【アーマードコア6】評価・レビュー|プレイした感想【AC6】

評価・レビュー

アーマードコア6(AC6)の評価およびレビュー記事です。面白いかつまらないかの評価レビュー情報や、クリア後の感想まも掲載しています。

アーマードコア6の評価:Game8スコア

Game8評価スコア

総合評価
48点/60
世界観 グラフィック 戦闘
9/10 9/10 8/10
キャラクター
(ストーリー)
サウンド 快適さ
7/10 6/10 9/10

快適さはPS5版の評価です

【総合評価】
編集部が話し合いによって決める参考値です。総合評価は10点満点となっており、10点=神ゲー、5点=普通、1点=致命的のように点数が高いほどより面白いゲームと言えます。
【6項目評価】
世界観:ゲーム世界の出来栄えの参考値
グラフィック:映像や背景の綺麗さの参考値
戦闘:戦闘システムの面白さなどの参考値
キャラクター:キャラたちの魅力、背景の参考値
サウンド:ボイスやSE、BGM等の参考値
快適さ:ロード時間や操作性、運営の更新性の参考値

▶︎みんなの感想・コメントはこちら

みんなの評価

最高!面白い! 6486
面白い 647
普通 124
まぁまぁ 129
つまらない 1160

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アーマードコア6の評価レビュー

自分だけのメカで戦うアクションゲーム

自分だけのメカで戦う

アーマードコア6は、実に10年ぶりのシリーズ最新作として登場しました。10年ぶりということなので、本作がどのようなゲームなのかわからない方も多くいると思いますが、これは非常に簡単な応えが一つ出せます。それが『自分だけのメカで戦うアクションゲーム』というフレーズです。これはPlayPlayPlayのアーマードコア6特別番組中に出てきたものですが、これ以上ないくらい本作の楽しみを簡潔に表しています。

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ファンには嬉しいあの名前で傭兵家業を営むことに

自分だけのアセンブルで出撃し、そのアセンブル(機体構成のこと)に沿ったアクションを楽しむ。見た目がかっこいいでもいいですし、こういう動きがしたい、あるいはこういう動きができたら攻略が楽そうだ、という設計思想に基づいて自分自身だけのメカを作れる、というのが本作の醍醐味です。

目移りしてまうパーツの数

チュートリアルが終わるとアセンブルを組めるようになるのですが、その時点でももうそこそこの数のパーツが解放されています。特に武器がいくつかあり、どれを選べばいいんだろう、と悩むこと間違いなしでしょう。

実際筆者もどの武器がいいんだろう、どの脚部にしようかな、と悩んでしまいました。ただ、筆者自身が速い動きを好むということもあり、まずは逆関節から、と決めました。

逆関節とでてきましたが、ACの機体を組む上で、基本となるのが脚部です。脚部にはニ脚、逆関節、四脚、タンクという大きな分類が4つあり、さらにそこから軽量ニ脚、重量ニ脚、など細かい分類もあります。

脚部の簡易特徴

脚部の種類 特徴
二脚 ・スタンダードな2足歩行の脚部
・機動力と積載量のバランスが良い
・軽量、中量、重量に分かれており、構成の自由度が高い
逆関節 ・二脚の関節が逆になった二足歩行の脚部
・ジャンプ力が高く少ないEN消費で高所へ行ける
・防御力と積載量は低め
・クイックブーストの移動力が上がる
四脚 ・四足歩行動物のような脚部
・積載量が高く、重火器を多く搭載可能
・チャージ攻撃を足を止めずに撃てる
・ホバリングが可能で空中に留まれる
タンク ・戦車のような脚部
・積載量と防御力が最も高い
・「構え」を発生させずに重火器を扱える
・機動力や旋回力が低い
・ドリフトターンを使用可能

脚部は足の本数や見た目が違うという以外にも違いがあり、ニ脚はオーソドックス、逆関節はジャンプ力が高い、四脚はホバリングが可能、タンクはドリフトや積載上限が高い、といった特徴があります。特徴は上記の表を参考にしてください。

こうして脚部を決めたあとは、お金が足りないので少しだけ金策をした後、武器を購入。が、単発打ち切り型で、武器ボタン長押しだとチャージショットに変わってしまい、自分が思う武器ではなかったなぁ、となってしまいました。せっかく買ったのにお金が…とはならないのが本作です。というのも、売買金額が同じなので、気軽にパーツを試せます。これが非常に嬉しい。

実際に試し打ちしてみて、理想とは違えばすぐに交換する。これができるだけでアセンブルの楽しみも一挙に増します。パーツが出揃ってくれば出揃ってくるほど目移りしてしまうので、今後も気軽に試していきたいと思えます。

