
【先行プレイレビュー】昼は人間、夜は吸血鬼!?究極の選択が迫られるダークファンタジーRPG『The Blood of Dawnwalker』を体験
※記事内容は現在開発中のバージョンです。そのため、今後のアップデートにより内容が変更・修正される可能性がございます。特に日本地域で発売予定のCERO Z版においては、流血表現や四肢欠損などの描写が調整・変更される可能性が高い点、あらかじめご了承ください。
『The Blood of Dawnwalker』とは?

『The Blood of Dawnwalker』は、14世紀の中世ヨーロッパを舞台としたオープンワールドのダークファンタジー・アクションRPGだ。東ヨーロッパに延びるカルパティア山脈にある架空の地域「サンゴラ谷」を舞台に、血塗られた紛争と黒死病が蔓延する過酷な世界が描かれる。

プレイヤーの分身となる主人公の青年「コーエン」は、とあるきっかけから吸血鬼たちの抗争に巻き込まれ、昼は人間、夜は吸血鬼として活動することになってしまう。吸血鬼の王と手下から家族を救うため、彼は己の魂と引き換えに過酷な運命に立ち向かうこととなる。
そんな本作の魅力をこの記事でお届けしていくので、ぜひ最後までお付き合い願いたい。
昼夜で激変するプレイスタイルと戦略性


本作におけるバトルシステムの最大の魅力は、昼と夜で主人公の性質が完全に変化するという点にある。


昼の時間帯は「人間」として、剣を手に取り強力な魔法を操りながら敵に立ち向かう。しかし夜になれば「吸血鬼」として覚醒し、重力に逆らう超常的なスキルや残忍な爪を駆使した野生的な戦闘が可能となる。
昼夜で姿を変えながら、それぞれの強みと弱みを把握し、状況に応じた戦術を適応させることが攻略のカギだ。時間帯によってアプローチが根本から変わるので、常に新鮮な感覚で戦闘を楽しむことができる。

実際にプレイしてみると、昼の人間状態では敵の隙を突くような慎重な立ち回りが求められるのに対し、夜の吸血鬼状態では圧倒的な力と機動力で敵の群れを蹂躙する爽快感があり、まるで一つのタイトルで二つの異なるアクションゲームを遊んでいるかのような贅沢な手応えを感じた。
特に、夜間に発動できる空間を立体的に使った吸血鬼特有のスキルは、エフェクトの派手さも相まって病みつきになるほどの魅力があった。
プレイヤーの選択が世界を形作るオープンワールド

広大なマップを探索するだけではなく、プレイヤーのあらゆる行動が世界そのものを形作るシステムも見逃せない。
サンゴラ谷には緑豊かな森林や危険な沼地、遺跡などが点在している。しかし、家族の命の危機が刻一刻と迫る中、クエストに挑むたびに時間は進み、事態は終焉へと近づいていく。急いで行動するべきか、リスクを取って準備に時間をかけるべきか。「誰を助け、誰を見捨てるか」という重い選択を常に迫られることになる。

全てを救う時間はないという絶望的な状況下で、他者と同盟を結ぶか、単独で突破するかなど、プレイヤーの決断によって物語は全く異なる展開を見せる。
「間に合わないかもしれない」という焦燥感が常に背中を押してくるので、一般的なオープンワールドゲームにありがちな「とりあえずサブクエストを網羅する」といった単調なプレイ感覚とは無縁となっている。一つ一つの決断に意味がある、非常に濃密な体験が味わえた。
「あの時、別の道を選んでいれば、あのNPCは助かったのではないか?」と、プレイ後も自問自答してしまうほど、本作の選択はプレイヤーの心に深い爪痕を残していく。
重厚な世界観と没入感

今回、実際に『The Blood of Dawnwalker』の世界に触れて最も強く惹きつけられたのは、圧倒的な没入感と「選択の重み」である。
家族を救うという最大の目的を前に、人間としての誇りを保つのか、それとも呪われた力を受け入れてでも目的を果たすのか。プレイヤー自身の倫理観を揺さぶるような問いかけが、ダークファンタジーならではの重苦しい空気感とともに突きつけられる。

