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FFBE幻影戦争5周年という節目。運営プロデューサーである広野氏と、開発ディレクターである藤田氏に直接インタビューを行いました。お二人の幻影戦争への思いを聞いてきたので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
FFBE幻影戦争は 2024年11月14日 に5周年を迎えました!
今回は、10年の運営継続を掲げる上での節目の5周年を記念して、幻影戦争プロデューサーの広野さんと開発ディレクターの藤田さんにインタビューを実施!
新たに実装される新要素や、5周年を記念して開催される豪華キャンペーンの数々、そして今後の幻影戦争への思いとユーザーの皆さんへのメッセージを受け取ってきたので、ぜひ最後まで読んでください!
FFBEシリーズプロデューサー 広野氏 |
開発ディレクター 藤田氏 |
---|---|
広野氏:ありがとうございます! 話せる範囲で話していきたいと思いますので、こちらこそよろしくお願いします(笑)
藤田氏:これは僕から言った方が良さそうですねw
LB強化は他のバランス調整に比べて悩む点が多いです。マスターアビリティ強化であれば幅広く強化を行えるんですけど、リミットバーストはそうではなく。
キャラによっても様々な効果を持っていたり、そもそも順番的に最初に使うアビリティじゃない場合もありますし、、、
それで、リミットバーストを強化する際に意識したのは、幅広く強くするっていうよりは、ピンポイントに刺していくというところですね。
この点が難しく苦労しましたが、強化したキャラが環境に入ってくれると「良い強化ができたな」って達成感がありましたね(笑)
藤田氏:直近で言うとルシオ(ハロウィン)、全体で見るとシェルースですね。
今は環境的にも他のキャラが強くなっている中で、使い方次第で有利に動けるみたいな。ユーザーの皆様に楽しんでもらえる調整ができたのかなと思ってます。
シェルース | ルシオ(ハロウィン) |
藤田氏:スケジュールで引いた期間にきっちり調整を行なっているので、大量な時間がかかってるということはないです。
というのも自分を含めた担当者は、普段から幻影戦争をプレイしているので、現在の対戦環境も把握した上で調整を行なっています。改めて環境と調整するキャラを勉強する時間が必要ない分、意外とスムーズに作業を行えている、というわけです。
藤田氏:ありがとうございます(笑)
でも実は、僕以上にやっているメンバーがいるんですよ。もちろん僕もかなり、しっかりとプレイしているんですけど「じゃあ全部のコンテンツで僕が一番強いのか」と問われたら、2番とか3番ですって返すことになります。
本当に幻影戦争が好きで打ち込んでいるメンバーが多いので、これからもユーザーの方に楽しんでもらえるようなゲームバランスにできるように、調整を頑張っていきたいと思います!
藤田氏:10月末の生放送でもお話しさせていただいたんですけど、リリース順に囚われない順番で実装しようと考えています。
今まではEX強化やマスアビ2、それこそLB強化もそうですけど、順不同のキャラは居ながらも、ベースはリリース順の実装としていたので、異なる試みとしてやっていきたいなと。
「じゃあ今回発表したキャラ達はどうやって選出したのか?」ということについては、これは今までユーザーの皆さんに幅広く使ってもらったキャラを選んでいます。白妙のアライアや革命の旗手グラセラなど、一時期ブームを起こしたであろうキャラを、属性バランスも考えつつ選出しました。
そして実装の頻度についてはマスアビ2やLB強化とかと同じく、大体月の2周目と4周目に順次追加をしていく想定です。
藤田氏:基本方針は一緒です。ステータスの強化に、キャラによってはアビリティも強化していく感じになります。
10月にFFTのコラボキャラのステータス上方修正をさせてもらったんですけど、そのような全体的に数値を引き上げる調整みたいなものは行わない予定です。
ただ数値の上げ幅の部分はマスアビ2よりも少し大きめの調整をして、今の環境でも戦えるような調整を考えています。
藤田氏:指揮官というのは、今後実装されるキャラの中でも『指揮官効果』と『指揮官アビリティ』を持つキャラのことです。
『指揮官効果』はバトル開始時から発動する効果で、主にステータスに影響します。VCのパーティアビリティのように、パーティ全体に効果のあるバフですね。
そして『指揮官アビリティ』は戦闘中に条件を達成すると発動するもので、単純なバフやHPを回復を行えるものとなっています。
この指揮官効果と指揮官アビリティについては、デュエルだったりクエストだったりと、各コンテンツ別に発動するような形にさせていただく想定です。コンテンツによって指揮官を使い分けて楽しんでいただきたい、という事でそういう仕様にしました。
