「ピュアすぎてほとんど白痴の女の子たちが重病になったり死んだりするところを泣きながら見るもの」
安田理央著『45歳からのアニメ入門』に、このような一節がある。45歳のアニメ初心者である著者に対し、新たな分野を勧める人物の言である。なるほど確かに。そういった類の作品も世の中にはある。皮肉めいたこの分類が正しいかはさておき、媒体は違えど漫画やゲームにも通ずるものがあるだろう。
「理不尽に立ち向かう少女たち」「『死』と『涙』をテーマにした」「泣いて戦うアクションRPG」。公式ホームページにそんな文言がちらつく、本作は果たしてその分類に当てはまるのだろうか。
『CRYSTAR -クライスタ-』に登場する少女たちは、もちろん不幸な目に合う。しかし彼女たちはピュアでも白痴でもない。疑心暗鬼と葛藤、そして罪悪感に苛まされながらエゴを貫き通す、脆い理念を持った少女しかいない。
▲ゲーム開始5分後。既に泣く主人公
物語は、主人公である「幡田零(れい)」と妹の「幡田みらい」が「辺獄」と呼ばれる世界に迷い込む形で始まる。零はみらいを守るため「守護者」と呼ばれる存在の力を得るものの、結果的には自身の手で妹を殺めてしまう。零は悪魔と契約し、みらいを「ヨミガエリ」させるべく辺獄の地で涙を流す。公式サイトでも確認できる範囲のあらすじは以上となる。
この時点で筆者は複数の疑問が頭によぎった。辺獄とはどのような世界なのか、守護者とは、ヨミガエリとは、そもそも何故2人は辺獄へ迷い込むことになったのか。あの電話は何だったのか?この会話の妙な余白はなんだ?あの蝶の正体は誰なのか?そして、オープニングムービーが妙だ。
これら物語序盤にありがちな導入や世界設定に関する疑問は、全てと言ってもいいほど綺麗に解き明かされる。
▲彼女たちの同期は単純明快。物語を見失わなくて済む
良くも悪くも物語の展開自体は読みやすい。後述するが、本作はキャラクターの心情の揺れ動きが至上のカタルシスを与えてくれるため、先の展開が読めてしまうが故にキャラの一挙手一投足に集中できるという意味では良い方向に作用しているのではなかろうか。
あまり物語について話しすぎるとネタバレになるので難しいが、波乱万丈な展開を見せつつも彼女たちの結末もある程度の納得感を与えてくれる。綺麗な着地と言わざるを得ない。
ちなみに、以前の辺獄はどのような様相だったのかとか、辺獄を想像したのは誰なのかとか、世界観設定についての細かい説明は多くない。代わりに、「死者回想録」という形でそれらを考察できるだけの材料は用意されている。
▲幻想的な背景ビジュアル。ふと眺めたくなる
物語の雰囲気を壊さず、より深く没入させてくれる縁の下の力持ちとして、悲壮感と寂寥感あるビジュアル背景とBGMは紹介しないわけにはいかない。
舞台である辺獄は、字面の通り明るい場所ではない。しかし陰鬱な場所でもない。寂しくもあり、ある意味では希望を孕んだ秩序がある世界として、どこか幻想的な雰囲気に包まれている。街並みや校舎、牢獄や深い森、それら現世に存在する場所はいずれも特異な色彩によって描かれており、夢の中をさまような不思議な感覚にプレイヤーをいざなってくれる。
▲回想イラスト。ピンと来たなら、その予感は恐らく正しい
BGMはピアノとヴァイオリンを基調とした静謐なものが多い一方で、戦闘時や決起するシーンなどでは一転して激しい曲調へと変わる。この緩急の付け方によって、プレイヤーは主人公たちが立たされている状況や状態を自然と理解することができるのだ。
▲場の空気を読める心衣姉さん。大人だ
物語が進めば、「不動寺心衣(ふどうじこころ)」「恵羽千(めぐみばせん)」「777(ななな)」といったキャラクターたちも登場する。何故この4人が出会ったのかという点についても明確な理由があり、それが本作の物語を読み解く上で非常に重要な要素となっている。
当初筆者は、オムニバス形式で物語を展開させていけばいいのにと考えていた。後述するゲーム性からも、それぞれが持つ「エゴ」の本質からも、4人が共闘する理由をイマイチ感じ取れなかったわけだ。
その考えが一気に払拭されるのは、物語中盤に突入してからのことだ。ただなんとなく行動していただけの4人は、それぞれの想いと思惑に操られるようにして、自信のエゴを貫き通すべく行動を開始する。
エゴという言葉を使っていることから察せられる通り、4人が胸に抱く感情は必ずしも他者に受け入れられるものではない。それは時に他者を傷つけ、時に自身をも壊しかねない力として体現される。中盤で展開される物語の後は、最後まで一気に駆け抜けてしまうほどプレイヤーの心を惹きつけるとだけ言っておこう。
▲零の守護者。その正体とは……?