特に印象深かったのは、自らの体力を回復するために、道中の動物や時には無実のNPCの血を吸うかどうかの葛藤である。最初は忌避感を抱いていた行為も、過酷な戦闘を前にすると「背に腹は代えられない」と手を染めてしまう。プレイヤー自身の心が徐々に闇に浸食されていくような感覚こそ、本作が真のダークファンタジーである証左と言えるだろう。
また、時間経過による世界の状況変化は非常にシビアであり、安易な寄り道が取り返しのつかない結果を招くこともある。それゆえに一つ一つの行動に緊張感が生まれ、ゲームプレイ全体に深い没入感をもたらしている。

美麗なグラフィックで描かれる中世ヨーロッパの退廃的な風景は、歩いているだけでも泥と血の匂いが漂ってくるかのような生々しさがあり、空気感だけでも一見の価値がある。スリリングな昼夜の二面性バトルと見事に融合した、2026年屈指の期待作である。
開発者直撃!
プレイヤーの感情を揺さぶるストーリーとキャラクター

▲ナラティブディレクターのヤコブ・シャマレク氏。
━━ストーリーテリングにおいてこだわっている点と、それが本作でどう活かされているかを教えてください。
ヤコブ・シャマレク氏(ナラティブディレクター、以下ヤコブ氏):
我々がストーリーテリングにおいて最も重きを置いているのは、プレイヤーの「感情」を強く揺さぶることです。ファンタジー作品といえば「勇者がドラゴンと戦う」といった壮大な設定が多いですが、本作ではあえて「家族」という極めてパーソナルなテーマを通し、プレイヤーの深い共感を呼ぶことを目指しました。
主人公の生まれ育った環境や家族の背景をしっかりと作り込み、時間をかけて丁寧にゲームの世界へと案内していく構成にしています。家族をただの「お決まりのゴール」として消費するのではなく、プレイヤー自身が心から共感し、本気で救いたいと思える存在として世界に組み込んでいます。
━━個性豊かなキャラクターを作る上で意識した点を教えてください。
ヤコブ氏:
多くの作品に見られるような「平和な日常が突如壊され、復讐の旅に出る」といった表面的な展開にはしたくありませんでした。彼らがなぜ今、その状態にあるのか。それぞれのキャラクターが背負う背景を、ストーリーの進行とともに深く掘り下げて描くことを意識しています。
過酷な14世紀と、独自の吸血鬼の解釈

━━本作の舞台をあえて14世紀の中世ヨーロッパにした理由はどこにあるのでしょうか。
ヤコブ氏:
前提として、本作は忠実な歴史シミュレーションではなく「歴史ダークファンタジー」です。14世紀のヨーロッパは、黒死病の蔓延、終わらない戦争、宗教的な対立、さらには小氷河期による飢饉など、人類の歴史上でも非常に過酷で、暗く沈んだ時代でした。
そんな絶望に満ちた世界観に「吸血鬼」という未知の脅威を掛け合わせることは、ダークファンタジーとしてこれ以上ない最高の親和性を生み出すと考えたからです。
━━会話中にNPCの血を吸いたくなるような選択肢が出現しますが、開発初期から決まっていたのですか。
ヤコブ氏:
実は、NPCとの会話中に突然吸血衝動に駆られるという仕様は、開発の最終盤になってから急遽実装を決断したものなんです。悪魔的な選択肢をどうしてもゲームに盛り込みたくて、システム面では多大な変更作業を余儀なくされました(笑)
━━吸血行為への葛藤など、プレイヤーに意図的に違和感を与えるようなストーリーテリングで気をつけていることはありますか。
ヤコブ氏:
まさに「違和感」や「居心地の悪さ」こそが、我々の最大の狙いです。一般的なゲームのように明確な善悪のルートを用意するのではなく、プレイヤーの前に「悪への甘い誘い」を提示したかった。ただの行動の選択ではなく、抗いがたい力と誘惑を前に、自ら悪の道を選んでしまうという吸血鬼ならではの葛藤をぜひ体験してほしいと考えています。
圧倒的な自由と、終わらない壮大なサーガ

