『Breathedge 2』評価レビュー。普通のオッサンが過酷な宇宙を生き抜くサバイバル
70『Breathedge 2』を評価レビュー。あらゆるものが浮遊する宇宙空間で、酸素の残量を睨みながら残骸やステーションを探索していくサバイバル探索アドベンチャーです。シビアなリソース管理と過酷な環境での生存、そしてユーモアあふれる独特の世界観をじっくり楽しめる一本でした。
※スコアは執筆時点のものです。ユーザー評価などを加味して変更する場合があります。
※本ページにはネタバレを含む場合があります。
Breathedge 2の総合評価
編集部評価
装備を整えながら少しずつ活動範囲を広げる宇宙サバイバル
『Breathedge 2』の評価では、酸素の残量が探索できる時間を左右する設計と、装備を整えながら少しずつ活動範囲を広げていく進行の流れに注目しました。拠点を離れれば酸素は減り続け、尽きれば徐々にダメージを受けていくため、素材集めも探索も帰るタイミングを意識しながら進めることになります。画面には常に次の目標が表示され、広い空間でも迷いにくい作りです。
一方で、クラフトや修理で必要になる素材の量に対して回収は手作業が中心となるため、拠点との往復に時間を使う場面もありました。なお本作は早期アクセス配信中で、ストーリーは未完結、未解放のエリアも残されています。こうした点を踏まえ、現時点での評価として70点としています。
良かった点
- 帰るタイミングを意識しながら動く緊張感
- 少しずつ探索範囲を広げていく達成感
気になった点
- リソース管理は慣れるまで少しシビア
- クラフトや拠点の自由度はストーリー主導
こんな人におすすめ
- 手応えのあるサバイバルゲームが好きな人
- 宇宙空間の探索アドベンチャーが好きな人
- 次することがわかりやすいゲームが好きな人
Breathedge 2は買うべき?
手応えのあるサバイバルと宇宙探索を楽しみたい人におすすめ
『Breathedge 2』は、しっかりとした手応えのあるサバイバルと、過酷な宇宙環境を生き抜く探索を楽しみたい人におすすめしやすい作品です。
拠点を離れれば酸素は減り続け、尽きれば徐々にダメージを受けていくため、どこまで行くかなどの判断は常に必要です。一方で画面には次にやるべきことが表示され続けるので、次にどうするかで迷うことはあまりありませんでした。
素材の回収時間など好みが分かれる場面はあるものの、装備を整えるほど届く範囲が広がっていく流れは分かりやすく、2,600円という価格も含めて試しやすい一本だと思います。
なお本作は早期アクセス配信中で、ストーリーは未完結です。完成した状態で遊びたい人は、正式リリースを待つ選択もあります。
Breathedge 2の口コミ
Breathedge 2はどんなゲーム?
墜落した宇宙船を立て直しながら未知の環境を探索
拡大
『Breathedge 2』は、ごく普通のオッサンが過酷な宇宙空間で生き延びながら探索を進める、ユーモア満載の宇宙サバイバルアドベンチャーです。プレイヤーは銀河規模のトラブルに巻き込まれ、墜落した宇宙船を拠点として立て直しつつ、周囲の環境や放棄されたステーションを調査していきます。
本作のゲームサイクルは、過酷な環境で「素材回収」→「装備・拠点強化」→「探索エリア拡大」を繰り返していくのが基本となります。宇宙空間での酸素管理や、過酷な星の環境に適応しながら、生存に必要なツールや物資をそろえていきます。
食料や水の補給、酸素残量の維持といったサバイバル要素は本格的で、素材を自らの手で集めながら装備や拠点を整えていく手応えを味わえるのが特徴です。一人で黙々とリソースを管理しながら生存エリアを広げていく達成感と、シュールで独特な世界観を両立させた作りになっています。
Breathedge 2と前作との違い
探索がメインになった
本作は前作『Breathedge』の直接の続編にあたります。前作の主人公は宇宙葬に参列していた「マン」で、祖父の遺体を運ぶ霊柩宇宙船が難破したところから物語が始まりました。
今作の主人公は「オッサン」と、その宇宙服に住み着くAIの相棒で、ブレスエッジ社が引き起こした銀河規模の戦争に巻き込まれ、敵からも味方からも追われる立場になっています。
このように背景が変わっているのもありますが、作品の位置づけにも変化があります。例えば前作はステーションを自分で建造し、ソーラーパネルからハムスター牧場まで組み込んで住処を作り替えていく、サンドボックス色の強い作品でした。
対して今作は「世界の探索が大きな柱となるストーリー重視のアドベンチャー」と公式が説明しており、放棄されたステーションや崩壊した居住地を巡って物語を解き明かしていく、という方向性になっています。
Breathedge 2の良かった点
帰るタイミングを意識しながら動く緊張感
拡大
本作のサバイバル面でいうと、宇宙服の酸素は満タンで600、1秒ごとに1ずつ減っていくため、拠点を離れてから活動できるのはおよそ10分です。酸素が尽きると、そこから徐々にダメージを受けてHPが減っていきます。
この10分には往復の移動も含まれます。目当ての場所まで5分かかるとすれば現地に残された時間は1分にも満たず、素材を1つか2つ拾ったら引き返さなければなりません。筆者も残量が少ないまま奥へ進み、画面がかすみ始めてから慌てて戻る場面が何度かありました。
