※本文中にはThe Blood of Dawnwalkerのネタバレが含まれています。閲覧する場合はご注意ください。
※記事内容は現在開発中のバージョンです。そのため、今後のアップデートにより内容が変更・修正される可能性がございます。特に日本地域で発売予定のCERO Z版においては、流血表現や四肢欠損などの描写が調整・変更される可能性が高い点、あらかじめご了承ください。
『The Blood of Dawnwalker』とは

『The Blood of Dawnwalker』は、14世紀の中世ヨーロッパを舞台としたオープンワールドのダークファンタジー・アクションRPGだ。東ヨーロッパに延びるカルパティア山脈にある架空の地域「サンゴラ谷」を舞台に、血塗られた紛争と黒死病が蔓延する過酷な世界が描かれる。

プレイヤーの分身となる主人公の青年「コーエン」は、とあるきっかけから吸血鬼たちの抗争に巻き込まれ、昼は人間、夜は吸血鬼として活動することになってしまう。吸血鬼の王と手下から家族を救うため、彼は己の魂と引き換えに過酷な運命に立ち向かうこととなる。
今回はひと足早くプレイする機会を得たので、以前の先行プレイ内容に引き続き、本稿では『The Blood of Dawnwalker』のスキルやバトル、プレイフィールなどを中心に紹介していきたいと思う。
昼と夜の2スタイルで楽しめるスキル
昼と夜で使えるスキルが変わる

『The Blood of Dawnwalker』では、冒頭にも書いたように昼と夜でプレイスタイルがガラッと変わる。今作には「魔術・剣術・吸血術」と呼ばれる3つのスキルツリーが存在するが、昼で使えるのは「剣術・魔術」のみ。一方夜では「剣術・吸血術」となる。
昼もしくは夜に「しか」使えないと聞くと吸血鬼プレイは短時間だけ…?と感じる人もいるだろうが、本作の昼夜切り替えは「祠」と呼ばれるポイントで時間を進めるか、「タイムセグメント」と呼ばれる時間経過ゲージがたまらないと行われない。
また、タイムセグメントはクエストを行ったり、時間経過アクションを行わないとたまらないため、かなり長い時間吸血鬼プレイで遊ぶことも可能だ。そのため、昼夜両方のスキル振りを考えなければいけないので、良い意味で頭を悩ませてくれる。
ここでは、実際に使えるスキルをそれぞれ簡単に紹介していきたい。
剣術スキルはキャラのベースを強化できる


昼夜共有の剣術では「スタミナ増加」「武器ダメージ増加」といったステータスアップはもちろん、周囲の敵にダメージを与える「広範囲斬撃」や、突進で敵をスタン&ダメージを与える「チャージ」などを取得可能だ。
これら剣術スキルは昼夜共通で、かつ、武器ダメージを簡単に底上げしてくれたり体力最大値をアップしてくれたりと、キャラのベースを強化するようなものと思ってもらえればいいだろう。


特に範囲攻撃スキルはかなり強力で、このスキルをとってから戦いやすさがかなり上がった。本作は敵との乱戦になりやすく、範囲スキルを取る前は敵にボコボコにやられがちだった。しかし範囲スキルをとってからは、複数の敵が近づいてきたときに発動すれば複数の敵を一気に攻撃でき、それだけで殲滅できる場面もあったほどだ。もちろん、単体の敵に対しても大ダメージを与えることができ、使い勝手がかなり良い。本作を遊ぶ際は、ぜひ範囲攻撃で敵の大群を切り倒してみてほしい。
魔術スキルはあったら嬉しい
ものがいっぱい

続いて、昼にのみ使える魔術では、一定時間敵からHPを吸収する「魂狩り」、範囲攻撃&スタンを与える「貪欲な群れ」、はたまたフィールドで採取できる植物の収穫率が2倍になる「採集者」など、これもどれから取ろうか迷うラインナップとなっている。


筆者がお世話になったのは敵の体力を一定時間吸収できる「魂狩り」で、本当に昼パートでは一番使ったと言っても過言ではないほどだ。体力回復アイテムは用意されているが、ガードなどに精一杯で回復する暇がない場合もある。そんなときにもこのスキルを一回使っておくと、一定時間体力を回復し続けてくれるので、そもそもやられづらくなる、という仕組みだ。
また、魔術と聞くと「炎や氷、雷は…?」と思われるだろうが、今作の魔術はいわゆる「画面いっぱいに炎や氷、雷魔法が出現する」というものではない。とはいえ、エリア攻撃のような形で敵にダメージ&スタンを与えたり、敵に持続ダメージを与えられたりと魅力的なスキルが揃っており、「使い所がない」などということは全くないので、安心して欲しい。
吸血術スキルは強力&使って楽しい

