EAFCモバイルにおけるクラブの歴史紹介コラムです。今季目覚ましい活躍を見せたクラブの成り立ちや今までの活躍を紹介していきますので、ぜひご覧ください。
目次
チーム名 | |
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バイエル04レバークーゼン | |
設立年 | 1904年 |
所属ディビジョン | ブンデスリーガ (1部) |
ホーム | バイ・アレーナ |
愛称 | ベルクスエルフ |
チームカラー | 赤・黒 |
実績 | ブンデスリーガ優勝:1回 (2023-2024) DFBカップ優勝:2回 (1992-1993,2023-2024) UEFAカップ優勝:1回 (1987-88) |
監督 | シャビ・アロンソ |
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フォーメーション | 3-4-2-1 |
キャプテン | ルーカス・フラデシキー |
今季打ち立てた記録 |
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・公式戦無敗記録:51試合 ・ブンデスリーガ最多無敗記録:29試合 ・ブンデスリーガ初の無敗優勝 |
レヴァークーゼンは1904年にレヴァークーゼンに本社を置くバイエル社の健康促進事業によって設立されました。創設当初はバスケやテニスといったスポーツ事業の一部であったが、現在は「バイエル・04・レヴァークーゼン有限会社」が運営する完全に独立した部門となっている。
企業名を原則禁止しているドイツにおいて、エンブレムに親会社である製薬会社「バイエル社」の名前が入っている上、クラブ名にも企業名が入れることが特例で許されている唯一のクラブとなっている(RBライプツィヒはRasen Ballsportの略なので除外)。
レヴァークーゼンは1978-1979シーズンに西地区の「2.ブンデスリーガ」を優勝したことで、ブンデスリーガへの昇格を果たしていきます。昇格してからリーグ戦やカップ戦で2位に入ることはあるものの中々、優勝というものを掴み取ることが出来ずにいたレヴァークーゼンでしたが、1987-1988シーズンに初優勝が出来るチャンスがやってきます。
UEFA CUPの出場権を得て1987-1988シーズンを迎えたレヴァークーゼンはリーグ戦・ドイツ杯(DFBポカール)両方で結果が振るわないシーズンとなりましたが、UEFA CUPでは順調に勝ち上がっていきます。
エーリッヒ・リベック監督(レヴァークーゼン)とハビエル・クレメンテ監督(エスパニョール)の決勝初出場同士での対決となった試合はお互いのホームで3得点を取る両者譲らない試合となり、PK戦にまで突入していきました。PK戦でもお互い譲らない戦いが続きましたが、迎えたエスパニョールの3人目のウルキアガと4人目のズニガ・フェルナンデスが外して、レヴァークーゼンのタウバーが決めたことで、3-2でレヴァークーゼンの優勝で幕を下ろし、レヴァークーゼンは初タイトルを飾ることになりました。
1987-1988シーズンにUEFA CUP優勝以降で優勝から遠ざかっていたレヴァークーゼンでしたが、2000年代で最も優勝に近づいたシーズンがやってきます。ミハエル・バラックを中心とした変則的な3-5-2で攻撃的サッカーを展開して迎えた2001-2002シーズンは、破竹の勢いでリーグ戦とカップ戦、CLを勝ち上がっていきます。
このシーズンはドイツの堅実なサッカーとは対照的なFWからDFまでが連動した攻撃的なサッカーを展開していきます。SBが攻撃に参加するサッカーを展開していたこの年のレヴァークーゼンは前年よりも得点数を大きく伸ばしていきます。特にトップ下に入り、ドリブルやパスでチャンスをしてチーム内でトップのアシスト数を誇ったゼ・ロベルトやサイドから的確なクロスをFWに供給出来たシュナイダー、チーム内で攻守の中心となったバラック、バラックの守備負担を減らすために献身的な守備で貢献したラメロウといった選手たちが大活躍を見せていき、リーグ戦やカップ戦、CLの全てで快進撃を見せていきました。
