Ring Gamesが手がける新作美少女系アクションRPG『アビスディア』。2025年8月20日にリリースされる本作の先行プレイに、ゲームエイトライターが参加させていただいた。爽快感あふれるアクション、奥深い育成要素、そして少女たちとの心温まる交流…魅力満載の『アビスディア』の世界を、いち早くお届けしよう。
※記事内容は開発段階のものです。正式版と内容が異なる場合があります。
『アビスディア』とは
『アビスディア』とは、韓国を拠点にするRing Gamesが手がける2025年8月20日にリリースを予定している美少女系アクションRPGだ。
今回ゲームエイトライターとして、『アビスディア』の先行プレイ版に触れる機会を得た。幻想的な世界を舞台に、プレイヤーは「調律師」として、個性豊かな少女たち「ヴァンガード」と冒険を繰り広げる本作の最大の魅力は、その圧倒的なビジュアルと、キャラクター一人ひとりの個性が光る設計にある。
世界を汚染する「アビススリット」が世界中に蔓延した中でキャラ1人1人にスポットを当てた本作を隅々まで紹介していくので、ぜひ最後まで見てほしい。
3Dとフルボイスで描かれるストーリーに注目
『アビスディア』の物語は、世界が「アビススリット」に汚染される前の「アビスディア」と「シノディア」という2人の女神の戦いから幕を開ける。世界を守る使命を持った2人の女神の戦いは「アビスディア」の勝利に終わり、調和の力を持つ「シノディア」は深淵に封じられるのだった。この壮大なプロローグが、プレイヤーを物語の世界へと一気に引き込んでくれる。
「シノディア」の敗北で「アビススリット」が蔓延することとなった世界で調和の力を持つ主人公とヴァンガードたちの冒険が展開されることになる。
簡単ではあるが、本作のあらすじを紹介してきた。汚染された世界で魔物が跋扈しているため、重い話が展開されると思う方も多いと思うが、筆者が体験した段階のストーリーではヴァンガードとの日常がメインで描かれていた。この「日常」と「非日常」のコントラストが、物語に深みを与え、プレイヤーはよりキャラクターたちに感情移入できるだろう。
また、本作のストーリーは全て3Dアニメーション＋フルボイスで描かれている。主要キャラだけではなく物語に関わらないモブキャラにも声が与えられている上、表情などもシーンによって変化するため、ストーリーに深く入り込めるようになっている。
リアルタイムアクションで楽しむ爽快バトル
本作の戦闘は、4人編成の中からプレイヤーが1人を直接操作し、残りはCPUが自動で立ち回るというリアルタイムアクション形式だ。プレイヤーは選んだヴァンガードの通常攻撃やスキルを駆使して、ダメージを重ねていく。戦闘が行われるフィールドも広々としていて、その中を自由に走り回ることができる。
ヴァンガードは近距離・遠距離・サポートといった得意分野に分かれているため、登場する魔物に合わせて編成を使い分ける戦略が重要になる。状況に応じてキャラを瞬時に切り替え、敵の攻撃をかわしながらスキルを放つ、爽快感と戦略性が同居したバトルが楽しめるのが特徴だ。
また、本作の戦闘を象徴するのが、4人のヴァンガードが協力して放つ必殺技「ハーモニックストライク」だ。この必殺技は、太陽と月、星の紋章を持つヴァンガードを1人以上編成すると初めて発動可能となる。固有スキルを使うごとに溜まるチェインを4つ繋げることで発動可能となるこの技は、編成によって効果が変化する。
筆者は赤属性と緑属性をそれぞれ2人編成することで、「エターナルブレイズ」と「ゼフィランサス」の2種類の「ハーモニックストライク」を使い分けて戦うことができた。編成を変更すれば違った効果を持つハーモニックストライクを発動できるため、編成を組む際の戦略性も生まれることだろう。
さらに、ハーモニックストライク発動時には、ヴァンガードごとに異なる演出アニメーションが楽しめる。筆者は、癒し手であるラビスの、花に囲まれた優美な演出がお気に入りとなった。1人1人キャラに合った演出が用意されているため、ぜひその目で確認してみてほしい。
豊富な育成要素も魅力の一つ！
本作では、「キャラクターレベルアップ」「覚醒」「アビリティ強化」「装備システム」「超越」「アーティファクト」に至るまで、多岐にわたる育成要素が用意されている。プレイヤーはこれらのシステムを活用し、ヴァンガードたちの能力を最大限に引き出すことができる。
多彩な育成システムでヴァンガードを強化
キャラクターの強化は、まず「レベルアップ」から始まる。ポーションや冒険で得られる経験値を活用してレベルを上げることで、HPや攻撃力といった基本ステータスが向上する。ポーションは「メインクエスト」や育成素材を集める「アビススリット侵食区域」などで豊富に入手できるため、レベル上げで困ることは少ないだろう。手軽な操作でどんどん強くなる成長を実感できるのが、このシステムの魅力だ。
