【マスターデュエル】マルチャミーの評価と解説【遊戯王】

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マルチャミー解説

遊戯王マスターデュエルにおけるマルチャミーの解説記事です。マルチャミーの評価と解説、相性のいいテーマなどについて掲載しています。

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マルチャミーとは

ドロー効果を持つ新たな手札誘発カテゴリー

新たに追加された2種類のマルチャミー
マルチャミー・フワロス画像マルチャミー・フワロス マルチャミー・プルリア画像マルチャミー・プルリア
マルチャミーの共通効果
このカードの効果を発動するターン、自分はこのカード以外の「マルチャミー」モンスターの効果を1度しか発動できない。 ①:自分・相手ターンに、自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードを手札から捨てて発動できる。このターン中、以下の効果を適用する。 ●相手が(特定の場所)からモンスターを(召喚・)特殊召喚する度に、自分は1枚ドローする。 ●エンドフェイズに、自分の手札が相手フィールドのカードの数+6枚より多い場合、その差の数だけ自分の手札をランダムにデッキに戻す。

「マルチャミー」は、ドロー効果を持った新たな手札誘発モンスターです。2種類の「マルチャミー」モンスターはそれぞれ相手が特定の場所から召喚・特殊召喚する度に1枚ドローでき、「増殖するG」と同様に相手の先攻展開の抑制や捲り札を引き込む目的で活躍が期待できます。

テーマ化されているがサポートは特に存在しない

マルチャミーを参照する唯一の効果
このカードの効果を発動するターン、自分はこのカード以外の「マルチャミー」モンスターの効果を1度しか発動できない。

「マルチャミー」はカテゴリー化はされていますが魔法罠カードは存在せず、テーマのサポート等も特にありません。唯一「マルチャミー」を参照する効果は発動を制限する共通効果のみであり、共通効果さえ覚えておけば汎用手札誘発と変わらず運用できます。

マルチャミーの評価

マルチャミーの強みと弱み
チェックマーク適用範囲が広く確実にドローを狙える

チェックマーク先攻展開への対抗手段として優秀

チェックマーク自分が先攻の場合ほぼ確実に腐る

チェックマーク増殖するGより優先する場面は少ない

適用範囲が広く確実にドローを狙える

それぞれのマルチャミーのドロー効果
マルチャミー・フワロス画像マルチャミー・フワロス
デッキ・EXからモンスターを特殊召喚する度に1枚ドロー
マルチャミー・プルリア画像マルチャミー・プルリア
手札からモンスターを召喚・特殊召喚する度に1枚ドロー

「マルチャミー」のドロー条件はそれぞれデッキ・EXからの特殊召喚手札からの召喚・特殊召喚となっており、手札やデッキから特殊召喚せず通常召喚もしないデッキはあまり無いため腐りにくい効果と言えます。

先攻展開への対抗手段として優秀

ドロー効果を持つ手札誘発は通った場合に追加の妨害を引き込むチャンスが生まれ、大量ドローを許すとリソース差で一方的な勝負になりやすいことから先攻展開への抑止力として非常に有効です。2種の「マルチャミー」は後攻が不利になりやすいゲーム性を覆す強力な手札誘発となっています。

自分が先攻の場合ほぼ確実に腐る

発動を制限するマルチャミーの共通効果
マルチャミー・フワロス画像 マルチャミー・プルリア画像
自分・相手ターンに、自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードを手札から捨てて発動できる。

「マルチャミー」の発動条件は自分の場にカードが存在しない場合なので、基本的には後攻用のカードになります。先攻で場に何もカードを置かずターンを返す事は少ないため、先攻時は腐ってしまうと考えて良いでしょう。効果自体は強力ですが、「天盃龍」のように後攻に特化したデッキでなければ扱うのは難しい手札誘発です。

増殖するGより優先する場面は少ない

カード名 解説
増殖するG画像 増殖するG 制約/発動条件
・発動条件無し
・全ての特殊召喚に対応
・ドローしたカードは全て保持可能
マルチャミー・フワロス画像 マルチャミー 制約/発動条件
・自分の場にカードが存在しない場合発動
・一部の場所からの特殊召喚に対応
・手札が相手の場のカードの数+6枚より多い場合、その差だけ手札をデッキに戻す

「マルチャミー」は「増殖するG」と比べると発動条件や制約が多く、扱いにくさが目立ちます。ドローできる効果が強力である事は間違いないですが、採用される場合は「増殖するG」の方が優先され、「マルチャミー」は「増殖するG」の4枚目以降となる場合がほとんどです。

マルチャミーと増殖するGの主な違い

マルチャミーと増殖するGの主な違い
チェック1自分の場にカードが存在しない場合のみ発動できる

チェック2手札が一定以上増えるとデッキに戻す必要がある

チェック3「墓地に送る」ではなく「捨てる」

自分の場にカードが存在しない場合のみ発動できる

発動を制限するマルチャミーの共通効果
自分・相手ターンに、自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードを手札から捨てて発動できる。