こうして作り上げたACで出撃し、ミッションに苦戦すればアセンブルを練り直す。アセンブル自体が戦略にもなっており、こうしたら楽に倒せるんじゃないのか、と考えた戦略がハマったときは達成感もあり、個人的にはその点が楽しい。もちろん、お気に入りの構成で倒していくのも楽しいので、ここは人それぞれ違った楽しみをアセンブルに見いだせます。

アクション面は骨太に

ただ、アセンブルを考えるだけで簡単にクリアできるのかと言われれば、全然そんなことはありません。加えて、最初のチュートリアルではアセンブルが組めず、傭兵としての腕前が試されるわけです。

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が、このチュートリアル、妙に難しい。チュートリアルで正直死ぬと思いませんでした。上述したように、ここではシナリオの都合上、アセンブルができません。情報量の多い画面と忙しい操作に慣れず、5回ほどやられたあとにようやく倒せてから、ゲームが始まります。

もしかしたらこのチュートリアルのヘリコプター戦で苦労するユーザーもいるんじゃないのかな、と思いますが、ここは頑張って乗り越えるしかありません。初期機体は性能も低いので難しいですが、苦労して倒せば間違いなく傭兵として独立できるだけの腕前になっています。

というのも、筆者はチュートリアルを超えたあと、1時間ほどプレイしてからリトライしてみたら、あれほど苦戦したヘリコプター相手にノーコンティニューで撃破することに成功しました。こんな短時間でAC乗りとして成長したのか…と一人感慨に浸る。

これにはいくつか理由があると思います。一つは、本作の情報量の多さ。恐らくAC久々、あるいは慣れていないとなると、画面のどこを見ていいのかわからないと思います。敵の攻撃を報せるアラートであったり、残弾数やオーバーヒートの状況など、目まぐるしいです。

その他攻撃をしながら回避行動を取る必要もあるので、操作も忙しく、なかなか慣れません。とはいえ、これも少しすれば慣れてくるので、諦めずに頑張りましょう。もちろん、ヘリコプターよりも強い敵もたくさんでてきます。従来作品に比べても難しく、間違いなく骨太・歯ごたえのあるアクションになっています。

特に序盤ではジャガーノートという強敵や、そこを乗り越えたらさらに強い敵もでてくるので、正直なところ思っていたよりも難しいと感じました。

ただ、正直最初はなんだこのク◯ボス、とか思っていたのが、何度もトライしていくと、だんだん攻撃パターンも体に染み込んでいき、徐々にですが上手に戦えるようになってきます。戦ってる最中はしんどい部分もありますが、こうしたらこうする、アラートがなったらクイックブースト、と反射できるようになると、あれ、上手になったのかな、と思えました。

この敵にはこの武器でシールドを削って、削り切る前に着弾が遅いからミサイルを打って、よし今スタッガーを取ってミサイル着弾させつつブレードで殴ろう、などと判断できるようにもなりました。最初は画面の情報量が多すぎたものも、徐々にですが、情報の取捨選択ができるようになってくると傭兵としてやっていける自信がついてきます。

スタッガーという新要素で攻めも守りも緊張感が

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アクションについては、今触れた新要素であるスタッガーと呼ばれるものが外せません。スタッガーはよろめき状態のことで、この状態になると攻撃が直撃状態となり、大ダメージを与えられます。一方、スタッガーは自身もなり、スタッガー状態中に敵の攻撃を受けると下手をすれば一撃で倒されてしまうこともままあります。

ボス戦ではこのスタッガー中に攻め込みたいので、敵のスタッガーゲージ(ACSゲージ)を見て、もう少しでスタッガーがとれる、と思ってゴリ押ししてしまいます。が、ゴリ押しをするとあっという間にこちらがスタッガー状態になってしまい…ということがチュートリアルのヘリコプター戦でも何度かあり、このスタッガーゲージが心理的な要因として非常に大きいと感じました。

かといって攻めすぎないとゲージは回復していってしまうし、というジレンマも楽しみの一つです。今はこの武器でゲージが減らないように攻撃しておいて、あるいは衝撃値残留(スタッガーゲージに与えられるダメージの残留量)が高い武器を使ったり…など。やはりここでもアセンブルの重要性を感じさせられます。

アセンブルに楽しみを見いだせる人は特におすすめ

本作は冒頭にも述べたように、『自分だけのメカで戦うアクションゲーム』という部分が根幹にあり、この根幹部分、アセンブルを楽しめるかどうか、というのもゲームの面白さに寄与してきます。

また、本作は思った以上に難しい、と感じる場面があったので、相手に対して対処を考えたりする必要がでてくる場面があります。アクション面ももちろんそうですが、トライアル&エラーの必要が随所でもでてくるので、フロムらしいというか、簡単にクリアできる作品という感じではないのだけは念頭に入れておきましょう。