さて、ここまでも使ってみたいスキルだらけだっただろうが、ここからは、筆者が一番お気に入りの吸血術について紹介していきたい。まず一番目を引くのが一定距離をワープできる「シャドウステップ」だろう。移動中もバンバン使用できるし、屋根の上に上がったり、隙間のあるマップで向こう岸に渡りたいときに使うなど、用途はかなり広い。


また、シャドウステップを建物の壁や屋根、岩場などに対して使うと、なんと壁などにくっついて歩くこともできる。これによって、「建物に侵入したいけど敵がたくさんいる」なんてときにも、屋根や壁づたいでこっそり侵入できてしまうわけだ。この吸血鬼独特の超常的な力+ステルスはとても面白かった。

次に敵から血を吸って体力を回復する「貪欲な噛みつき」だ。筆者が一番お世話になったのがこのスキルで、これは非戦闘時・戦闘時問わず使うことができ、使用することで文字通り体力を回復できる。

非戦闘時では人間・動物問わず血を飲めるし、夜に敵がいっぱいいるエリアに入る際、戦闘状態になっていない&周りに他の敵がいない場合、当スキルで体力を回復しつつ敵を倒せてしまう。周りに敵が複数いる場合かつ非戦闘状態で使うと、他の敵に気付かれて攻撃されて噛みつきが解除されてしまうが、それでも安全に敵を倒せるのはかなりのメリットだ。

また、戦闘中にも当スキルを使うことができ、クールタイムあり&アクティベーションチャージと呼ばれるスキル使用リソース(時間経過などで回復)を使う必要はあるものの、戦闘中に敵に噛みついてダメージを与える&自分の体力を回復させられる、という破格の内容となっている。一部使えない敵もいるが、ボスにも使用することができ、体力回復アイテムを使わずに回復できるはかなりのメリットだろう。
全体を通して面白そうなスキルがたくさんあり、かつ昼は昼で、夜は夜で楽しめるものばかりだった。特に吸血術は筆者一押しのスキルだらけなので、ぜひ、プレイする際は吸血術をガッツリ遊んでみてほしい。
上下左右のガードを駆使するバトル
パーフェクトブロックが硬派で楽しい

本作を遊んでいくなかで、一番驚いたのがバトルの仕様だ。遊ぶ前はパリィとかもあるのかな、と思っていたが、本作のバトルは「敵の攻撃方向が事前に表示され、その方向にスティックを倒しつつ、敵の攻撃直前にガードする」ことでパリィ(パーフェクトブロック)が発動する。
今まで筆者は「敵の攻撃に合わせてガードボタンを押す」という経験してこなかったため、正直最初は面食らったのも事実だ。しかし、1ー2時間ほどプレイしていくとなぜか気持ちよくなってくる。おそらく、今までは「ガードをするだけ」だったのに対し、本作は「敵の攻撃をちゃんと捌いている」感があるからだろう。


また、パーフェクトブロックを行った後は、敵が無防備になるため、攻撃を叩き込めるチャンスが増える。やり方にさえ慣れてしまえば、敵はもちろんボスの攻撃もパーフェクトし続けてやりたい放題、なんてこともできなくはない。
複数の敵に囲まれた時はパーフェクトブロックが厳しい場面もあるが、そんな時はガードをせずに回避で逃げればOK。慣れてくると2〜3人の敵に囲まれていても、なんなくパーフェクトブロックをできるようになる。もしこの操作が苦手でも、ガードボタンを押しっぱなしにすると「全方位ブロック」と呼ばれるものが発動するので安心だ。
暗く重たいストーリー・世界観
ダークなもの好きに刺さりすぎる世界観


本作の世界観は、一言で言えばダークだ。家族の犠牲を恐れて嫌々ながら従うもの、従っているように見せかけて裏で工作をしようとするもの、生きるために従うもの、いろいろな人たちがいたり、思惑があるおかげで安っぽい世界観になっておらず、ちゃんと「ダークで歪な世界観」を統一してくれている印象だ。



特に、世界観をより良いものにしてくれているのが、メインストーリー以外にもちゃんと作り込みがされている、と言う点だろう。吸血鬼の王を邪魔するべく、とあるクエストでヒルの詰まった樽を壊す目標を行なっていた時。簡単にクエストの背景を説明すると、そのエリアでは集めた血を凝固させないためにヒルを集めている。つまり、集めた血を台無しにして、敵を飢えさせようという流れだ。
実際にクエストを受注し、エリアにいる敵を倒し、いざタルを壊そうとすると、吸血鬼のためにヒルを集めている人たち(一般人)が「金を稼げなくなるから、壊すのはやめてくれ」と言ってくる。その血がどこからくるかは知っているし、自分たちが拒否したところで意味もない。つまり、自分の意思に関わらずヒルを集めないと金を稼げず生きていけないという歪な風景を、そこらじゅうで見ることができる。
しかも、上記で述べたクエストはメインストーリーに直接関わるものではなく、間接的に影響してくるサイド的なクエストだ。このクエストライン含めた雰囲気・世界観の作り込みは、ダークなゲームが好きな人だと特に楽しめるだろうと感じた。
決断が求められる重たいストーリー


