【ニーアレプリカント】ニーア（主人公）のプロフィールと設定【リメイク/PS4】

魔王のレプリカントだった

ニーアはヨナをさらった「魔王」を憎悪していましたが、実はニーアこそ魔王のレプリカントでした。プロローグの2053年の新宿での出来事は、彼ら兄妹がゲシュタルトとレプリカントに分かたれていなかったころの記憶であり、魂を抽出したゲシュタルトニーア、つまり魔王ニーアはいわば本体とも言うべきものです。

魔王ニーアの目的も、ヨナを助けることでした。皮肉にも両者のヨナを想う気持ちが強すぎたためにぶつかることとなり、そして魔王ニーアはヨナを失くした悲しみに打ちひしがれることになります。

一人のために、全てを滅ぼす

ニーアレプリカントのキャッピコピーでもあった「一人のために、全てを滅ぼす」は物語の結末後のことです。ニーアは見事目的を達成しヨナを奪還しましたが、当のヨナは黒文病に侵されたままであり、そう遠くない未来に死ぬことが確定しています。

またゲシュタルト（マモノ）たちにとっても、オリジナルゲシュタルトであった魔王ニーアが消えてしまったことにより、人間という種の存続自体が消滅してしまいました。ニーアは、自覚は当然ありませんが、まさに全てを滅ぼしてしまったのです。とはいえ、どのみち滅亡は免れることはなかったという考察^※1もありますが、ニーアがそれを早めたということは紛れもない事実でしょう。

※1：ちなみに筆者の立場はどのみち滅亡していたというものです

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