【真女神転生5】敦田ユヅルのプロフィールと声優【メガテン5】

熱田神宮に祀られている神の中に月読尊(つくよみのみこと)の名前はありません。熱田神宮は日本三大神宮と呼ばれているのですが、その中でも別格とされている神宮(以下伊勢神宮)の⽉読宮という場所に祀られています。

伊勢神宮の内宮に祀られているのが天照坐皇大御神、熱田神宮の熱田大神は草薙の剣を御霊代にした天照大御神が祀られており、どちらもその点では共通です。アマテラス、ツクヨミ、スサノオは三貴子と呼ばれており、いずれもイザナギの体から生まれてきた姉弟でもあります。

また、熱田神宮には先程も書いたように三種の神器の一つである草薙の剣が、伊勢神宮には八咫鏡が奉斎されています。ゲーム本編中、ツクヨミ・ユヅルが分身したのはあるいは八咫鏡が関係しているのかもしれません。もちろん、純粋に月である(太陽の光に照らされている)ということもあるかもしれませんが。

ただしここで留意しておきたいのが、八咫鏡が表しているのは陽を表しているとされ、つまりアマテラスです。草薙の剣はスサノオに対応しており、それではツクヨミはなにに対応しているのかといえば八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)という最後の神器との関連性が深くあります。

この八尺瓊勾玉は月を表しているのだという説もあるものの、イマイチ資料に乏しくなんとも言えません。ただ一つ言えることは、八尺瓊勾玉を作成したとされる玉祖命(たまのおやのみこと)はメガネの神様とされています。これは関係あるかもしれませんね。

最後になりますが、ユヅルという名前がカタカナになっているので妄想の域をでないお話です。ユヅルというと、結という漢字を当てることが可能です。この漢字はムスビを連想させられてしまい、多神教の世界というのは個人主義の世界とある程度言い換えることも可能だと思いますし、主人公の友人のようなポジションであったりと、関連があるのかなぁ、と考えた次第でございます。