「アサシンクリード エツィオ コレクション」はシリーズの中でも屈指の人気を誇る『アサシンクリード II』、『アサシンクリード ブラザーフッド』、『アサシンクリード リベレーション』のシングルプレイとDLCをすべて収録。それに加えて『アサシンクリード リネージ』、『アサシンクリード エンバース』の映像作品も見ることができる。
プレイ時間 | 70時間 |
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30時間(アサクリ2) 20時間(アサクリブラザーフッド) 20時間(アサクリリベレーション) |
「アサシンクリード2」はエツィオがテンプル騎士団に家族を殺され復讐をするまでの物語、「アサシンクリード ブラザーフッド」はエツィオがアサシン組織を再建する物語、「アサシンクリードリベレーションズ」はエツィオが先祖が隠した最強の武器を探す旅に出る物語となっており、本作をプレイするだけでエツィオの一生を楽しむことができます。
窓や突起があれば、ほぼすべての壁に上れたり屋根の上を走って行ったりと移動が非常に自由です。敵のいる場所を避けてショートカットできたりゲームを進めるうえで楽になるのもありますが、壁を登ったり屋根を伝って走るなど普段できないような移動ができる楽しさがあります。
また、ストーリーを進めるとフックショットなども解禁されるので、より爽快なアクションを楽しむことができます。
通常の戦闘もありますが、基本的には敵にばれないように接近していろいろな方法で暗殺するのがメインとなっています。無駄な戦闘をせず一方的に倒すことができるのでストレスがなく、一撃で倒せたときは非常に爽快で気持ちがいいです。
なお、暗殺するためには条件が整っている必要があるので、地形や人込みを利用する必要があり結構頭を使います。
フィレンツェ、ヴェネツィア、ローマなど有名観光地を主体に15世紀のイタリヤの街並みや人々の暮らしを精巧に再現しているので、疑似的なイタリア旅行を楽しむことができます。
ゲームを開始すると謎の施設から脱出させられるのですが、なぜこの施設に囚われていたのかなぜ脱出しようとしているのか説明がないので、訳も分からず脱出することになります。また、進むべきルートが分かりづらいのですが、ルートの説明も少ないので、数十分詰まってしまうこともそこそこありました。
全体的に動きがもっさりしているので、思ったように動いてくれません。また、フリーランと呼ばれるZRとBボタンを同時に押しながら移動すると走りながら登れる場所やジャンプできる場所で自動的にアクションを起こしてくれるのですが、目的とは違う場所に判定が吸われたりして邪魔になることが多々あります。
カメラも主人公が向いた方向に動く仕様になっているので、スティック操作が難しく先も見ずらいです。全体的にステージなどの難易度よりも操作性での難しさがあるゲームだと思います。2009年のゲームなので仕方がないことではありますが、最近のゲームの操作性に慣れてる人には少々苦痛かもしれません。
自由に移動できるマップやストレスのない暗殺戦闘などのゲームシステムは良かったのですが、昔のゲームなので、操作性やグラフィックの低さが非常に気になりました。操作性の悪さもゲームの難易度として楽しめる方にはおすすめできる作品だと思います。
なお、1つのソフトで3作品遊べるので、ボリュームは非常に満足できるものでした。
総合評価 | ||
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5.8点/10 | ||
世界観 | グラフィック | 戦闘 |
9.0/10 | 3.0/10 | 10.0/10 |
キャラクター (ストーリー) |
サウンド | 快適さ |
7.0/10 | 5.0/10 | 1.0/10 |
【総合評価】 編集部が話し合いによって決める参考値です。総合評価は10点満点となっており、10点=神ゲー、5点=普通、1点=致命的のように点数が高いほどより面白いゲームと言えます。 【6項目評価】 世界観:アサシンクリードの世界の出来栄えの参考値 グラフィック:映像や背景の綺麗さの参考値 戦闘:戦闘システムの面白さなどの参考値 キャラクター:キャラたちの魅力、背景の参考値 サウンド:ボイスやSE、BGM等の参考値 快適さ:ロード時間や操作性の参考値 |
タイトル | アサシンクリード エツィオ コレクション |
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発売日 | 2022527 |
開発元 | ユービーアイソフト |
対応機種 | |
ジャンル | |
プレイ人数 | |
CERO | Z |
『アサシンクリード エツィオ コレクション』評価レビュー|超爽快!暗殺パルクールアクションゲーム!