【ニーアレプリカント】ルイーゼのプロフィールと設定【リメイク/PS4】

ルイーゼの正体はマモノ（ゲシュタルト体）

ルイーゼの正体はマモノです。ただし、完全な崩壊体となっているわけではなく、その寸前、というのが正しいのでしょうか。まだかろうじて自我が残っており、彼女自身、配達員に対しては愛情を抱いています。喋れないながらも教えてもらった歌を愛おしそうにも歌っていました。

しかし、悲劇は唐突に降りかかります。配達員がルイーゼの床に滴る血を目撃してしまったのです。ルイーゼは去る配達員を見て、自身が人間でないことに懊悩します。もっと人を食べたら人間になれるはずだと。

ニーアたちがルイーゼのいる場所にたどり着くと、濃厚なマモノの気配が充満していました。一方そんなニーアたちを見て、呑気にも配達員がカイネに月のものの相談をします。幸か不幸か、配達員はルイーゼをまだ人間の少女として想っていたのです。当然、ルイーゼにはそれはわかりません。

少女はニーアたちが近づくと、巨大なマモノへと変貌しました。その圧倒的な力の前にはニーア、エミール、カイネの3人ですら苦戦します。マモノの声が聞こえるカイネはすかさずルイーゼにとって大切な配達員を攻撃する素振りを見せ、注意を引くことに成功します。しかしそれも束の間、致命傷を与えたはずの攻撃はすぐさま再生されてしまいました。

もはや手段もなく、ニーアが食べられる寸前、配達員が決死の覚悟で糾弾します。バケモノ、人喰い。その言葉に動きが止まったルイーゼは、カイネによって首を飛ばされます。きっと、再生しようと思えばできたのでしょう。しかし、不死身の化け物――ルイーゼは、そのまま消滅しました。

消滅したあと、ルイーゼから一枚の紙が落ちてきました。配達員からはルイーゼのものは全て処分してほしいと言われていたカイネは、中身を見て、そして破り捨てます。破り捨てられた手紙には、真っ黒なミミズが這ったような汚い文字で、「ありがとう」と書かれていたのでした。

デボルポポルの切り札だった

ゲームのデボル＆ポポルの会話で、魔王が自分たちの予想通りに動かなかったときのための切り札としてルイーゼが用意されていたことが判明しました。あの強大な力であればそれも納得でしたが、誤算だったのは彼女が人間になりたがってしまったことだったのでしょう。

手紙を渡すルートも追加

3周目以降限定ですが、ルイーゼを配達員が否定する前に倒すことで手紙を渡すルートに派生できるようになりました。配達員にとってもルイーゼを否定するのは辛いことだったと思うので、一つの結末としてよかったのかもしれません。