レベルの上限に引っかかったら「覚醒」を利用しよう。「覚醒石」を使用することでレベル上限を開放し、さらなるステータスアップが可能になる。メインクエストやイベントの推奨戦闘力を超えるためには非常に重要な要素なため、攻略に行き詰まった際は、真っ先に覚醒でレベル上限を開放するのがおすすめだ。
さらに、スキルを伸ばしたい場合は「アビリティ強化」システムの出番だ。アビリティ強化画面を開くとスキルツリーが現れ、対応したステータスやスキル能力を自由に向上させることができる。自分だけのヴァンガードを育てる楽しさがここにあるぞ！
ヴァンガードやアーティファクトが被ったら「超越」で重ねれば解決だ。超越を行うことで、キャラはスキルレベルが向上し、特殊な追加効果が付与される。アーティファクトに関しては特殊オプションが強化されて効果を増加させることが可能だ。ガチャで被った際に入手できる欠片が必要となるため、運も絡むが、ヴァンガードやアーティファクトの効果を最大限発揮するには必須なシステムだ。根気強くガチャで狙っていくようにしよう。
また、「装備システム」と「アーティファクト」も戦力強化の要となる。装備はメインクエストで入手でき、高難易度ほどレアリティの高いアイテムがドロップする。装備の中にはセット効果が発揮するものも用意されている。通常の装備よりも高い性能を発揮するため、最終的にはセット装備で編成を固めるのがいいだろう。一方、アーティファクトはヴァンガードと同様にガチャで獲得するアイテムだ。ステータスアップに加えて、アーティファクトごとに属性攻撃力アップなどのバフが設定されており、ヴァンガードとの相性次第で性能を飛躍的に向上させることが可能だ。
さらに一部のアーティファクトには専用のキャラにだけ効果を発揮する特殊オプションが付与されているものも存在する。装備対象のヴァンガードのスキル強化や新たな能力を追加できるため、キャラクターの育成が一段落したら、ガチャで専用アーティファクトを狙ってみるのも良いだろう。
ヴァンガードとの交流が魅力！食事で深まる絆
冒険の拠点となる街の中では、ヴァンガードたちや様々な住人たちが生活している。プレイヤーは彼女たちに話しかけることで、雑談やプレゼント、そして特別な食事を共にする「一緒に食べよう」といった交流を楽しむことができる。
雑談では、ヴァンガードごとに異なる会話が展開される。彼女たちの性格に適した選択肢を選ぶことで親密度が上昇するだけでなく、趣味や悩みを打ち明けてくれることも。これによって、キャラクターの内面が深く掘り下げられ、ゲームの世界観により一層没頭できるだろう。お気に入りの少女たちの意外な一面を知る喜びは、まさにRPGの醍醐味だ！
▲筆者のベストショットを掲載しておこう。
そして、本作の大きな魅力の一つが「一緒に食べよう」だ。これは、ヴァンガードと食事を共にする特別なシステムで、彼女たちの好きな食べ物をプレゼントすると、それぞれに用意されたアニメーション演出が見られる。筆者が体験した「リン」は、故郷のお団子に思いを馳せながら作ったお団子を幸せそうに頬張る姿を見せてくれた。親密度が大幅に向上するだけでなく、ステータスアップにも繋がるため、育成面でもありがたい要素だ。
さらに、好物を迷わず渡せる親切な設計も嬉しいポイントだ。アイテムの説明欄に各ヴァンガードの「好きな食べ物」が明記されているので、安心してプレゼントを選ぶことができる。単なる育成だけでなく、キャラクターの幸せそうな姿を間近で見られるこの交流システムこそが、本作の醍醐味と言えるだろう。
自分だけの物語を存分に楽しもう！
ここまで『アビスディア』の魅力について語ってきた。濃密なストーリーや1人1人の個性が際立っているキャラ達との交流、爽快感溢れる戦闘など細部に至っても作り込みがすごい作品となっている。ストーリーに関しては、全てがアニメーション＋フルボイスで展開されるため、世界観に引き込まれること間違いなしだ。
また、現在は事前登録期間中となっている。リリース時には事前登録報酬としてSRエレナ(ヴァンガード)やガチャ券、エスト(課金石)などを入手する事ができるため、プレイするか迷っている方も登録だけはしておくのがいいだろう。
美少女たちとの絆を深め、壮大な物語を体験しよう！
さて、筆者も世界を調和できる調律師として個性的なヴァンガードと共に冒険の旅に出るとしよう。
『アビスディア』の基本情報
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（編集・執筆／もっさ）