藤田氏:ステータスやアビリティとは違う「今までのものとはまた別軸の強さというのをつけたい」+「キャラの活躍期間を伸ばしたい」という思いがありました。
バトル性能だけがキャラの評価に直結する形ですと、新しいキャラにはどうしても劣っていきます。ソーシャルゲームの特性上、仕方のない部分ではあるんですけど、やっぱりユーザーの皆様にゲットしていただいている訳ですから、長く活躍して欲しいと思いまして。
そこで、バトル以外で付加価値をつけてキャラの需要や活躍の場を広げようということで、指揮官機能の実装に至りました。
今回の仕様は、今まであったものの延長線上にあるものなので、新しい機能ではあるもののそこまで難しくない、ということは触っていただければすぐに把握していただけるかと思います。
藤田氏:全てを話すことはできませんが、今予定しているものだと「バトル開始時に無条件で発動」「HPが一定以下になったら発動」「行動回数が◯◯回以上になった場合」といったものなどを考えています。
その他の仕様としては、発動回数は今後も設けていく予定です。『パーティ全体に対して決まった回数発動する』といった感じで、たとえば以下のようなイメージになります。
指揮官アビリティ(発動回数:1回) 「HPが一定以下になったキャラに攻撃アップ」 ↓ 編成全体で、最初にHPが下がった1キャラに適用 |
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指揮官アビリティについては今後色んな条件が増えるかもしれませんが、引き続き運用しながら検討していく予定です。
藤田氏:グランドアリーナは期間限定の対人戦として期間限定アリーナと似たような立ち位置になるんですが、編成ルールがついているのが差別化点であり、このコンテンツの特徴となります。11月に初導入するタイミングでは『5人アリーナ』をやる予定です。
グランドアリーナの実装は、さっきの「キャラに長く活躍して欲しい」という部分に絡むところもあって、全てのキャラが活躍できる場所にしたいと思っています。編成ルールを通して、様々な編成を楽しんで欲しいですね。
藤田氏:そうですね! 今回は5人編成で開催する予定なんですけど、12月以降はレアリティ制限であったり、特定の国のキャラしか編成できませんであったり、とにかく様々なルールを適用する予定です
ぜひグランドアリーナを通して、これまでとは違う、新しい体験をしていただければと思います。
藤田氏:定期的に新しいものを追加していく予定です。レイドの武具追加に近い、っていうと少し語弊があるんですけど、まあ似たような感じですね(笑)
ゲットできるものは色々増やしていければと思っていますし、勿論一度逃したからといって二度と手に入らないということはないので、その点は安心してもらえればと!
藤田氏:挑戦回数の回復については期間限定アリーナと似た感じを考えていて、挑戦回数の回復はあるんですけどアイテムを使用しての回復は考えていません。
特定の回数分、無料で回復できるような形にしているので、ぜひ活用してグランドアリーナに挑戦してもらえると嬉しいです!
藤田氏:ゲーム内はやっぱ無料召喚じゃないですかね(笑)
広野氏:生放送でもお話しした通り、500連!!!
いや、そうなんですよ!
いつもこれ多すぎだよなとか思ったりして……w
キャンペーンの数字がインフレしすぎて、どのくらいの数字が適切なのかがバグり始めてるんですよね(笑)
なので、今回は5周年ですし「じゃあ500にしよう!」と、ノリと勢いで決まりました(笑)
結構ギリギリの、できる限りの大盤振る舞いをしてみました!
広野氏:『選べるLv.120 UR3体確定キャラ10連無料ガチャ』ですね。これも「最近のキャラが120レベルで手に入りますよ」って内容になってます。
「何でやってるの?」と聞かれると、休眠ユーザーの方々にもまた遊んで欲しいという思いがあるからです。
1回辞めてしまった方や、ちょっと最近遊べてない方が戻ってくるキッカケになれば、と。
こういうキャンペーンや周年をキッカケに、また遊んでいただいて「幻影戦争結構変わってるじゃん!」って体験をして欲しいなと思ってます!
久しぶりに始めるとログインボーナスとか色々バンバン出てきて「いつになったらゲーム始められるんだよ!」ってなるかもしれないですけど(笑)
広野氏:これはコミュニティ活性化の手助けになればという思いから始めました。幻影戦争はコアユーザーを中心とした、しっかりとした強いコミュニティがあることは運営としても把握しております。
コロナのタイミングやリアル事情などで、「ちょっと前まではオフ会やってたけど、最近は…」といった方々に対して、後押しができればと思い実施に至りました。
「積極的にオフ会を推奨・支援します!」というよりは「オフ会実施のための体裁を用意したので、 自由に活用してもらいたい」というようなニュアンスが合ってますね。
5周年というタイミングで、各々のコミュニティに盛り上がっていただければ、僕らとしても非常に嬉しいです!
