「かそく」で毎ターン素早さが上昇
クエスパトラが倒される前にサーフゴーにバトンタッチ
超強化されたサーフゴーで上から全抜き
 └特性「おうごんのからだ」で対策の変化技が効かない

クエスパトラなどのバトンタッチからサーフゴーに繋ぐ展開は、壁貼りドラパルトを活かした構築の最たる例です。サーフゴーは「おうごんのからだ」により変化技が一切効かず、一度バトンが決まってしまえばほとんど止められない性能を持ちます。

バトンで引き継いだ「のろい」や「ほろび」は有効

クエスパトラ画像クエスパトラ
「のろい」状態
バトンタッチ
サーフゴー画像サーフゴー
「のろい」を引き継ぐ

サーフゴーはあくまで”自身が受ける”変化技を無効にするだけです。バトンタッチ要員が受けてしまった「のろい/ほろびのうた」を引き継いでしまうと、サーフゴーにも効果を及ぼてしまいます。

そのため、バトン要員に対してこれらの技を覚えたポケモンを繰り出されたら、積むのをやめてすぐにバトンタッチしてしまいましょう。

壁貼りドラパルトの対策方法

壁を貫通する手段を仕込む

ドラパルト画像ドラパルト マスカーニャ画像マスカーニャ

特性「すりぬけ」や確定急所技を持ったアタッカーを構築に採用しておくだけで、ドラパルトの壁展開をある程度対策することができます。なお「かわらわり」はドラパルトに対して無効なので、対策としてはあまり有効ではありません。

並びを見て壁貼り型を決め打ちする

クエスパトラ画像クエスパトラ ノココッチ画像ノココッチ サーフゴー画像サーフゴー

クエスパトラやノココッチなどのバトンタッチ要員と同居しているドラパルトは壁貼り型である可能性が非常に高いので、見せあいの段階で型を決め打ちしてしまうのもアリです。火力のある型を完全に割り切ってしまえば、対面で強引に積み技を選択することで壁貼りにリスクを与えることができます。

積み展開の対策を仕込む

積み展開を対策できる主な技

タイプ 分類 威力 命中 PP
ノーマルタイプ 変化 - - 5
ノーマルタイプ 変化 - - 20
ノーマルタイプ 変化 - 20
ゴーストタイプ 変化 - - 10
あくタイプ 変化 - 100 20
ノーマルタイプ 変化 - 100 5

「ちょうはつ/ほえる」などの相手の積み展開を抑制できる技を覚えたポケモンでドラパルトを突破すれば、壁を貼られてしまった状態からでも対策することができます。ただし相手のエースが「ちょうはつ」を覚えていた場合、素早さの遅い対策ポケモンは逆に起点にされてしまうので注意です。

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