━━他の人気RPG作品と比較した際、本作ならではの魅力はどこにあるのでしょうか。
ヤコブ氏:
本作の最もユニークで強力な武器は、「圧倒的な自由度」にあります。昨今のRPGにおいて、ここまでプレイヤーに手綱を委ねている作品は珍しいのではないでしょうか。他のRPGが、あらかじめ敷かれたレールの上を走る「列車」だとすれば、本作はプレイヤー自身がハンドルを握り、どこへでも行ける「車」です。物語にどう介入し、世界をどう動かすか、全ての自由がプレイヤーに委ねられている点こそが最大の魅力ですね。
━━メインクエストに制限時間を設け、プレイに緊急性を持たせた理由はなぜでしょうか。
ヤコブ氏:
いわゆる「見えない壁」でプレイヤーの行動を不自然に制限することを避け、真の意味での『解放感』を提供したかったからです。偉人の言葉に『我々が月を目指すのは、それが容易だからではなく、困難だからである』があるように、あえて過酷で難しい状況(タイムリミット)を作り出すことで、ゲームとしての深いやりがいと没入感を生み出しています。
━━先日公開されたトレーラーでは、時代を経たような描写が見受けられました。本作のストーリーはそこで完結しないということでしょうか。
ヤコブ氏:
ご推察の通りです。トレーラーを通してファンの皆様に伝えたかった真意は、本作が決して単発の物語で終わるものではなく、時を超えて長く紡がれていく『壮大なサーガ(叙事詩)』への招待状である、ということです。
━━制作にあたり、影響を受けた作品はありますか。
ヤコブ氏:
クラシックなCRPGから多大なインスピレーションを受けています。クリア後も世界が無限に広がり、プレイヤーを突き放すほどの圧倒的な自由を感じさせてくれる点に強く影響を受けました。
また、東ヨーロッパの文化や中世の歴史的な絵画などの吸血鬼作品の要素も取り入れています。
━━最後に、日本のファンへのメッセージをお願いします。
ヤコブ氏:
私自身、大の親日家であり、日本のプレイヤーの皆様に我々のゲームを遊んでもらえることを非常に光栄に思っています。本作はビジネスのためではなく、我々開発チームの「愛の結晶」として作り上げた作品です。
ぜひ過酷で美しい世界に飛び込み、究極の選択を楽しんでいただけることを心から願っています。
今回の使用PC

