スプラトゥーン3(スプラ3)における、ガチヤグラのコツと勝ち方について解説しています。
ガチヤグラのルールは「ヤグラに乗り、相手のゴールまで進めること」これだけです。誰か1人でもヤグラに乗っている間は、ヤグラが決められたルートを進んでいきます。
最終的に相手のゴールまでヤグラを進めるか、5分の試合終了時点で進めたカウントが多いチームが勝利となります。
ガチヤグラの進行ルート上には「カンモン」と呼ばれるポイントがいくつかあります。カンモンでは誰か1人でもヤグラに乗っていればカンモンカウントが進み、カウントを進めきるとカンモン突破となり、さらに奥へと進んでいきます。
ヤグラがカンモンに着いている状態で誰も乗っていないとカンモンカウントは進まないため、カンモン突破までは少なくとも1人は乗り続けていなければいけません。
一度突破したカンモンでは2回目以降はヤグラが止まることなく素通りできます。そのため、相手に押し返されたヤグラを進め直すといった場面で格段に進めやすくなるため、多少カンモン突破は強引に行っても構いません。カンモン到達時は人数不利でも「スペシャル」などを惜しみなく使い、ヤグラの上に乗り続けて突破しましょう。
画面 | |
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①ガチヤグラ ②カウント ③カンモン ④残りのカンモン数 ⑤ゴール |
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ヤグラの状態 | |
中立状態 | カンモン突破中 |
自分側確保中 | 相手側確保中 |
ガチヤグラでは、試合時間が0になったタイミングでも試合時間が延長される場合があります。このルールが存在することで、負けているチームが逆転することも多々あるため勝っている場合でも油断せず、負けていても諦めることのないようにしましょう。
カウントが負けているチームが「負けているチームのメンバーだけがヤグラに乗っている」もしくは「現在は誰もヤグラに乗っていないが、直前まで負けているチームのメンバーがヤグラに乗っていて一定時間が経過していない」場合、延長に入ります。この場合、ヤグラのカウントが逆転されるまでに、勝っているチームのメンバーのみがヤグラに乗っている状況になったら延長が終了します。
ガチヤグラの立ち回り |
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初動は基本的にヤグラに向かう
キルを重視し、人数有利を作る
有利時:前線を上げ、相手をヤグラに近づけない
└単射程はヤグラの周囲・長射程はヤグラ上に乗る
不利時:相手の前衛を倒し、人数有利を作る
【やや難テク】ヤグラの上に一瞬だけ乗る
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ガチヤグラの初動は基本的には中央のヤグラ付近でファイトが発生するのでヤグラに向かいましょう。自分だけヤグラに向かわず自陣を塗っていたりすると、中央で人数不利が起こり味方がキルされてしまうリスクが高まります。
ただ、スペシャル増加量アップをつんで初動すぐにマルチミサイルを撃つために自陣を塗るという動きはアリです。
ガチヤグラの初動はヤグラに乗ることよりもキルを重視し、まずは人数有利を作ることを目指しましょう。人数有利が作れていない状態でヤグラに乗っても相手の集中砲火を受け、引きずり降ろされるだけなのでまずは人数有利を作り、少しでも安全にヤグラを進められるようにルートを確保しましょう。
ガチヤグラの上に誰も乗っていない状態が続くとヤグラは自動で中央に戻っていきます。ヤグラの動きは画面中央のゲージで随時確認できるので、人数有利を取れているのに誰も乗っておらず、ヤグラが勝手に戻ってしまったということがないように注意しましょう。
人数有利を作ってヤグラが進み始めたら前線を上げ、相手をヤグラに近づけないように守る立ち回りをしましょう。この時、前線を上げすぎると逆に孤立してしまい、味方のカバーを受けられなくなってしまうため味方から離れすぎない距離感でヤグラを守るのが肝心です。
相手陣地に近づくに連れ、横や高台からの射線も増えるので前だけを見るのではなく、横や裏から回り込んでくる敵はいないかといったようにフィールド全体に注意を巡らせて守り続けましょう。
これは基本的な戦略の話で、絶対にこうしなきゃいけないという訳ではありませんが「単射程武器持ちはヤグラの周囲でヤグラを守り、長射程武器はヤグラ上に乗るという戦略があります。これは前方で近距離ファイトをしている味方をヤグラ上から長距離武器が射線を通してカバーする動きが強いからです。
ただし長距離武器だからといって必ずしもヤグラに乗らなければならないのかというとそうでもありません。ステージによってヤグラよりも高所があり、相手のリスポーン地点を一方的に狩れるような高台がある場合などはそちらに登ったほうが強いこともあります。
スメーシーワールドの高低差を利用した例 | |
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こちらがカウントリードしてる場合はヤグラを無理に進めずに、相手が乗りにくい位置で留めておく選択肢もあります。周りに障害物が無い開けた場所や相手側からは登りにくいような高さがある場所で留めておくと相手がヤグラを奪いにくるルートを抑えやすくなり、時間切れまでねばることもできます。
相手にヤグラを取られてこちらが不利な状況に陥ったら、相手の前線でヤグラを守っているプレイヤーを倒して再度人数有利を作り、ヤグラを奪い返すためのきっかけを作りましょう。
このときにヤグラを取り返すために焦って人数有利も作れていない状態で突っ込んでしまうと、ヤグラ上や周りのプレイヤーから集中砲火を受けてしまい、奪い返すための難易度が上がってしまいます。
ファイトしている味方の横からカバーを行うなど協力し、相手の人数を減らしてヤグラ奪還の起点を作ることが大切です。
攻め側 膠着状態 |
相手の進行を止めつつ、隙きあればヤグラに乗り、少しずつでも進める →前線をヤグラで押し上げる |
