【ポケモンSV】ラプラスの育成論と対策【スカーレットバイオレット】

ポケモンSV(スカーレットバイオレット)における、ラプラスの育成論と対策を掲載しています。

ラプラスの基本情報

ラプラス	HP	130 (21位)
	攻撃	85 (316位)
	防御	80 (272位)
	特攻	85 (256位)
	特防	95 (154位)
	素早	60 (483位)

特性

特性	効果
ちょすい	水タイプの技を受けると、ダメージや効果を受けずに最大HPの1/4HPが回復する
シェルアーマー	相手の攻撃が急所に当たらない
うるおいボディ	戦闘中の天気が「雨」のとき、ターン終了時に状態異常が治る

タイプ相性（弱点）

×4	-
×2
×0.5
×0.25
無効	-

相性の良いテラスタイプ

タイプ	強み
	「ぜったいれいど」の命中率を下げずに草・電気弱点を消せるタイプ。
	ラプラスの耐性を強化しつつ「10まんボルト」の火力を上げることができる。

ラプラスの強みと役割

高耐久+「ぜったいれいど」による受け破壊性能 「ほろびのうた」で耐久ポケモンの対策が可能 タイプ一致「フリーズドライ」で攻撃面も優秀

高耐久+「ぜったいれいど」による受け破壊性能

技	タイプ	威力	命中	PP
ぜったいれいど		-	30	5
効果
相手を一撃で「ひんし」にする。こおりタイプには当たらず、こおりタイプ以外のポケモンに使うと、命中率が低下。

ラプラスといえば「ぜったいれいど」をはじめとした一撃必殺技が有名ですが、ポケモンSVにおいてもその強さは不変です。

高耐久からの「ぜったいれいど」は試行回数を稼ぎやすく、足が遅いサイクル構築に対しては常に驚異的な存在となります。

「ほろびのうた」で耐久ポケモンの対策が可能

技	タイプ	威力	命中	PP
ほろびのうた		-	-	5
効果
使ったときに戦闘に出ていたポケモンは3ターン後に「ひんし」状態になる。交代すると効果が消える。「みがわり」を使っていても攻撃が当たる。

ラプラスの「ほろびのうた」は「バトンタッチ」構築の対策だけでなく、自らが起点になることを回避できる技として優秀です。

「ぜったいれいど」のパワーばかり目立つポケモンですが、ギミック構築への対策枠にもなれる器用なポケモンとなっています。

タイプ一致「フリーズドライ」で攻撃面も優秀

技	タイプ	威力	命中	PP
フリーズドライ		70	100	20
効果
みずタイプのポケモンにも「効果抜群」になる。10%の確率で相手を「こおり」状態にする。

ラプラスのメインウェポンとして採用される「フリーズドライ」は相手が水タイプであっても抜群を突ける優秀な範囲を持ちます。

「うたかたのアリア」などの水技と合わせて全タイプに等倍以上で攻撃ができるのが強みです。

ラプラス(うずしお型)の育成論

育成例

ラプラス						テラス
						特性						ちょすい
						性格						ずぶとい
						持ち物						たべのこし
			HP			攻撃			防御			特攻			特防			素早さ
実数値			237			94↓			145↑			105			116			80
努力値			252			-			252			-			4			-

主な調整意図

HB	物理相手に最大限行動回数を確保するために特化

おすすめ技構成

	技	タイプ	威力	命中	PP
確定枠	うずしお		35	85	15
確定枠	ほろびのうた		-	-	5
確定枠	みがわり		-	-	10
確定枠	ぜったいれいど		-	30	5

「うずしお」+「ほろびのうた」で確実に処理

ラプラスは「うずしお」+「ほろびのうた」が可能なポケモンとなっており、受けループやサイクル構築を確実に崩す手段として採用できます。

相手がどのような特殊受けであったとしても、「ほろびのうた」であれば耐久値に関係なく処理することが可能です。

「ぜったいれいど」の連発も強力

火力が無いポケモンの前で「みがわり」を置き、「ぜったいれいど」を連発する動きも強力です。相手に氷タイプがいない限りは一貫し続けるため、低速サイクル相手には脅威となります。

ラプラス(とつげきチョッキ型)の育成論

育成例

ラプラス						テラス
						特性						シェルアーマー
						性格						れいせい
						持ち物						とつげきチョッキ
			HP			攻撃			防御			特攻			特防			素早さ
実数値			213			105			124			150↑			115			72↓
努力値			60			-			188			252			-			-

主な調整意図

耐久	物理技と特殊技を満遍なく耐えるように調整

おすすめ技構成

	技	タイプ	威力	命中	PP
確定枠	うたかたのアリア		90	100	10
確定枠	フリーズドライ		70	100	20
確定枠	10まんボルト		90	100	15
自由枠	こおりのつぶて		40	100	30

その他の技候補

ぜったいれいど	受け構築に対して出す場合はこちらが必須

環境の特殊アタッカーにサイクル戦を仕掛ける

テツノツツミ

ハバタクカミ

サーフゴー

環境で特に強力な特殊アタッカーとの打ち合いが可能ですが、特にテツノツツミに対して確実に有利を取れる数少ないポケモンです。

相手の特殊アタッカーに対して繰り出し、削る動きが有効となっています。

「こおりのつぶて」が優秀

技	タイプ	威力	命中	PP
こおりのつぶて		40	100	30
効果
先制攻撃ができる。自分と相手が同時に使用した場合、「すばやさ」が高い方が先になる。

ラプラスに採用している「こおりのつぶて」ですが、カイリューをはじめとしたドラゴンタイプはもちろん、体力が僅かに残った相手を処理する技として優秀です。

特に初手の打ち合いで負けてしまい二体目でラプラスを繰り出すケースなど、「こおりのつぶて」で落としてからゲームを作れる点から、対面構築に採用しやすいアタッカーとなっています。

ラプラスの対策

環境上位ポケモンの高火力で迅速に処理

炎オーガポン

連撃ウーラオス

パオジアン

ラプラスの対策ですが、抜群技で攻撃すれば大抵の場合は確定2発で落とすことができるため的確に弱点を突きましょう。

ただし、「ぜったいれいど」や「ほろびのうた」の存在を考慮すると積み技の起点にするのは注意が必要です。

ラプラス自身の火力は抑え目なため2回行動ができる

ラプラスは技範囲は広いものの特化してもC実数値が150とそこまで高い数値ではありません。弱点さえ突かれなければ2回行動できることが多い点に注目しましょう。

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