本作のストーリーには、時折選択肢が出る。通常はストーリーを進めるための選択肢があり、それ以外は補足説明をしてくれるような、いわゆる一般的な選択肢設計だ。
しかし、ストーリーを進めていると、時折「決断の時」や「飢えに屈する」など、他のゲームではあまり見ることができない、若干物騒な選択肢が出てくる。それぞれ簡単に説明すると「決断の時」は、2度と元に戻せない選択肢のようなもので、「上に屈する」は今しゃべっている相手の血を吸い、殺してしまうというものだ。もちろん、それ以外の選択肢でも「Aだけを檻に閉じ込める」のような選択肢があるなど、独特な設計になっている。


「通常のゲームでも選択肢は変えられないのでは」と感じる人もいるだろうが、本作は選んだ選択肢によって「世界が変わる」という仕組みなので、選択肢の重さがかなり違う。例えば、前述した「Aだけを檻に閉じ込める」のような選択肢を選ぶと、実際にその檻の中にAだけが取り残されてしまう。ゲーム内時間で数日後に檻を訪れてみたところ、いたはずのAがいなくなっており、なんとも言えない気持ちになった。
また、それ以外にも「あの家に敵がいるけれど無視してどこかに行ってくれ」という場面で、実際にその家に突撃し、「良かれと思って」敵を殲滅することもできる。このように完全な自由形ではないものの、選択肢・できることの自由度が高いため、没入感や臨場感はかなり味わえた。
いろいろな種類の装備品
探索収集&軽めのハクスラ要素が面白い

本作では、防具枠が「胴・脚・ブーツ・籠手」の4種類、アクセサリー枠が「ネックレス・指輪1・指輪2」の3種類、武器の、合計8箇所に装備をすることができる。しかも、装備品は昼と夜で違うものを装備できるという仕様だ。

この昼と夜で違うものを装備できるというのが面白く、例えば指輪で「血飲み回復n%」という効果がついたものを夜用に装備し、「魔術アビリティ(スキル)のクールダウンn%減少」を昼用につける、ということが可能になる。しかも、憎いことに装備にはレアリティとレベルも設定されている。
つまり何が言いたいかというと、探索も捗るし、敵を見つけたら片っ端から倒して装備品を剥ぎ取りたくなるし、一度装備沼にハマってしまうとそれだけで時間が飛んでいく、というわけだ。サブクエストで訪れる基地などにも良い装備が転がっているので、サブクエストを遊ぶ際のちょっとした楽しみにもなるし、基地の敵を殲滅すれば敵装備を剥ぎ取ることもできる。
こうした、ストーリーや昼夜で変わるプレイスタイル以外にも遊びの幅を用意してくれているので、今日は装備掘り、今日はストーリーに集中、といろいろな遊び方ができるのは嬉しい。
『The Blood of Dawnwalker』は9月3日(木)発売
『The Blood of Dawnwalker』は、昼と夜で使えるスキルが変わったり、決断が求められるストーリーや全体的にダークで重ための世界観を楽しめる一作だ。最初はバトルの仕様や昼夜のスキル切り替えに戸惑うこともあるかもしれない。しかし、遊んでいけば行くほどバトルは手に馴染んでくるし、スキルも良い意味で頭を悩ませてくれる。
9月3日(木)にPS5・XBOX SERIES X|S・PC(Steam)で発売される本作、ぜひプレイしてみてはいかがだろうか。
『The Blood of Dawnwalker』製品概要
タイトル:The Blood of Dawnwalker
ジャンル:アクションRPG
開発元:Rebel Wolves
発売元:バンダイナムコエンターテインメント
発売日:2026年9月3日(木)
CERO:Z
対応機種:PlayStation®5 / PC/ Xbox Series X|S
価格:通常版:8,900円+税 / Eclipse Edition:9,900円+税 / 特装版:31,800円+税
©2026 Rebel Wolves Sp. z o.o. All rights reserved. The Blood of Dawnwalker™,Rebel Wolves and their respective logos are trademarks of Rebel Wolves Sp. z o.o.©2026 Bandai Namco Entertainment Europe S.A.S. Bandai Namco logo is a trademark of Bandai Namco Holdings Inc. All rights reserved.
©2026 Sony Interactive Entertainment Inc.
“プレイステーション ファミリーマーク”、“PlayStation”、 “プレイステーション”、 “PS5ロゴ”、“PS5” 、 “プレイステーション シェイプスロゴ”および“Play Has No Limits”は、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標または商標です。
[提供]:バンダイナムコエンターテインメント
Edited by : ジェシー石岡
ゲームエイトの編集チームです。ゲームに関する最新攻略情報・ニュース・レビューを日々お届けしています。