それぞれのキャラクターに触れるとやはりネタバレになるので、ここでは多く語らない。後半の感想コーナー▼にて核心を避けつつ思いの丈を解き放っているので、興味があれば一読いただきたい。
ちなみにだが、筆者は「心衣姉さん」を推している。
▲空を切る心衣姉さんの攻撃
ところが。筆者が愛する心衣姉さん、なんと心底弱い。設定的にではなく、ゲーム的に。
心衣姉さんは、零の次に操作できるキャラだ。その瞬間の喜びと言ったらなかった。見た目ヨシ拳ヨシ、空手の有段者でしかも大人。「ははあ、これはいわゆるお助けキャラだな?」その希望は見事に打ち砕かれた。
彼女は拳を武器に戦う超近距離型のキャラだ。リーチは極端に短く、拳を扱うキャラにあるまじき攻撃速度の低さを誇る。例えるなら、柄のないハンマーを振り回しているようなスタイルを貫く。
▲本作は遠距離攻撃が可能な彼女が最強
本作に登場する敵、「幽者」や「幽鬼」の中にはちょろちょろ逃げ回る個体がおり捕まえるのに苦労する。挙げ句にはボスでさえしきりに距離を取ろうとする者もおり、だらしない心衣姉さんの攻撃は大抵の場合空を切る。
筆者は操作キャラを零に戻した。思わずため息が出た。
何故なら、主人公である零の動作も絶句するほど粗雑だったからである。
▲瞬間を切り抜けば爽快なアクションに見えなくもない
その後に登場する千も777も、操作感という点においては零とも心衣姉さんとも大差なかった。最早これはキャラクター性能の問題ではない。アクション部分の根幹に致命的な問題が発生しているからに他ならない。
攻撃判定の狭さと持続の短さ、3,4コマ程度の拙い攻撃モーション、処理落ちを疑うほどの強烈なヒットストップ、ハチャメチャな方向に飛ぶロックオン、ボタン入力の受付の悪さは15フレームの操作遅延が起きているのではないかと錯覚するほど。
間延びした回避、ダッシュ慣性の乗らないジャンプ、意地でも水平方向にしか判定のないジャンプ攻撃、剣だろうが拳だろうが変わらない攻撃ヒット時の効果音、4人で戦う意味が不明な交代システム、どういう状況を想定して作られたか分からない全方位攻撃スキルは勿論死に技だ。
敵は9種類使い回しの色違い、雑魚は周囲を漂うだけで何もせず、かと思えば予兆から2秒後に繰り出されるちんけな攻撃、ボス戦は張り付いて攻撃ボタンを連打するだけの単純作業でアクションにおける駆け引きは皆無と言っていい。
ああもう。キリがない。
▲収集要素自体はそこそこ面白い。そこそこ
RPG部分(ここでは主に育成や収集要素とする)は及第点と言えるが、不満点も多い。収集要素はランダム性が高く居場所もゲーム内で確認できず、思装(装備)強化にはふざけた量の素材を要求される。その要素をこなそうにも先述したアクションへの不満点が襲いかかってくる。難易度変更の影響は敵のHPと攻撃力のみという手抜きのおまけつき。
また、お世辞にも良質とは言えない3Dモデルも物語への没入感を阻害する。例えば強敵に仲間が吹き飛ばされるシーンでは1種類しかない攻撃ヒット時の効果音が流れるし、吹き飛ばされたキャラは無表情で目を開きっぱなし。会話時の表情変化もほとんどなければ、状況に合わせたモーションもほとんど取らない。シナリオの状況と画面に映る3Dモデルが符合せず、思わず笑ってしまうことさえあった。