今回の試遊で使用したPCは、サードウェーブ・ガレリアの「GALLERIA XMC9A-R59-GD」だ。要求スペックの高い最新の重いゲームであっても、最高設定の画質で一切のストレスなくプレイすることが可能だ。
実際のプレイ中も、処理落ちやロード時間の長さを感じる場面は全くなく、終始なめらかで美麗な映像のまま何不自由なく快適に遊ぶことができた。最高の環境で没入感たっぷりのゲームライフを求めている方は、ぜひチェックしてみてほしい。
GALLERIA公式HP: https://galleria.net/
『The Blood of Dawnwalker』製品概要
©2026 Rebel Wolves Sp. z o.o. All rights reserved. The Blood of Dawnwalker™,Rebel Wolves and their respective logos are trademarks of Rebel Wolves Sp. z o.o.©2026 Bandai Namco Entertainment Europe S.A.S. Bandai Namco logo is a trademark of Bandai Namco Holdings Inc. All rights reserved.
©2026 Sony Interactive Entertainment Inc.
“プレイステーション ファミリーマーク”、“PlayStation”、 “プレイステーション”、 “PS5ロゴ”、“PS5” 、 “プレイステーション シェイプスロゴ”および“Play Has No Limits”は、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標または商標です。
[取材協力]:バンダイナムコエンターテインメント
[使用器材]:GALLERIA XMC9A-R59-GD/提供:株式会社サードウェーブ
おすすめのニュース記事
ニュース記事一覧グリーエンターテインメント、『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜 クロニクル・オブ・エ コーズ』のスマートフォン・PC向けゲームが本日より配信開始!
グリーエンターテインメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:柿沼 洋平、グリーホールディングス株式会社100%子会社)は、本日2026年7月27日(月)より、事前登録者数50万人を突破したスマートフォンおよびPCゲーム『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜 クロニクル・オブ・エコーズ』(略称、『クロエコ』)の配信を開始した。
2026.07.27【インタビュー】アイブレイド 妻木氏にインタビュー!VTuber・企業・リスナーを巻き込んで創り出す「共創型」の次世代エンタメ体験とは?
VTuberキャスティングサービス「ぶいきゃす」や、生バンド演奏にこだわった音楽イベント「Rock on V」を手掛ける、ミラティブのグループ会社である株式会社アイブレイドの代表取締役・妻木泰夫氏にインタビューを実施しました。画面の中だけにとどまらない、新たなエンタメ体験について詳しくお聞きしたので、ぜひご一読ください!
2026.07.27『このすば』新作モバイル/PC向けゲーム 『この素晴らしい世界に祝福を!~この愛すべき街に 繁栄を!~』(まちすば)事前登録開始! ~ティザーPV・KV公開、Xプレゼントキャンペーンも実施~
株式会社KADOKAWAは、2026年7月26日(日)、アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!』の10周年記念イベント「Colorful」にて、新作ゲーム『この素晴らしい世界に祝福を!~この愛すべき街に繁栄を!~』のティザーPVおよびキービジュアルを公開するとともに、事前登録開始を発表した。あわせて同日より、Xプレゼントキャンペーン「【#まちすば緊急クエスト】ゲームの新映像を視聴せよ!」を実施することを知らせた。
2026.07.26【PR・先行プレイレポート】『信長の野望 真戦』初のPKシーズン「四雄怒涛」を紹介!北条勢力の特徴や新武将を徹底解説!
今や大人気ゲームとなったスマホゲーム『信長の野望 真戦』。その新シーズンは、本作初のPKシーズンとなる「四雄怒涛」だ。本稿では、「四雄怒涛」独自のシステムや、四台勢力の一角である北条勢力の特徴、新シーズンで登場する武将・特殊兵種について紹介する。
2026.07.25「Sanrio Games」第1作目タイトル「サンリオ パーティランド」(Nintendo Switch/Nintendo Switch 2 用ゲームソフト)のダウンロード版プレオーダー受付を本日開始! プレオーダー開始を記念した新プレオーダートレーラーを公開・パッケージ版の店舗別特典詳細も公開中!
株式会社サンリオは、自社ゲームブランド「Sanrio Games(サンリオゲームズ)」の第1作目タイトル「サンリオ パーティランド」(Nintendo Switch/Nintendo Switch 2 用ゲームソフト)のダウンロード版プレオーダー受付を、本日2026年7月24日(金)より「ニンテンドーeショップ」にて開始しました。また、プレオーダー開始を記念した新プレオーダートレーラーを公開いたしました。
2026.07.24【インタビュー】自治体の主体性が未来を変える!サードウェーブがふるさと納税で紡ぐeスポーツの「価値連鎖」
本記事は、PCの製造・小売やeスポーツ関連事業を展開する株式会社サードウェーブのチーフへのインタビューである。2018年に発表した大規模なeスポーツ投資の歩みを振り返りつつ、近年注力している「企業版ふるさと納税」を介した地方創生への率直な思いを明かす。単なる一時的なイベント支援にとどまらず、自治体が主体となる「デジタル人材育成」や「価値の連鎖」を裏方として支え、長く地域に根差す仕組み作りを目指す同社の持続可能な支援戦略の真意に迫る。
2026.07.24









