【EAFCモバイル】レジェンド選手の半生を紹介！カカ編

EAFCモバイルにおけるレジェンド選手カカの歴史紹介コラムです。成り立ちや今までの活躍を紹介していきますので、ぜひご覧ください。

レジェンド選手カカについて

カカの基本情報

選手名
カカ (本名：リカルド・イゼクソン・ドス・サントス・レイチ)
誕生年	1982年4月22日 (現在42歳)
出身国	ブラジル
クラブ歴	・サンパウロFC(2001〜2003,2014) ・ACミラン(2003〜2009,2013〜2014) ・レアル・マドリード(2009〜2013) ・オーランドシティSC(2014〜2017)
代表歴	ブラジル代表(2002〜2016) ▶︎通算成績：29ゴール・22アシスト
愛称	ブラジルの貴公子
実績	バロンドール:1回 FIFA年間最優秀賞:1回 FIFAクラブW杯大会MVP:1回 UEFA年間最優秀選手:1回

カカの半生（1982-2001）

カカの誕生

豊かな家庭に生まれる

カカは1982年4月22日にブラジルの首都ブラジリアで誕生しました。土木技師の父と教師の母の元に生まれた「カカ」は不自由のない少年時代を過ごしていきました。

引っ越し

7歳になると生まれた首都ブラジリアを離れて家族とともにサンパウロに引っ越すことになります。サンパウロに引っ越したことで、「サンパウロFCのユース」に加入することになりました。普通の少年と同じく学校とクラブチームを行き来してサッカーを楽しんでいたカカでしたが、ここで問題が発生します。

成長の遅い少年時代

カカがサッカーを楽しむ上で抱えた問題は骨の成長遅延でした。骨が成長しないせいでサッカーにおいて重要な身長やフィジカルが伸び悩んだカカでしたが、当時のサンパウロFCがカカの持つテクニックを認めていたこともあり、チームのサポートに沿ってのトレーニングや食事管理によって14歳ごろになると成長していくことになります。

カカの半生（2001-2002）

サンパウロでプロデビュー

U20代表に選出されるまでに成長

身体の成長が上手くいったカカは持ち前のテクニックに加えてフィジカルやスピードがついてきたことで、サッカー選手としても急成長します。一躍チームの注目株となったカカは17歳の時にトップチーム昇格とU20代表に選ばれることになります。

大怪我負った

トップチーム昇格を果たした同年に祖父の家を訪れたカカでしたが、プール飛び込んだ際に脊椎を損傷する大怪我を負うという事件が起きました。運が良かったこともあり、下半身付随にならずにサッカーを続けることができたことで、カカはサッカー間の変化を感じることになったといいます。

得点を連発

怪我が完治して迎えた2001年のシーズン1年目に迎えた全国選手権で12ゴールの活躍を見せた上、リオ＝サンパウロ州大会で決勝戦で後半14分から出場を果たすと2得点を決めて優勝に貢献しました。翌年も全国選手権で9ゴールを挙げてMVPを獲得します。

代表デビュー

所属チームでの活躍が評価されて2002年の1月に行われたボリビア戦でA代表デビューを果たします。迎えた日韓W杯ではロナウドやリバウド、ロナウジーニョといった豪華な前線の中に入り込むことができずにコスタリカ戦で僅かにプレイするだけに留まりましたが、ブラジルとしては5度目の優勝を獲得します。

カカの半生（2003-2009）

名門ACミランに加入(1回目)

セリエA全盛期にACミランに移籍

サンパウロFCで活躍していたカカは2003年の夏の移籍シーズンにイタリアの名門ACミランに移籍することとなります。タレントが揃っていたACミランの中では、最初のうちはPSGにレンタルが予定されていましたが、プレシーズンでのプレーを見たアンチェロッティがレンタルを撤回。そのままシーズンをトップ下で戦うことになりました。

優勝に貢献

9月1日にUSアンコーナ戦でデビューを果たすとそのままトップ下でレギュラーの座を獲得します。トップ下ながら10ゴールを挙げる活躍を見せてチームの5シーズンぶりの優勝に貢献します。

チャンピオンズリーグ決勝に進出

翌年も好調を維持してリーグ戦7ゴールを決めますが、チームとしてはユベントスに首位を奪還されてリーグ戦2位に沈むこととなります。しかしチャンピオンズリーグではカカの好調もあり、決勝戦(リバプール戦)に進出します。

イスタンブールの悲劇

迎えた決勝ではリバプールと対戦します。開始1分でマルディーニがボレーで先制するとその後もカカのドリブル突破に反応したエルナン・クレスポが2点目を挙げます。前半終了間際にはさらにエルナン・クレスポが得点を挙げて3対0で折り返します。

ACミランが有利と見られていましたが、ここからリバプールの逆襲が始まります。54分のジェラードのヘディングゴールから始まり56分にさらに1点を重ねて、押せ押せムードのリバプールはPKも決めて同点に追いつきます。その後両者譲らずPK戦にもつれた戦いはカカはなんとか決めますが、5人目のキッカーシェフチェンコが外して優勝を逃してしますことになるのでした。

クラブに忠誠を誓う

2005-2006シーズンの終わり頃4月にセリエAに激震が走ります。カルチョポリと呼ばれるユベントスを主犯とした不正が発覚したためです。この影響でユベントスは優勝の剥奪とセリエBへの降格を命じられます。この件に関わっていたACミランも例外ではなく、シーズン開幕前に8ポイントのマイナスを受けてのスタートとなり、優勝が厳しくなったと共に信用が揺らぎ始めることになりました。ACミランに所属していたカカにも様々なクラブからオファーがかかりますが、カカはオファーを拒否してミランに忠誠を誓うのでした。

リーグで攻撃の要として機能

ペナルティーを受けたまま始まった2006-2007シーズンはエースストライカーのシェフチェンコがチェルシーに移籍したことで得点力に不安が残る幕開けとなります。しかしカカが8ゴール7アシストを記録して、攻撃を牽引したことでシーズンを4位で終えることになります。

CLで最高の活躍を見せる

カカの活躍はリーグだけに留まらずUEFAチャンピオンズリーグでも輝きます。不正のペナルティの影響で予選からのスタートとなったミランは予選を突破してグループステージ進出を決めます。

グループステージでもRSCアルデルレヒト戦でのハットトリックを含む5得点を記録してグループステージ突破に貢献します。

ベスト16やベスト8、ベスト4と苦しみながらも勝ち抜いたACミランを待っていたのは、決勝で苦い思いをしたリバプールでした。あの時の雪辱を果たすべく始まった試合はACミランペースで進みます。45分にインザーギが勝ち越し点を決めると82分にはカカのアシストにまたもインザーギが合わせて得点を決めます。その後1点を返されますが、1点を守り切ったACミランがあの時の雪辱を果たして8シーズンぶりの優勝を掴み取るのでした。

バロンドールとFIFA最優秀選手賞を受賞

リーグ戦とCLでの活躍が評価されたカカはライバルのメッシやC・ロナウドを圧倒的に引き離してのバロンドールを受賞したとともにこの年のクラブW杯での活躍も評価されてFIFA年間最優秀選手にも選出されて個人として最高の栄誉を2つ獲得することになりました。

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