リーグ戦では4連覇を目指していたバイエルン・ミュンヘンや「マルシオ・アモローゾ」や「ロシツキ」、「リッケン」を擁したドルトムントとシーズン終盤まで競うこととなります。レヴァークーゼンはリーグ初戦(vsヴォルフスブルク)で持ち前の攻撃力を活かして2-1で勝利する順調な滑り出しを見せるとその後も勝ち星を積み上げていきます。15節までは順調に勝利を重ねて暫定首位に立ったレヴァークーゼンでしたが、17節(vsヘルタ・ベルリン)・18節(vsヴォルフスブルク)の2連敗を皮切りに負けが増えていき、第21節(vsシャルケ)で負けたことでドルトムントが首位を譲ることとなりました。両者譲らないまま迎えた第24節での直接対決を4-0で勝利したレヴァークーゼンでしたが、終盤での2連敗が重なり優勝を逃すこととなります。
続いて行われたカップ戦でもレヴァークーゼンは順調に勝ち上がっていき、決勝に駒を進めていきます。シャルケとの対決となったこの年の決勝はシャルケのペースで進んでいきます。レヴァークーゼンは何とか2点を返すもシャルケの攻撃を防げず4-2で負けてしまい、カップ戦も準優勝で終わることとなりました。
優勝の望みがかかったCLでも躍進を見せていきます。この年のレヴァークーゼンはグループステージを2位で勝ち上がり、決勝トーナメントでリヴァプールとマンチェスターUに勝利して決勝進出を果たします。決勝の相手は設立から100年の節目のシーズンであった白い巨人「レアル・マドリード」。レヴァークーゼンが押し込まれることが予想されましたが、予想を裏切り終盤まで持つれる試合となっていきます。試合序盤にラウールに点を許したレヴァークーゼンでしたが、その後すぐにルシオが同点弾を決めて同点に追いつくと両者点が取れないまま前半が終わろうとしていた45分にロベルト・カルロスのクロスに反応したジダンが放ったボレーシュートが決まります。結局ジダンのゴールが決勝点となり、レヴァークーゼンは優勝を逃してシーズン全てを2位で終えることとなる悔しいシーズンとなりました。
次のシーズンに核であったゼ・ロベルトやバラックがバイエルン・ミュンヘンに引き抜かれたことで戦力ダウンを余儀なくされたレヴァークーゼンは長く優勝できない日々を過ごすこととなります。
2021シーズンからタクトを振るっていたジェラルド・セオアネの指揮の元シーズンをスタートしたレヴァークーゼンでしたが、2022シーズンは苦難のスタートなります。前シーズンは攻撃が機能したおかげでCL圏内の3位で終了したレヴァークーゼンでしたが、2022シーズンは守備の崩壊と得点力不足の両方に苦しめられていきます。7月のDFBポカール1回戦で3部のエルフェアベルクに3-4で敗北し、嫌なムードが漂うチームはリーグ戦でも調子を上げられず、初戦のドルトムント戦から開幕3連敗を喫してしまいます。
一向にチームの調子が上向かず17位という降格圏にまで沈んだレヴァークーゼンは10月にジェラルド・セオアネを解任します。ジェラルド・セオアネの後任として選ばれたのは現役時代にバイエルン・ミュンヘンやレアル・マドリードで司令塔として活躍した「シャビ・アロンソ」でした。
シャビ・アロンソはチームの立て直しを図るべく、まず守備の改善に動きます。従来使用していた4バックから3バックに変更してCBの距離を近くすることでカバー意識を高めると共にボールが奪われた際にすぐに奪取を目指す「ゲーゲンプレス」を主体とした守備を採用してショートカウンターに繋げるスタイルを目指していきます。
シャビ・アロンソ就任後の初戦であったシャルケ戦では改善した要素が早速試合に現れていきます。守備が安定したことで、ポゼッションもし易くなったレヴァークーゼンはシャルケ戦で4-0の大量得点で初勝利を飾るとその後も安定した試合を見せていきます。結果として一時は2部降格寸前の17位に居たチームをEL圏内の6位まで押し上げてシーズンを終了します。
降格圏にいたチームを6位まで押し上げて監督としても実力を示して2023シーズンも続投したシャビ・アロンソは試合に安定感をもたらすバランス型MFのジャカや攻撃的SBのアレックス・グリマルドなどの的確な補強を敢行。ショートパスを繋いで全員で攻撃を作り上げていくパワーサッカーを目指していたシャビ・アロンソにとって満足のいく補強となり、2023シーズンに臨んでいくこととなります。
迎えた第一節となるライプツィヒとの試合を3-2で辛くも勝利するとその後のボルシアMG戦とダルムシュタット戦でも勝利して順調な滑り出しを見せていきます。第4節のバイエル・ミュンヘン戦では試合終盤86分にゴレツカにゴールを決められますが、試合終盤にアルフォンソ・デイビスがヨナス・ホフマンをペナルティエリア内で倒したことでレヴァークーゼンがPKを獲得します。試合終盤に追いつくチャンスを得たレヴァークーゼンのキッカー「パラシオス」が落ち着いて決めたことで同点で試合を終えることに成功しました。
