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『Slay the Spire 2』を評価レビュー。デッキ構築の面白さはそのままに、新効果・新キャラ・年代記システムなど新要素が充実しており、前作プレイヤーはもちろんデッキ構築ゲーが好きな人におすすめできる作品でした。
※本レビューはアーリーアクセス版をもとに執筆しています。
※スコアは執筆時点のものです。ユーザー評価などを加味して変更する場合があります。
| 総合スコア | |
|---|---|
| 90/100 |
『Slay the Spire 2』の評価は、100点満点中90点です。
『Slay the Spire 2』の評価は、デッキ構築の面白さと戦略性の深さにフォーカスしました。新効果や新キャラによってプレイスタイルの幅が大きく広がっており、毎回異なるカードの組み合わせでデッキを組み上げる楽しさはジャンルの中でもトップクラスです。キャラの奥深さはもちろん、新効果の面白さや新カードなどアーリーアクセスの段階でこの完成度を実現しているため、90点としています。
|
・新キャラ2体で、前作とは違う戦い方が楽しめる
・知ってるつもりが通じない、新効果が面白い ・アンロックがミッション形式になって目標が増えた |
| ・アーリーアクセスならではの部分がある |
前作をプレイしていた方には迷わずおすすめできます。基本的な面白さはそのままに、新効果や新キャラ、年代記によるアンロック方式など新しい要素が多数追加されており、前作をやり込んだ人ほど変化を楽しめる作りになっています。
デッキ構築ゲームやローグライクが好きな方にも十分おすすめできます。毎回異なるカードの組み合わせでデッキを作り上げていく面白さはジャンルの中でもトップクラスで、アーリーアクセスの段階でこの完成度は驚きです。カードや要素の追加も予定されているため、コストパフォーマンスの面でも申し分ありません。
アーリーアクセスであることが気になる方もいるかもしれませんが、ゲーム本編の完成度はすでに十分高く、今から遊び始めても損はない内容です。
拡大『Slay the Spire 2』は、カードを集めてデッキを構築しながらダンジョンを攻略するローグライク型デッキ構築ゲームです。毎回異なるカードやレリック(装備品)を組み合わせてデッキを作り上げ、ボスを目指して進んでいきます。
プレイアブルキャラクターは全5体で、カード総数は500枚以上、レリックは275種類以上と、組み合わせのバリエーションは膨大です。今作ではエンチャントや年代記システムなど新要素も多数追加されており、アーリーアクセスの段階でさらなるコンテンツ追加も予定されています。
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拡大今作の新キャラは2体ですが、どちらも前作キャラとはっきり差別化されており、「また同じような戦い方か」とはなりませんでした。まずネクロバインダーには「オスティ」という相棒がいて、攻撃役とシールド役を兼ねてくれます。オスティはHPが高いほど活躍しますが、死ぬとHP1から再スタートになるため、死なせないよう防御カード中心のデッキ構築が求められます。
個人的に前作では防御カードは後回しにしがちでしたが、ネクロバインダーはオスティを生かし続けることが火力アップにもつながる設計です。防御を意識してデッキを組み直したら、むしろダメージが伸びていた、という結果に!