散々に言ったものの、ゲームが散々なのだから仕方ない。
▲うずくまりたいのはプレイヤーも同じである
筆者は思わず、レビューを書く際にあれこれ調べてしまった。何か外因的な問題でも発生したのだろうかと心配になりつつも、結局のところネガティブな要因による『CRYSTAR -クライスタ-』の結末は見つからなかった。
しかし、開発秘話インタビューにこのような記述があった。
「約1年という開発期間を考慮し、当初はもっとアクション性の低いRPGを想定していました。ところが『ライトユーザーも楽しめる難易度のアクションゲームにして、カメラも動かせるようにした方が魅力的なゲームになります』と北尾さんたちに提案され、そのシステムを見たときには感動しました」(林氏)。
〜(中略)〜
ntny氏は零の私服モデルを制作し、簡単な表情や動きを付け、Unity上でUnitychanToonShader2.0を適用し、テスト動画を制作した。「リウイチさんの絵の雰囲気が見事に表現されていて、『これならいける』と確信しました」(林氏)。出典:美少女が泣きまくるRPG『CRYSTAR -クライスタ-』、フリュー完全新作の開発秘話に迫るインタビュー! - ファミ通.com
本来はRPGの想定だったものが、アクションRPGへと方針を変えたことが明らかにされていた。驚いたのは、上記記事で公開されている開発初期の零のテスト動画は、「これならいける」という確信を持つには十分すぎるほどのクオリティであったことだ。何故このような結果になったのか、余計に分からなくなってしまった。
製作陣にアクションゲームの製作経験がなかった、あるいは乏しかった。本当にただそれだけの、極々平凡な理由でしかなかったのかもしれない。
▲丁度いい台詞を管理者が持っていました。同感です
先述の通り『CRYSTAR -クライスタ-』の物語は完成度が高い。序盤のありきたりな展開ですら、中盤以降プレイヤーの目を引いて離さない材料となり、強烈な出来事が連続する。プレイヤーは物語に没入し、次はどうなるのか、どうつながるのか、気になって仕方がなくなる。
その没入感に最初から最後まで水を指すのは、他ならない本作のアクションパートだ。ひたすらに退屈で苦痛。勿論、アクションパートの存在を否定しているわけではない。言うだけならタダなので言わせてもらうが、アクションが面白ければ決して文句はないのだ。
総評。『CRYSTAR -クライスタ-』の良質な「ノベル」は、悪質な「ゲーム」によって破壊されてしまった。以上だ。筆者は本作と出会えたことを嬉しく思うが、安易に人に勧めようとは思わない。
▲「こんな」ダンジョンのレビューをしたいわけではない
何故シナリオ偏重ゲームのレビューはこうも困難なのか。物語の魅力を伝えるのが、シナリオ重視の作品の魅力を最大限伝えられるはずである。ビジュアルが良いとか声優が豪華とかアクションがつまらないだとか、何故一番伝えたいことを差し置いたレビューしかできないのか。
答えは明白だ。世はネタバレに厳しい。難儀。
……そうは言ってもネタバレを回避しようとするとこれ以上何も語れないため、読者への配慮はかなぐり捨てて好きなことを書いてしまえ、と割り切ることにした。
