
スパロボYにおける評価レビューとプレイした感想です。スパロボYが面白いか・つまらないかはもちろん、買うべきかも掲載しています。スーパーロボット大戦Yのレビューを見て購入を検討したい方は是非ご覧ください。
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| 総合評価 | |
|---|---|
| 83/100 | |
| ゲームシステム | 17
|
| 遊びやすさ | 12
|
| グラフィック | 17
|
| サウンド | 19
|
| ボリューム・コスパ | 18
|
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| ゲームシステム | ゲームの基本ルールや仕組み、バランス、新しさや奥深さなどを評価。 |
| 遊びやすさ | 操作のしやすさやUIの分かりやすさなどを評価。 |
| グラフィック | ビジュアルの美しさ、アートスタイルの魅力などを評価。 |
| サウンド | BGMや効果音、ボイスのクオリティなどを評価。 |
| ボリューム・コスパ | 価格に対する内容の充実度、追加課金の有無などを総合的に評価。 |
※各20点満点で評価
スパロボYの評価は、100点満点中83点です。UIの悪さが顕著に出ており「遊びやすさ」の評価は下げていますが、ゲームとしての面白さ、ボリュームは問題ないため、総合評価としては高い結果となりました。
|
・豪華な参戦作品が盛りだくさん
・新規参戦機体の戦闘アニメは完成度が高い ・新システム「アシストリンク」による戦略性 ・難易度バランスは非常に良い仕上がり ・育成要素が豊富で育てがいがある |
|
・UIが圧倒的に悪い
・一部戦闘アニメの使い回し ・負けたら最初からやり直しになる厳しさは今時ではない? ・二部作構成や次回作の可能性を感じる参戦作品 |

『スパロボY』では、参戦作品が豊富でその数は20作品以上にも及びます。また『水星の魔女』『ゴジラ S.P』『SSSS.DYNAZENON』など新規参戦タイトルもあり、旧シリーズファンだけでなく最近のアニメファンにも刺さるラインナップとなっており、色んなプレイヤーに刺さるゲームになっていると感じます。

『スパロボY』において、進化を感じさせてくれるポイントのひとつが、新規参戦機体の戦闘アニメーションの完成度です。特に『水星の魔女』『SSSS.DYNAZENON』『ゴジラ S.P』など、スパロボ初登場の作品群の演出は、明らかに力が入っていると感じられます。

本作最大の新要素「アシストリンク」は、戦闘に出ないサブキャラクターたちがアシストクルーとして編成可能となり、戦闘に影響を与える仕組みです。アシストリンクを使うことで回復、特殊支援などが可能になり、従来以上に“好きなキャラを使って勝てる”戦略性が実現されています。
▶︎アシストリンクの仕様と効果を見る

『スパロボY』のゲーム難易度バランスは本気の仕上がりを感じます。近年のスパロボは難易度が低めで“キャラゲー”としての立ち位置が強調されがちでしたが、本作では一転、敵の硬さ・火力・数の全てがハード寄りに再調整されており、シリーズ経験者でも気が抜けません。

