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手動操作は難しい。取れる選択肢が多く、どう動かし、どのスキルを使うか。その正解は努力の先にある。
5/9に行われた公式生放送でこんな質問があった。質問者は半年続けているプレイヤーで、基本的にオートプレイで楽しんでいるようだ。しかし、手動操作がうまくいかず、スコアチャレンジクエストのスコアに伸び悩んでいるご様子。
たしかにタガタメはコンテンツが多く、一つ一つを手動でやろうと思ったら大変な時間が取られてしまう。初めて半年なら回収できていないコンテンツもあるしなおさらだろう。
オートは非常に便利だ。YoutubeやNetflixを楽しんでいれば勝手に愛するユニットたちが働いてくれる。会社ではせっせこ働いている自分が人を使う立場になれるのだ。だからオートは止められない。
昔からレイドやランクマッチなど手動操作で楽しむコンテンツはあった。しかし、時間がない人や興味がない人は適当にオートでこなすだけの人も多いはず。クエスト重視の人にとって手動プレイは身近なものとは言えなかった。
ところが、最近ではクエストでも手動で楽しむコンテンツが増えつつある。質問者も出している高スコアで順位を競うスコアチャレンジクエストもそうだし、ダンまちコラボの迷宮も手動限定だ。直近追加された幻影兵顕現なんてオートではクリア不可能な設計となっている。
そしていざ手動操作でやってみると、何をどうすればよいのか分からず途方に暮れ、自分の力のなさを実感することになる。
では、どうすれば手動操作がうまくなるのか?
各ユニットの射程や範囲、威力など細かい部分を把握しましょう。また、サポート系統のスキルはオートではうまく使用できないことも多いため、これをうまく活用することは不可欠です。また、ターン制ではなくクロック制のため、クロックアップが超強力です。こういった話はりょうDが話していたりやキツネ動画であります。 |
生放送内での公式からのアンサーはこんな感じ。核心を突いた至極真っ当な回答だ。使うユニットのことをしっかりと理解せずに手動操作の道は極まらないと。
それにたしかにサポート系のスキルはオートと手動の差を明確に分ける。そういった意味ではサポート系のスキルは手動操作上達の特効薬と言っていいだろう。
努力もそうですけど、まずは好きに動かせばいいですよ。まずは全部攻めてみて、それがダメだったら直していくのが一番早いと思いますけどね。 |
ゲストの福田さんは、なんだか優しげな回答だ。さすが福田さん。しかし騙されてはいけない。よく考えると試行錯誤せよということである。
やはり手動操作の力は地道に培っていくしかないようだ。
マス目を移動させて敵の駒を取るという意味で、タガタメにはチェス的な要素がある。もちろんチェスよりも駒の種類は多いし、1つの駒が取れる選択肢も非常に多い。しかしだからこそ、ひとつの駒のポテンシャルをチェスよりも深く理解する必要があるだろう。
このようにゲームの開始時点から学ぶのではなく、自分の持ち駒はキングとポーンの二つだけ、相手はキングだけという状態の、ほぼ空っぽのチェス盤から学び始めてみるとどうなるだろう。キングもポーンも比較的シンプルな駒だ。この二種類の駒の動かし方を学び、気持ちに余裕を持って動かせるようになるまで、それだけでいろいろプレーする。余裕が出てくきたら次はしっかり時間をかけてビショップについて学び、それが終わったらナイト、ルーク、クイーンと順々に学んでいく。
出典:ジョッシュ・ウェイツキン 習得への情熱―チェスから武術へ―:上達するための、僕の意識的学習法 p160
ジュニア時代に全米ジュニアチェス選手権2年連続優勝などの輝かしい成績を残したジョッシュ・ウェイツキンはチェスを本格的に学び始めたとき、まずはキングとポーンの2つだけでチェスをプレイしていたらしい。
キングとポーンについて練達したら次はビショップ、というようにひとつずつ駒のポテンシャルを理解していった。そうすることでひとつひとつの駒を無意識に自分の体として動かせるようになり、広い視野で盤面を把握できるようになる。
始めたばかりのころは使えるユニットが限られていた。当時使っていたユニットたちはたしかに手によく馴染んでいる。この練習方法はタガタメでもとても良いかもしれない。
まずは好きなユニットで良いから使うユニットを1体2体決めて、ひたすら手動でプレイしてみよう。はじめはどう動かせばよいかわからないかも知れない。オートの方が自分で動かすより強いかもしれない。でも福田さんがいったように少しずつ修正していけばよい。
手動操作の上達に近道はないのだ。
幻影兵顕現はみなが同条件でプレイできるからプレイ動画などを真似して終わりという方も多いだろう。しかし手動操作がうまくなりたいなら、幻影兵顕現をおざなりにするのはもったいない。
現時点ではまだカルネのものしか出ていいないが、各ユニットのさまざまなスキルを駆使しつつ、位置取りなども考えてプレイする必要があった。オートばかりでやっていると見ないようなスキルを使う機会もある。
きちんとユニットのポテンシャルを活かして適切な動きを取ることが前提のクエスト設計となっているのだろう。真剣に考えなければならない分、ひとつのクエストから得られる知識が普通のクエストに比べて段違いだ。今後も同レベルのクエストが出てくることを考えると、しっかりやるかやらないかで得られる知識は天と地ほど差になる。
「でもカルネもメラも持ってないし。」
そういう意見もあるかも知れない。だが、残り2体は恒常ユニットのヴェテルとチハヤだ。また、メラに関しても基本技はエンチャントジョブの烈火のエンハンサーである。半分以上は無課金でも使う
そもそも知識や経験というものは、たいがい流用できる。先述したジョッシュ・ウェイツキンなんてチェスで活躍しただけでなく、太極拳では世界選手権を制覇している。正反対に見える2つの競技でも流用できるのだ。それに比べれば、カルネを動かして得た知識や経験を他で活かすことはそう難しいことではない。
幸い幻影兵顕現は恒常のクエストな上に、AP10で挑戦できる。これを読んでやってみたくなった方は、今一度自分で考えてプレイしてみてほしい。
今後、一段階上の難易度が登場することが6周年のファンミーティングで明かされている。ということは、今後も手動操作の必要性が上がることは想像に難くない。今のうちから手動操作を少しずつでも練習しておくのが得策だ。
なにより、そのことを抜きにしても手動操作は面白い。自分で考えてユニットたちを動かすオートでは得がたいプレイ体験。そこから生まれるユニットへの愛着。こなすだけではない本来のゲームとしての楽しみ方を再認識できるだろう。
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