終盤に追いつき強豪バイエルンと痛み分けをしたレヴァークーゼンは勢いそのままにELに挑戦していきます。9月21日に行われた1節(ヘッケン戦)を4-0の快勝で終えるとそのまま負けなしで予選突破を決めます。
その後もドルトムント戦やライプツィヒ戦などの危ない試合がありましたが、負けることはなくシーズン中盤までやってきます。ここまで無敗で来たレヴァークーゼンにとって、ハンジ・フリックがバイエルン・ミュンヘンの監督時代に叩き出した公式戦32試合無敗を超えるチャンスが巡ってきました。記録がかかったレヴァークーゼンは開始わずか3分にジャカのゴラッソで先制します。このまま無失点で行きたいレヴァークーゼンでしたが、得点後のわずか4分後にクロスにヘッドで合わせたドミニク・コールが得点を決めてマインツとの試合が振り出しに戻ります。そのまま得点が決まらない時間が続いきましたが、試合のこり20分と言うところでロベルト・アンドリッヒが放ったミドルシュートをGKのロビン・ツェントナーが上手くキャッチ出来ずにそのままゴールに吸い込まれました。この得点が決勝点となり、2-1でマインツに勝利したレヴァークーゼンは33戦無敗の新記録を樹立しました。
引き分けることはありつつも、無敗を継続して快進撃を走る「シュトゥットガルト」や「バイエル・ミュンヘン」との勝ち点差10以上広げていたレヴァークーゼンに優勝のチャンスが巡ってきます。大きく開いた勝ち点があったので、第29節のブレーメンとの試合に勝てば優勝のチャンスにあったレヴァークーゼンはこの試合で得点を量産していきます。前半25分にボニフェイスが先制点を決めたのを皮切りに後半15分にジャカが追加点を決めて途中出場のヴィルツがハットトリックを決めて試合を決定付けたことで、レヴァークーゼンは5-0の圧勝でクラブ史上初のブンデスリーガ優勝を飾りました。
ブンデスリーガを早々に優勝レヴァークーゼンは次の目標を ELのタイトルに向けていきます。予選を無敗で勝ち上がり迎えたベスト16での対戦相手はアゼルバイジャンに本拠地を置くカラバフFK。戦力差があり、レヴァークーゼン優勢と見られていましたが、カラバフFKに苦戦を強いられることとなります。1stレグは前半26分と前半45分に点を取られて、追いかける展開で試合が折り返していきます。終始押されていたレヴァークーゼンでしたが、後半70分にフロリアン・ヴィルツが1点を決めたことで反撃の狼煙が上がると試合終盤にパトリック・シックが同点弾を決めたことで何とか同点で1stレグを終えます。続いて行われたホーム戦でも先にゴールを決めたのはカラバフFKでした。2点ビハインドとなったレヴァークーゼンはジェレミー・フリンポンが得点を決めて1点差に追いつきますが、点が取れない時間が続いていきます。90分を超えてついに無敗記録が終わると思われた試合を救ったのが、パトリック・シックでした。アレックス・グリマルドからパスを受けたパトリック・シックが93分に1点を返すと続いて98分にもう一点を決めたことでレヴァークーゼンは劇的な勝利でベスト8に進出します。
辛くもベスト16を勝ち上がり、続いてのウェストハム戦を3-1で快勝して準決勝に進出するとローマとの検証進出をかけた戦いが始まります。アウェイでの1戦を0-2で勝って折り返して迎えたホームでの戦いでは、前半43分と後半66分に2つのPKを献上して同点に追い上げられます。ここまで試合終盤に追い上げてきたレヴァークーゼンはこの試合でも同点に追いつかれた後の後半87分にOGを皮切りにAT97分にヨシプ・スタニシックが決めたことで合計スコア4-2で決勝進出を果たします。
初の無敗での欧州3冠がかかったEL決勝に進んだレヴァークーゼンはアトランタの戦術に苦しむことになります。お互い3-4-2-1のミラーフォーメーションで始まった試合は自分のペースで試合展開を作りたいレヴァークーゼンがアトランタのマンツーマンのプレスにハマり上手くポゼッションを作れない時間帯が続いていきます。流れを掴んだアトランタは前半12分にルックマンがザッパコスタのマイナスのクロスに反応してこの試合初得点を挙げます。その後もプレスを剥がそうとしますが、26分と75分にもルックマンに点を決められてルックマンのハットトリックによって3-0で今季初めての敗北を期すこととなりました。
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