さらに注目したいのが「破滅」効果の発動タイミングです。サイレンスの毒は敵の攻撃前に発動しますが、破滅は攻撃後。「次のターンにとどめを刺せばいい」と防御を怠ると、その前にHPが溶けてしまいます。前作キャラに慣れているほど痛い目を見る部分で、防御カードを見直すきっかけになりました。
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拡大一方、もう1体のリージェントはハマった時の爆発力がすさまじいです。「ソヴリン・ソード」を召喚して戦う形で、「鋳造」効果を「鍛冶士」で積み上げれば1枚で100ダメージ超えも現実的。全体攻撃への切り替えもあり、ボス戦を一瞬で終わらせることも可能です。攻守2つのリソースを同時に管理する感覚は慣れるまで難しいですが、使いこなせてきた時の達成感はひとしおで、まだ開拓しきれていない部分・アーリーアクセス後の調整も含めてこれからが楽しみなキャラだと感じました。
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拡大前作をやり込んでいる人ほど、今作では最初に戸惑うかもしれません。前作のデバフはシンプルな嫌がらせが中心でしたが、今作はカードを使う行為そのものに制限をかけてくるものが増えており、明らかに毛色が違います。わかりやすいのが「耳鳴り」と「絡みつき」で、耳鳴りは使えるカードが1枚に制限され、絡みつきは手札全体のコストを1増やすというもの。一見地味ですが、前作の感覚で「コストの許す限りカードを連打」と思っていると、あっさり手詰まりになってしまいます。
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拡大特に印象的だったのが「蟻地獄」との初遭遇です。最初は自分へのデバフか、ボスがデバフを受け付けない系の効果だろうと流していたのですが、改めて確認すると「次のターン開始時にあなたは死亡する」という内容で思わず二度見。毎ターン迫ってくる「死」を、手札の特定カードで先送りし続けなければならないわけです。
しかもその脱出手段となる「決死の逃亡」はコストを1消費するため、通常カードを3枚使えるところが実質2枚に。しかも常に手札に入るカードではなく、猶予は数ターンと短いため、少し気を抜いただけであっさり死亡画面を見ることになります。とはいえ、慣れてくると「この構成なら耳鳴りを食らっても耐えられる」といった読みができるようになり、前作よりもコスト管理やデッキ構築の精度を試されている感覚がまた面白いです。
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拡大今作で思いの外「いいな」と感じたのが「年代記」と呼ばれるミッション形式のアンロックです。前作はキャラを使い込んでゲージを貯めるだけでしたが、今作では特定のキャラで特定の条件を達成する形が加わりました。「アイアンクラッドでボスを15体倒す」「ネクロバインダーでエリートを15体倒す」といった内容で、普段あまり選ばないキャラにも自然と手が伸びるようになり、マンネリ防止としてうまく機能しています。
拡大なかでも特に気に入っているのが「エリートを15体倒す」系のミッションです。エリートはリスクを避けてスルーしがちですが、このミッションがあると「このランは積極的に狩りに行くか」という新しい目標ができ、普段と違うルート選びや立ち回りを試すきっかけになります。
また、年代記は物語調の演出も添えられており、世界観を掘り下げながら周回できる構成もいいです。アーリーアクセスの段階でこの完成度なので、今後の追加がますます楽しみです。
拡大今作はアーリーアクセス版での提供となっています。たとえば年代記のミッションクリア時に表示される画像はまだテスト素材だったり、一部の効果説明文が英語だったりと、細かい部分はこれから整っていく段階です。コンテンツの一部もまだ未実装で、カードの追加なども予定されているとのことなので、本当にこれからが楽しみなタイトルです。
ただ、こうした部分はゲームの進行にはほぼ影響しません。年代記のテスト画像はアンロック時にしか表示されませんし、未翻訳の説明文も平易な英語なので理解に困る場面はほとんどありませんでした。現時点でもゲームとしての完成度は十分高く、これがアーリーアクセスの状態だということを念頭に置いて遊んでほしいです。カードバランスやキャラ調整も今後入っていくと思うと、完成版への期待がさらに高まります。
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拡大『Slay the Spire 2』のキャラクター面では、前作のアイアンクラッド・サイレント・ディフェクトの3体が続投し、新たにリージェントとネクロバインダーの2体が加わりました。前作にいたウォッチャーは今作には登場せず、全5体構成です。続いてステータス効果も大きく刷新されており、シュリンク(アタック30%減)、プレート(残りターン数分ブロック増加)、蟻地獄(既定ターン経過で死亡、カードプレイで延長)といった新効果が複数追加。戦略の幅はぐっと広がっています。
また、アンロック方式についても前作から変化があり、キャラを使い込んでゲージを貯める方式はそのままに、「年代記」と呼ばれるミッション形式が新たに加わりました。その他には休憩所で孵化できる「卵」の追加、?マスで使える「エンチャント」要素、アニメーションの全体的な刷新など、細かい新要素も多岐にわたります。マップへの書き込み機能など、利便性向上の変更も見逃せません。
| 機種 | ・PC+キーマウ |
|---|---|
| 検証状況 | ・全キャラ解放済み ・主要コンテンツプレイ済み ・前作プレイ済み |
| タイトル | Slay the Spire 2 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年3月6日 |
| 価格 |
【PC(Steam)】 ・ダウンロード版:2,800円 |
| 対応機種 | PC(Steam) |
| ジャンル | インディー, ストラテジー |
| プレイ人数 | 1人〜4人 |
| メーカー | Mega Crit |
| 年齢制限 | 未定 |
| 公式X | 公式X |
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前作よりもビルドを尖らせるチャンスが多く、ボスレリックやレアレリックだけでなく、2層・3層においてのキャラスタート選択肢でも強い選択をすればぶっ壊せるのが魅力。