「マルチャミー」と「増殖するG」の最も大きな違いとして、「マルチャミー」は自分の場にカードが存在しない場合のみ発動できる点が挙げられます。この効果により基本的に先攻側は発動する機会が無く、「天盃龍」のような後攻前提のデッキでなければ腐る可能性が高いため採用にリスクが伴います。

「増殖するG」の強みの一つだった先攻側が展開後の相手ターンに増殖するGを発動し、相手の後攻の捲りを大きく抑制しつつ展開で失ったリソースを回復する動きが取れなくなっている点も大きな違いと言えるでしょう。

手札が一定以上増えるとデッキに戻す必要がある

手札をデッキに戻すマルチャミーの共通効果
エンドフェイズに、自分の手札が相手フィールドのカードの数+6枚より多い場合、その差の数だけ自分の手札をランダムにデッキに戻す。

「マルチャミー」と「増殖するG」の違いとして、「マルチャミー」は手札が一定の枚数以上増えるとエンドフェイズにその分デッキに戻さなければならず、引いた分を全て抱えて自分のターンを開始することができません。また、デッキに戻すカードはランダムなので、必要なカードが手札に残らない場合もあります。

ただし、最低でも6枚は保持でき、相手の場に応じて保持できる枚数は増えるので強力であることには変わらないでしょう。

手札をデッキに戻す効果を利用できる場合もある

デッキに残っていてほしいカード例
PSYフレーム・ドライバー画像
PSYフレームの手札誘発効果で特殊召喚
真紅眼の黒竜画像 ブラック・マジシャン画像 真紅眼融合画像

ドラグーンのデッキ融合に必要なカードのセット

「マルチャミー」の効果で手札からデッキに戻すカードはランダムですが、「PSYフレームドライバー」をはじめとしてデッキに残っていた方がいいカードは数多くあり、引いてしまったそれらのカードを戻せる場合があります。これは「増殖するG」にはない強みと言えます。

「墓地に送る」ではなく「捨てる」

増殖するGとマルチャミーの発動時の差
増殖するG画像増G
このカードを手札から墓地へ送って発動できる
マルチャミー・フワロス画像マルチャミー・フワロス
このカードを手札から捨てて発動できる

増殖するG」は墓地へ送って発動なのでカードが墓地へ送られない状況では発動できませんが、「マルチャミー」は捨てて発動なのでそういった状況でも問題なく発動可能です。「アトラクター」や「次元の裂け目」のような墓地メタによって封じられない点に関しては「マルチャミー」の方が優れています。

マルチャミーの各カード解説

マルチャミーフワロス

最も汎用性が高いマルチャミー
マルチャミー・フワロス画像マルチャミー・フワロス
テキスト
このカードの効果を発動するターン、自分はこのカード以外の「マルチャミー」モンスターの効果を1度しか発動できない。 ①:自分・相手ターンに、自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードを手札から捨てて発動できる。このターン中、以下の効果を適用する。 ●相手がデッキ・EXデッキからモンスターを特殊召喚する度に、自分は1枚ドローする。 ●エンドフェイズに、自分の手札が相手フィールドのカードの数+6枚より多い場合、その差の数だけ自分の手札をランダムにデッキに戻す。

「マルチャミー」の中で最も多くのデッキに刺さりやすいのが「フワロス」です。発動条件はデッキ・エクストラからの特殊召喚となっており、エクストラから一切特殊召喚しないデッキは少ないためどのデッキであっても最低1枚のドローは見込めます。このドロー条件の広さから4枚目以降の「増殖するG」としての機能が最も高く、「マルチャミー」の中でも特に優先的に採用したいカードでしょう。

マルチャミープルリア

最も腐りにくいマルチャミー
マルチャミー・プルリア画像マルチャミー・プルリア
テキスト
このカードの効果を発動するターン、自分はこのカード以外の「マルチャミー」モンスターの効果を1度しか発動できない。 ①:自分・相手ターンに、自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードを手札から捨てて発動できる。このターン中、以下の効果を適用する。 ●相手が手札からモンスターを召喚・特殊召喚する度に、自分は1枚ドローする。 ●エンドフェイズに、自分の手札が相手フィールドのカードの数+6枚より多い場合、その差の数だけ自分の手札をランダムにデッキに戻す。

手札からの召喚・特殊召喚に反応してドローを行うのが「プルリア」です。召喚に反応する点がこのカードの最大の強みで、「ふわんだりぃず」や「真竜」のような特殊召喚を行わないデッキに対しても腐らないため「フワロス」「増殖するG」との差別化を図りやすくなっています。

ただし、手札からのみ展開を広げるデッキはあまり多くないためドロー枚数を稼ぐのは難しく、採用する場合は環境をよく読む必要があるでしょう。

マルチャミーと相性がいいデッキ

強力な手札誘発なのであらゆるデッキで採用できる

「マルチャミー」はドローという効果から手札誘発としてのカードパワーが高く、あらゆるデッキに採用を検討できます。中でも「天盃龍」は手札誘発を入れるスペースが多く、制限カードとなってしまったキーカードの「チュンドラ」「燦幻荘」を引き込みやすくするため「マルチャミー」との相性は非常に良いです。

相性がいいテーマ一覧

相性がいいデッキ一覧
天盃龍天盃龍 ユベルユベル 斬機斬機

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