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守り側 膠着状態 |
相手のヤグラ上を牽制しつつ、相手がヤグラから降りたら一瞬だけヤグラに乗ることで即座に中央に向けて動かす。 →誰も乗っていないヤグラが中央に向かって動き出すまで5カウントかかるがこれをスキップできる。 |
膠着状態では相手の妨害でヤグラを思うように進めることができません。ですがこの時ヤグラにほんの一瞬だけでも乗ってあげることでヤグラを進めたり、進行を止めることができます。このヤグラの仕様を使ってヤグラを自由に動かして少しずつでも相手側に動かす意識が必要です。
ヤグラの仕様として上に乗っている人がいなくなると5カウント経過後に中央に向かって戻り始めます。しかし上に人が乗ることでこの5カウントをスキップできるので守り側で相手のカウントリードを防ぐテクニックのひとつとして覚えておきましょう。
勝つコツ・意識すべきポイント |
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積極的にヤグラに乗る(やみくもに乗るのはNG)
打開やカンモン突破にスペシャルを使う
ヤグラの裏に潜伏していないか確認
味方と打開のタイミングを合わせる
チームにとって厄介な相手を倒す
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NG行動 |
前線を上げすぎてヤグラから離れてしまう
└ヤグラ上を長射程1人だけ置いてきぼりにしない
不利な状況で焦って無理やり前に出てしまう
対面中/潜伏中の味方にジャンプしてしまう
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ガチヤグラの最も基本かつ大切なことが「誰かがヤグラに乗っていないとヤグラは進まない」ということです。画面で人数状況を常に確認し、有利なのに誰も乗っていないということがあったら積極的にヤグラに乗ってあげましょう。せっかく有利状況を作れたのにヤグラがまったく進んでいないというのが最ももったいないので、自分が乗れる時は少しでもカウントを進める意識を持ちましょう。
ただし何度も言ってきたことですがやみくもにヤグラに乗ってしまうのはやめましょう。ヤグラ上は最もヘイトを買う場所です。相手が詰めてきたら一旦ヤグラから降りても構いません。仲間のカバーを受けられる位置まで戻り、タイミング合わせて打開を目指しましょう。
ヤグラを相手に取られ、こちらが取りに行かなければならない状況を打開と呼びますが、圧倒的な実力差がない限り多くの場合はヤグラを取ったり取られたりするため、打開のタイミングはやってきます。全ルール共通となりますが、打開時は最低限「スペシャルを溜める」「味方とタイミングを合わせる」ことは意識しましょう。スペシャルもない、味方も一緒ではない状況で突っ込んでもただやられるだけとなってしまいます。
また、カンモン突破のタイミングでもスペシャルを使って押していくのがおすすめです。「ナイスダマ」や「グレートバリア」のような盤面制圧力の高いスペシャルをヤグラで使用することで相手が詰めにくくなるので、カンモンカウントを進めやすくなります。
ヤグラに乗る際は自分側から見て裏側に敵が潜伏していないか確認が取れてから乗るのが望ましいです。特に「ローラー」や「ブラスター」のような一撃で倒せる武器を持っているプレイヤーは相手が上に登りきったところを目掛けて一瞬で姿を表して倒すといった戦略があるので、相手の思うツボにならないようにしっかりクリアリングしてから乗りましょう。
ヤグラの上ではヒト状態になって柱を盾として利用しましょう。スプラトゥーンのキャラはヒト状態よりもイカ状態の方が横の当たり判定が大きいため、イカ状態でヤグラ上にいるとチャージャーなどに抜かれる可能性が高まります。
有利時に良く陥ってしまいがちなミスがヤグラを守るために前線を上げすぎた結果、ヤグラから離れてしまうことです。毎試合20キルできるような実力者ならそれも作戦として有効ですが、そうでない場合は基本リスポーンした側の方が高所を取っているかつ、人数有利になるため不利になってしまいます。
他にも例えばヤグラの上にチャージャーを載せて他の3人は前に突っ込みすぎ、裏を取られたチャージャーが倒されてヤグラが奪われるということもあります。これでチャージャーに文句を言うのはお門違いです。結局つかず離れずの距離で4人で守るのが一番強いのでヤグラ周囲でヤグラを守る動きを徹底しましょう。
NG行動の一つとして不利な状況にも関わらず一人で突っ込んでキルされてしまうというものがありますが、これは状況を悪化させるだけなのでやめましょう。常に人数状況を把握し、味方と打開のタイミングを合わせるのが大切です。
スーパージャンプは前線に早く復帰する手段として非常に有効ですが、敵と打ち合っている対面中の味方に飛んでも近くにいる敵に飛び先がバレるのですぐに倒されてしまいます。倒されてはジャンプしまた倒されることを沼ジャンと呼ばれていますが、これも状況を悪化させるだけなので、スーパージャンプは場所とタイミングを考えて行いましょう。
ガチヤグラでは、相手のヤグラ進行を抑えやすい武器、ヤグラに乗っている状態をキープしやすい武器が強力です。
現環境の最強武器の詳細が知りたい方は以下のリンクをご覧ください。
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Game8スプラトゥーン3攻略班
スプラ3:S+50カンスト
スプラ2:Xパワー2700台(4500時間プレイ)
スプラ1:S+99カンスト(4000時間プレイ)
ガチヤグラのルールと立ち回り|勝つコツ【スプラ3】
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結構タメになるんだね。 てかこの記事読んで分かったわ。 初動で先頭になってヤグラに一番乗りしてカウントを1か2でもいいから進めるっていう行動がいかにやばかったということを。 最初はキルを優先するんだね。初めて知ったわ。 うちまだA帯だからいいよネ。