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FFBE幻影戦争における、第6章のあらすじや解説について掲載しています。またFFBE幻影戦争の第6章についての分かりやすい解説や、初登場キャラクターについても記載しているため、第6章について知りたい方や振り返りたい方は是非ご覧ください。
《翼ある者》ギルガメッシュの介入により一時窮地を脱したモントたちであったが、ウェズエットにて新たな困難が待ち受ける。モントたちが困難に立ち向かう一方で、ホルンの王妃マシュリーにもサーダリーの魔の手が迫っていた。
ギルガメッシュの圧倒的な力を前に一時撤退するフェネス軍。モント達は無事ウェズエット領へと足を踏み入れる。
一方ホルン本国では王子ダリオへとフェネスの牙が向けられていた。ダリオとヴィネラは決死の抵抗をするが…
ウェズエットに訪れたモントたちを待っていたのは、第一部隊《疾駆》による手荒い歓迎だった。一行は苦戦を強いられるが、グラセラと合流したことで戦況を覆し《疾駆》を追い詰めるに至る。しかしモントはあえて《疾駆》の捕虜となり、ウェズエット城へと連行されることに。
一方護衛とともにホルンへと帰国したマシュリーは、ホルンへと援軍を求めにきたオウィスの使者ディアーと謎の男カミッロが争っている場面に遭遇する。傍に兄ダリオの遺体を発見し激昂したマシュリーはカミッロの仕業であると考え、護衛として連れていたジザとヴィストラールと共にディアーに助力、カミッロを撃退する。
ディアーの要請を受けオウィスへの援軍を了承しようとするマシュリーであったが、配下であるはずのジザとヴィストラールに裏切られリオニス城へと護送されることに。
王ロブは第一部隊《堅牢》を引き連れてクリスタル教会サーダリーのもとへと進軍を進めるものの、サーダリーの親衛隊《囁き》によって足止めされていた。
キャラ名 | キャラ説明 |
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ダリオ | ホルンの第一王子。身に宿す魔力が莫大なあまり病床に附していた。ヴィネラを愛し、ヴィネラを守るために自身の力を開放した末、力尽きる。 |
ヴィネラ | フェネスからムラガの娘としてダリオの元へ嫁いだ暗殺者。ダリオを暗殺する任務とダリオを愛する気持ちの間で揺れるが、ダリオの優しさの前にダリオと生死を共にすることを決意する。 |
カミッロ |
ランダルに滅ぼされたハインドラ出身だが、現在はランダルの元で働く傭兵。女性を愛するフェミニストだが少し軽口が目立つ。 |
ディアー |
ランダルから攻められて窮地に瀕しているオウィスからの使者。カミッロと戦闘を繰り広げ、ピンチのところをマシュリーたちによって命を助けられる。 |
キャラ名 | キャラ説明 |
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グラセラ | モントの許嫁でありウェズエットの王位継承者。王クーリに対して前々から不満を抱いており、クーリから身内を全員殺害することを命じられたことがきっかけで、クーデターを決心した。 |
クーリ・ウェズエット | ウェズエットの王。プライドが高く自身を愚弄する者はたとえ身内であっても許すことができない。フェネスと同盟を結ぶためリオニス国王エルデの首を狙う。 |
ヴィクトラ | クーリの下で動く謎の女性。モントやグラセラに信頼されている竜騎士だが、お金に目がなくお金のためならば平気で仲間を裏切る。クーリの下で働く代わりに、戦争が終わったらウェズエットの王妃になるという密命をクーリと交わしている。 |
ルアーサ | ヴィクトラと行動を共にするダブルガンナー。面白そうなことを求めて様々な国を旅していたが、現在ウェズエットの各地で裏切りが発生しているのを面白がっているため、ヴィクトラの相棒として付き従っている。 |
キャラ名 | キャラ説明 |
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ジザ | ホルン第一部隊《堅牢》の一員としてホルンへと帰国するマシュリーの護衛を任せられていたが、道中マシュリーを裏切る。その正体はサーダリーがホルン壊滅のために送り込んだクリスタル教会のスパイ。 |