というわけで、以下の内容には多少のネタバレを含む筆者のレビューもとい感想文となる。核心に迫るポイントは伏せているので安心してほしい。ただ覚悟はしていただきたい。
▲零の泣き顔。ただし見飽きた光景となる
いわゆる泣きゲーに近い雰囲気の本作であるが、結局筆者が泣くことはなかった。目頭が熱くなった場面は何度かあったものの、不幸を乗り越えるカタルシスはついぞなかった。
良くも悪くもシナリオの展開が先読みできてしまったため、どちらかと言えば物語の謎を解き明かすような視点になってしまったのが原因であろう。念のためフォローしておくが、本作が決して感動できないという意味ではない。彼女たちが悲惨な目に遭うのは何故なのか?真因は何なのか?それを追及したくなったに過ぎない。
この点についてはプレイヤー1人1人によって受ける印象が大きく異なるため、ぜひ各人が体験していただきたい。半ばミステリーを読むような感覚でストーリーを追った筆者であるが、物語の真相には割と満足している。
▲結局この2人は何者だったのか……?
本作の舞台である「辺獄」は死後の世界である。そして死後の世界には輪廻転生のサイクルが乱れないようにと「管理者」が配属され、死者の「イデア」によって「創造主」はエネルギーを得る。なるほど。どうやらそういうことらしい。
その創造主とやらは誰のことだろう?どこで何をしているのだろう?ストーリーを読んでいると分かることだが、辺獄による輪廻転生の実質的な支配者が管理者であることはほぼ明らかだ。管理者とは「メフィス」と「フェレス」であるが、彼女らは如何にして管理者の座に就いたのだろう?
管理者という役職が彼女らの妄言という可能性もあるが、過去には別の管理者がいたことが示唆されている。「愚塔」にいたあの2匹が先代管理者だろうか?
実際のところは不明だが、これらの疑問を考察させるだけの材料は「死者回想録」に潜んでいる。回想録を収集しようとも思ったが、しょうもないアクションパートが邪魔をするため筆者は断念した。本当に口惜しいことだ。
▲融通も利かなければボケも効かない堅物
本レビューを書くに当たり、筆者はプレイ中にちょこちょこスクリーンショットを撮っていた。そうして最終的にスクリーンショットを振り返ってみると、あのキャラが群を抜いて多く写り込んでいるではないか。それがヘラクレイトスだ。
彼(?)は本作の登場人物としてはかなり出番が少ない。しかしながら、彼の言葉と剣は要所で零の助けとなり導きとなる。頼れる。そしてかっこいい。本作は基本的に精神が不安定な少女しか登場しないため、彼への信頼感は常に増していく。プレイヤーの心の拠り所として、絶対的な安心感を与えてくれるのだ。
▲本作の良心
……唐突にネタバレするが、彼は黒幕でもなんでもない。これは断じてミスリードではない。邪推はほどほどに。
▲妙なオープニング。クリア後に見てみるとまた違う
零の妹である「みらい」は本作における最重要人物の1人だ。姉に異様なまでの執着を見せる彼女だが、その点についてどうしても納得いかないことがある。
零以外の他者を単なる障害としてみなしておきながら、最終章では見事に心変わりしてしまうのだ。本作では基本的にキャラクター心情の動きが自然で違和感がないのだが、みらいの手のひらの返し方だけは思わず「????」となった。お前……それでいいのか?いや、なんでそれでよくなった?