広野氏:そうです! 生放送でも言いましたが、しれっとどこかに紛れ込みに行く、みたいなのはやってみたいとは思っていて(笑)
藤田氏:それ、記事に載せられちゃいますよ(笑)
広野氏:熱い要望があれば、出来る限りのことはしたいという気持ちがありますから。「必ず行きます!」とは明言できないですけども……w
広野氏:そうそう。もちろん今回も実施に当たってそういった案も出ました。
ただ、公式が開催するデメリットの一つとして、どうしても時間と場所に制限が生まれてしまうんですよ。今回は地域間の格差を無くして、全国のユーザー様に、都合の合う場所でオフ会を楽しんでいただければと考えています。
広野氏:実はこういう試みってスクエニとしてはあんまりしてきたことがなくて、調整がすごく大変でした……!
色々な問題に対して、チームメンバーみんなが頑張って調整してくれて、こういう形で実現させることができました!
藤田さんにも生放送の現場で話をした時に「スクエニさんってこんな事やるんですね」っていう、良い意味でのツッコミもいただいたりして(笑)
藤田氏:www
ユーザーさん主導でやってもらう企画って、かなり大変なはずなんですよ。何かあった時の対処とかがあると思うので。
特に規模の大きな企業ほどやり辛いものだと思っているので、そういう意味で「良く(キャンペーンを開催)出来ましたね」って話をしてました(笑)
広野氏:『新たに復活したジェーダンがどういう活躍をするのか』ですかね。先ほど説明した指揮官機能もジェーダンにはついてますので、しっかり活躍するキャラなんだというところに、期待して見てもらえればと思います。
あとは、ジェーダンとアライアの関係とか、オベロンとの関係とかその辺はもう こだわりを持って作っている部分ですので、ぜひ注目してみて欲しいです。
ただ、主人公としての中心は変わらずモントくんなので。モントと、弟のシュテルの動きがメインだということは続いていきます。
(↓ここから広野さんの声色が熱くなりました)
そう! それぞれが同じ目的のために別のルートを歩いているという感じなんですよね、今って。モントはストレートに《天異》に向き合い、シュテルは《天異》を倒すために必要なものを集めに行く、というところで。
そこにジェーダンがどう絡んでくるか。今ってもう大陸全体を巻き込む大戦というかね。《天異》が登場して、みんなで団結しないと倒せないみたいな状況になっているので、どんな展開が待っているのかを楽しんでいただければと思います。
序盤では絶対にラスボスだと思っていた、あのサーダリーですらこちら側に来る形にもなってますし。
今後も皆様の予想は裏切りつつも、期待は裏切らないようにしたいと思っています。とても難しいことではあるんですけどね(笑)
広野氏:まあ佳境とは言いますけど、ストーリーはまだまだありますからね(笑)これからもっと展開していきますよ!
広野氏:そうなんですよ。ただ、目的が結構ハッキリしてきたよねってとこだと思います。
要は、その《天異》という超強力な敵に対して、アードラ大陸に住まう者達はどう向き合うのか。それは単純に個と個の欲のためにぶつかっているのか、それとも『人』としての生存のために戦いにいくのかみたいなところが、どんどん収束していく感じになるんじゃないかなと思っています。
広野氏:誰がいつ、どうなるかというのは言えませんが、期待していてください!
手前味噌ですが、今後のストーリー展開も期待を裏切らない内容になっていると思いますので、是非、応援のほどよろしくお願いします!
広野氏:はい!
幻影戦争というコンテンツを長く続けさせていただいているのは、ひとえにそれを支えてくださるユーザーの皆様がいるからです。
私達としては、この幻影戦争というコンテンツがより長く続くように頑張っていくことが恩返しであると思っていますので、引き続き楽しんでいただけるような取り組みを続けていきたいです。
もう5年も運営を続けていると、皆さんの見えないところで体制やスタッフが実は変わってたりします。私は変わること、変化は成長だと考えてます。その成長を皆さんにも感じ取ってもらえるように運営していきます。ゲームとしての変化を常に続けていかないと、コンテンツの維持も難しくなっていくと思ってますので。
その変化の兆しを今回の5周年の生放送でも感じ取ってもらえたかなと思っています。コメントでの温かい言葉も、本当に我々としては非常にありがたくて、パワーになりました。
今後も引き続き変化を恐れず頑張っていきますので、ぜひとも応援をよろしくお願いします!
藤田氏:展望は全部広野Pさんに言われてしまったので、自分はユーザーの皆さんへのメッセージをw
自分は開発会社の者というところで、皆さんに直接届けるものを作っている立場です。今後も皆さんが手の触れる部分で満足度の高いものや、遊びやすいコンテンツを作っていきたいと思っています。
5周年を迎えて少し気が早いかもしれないですけど、次の周年に向けて、今遊んでくれているユーザーの皆さんはもちろん、初心者の方や復帰される方にも遊びやすい環境っていうのを作っていきたいと思っています。
そこも含めて、今後も引き続き改修を行い「幻影戦争ってやっぱり楽しいな」って思えるような環境を頑張って作っていきますので、皆さんにもぜひついて来ていただければと思います。
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今後の幻影戦争にかける思いとは。広野P & 藤田Dに直接取材!|祝5周年【FFBE幻影戦争】
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