ポケモン剣盾(ソードシールド)における、受けループの対策と構築を掲載しています。受けループについて知りたい方は是非参考にしてください。
「受けループ」とはパーティの構築の一つで、相手の攻撃を受けることが得意なポケモンで固めたパーティのことです。
受けループ構築では、耐久性能の高いポケモンで耐久しつつ、隙を見て攻撃し、勝利を目指します。相性の良いポケモンで耐久することで、相手の攻撃を回復技で対応し、攻撃のチャンスを生み出します。
回復技、相手を毒状態にする「どくどく」、定数ダメージを与える技、などを覚えるポケモンがよく採用されます。
受けループに対して全く対策をしていないと、突破困難な敵が現れるため、対策は重要です。対策を行った上で、相手の役割対象のポケモンを倒し、受けの成立を阻止しましょう。
「ちょうはつ」によって補助技を出せなくさせ、受けポケモンの機能を停止させます。受けポケモンは素早さが低いため、先制で「ちょうはつ」を打ちやすいです。
ポケモン | 説明 |
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ギャラドス | ・「ちょうはつ」を打った後に「りゅうのまい」を使用し、受けポケモンを起点にできる |
オーロンゲ | ・特性「いたずらごころ」で、先制して「ちょうはつ」を打てる (※ただし悪タイプには失敗するため注意が必要) |
ゴリランダー | ・「はたきおとす」で受けポケモンの道具「たべのこし」などを無効にできる |
「ちょうはつ」を覚えるポケモンの一例を紹介しています
一撃必殺技は、受けポケモンに大変有効です。受けポケモンは、時間をかけてダメージを与えてくるため、ターンには余裕があります。その間に一撃必殺技を使用して、倒してしまいましょう。
ポケモン | 説明 |
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ラプラス | ・一撃必殺技を3種類覚える ・特性「ちょすい」により水タイプの攻撃を受けない |
カビゴン | ・耐久性能が高いため、一撃必殺技の試行回数を増やせる |
一撃必殺技を覚えるポケモンの一例を紹介しています
「トリック」や「すりかえ」などの技は、相手のポケモンと道具を入れ替えることができます。これを活用し、「こだわりスカーフ」などの、同じ技しか出せなくなるアイテムを相手に押しつけ、受けポケモンの機能を停止できます。
ポケモン | 説明 |
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エルフーン | ・特性「いたずらごころ」で、先制して「すりかえ」を打てる (※ただし悪タイプには失敗するため注意が必要) |
サーナイト | ・特攻が高く、物理受け型の多い「ドヒドイデ」に有利 |
ウォッシュロトム | ・「トリック」をした後に、「ボルトチェンジ」で対面操作が可能 |
受けループのパーティー構築では、物理受け役と特殊受けの役のポケモンを、それぞれ編成するのが基本です。「たくわえる」などの自己強化を行うことで、物理と特殊どちらにも受けられるようなポケモンも存在します。
また、耐久力の高いアタッカーを採用する場合もあります。この場合は、受け役2体とアタッカー1体を選出します。耐久をしながらチャンスを狙い、攻撃に転じて勝利を狙います。
ポケモン | 説明 |
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ドヒドイデ | ・相手を毒や火傷状態にして「トーチカ」で身を守り、定数ダメージを狙って戦う |
ヌオー | ・特性「てんねん」により積みアタッカーに強い ・「ねっとう」がメインウェポン |
アーマーガア | ・「てっぺき」で防御を上げながら、「ボディプレス」で戦う |
ナットレイ | ・「やどりぎのたね」で相手のHPを吸収しながら戦う |
ポケモン | 説明 |
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カビゴン | ・きのみによる回復を行いながら戦う ・技範囲の広さからアタッカーとしても活躍できる |
マホイップ | ・「めいそう」で特防を上げながら戦う ・相手のHPを吸収する特殊技を持ち、攻撃しながら回復できる |
受けループでは、パーティーの選出が大切です。使用するポケモンの役割を理解して、どのポケモンに対して受けが成立するのかを、意識して選出しましょう。
受けループでは、▼1で決めた役割対象のポケモンで受けましょう。安易な受けは禁物です。初手で、不利な相手と対面した際にも、受けの成立するポケモンに退きましょう。
受けの成立した有利な対面では、回復技などで相手の攻撃を耐えつつ、攻撃技や定数ダメージを出せる技で相手のHPを削りましょう。
余裕がある場合は、自己強化技の「めいそう」や「たくわえる」などで、自分の特防や防御をあげる手段も強力です。
技 | 説明 |
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どくどく | ・相手を毒状態にして「まもる」や「じこさいせい」などでターンを稼ぐ |
ねっとう | ・相手を火傷状態にすることがあるため、物理アタッカーに有効 |
ボディプレス | ・自分の防御の値を参照するため、「てっぺき」などで防御を強化しながら攻撃可能 |
受けポケモンによく採用される、ダメージを稼ぐ技を記載しています
受けループでは、安定行動が大切です。相手の行動がわからない場合は、「まもる」や「トーチカ」などの攻撃を防ぐ技や、回復技で様子をみましょう。
また、積みアタッカーの場合は起点にされる場合もあるので、「くろいきり」などの技を活用しましょう。
技 | 説明 |
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くろいきり | ・自分と相手のポケモン「のうりょく」を全て元にもどす。 |
HB特化ドイドイデと、AS特化ミミッキュで対面した場合の参考例です
受けの優秀なポケモンは、対面が有利な場合、ダイマックスを切らずとも受けることができます。回復技や防御技を駆使して、相手のダイマックスターンをやり過ごしましょう。
受けポケモンは火力には乏しいため、ダイマックスをしても不利な敵に交代され、簡単にいなされてしまいます。数的有利状況を作り、相手の交代先に負荷をかけられる場合に、ダイマックスを使用するのが理想です。
また、相手のダイマックス技による、フィールド・天候変化や能力変化で、攻撃を受けるのが厳しい場合は、ダイマックスを使用しましょう。ダイウォールを活用して相手の攻撃を防ぎ、相手のダイマックスターンを枯らします。
試合の残り時間が少なくなった場合は、HPをなるべく温存できる行動を行いましょう。対戦には時間制限があり、終了時にパーティーのHP割合の残量によって勝敗が決着します。
特に、受けポケモン同士が対面した場合は、非常に試合が長引きます。この場合はTODも視野に入れて戦うことをお勧めします。
TODとは、「Time Over Death」の略です。対戦の総合制限時間が切れた場合、ポケモンの残りHP割合によって勝敗が決まります。
チームID | 0000 0001 04VC 3F |
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受けループのレンタルパーティーで対戦を行った動画です。解説をつけているので、実際の戦い方を是非ご覧ください。
受けとして相性補完できている「ドヒドイデ」と「ヌオー」が強力です。電気技や地面技に対しては、「ドヒドイデ」から「ヌオー」に交代することで、耐久を行えます。相手に強力な特殊アタッカーがいた場合は「マホイップ」や「ブリムオン」を選出して対応しました。
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受けループ構築 |
ポケモン攻略@Game8公式
剣盾ランクマッチ最終301位
最高レート2011
図鑑コンプ ガラル
プレイ時間2000
くろこ
ランクマッチ最終1位
最高レート2297
プレイ時間7000
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【監修者紹介】
ポケモンレート戦1位常連。
テンポ良く面白い語りが魅力的。
対戦勢は特に注目!
受けループの対策とパーティー構築【ソードシールド】
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エアプだから…