ただ、この試行錯誤も楽しみの一つではあるので、難しい、もう無理だ、とすぐに心が折れてしまうと続かないゲームにはなっています。そこを乗り越えられれば達成感も得られますし、自分のアセンブルはよかったぞ、なんて思えてくるのも楽しかったです。

また、手に取るさいはできれば次世代機をおすすめしておきます。というのも、恐らく何度も死ぬことになる(少なくとも筆者は)ので、PS5やXboxSeriesX、ゲーミングPCで遊んだほうが、リトライのストレスがヘリます。逆に言えば、次世代機で遊ぶことで大きく快適性が増すので、もしどのハードで購入するか悩んでる方がいれば参考にしてください。

気になるソウルライクとの違いはこちらで細かく

▶アーマードコア6はどんなゲーム?

アーマードコア6クリア後のざっくり感想

クリア後の感想です。個人的にはとても楽しめました。周回も結構たいへんかな、と思いきや、OST強化でかなり楽になっていたり、周回でしか見れない展開もよかったです。

戦闘に関しては、筆者が速い戦闘が好きなのもあってよかったです。特に密着すると楽になるボスが多い、ということに気がついてからは、ガンガン接近戦を挑んでいけたので、1周目ではほとんど使わなかったブーストキックやABも、周回ではガンガン使っていけました。

ただしょうがない部分もありますが、一部武器が相当強いので、大体それでなんとかなってしまうなぁ、というのはちょっとだけ残念でした。とはいえそこまで強くない武器でクリアできるほどの技量があるわけでもなく。筆者は拳とキックだけで勝てるようなイレギュラーではないのです。

次にストーリーについて。筆者はフロムの作品はそこまで考察などはしませんが、ACに関してはfaなどもそうでしたが、なんとなく雰囲気で楽しめることが多くありました。本作も細かい部分はわからないですが、雰囲気で結構楽しめました。

ラスティは声がいいし、チャティもなんかクセになってくる。ミシガンは最初なんだこいつ、って思ってたら、レッドガン部隊のミッションで実はこの人いい人なのか…と気づいてから情報ログでやっぱりミシガンは人情味ある軍曹なのかとわかったり。ウォルターとエアは言わずもがなでよかったです。みんなきっと大好きスウィンバーンだったり、スネイルはまぁ…

ちなみに個人的にはオーネストブルートゥのインパクトが強すぎました。なんなんですかねあいつ。めっちゃクセになります。アリーナの説明文読むと、あぁ、こういうところに俺も騙されていたのか…となるので、ぜひご一読を。

ACのいいところは、細かく考えなくても、大雑把な雰囲気でなんとなく楽しめるところでしょう。あとミッション中のセリフも、こっちが苦戦してたり、あるいは圧倒してると変わるのがいいですよね。こいつ強い、みたいなこと言われると嬉しくなっちゃいます。バルテウス戦のため息には気が滅入っても、頑張って続けてればエアもレイヴンのこと褒めてくれるので頑張りましょう。

音楽に関しても、ふと気がつくと結構いいBGMなってるな、とはなったんですが、前面にはでてこなかった印象ですね。チャプター後半の方の戦闘前ムービーでいいBGMだな、と思うんですが、いざ戦闘が始まるとなかなかそちらに気が向かず。

総評ですが、PS5で遊んだこともあってかなり面白かったです。確かに難しい部分はありますし、エルデンリングと比べると救済少なめですが、OSTが割りと救済だったりします。あと、自分は1周目ではターゲットロックオン?たいしたことないでしょ、と思って全く使っていなかったんですが、ボス戦ではかなり重宝できるのに2周目に入ってから気づきました。一部ボスで苦戦してたりする人、ターゲットロックオンモードになってるかどうか確認してみてください。それでは。

アーマードコア6の製品情報

タイトル アーマードコア6
価格 パッケージ版:8,690円
ダウンロード版:8,690円
発売・販売 バンダイナムコ
対応機種 PS5/4、XboxSeriesX|S、XboxOne、Steam
ジャンル ロボットアクション
プレイ人数 1~6人
CERO C
公式サイト https://www.armoredcore.net/index.html

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コメント

2229 名無しさん

フロムの知名度が上がって、変なミームが10年以上続いて、ACの名前が知れ渡った後だからこそ売れたのに…もうACの名で出してもこれ以上の売上は出ないな。断言するわ。システムを一新したから売れたなんて勘違いも甚だしい

2228 名無しさん

さてはスパロボ系のアクションゲーム作ってた事知らない ゆとり世代だな? ACE フロムで検索して。

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