ヴィストラール | ジザと同じくホルン第一部隊《堅牢》の一員としてマシュリーの護衛を務めていたクリスタル教会のスパイ。 |
エンゲルベルト | ホルン第一部隊《堅牢》の部隊長。圧倒的な指揮能力と防御力を誇り、仲間と共にクリスタル教会へと攻めいる。 |
フェデリカ | ホルン第一部隊《堅牢》の一員。確かな銃の腕を持ち、その実力はホルンでも随一。隊長であるエンゲルベルトをダーリンと呼び慕う。 |
リレルリラ | リオニスの第一部隊《勇壮》の一員。部隊長であるオーが自分たちを逃すために犠牲になったことを嘆いていたところ、マシュリーを護送する馬車に遭遇する。仲間からはよく名前のことでいじられている。 |
ヴァライド | リオニスの第一部隊《勇壮》の一員で、副隊長的な存在。フェネスから未だ追われる身であることを仲間に再認識させると共に、状況を改善する方法を模索している。 |
ソシア | リオニスの第一部隊《勇壮》の一員。戦闘狂だが《勇壮》の仲間を大切に思っており、よくリレルリラをからかって遊んでいる。 |
囁き | サーダリー親衛隊の一人で、絶対的な防御力を誇る。たった一人でホルンの第一部隊《堅牢》と互角の戦いを繰り広げた。 |
ダリオは第2節で遺体が発見されます。ヴィネラの行方がどうなったかは明らかにされていませんが、ダリオに外傷が無く死顔に安らかな笑みを浮かべていたことから、ヴィネラを敵から守るために、全身全霊の魔力を放って力尽きたということが予想されます。
ダリオは過去に自身の魔力が暴走したことで友人を亡くしてしまった経験があり、人を傷つけることを極度に恐れていました。しかし今度は大切な人を守るためにその力を使えたことで、死の間際に安らかな笑みを浮かべることができたのだと考えられます。
許嫁とはいえここ数年モントにあっていなかったグラセラですが、モントに対して絶大な信頼を置いています。グラセラにもマシュリーほどではないにしろ目利き能力が備わっており、過去モントに可能性を見る機会があったのでしょう。それが再開を果たしたモントを見て確信に変わったのだと考えられます。
グラセラは王クーリと妾との間にできた子であり、本来王位継承権の序列はかなり低い位置にあります。しかし度重なる継承権争いによって王子たちが全員亡くなってしまったため、現在グラセラに継承権が渡っています。正当な後継者ではないグラセラのことをよく思っていないクーリと、純血派の一部から反感を買っているグラセラは「自身と血の繋がりを持つものを全員殺すこと」を命じられます。
これまでも決して優遇された生活を送ってきたとは言い難いグラセラにとって、怒りを爆発させるには十分すぎる理由であり、クーデターを計画しました。クーリもそれを感じ取っており、そういったことからフェネスと同盟を結ぼうとしているのでしょう。
第6章で本格的に物語に介入してくる国です。比較的温厚な国ですが、それ故に戦闘を好むランダルから目をつけられ、戦争が始まっています。使者であるディアーは同盟国であるホルンの援軍を求めるため、ホルンに足を踏み入れますがホルン城がもぬけの殻であることに呆気にとられます。
リオニスとホルンとフェネス、そしてウェズエットだけでなく、同時にランダルとオウィスまでもが戦争を始めた原因さえも、元を辿ればサーダリーの陰謀が絡んでいるのかもしれません。
ジザとヴィストラールはなぜ教会本部ではなく、リオニス城へとマシュリーを連れて行くのでしょうか。
それは《堅牢》本隊がクリスタル教会へと攻め入っていることを察知したからでしょう。ジザとヴィストラールはサーダリーに忠誠を誓っているとはいえ、その部下であるドランドやガーガス、親衛隊のことに関してはいまいち知らず、完全に信用はしていないという状況です。逆に長年ホルンのスパイとして生活していたため《堅牢》の強さに関しては誰よりも知っています。
そのためヴィストラールは《堅牢》によってクリスタル教会が壊滅した場合に備え、すでに占拠したリオニス城へと向かったのだと考えられます。
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第6章のあらすじと解説
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