【FF8】スコール（主人公）｜人物紹介【ファイナルファンタジー8】

FF8(ファイナルファンタジー8)における主人公「スコールレオンハート」の人物紹介を掲載しています。声優やゲーム内設定もまとめているので参考にしてください。

スコールのキャラ設定

スコールの人物紹介

無口で無愛想なガンブレード使い

スコールは、バラムガーデンに所属するSeeD候補生の一人です。数多の訓練や課題を難なくこなし、戦闘においては扱いの難しさから廃れつつある武器、ガンブレードを使いこなすずば抜けた才能を発揮していました。しかし高い実力を持つ優等生として知られる反面、他人から徹底して距離を置く姿と無口で無愛想な非社会的性格から、ガーデンの教師からは問題児してみなされているのが現状でした。

そんな彼は、とうとうSeeD認定試験の日を迎えました。多少のトラブルに遭遇しつつも無事試験を突破しSeeDとして認めら得た彼は、賑やかな就任パーティ会場で一人の少女と出会います。その少女との出会いは、スコールの数奇な運命の幕開けだったのです。

夢の中でつながる男性

唐突な目眩と共に意識を失った時、次にスコールが認識するのは奇妙な「夢」でした。夢の中ではスコールは「ラグナ」と呼ばれる男性の意識の片隅で、「ラグナ」が見る世界を見つめています。「ラグナ」が五感で感じ取る情報と忙しなく言葉を連ねる「ラグナ」の思考がスコールの意識に流れ込みました。だらしがなくて後先を考えず、思ったことはそのまま口にするお調子者、スコールとは真反対とも言える性格の「ラグナ」ですが、彼の周りに人は絶えず、男女問わず多くの人が彼を慕っていました。

それは夢とは呼びにくい現実性がありましたが、あまりにも現実味のない現象でした。己とあまりにも違いすぎる「ラグナ」とつながる意味もわからないまま、スコールは夢を通じて、「ラグナ」の歩む道を垣間見ていきます。

リノアとの出会い

最初の邂逅はSeeD就任パーティ会場、その後初めての任務ではクライアントとして再会したリノアとは、最初の内は衝突ばかりを繰り返していました。踏み込まれる事を嫌うスコールからしたら、無作法に近づいていくるリノアは鬱陶しく、厄介な相手として映っていたためです。しかし、いくら拒絶しても歩み寄ってくるリノアに、スコールは少しずつ意識を向けるようになっていきました。

そんなスコールが自身の感情を自覚したのは、ガルバディアガーデンで魔女イデアとの戦いを終えた後でした。目覚めなくなったリノアを見て、喪失感の中で自分にとってどれほどリノアが大切かを自覚したスコールは、今までの無愛想さや無関心さなど嘘のように、直情的な行動をするようになります。それは結果的に、大きな不安に揺れ動くようになるリノアの心を救うことになっていきました。

喪失を恐れ、孤独を選んで

スコールは幼少の頃、孤児院であるイデアの家で育ちました。幾人かの子供がいるその家で、とりわけスコールが懐いていたのは少し年上のエルオーネで、「おねえちゃん」と呼び慕う程でした。しかし突如としてイデアの家からエルオーネは姿を消し、強い喪失感と恐怖がスコールの胸中を襲いました。それをきっかけに「一人でも大丈夫」と行動するスコールは、やがてバラムガーデンで過ごしGFを使うようになると、きっかけは曖昧となり喪失感と恐怖だけが胸中に残り、同じ恐怖を感じないためにも他人を拒絶するようになっていきました。

それでも喪失の恐怖がなくなったわけではないことが、ガルバディアD地区収容所でゼルを救う時の様子や、ミサイル基地から帰還したセルフィたちの姿を見て安堵する様子から垣間見ることができます。

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