この往復から解放されるのが「酸素虫」を捕まえられるようになってからです。食べれば酸素が一定量回復し、拠点の周辺を含めて割とどこにでもいるため、その場で補給しながら探索を続けられます。かつての文明の名残である酸素ステーションを修復すれば、現地に補給点を作ることも可能です。
また、上記が手に入るのがメインストーリーの序盤を終えた1〜2時間ほどで、序盤にありがちな「探索制限のキツさ」は比較的早い段階で解消されます。制限のきつさを最初に味わわせたうえで早めに次の段階へ進ませる流れになっており、ステップアップ感をいいスパンで味わわせてくれていると感じました。
少しずつ探索範囲を広げていく達成感
拡大
本作には、酸素とは別に「寒さ」の要素があります。特定のエリアに滞在し続けると画面が氷で覆われていき、呼吸ができないような描写とともにHPが減少。同時に、普段より速いペースで酸素が失われていき、エリアから離れれば時間経過で元に戻るという仕様です。
本作は対策の方法が独特で、新しい宇宙服に着替えるのではなく、探索の途中で拾った段ボールや布を宇宙服に貼り付けていく形です。頭や腕など5つの部位にそれぞれ1種類ずつ装着でき、強化するほど見た目はハリボテのようになっていきます。素材は拠点の近くでも手に入るため、こちらも1〜2時間ほどでカスタムを始められました。
システム上はどこへでも行けるオープンワールドですが、実際には寒冷エリアが関所のように機能しています。行ってみて引き返し、装備を整えてまた向かう。酸素の補給手段を得たときと同じように、届く範囲が段階的に広がっていく手応えもちゃんと味わえました。
Breathedge 2の気になった点
リソース管理は慣れるまで少しシビア
本作で素材が必要になる場面は、大きく2つあります。ツールや装備のクラフトと、ストーリーを進めるうえで壊れたオブジェクトを修理する場面です。どちらも必要な量が多めで、在庫が心もとなくなる場面が何度かありました。
回収の方法は、4種類のツールを使い分けるか、手で拾うかのどちらかです。人工物や金属を砕く「スクラップ」、鉱石を掘る「ドツキ」、テープや繊維を切り取る「カッター」、ネジ留めされた部品を外したりロボットの残骸を解体したりする「ネジネジ」。鉱石や漂流物は時間が経てば復活するので、素材そのものが枯れる心配はありません。
ただ、まとめて集めようとすると酸素の残量が先に尽きるため、何度か拠点へ戻ることになります。素材集めに腰を据えたいタイプの人ほど、往復の多さが気になるかもしれません。
クラフトや拠点の自由度はストーリー主導
本作のクラフトや拠点構築は、プレイヤーがゼロから自由に建築するタイプではなく、ストーリーの進行や指定されたツールの作成に合わせて拡張していく設計です。作れるものは進行に応じて順番に解放されていくので、好きな場所に好きなものを組み上げていくスタイルとは少し異なります。
そのぶん「次に何を作るべきか」は常にはっきりしています。基本操作を覚えた1時間ほどの時点で迷わず進められる状態になっていたので、決められた手順に沿って進むことを窮屈と感じるか、分かりやすいと受け取るかで、印象が変わってくる部分だと思います。
Breathedge 2の必要スペック
スペック一覧
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| OS | 64-bit Windows 10/11 | 64-bit Windows 11 |
| プロセッサー | Intel Core i5-8400 / AMD Ryzen 5 2600 | Intel Core i7-13700 / AMD Ryzen 7 7700X |
| メモリー | 12 GB RAM | 16 GB RAM |
| グラフィック | NVidia GeForce GTX 1660 6GB / AMD RX 5500 XT 6GB | NVidia Geforce RTX 3070 8GB / AMD RX 6700 XT 8GB |
| DirectX | Version 11 | Version 11 |
| ストレージ | 15 GB の空き容量 | 15 GB の空き容量 |
Breathedge 2の評価レビューを書いた人の情報
| 機種 | ・PC(Steam) |
|---|---|
| 検証状況 | ・主要コンテンツをプレイ済み |
Breathedge 2の製品情報
| タイトル | Breathedge 2 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年8月31日 |
| 価格 | 2,600円 |
| 対応機種 | PC(Steam) |
| ジャンル | サバイバルアドベンチャー |
| プレイ人数 | 1人 |
| 開発元 | RedRuins Softworks |
| パブリッシャー | HypeTrain Digital |
| 年齢制限 | 未定 |
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