主人公ら一行と一時的に協力する理由が、愛する姉を虐げる存在の駆除までは分かる。問題はその後!よく和解できたな?和解しようと思えたな?むしろ何故和解できた?大団円で終わるのは百歩譲るとして、良く言えばみらいが改心したと解釈できるが、その理由が最後まで腑に落ちなかった。
一応筆者の解釈は、愛する姉が自分の気持ちに気付いてくれたから、としている。ただそうすると、きっかけは妹の想いに気付けなかった零のせいになってしまう。零が悪い。案外納得がいくかもしれない。そしてチョロいな、みらい。
▲信じる「正義」ありきの落ち着いた言動
筆者が人物としての魅力を感じるのは心衣姉さんであることは先述の通りだが、作中で最も感情を揺さぶられたキャラクターは千である。
千はその境遇と生い立ち、そして代行者になる決断をした理由もあり、無愛想というか感情を表に出さないというか、協力的ではありつつも非当事者に近い立ち位置である期間がとにかく長い。古風な言い回しも相まって、主人公ら3人のバランスを保つだけのご都合的な存在に見えなくもない。
もし未プレイでありながらネタバレ覚悟で本項を読んでいる人がいるなら、「歪曲ドラマツルギー」という章における千の心情には是非注目してほしい。核心に迫る内容は伏せるが、本章は作中最大の不和が起こる章である。筆者はこの章で、千という人物に愛着が湧いた。信じる正義が揺らぐ瞬間と、それを仲間に伝えられない良心と、必死に隠そうにも隠しきれないあからさまな態度と、その心の危うさに。
筆者は本作でついぞ泣くことはなかった。しかし最上のカタルシスを本章で得た。カタルシスとは死や別れではなく、その人物の心の動きが本質であると確信した。
▲本作の良心2
見た目はこんな彼女だが、本作を語るにあたり777の名を口にしないことは許されない。彼女は幽鬼という存在であり、他の代行者3人とは性質も立ち位置も異なる。それ故か物語上かなり特別な役割を担っており、かなーり美味しいポジションにいる。
見た目はこんな777だが、プレイすればするほど好きになる。ちなみにゲーム的な性能も高い。「えんじょいでえきさいてぃんぐ」じゃないアクション部分を淡々と処理してくれる。これはもう、好きになるなという方が無理だ。
本レビュー冒頭の言葉を借りれば、彼女はひたすらにピュアな存在であり続ける。あるいは白痴のようであるかもしれない。しかしその純真さは彼女たちだけではなく、プレイヤーさえも救ってくれるのだ。
総合評価 | ||
---|---|---|
6.5点/10 | ||
世界観 | グラフィック | 戦闘 |
8.0/10 | 6.0/10 | 3.0/10 |
キャラクター (ストーリー) |
サウンド | 快適さ |
9.0/10 | 9.0/10 | 4.0/10 |
【総合評価】 編集部が話し合いによって決める参考値です。総合評価は10点満点となっており、10点=神ゲー、5点=普通、1点=致命的のように点数が高いほどより面白いゲームと言えます。 【6項目評価】 世界観:クライスタの世界の出来栄えの参考値 グラフィック:映像や背景の綺麗さの参考値 戦闘:戦闘システムの面白さなどの参考値 キャラクター:キャラたちの魅力、背景の参考値 サウンド:ボイスやSE、BGM等の参考値 快適さ:ロード時間や操作性、運営の更新性の参考値 |
パッケージ版の購入はこちら(Amazon) |
タイトル | CRYSTAR-クライスタ- |
---|---|
発売日 | 2022527 |
開発元 | フリュー |
対応機種 | |
ジャンル | |
プレイ人数 | |
CERO | C |
1、カメラ感度を最大にする。 2、常にマップ表示状態にする。 これだけで無限に周回できるね!君もメフィスとフェレスに契約して、スキルガチャをキメよう!
『CRYSTAR-クライスタ-』評価レビュー|緻密なノベルを阻むのは、粗悪なゲームの成れの果て
自分含めストーリーを読むことが好きでゲームをしてる人にはクライスタ勧めたことあるけど、記事にあるようにおいそれと人には勧められないですよね。 絵や雰囲気が凄く好きなので同じ系譜のクライマキナは快適なアクションができることを願うばかりです。