育成システムが非常に充実しており、シリーズでも屈指の“育てがい”を感じられるタイトルです。特に目玉となる「STGメモリー開放」は、スキルツリー型の育成システムで、部隊全体にメリットを与えてくれます。
加えて、従来から存在する機体改造では、HPやEN、装甲、運動性などを強化し、一定まで改造すると選べる「フルカスタムボーナス」で性能に個性を加えることができます。
さらに、パイロット養成では能力値の直接強化に加え、スキル習得の自由度も高いです。そこに加わる「パーツ装備」でステータス補強や特殊効果を活用することでユニットの性能をさらに引き上げることが可能です。
これら全ての育成要素が組み合わさることで、本作は単に“強くする”ゲームではなく、「どのキャラをどう活かし、どう戦術に組み込むか」という戦略性のある育成が堪能できる、まさに“推しを育てて戦う”ロボットSRPGの醍醐味が詰まった作品に仕上がっています。
全体的にUIレイアウトが煩雑で、情報の優先順位や視線移動の導線が整理されていません。具体的には、ユニットの装備やステータスを確認するために余計な遷移が必要で、プレイ中のテンポを著しく阻害します。
ロビー画面にセーブ項目がすぐに選べない点は、どうなんだろうと思いました。スパロボはプレイ時間が長くなりやすく分岐のために何度も手動セーブをするゲームであるため、セーブの導線が画面に出てないのは設計ミスなのではないでしょうか。
フル改造後のボーナス選択において、その時点での機体ステータスを確認できない仕様も問題だと思います。プレイヤーは数値や性能の変化を把握せずに選択を強いられ、「あとからやり直したくなる」ようなフラストレーションにつながりやすいです。ここは改修が強く望まれるポイントです。
『スパロボY』では高低差があるエリアでの操作性と視認性に課題が見られます。特に問題なのは、高台・地形の影にいる味方ユニットの選択がしにくくなる点で、視点を切り替えないと正確な選択ができず、テンポが損なわれてしまう場面が多々あります。
また、攻撃範囲や索敵可能範囲の確認もわかりづらく、上下階層が絡むと判定が曖昧に感じられることもあります。結果として、操作の流れが悪くなり、プレイヤーが連打してしまう状況も増え、誤って「フェイズ終了」を押してしまうリスクが高まっています。
『スパロボY』では、長期シリーズらしくオート戦闘機能が実装されていますが、実際に使用してみると、思ったほどテンポが良くないという印象を受けます。速度設定を上げても、演出や移動処理、演算の間に間が多く、サクサク感に欠ける点が目立ちます。
また、オート戦闘のオン/オフ切り替えのレスポンスが遅く感じるのもストレスにつながりやすい要素です。例えば「ここだけ手動で動かしたい」と思って切り替えても、入力反映にワンテンポ遅れがあり、戦術のテンポが乱れてしまうことがあります。
『スパロボY』において気になる点の一つが、既存機体の戦闘アニメーションの使い回しがある点です。その範囲は広く、10年以上前のスパロボ作品から流用された演出もあり、最新作としての新鮮さやインパクトを損なっています。
『スーパーロボット大戦Y』は、手応えのある戦略性や、緻密なユニット配置が求められるマップ構成が魅力ですが、その一方で「一手のミス=すべてやり直し」という設計は依然として厳しい側面を持っています。特に、中盤以降の高難易度マップでは、敵の硬さや火力、増援のタイミングによって一気に形勢が崩れることも多く、せっかく良いところまで進んでも敗北した瞬間にそのマップ全体を最初からやり直しというルールには、大きなフラストレーションを感じてしまう場面があります。
この仕様は過去作から続いているため、シリーズファンにとっては“当たり前”とも言えますが、それでも近年のSRPGやシミュレーションゲームの進化と比較すると、「数ターン前に戻ってリカバリーできるシステム」はあっても良かったのではないかと感じます。
最近では、誤った選択や配置を数手前から修正できる“巻き戻し”機能を搭載する作品も増えてきており、これによって「挑戦のしがい」は保ちつつ、「理不尽なやり直し」だけは減らすというバランスを実現しています。
『スーパーロボット大戦Y』の参戦作品を見渡すと、その多くに「続編ありきでは?」と思わせるような構成が散見されます。たとえば『機動戦士ガンダム 水星の魔女』はSeason1(前半)までの内容にとどまっており、Season2は未参戦です。主人公スレッタの最終機体「キャリバーン」が登場しない可能性があるのは残念に感じられます。放送からすでに2年以上が経過していることを踏まえると、Season2まで含めて登場してほしかったという思いが強く残ります。
同様に、『機動戦士ガンダムSEED』に関しても、『DESTINY』までの範囲にとどまり、FREEDOMがありません。SEED系はスパロボでも長年登場してきた定番タイトルの一つですが、だからこそ今このタイミングでの参戦であれば、FREEDOMを出してくれてもよかったのではないかという印象を受けます。
また、『SSSS.DYNAZENON』についても、映画『グリッドマンユニバース』は参戦しておらず、TVアニメ版の内容に限定されています。これは、「あえてグリッドマンを出さず、ダイナゼノンを主役として際立たせるため」という見方もできますが、それでも次回作でユニバースを含めた展開を控えているのでは?と勘繰ってしまう構成に思えます。
宇宙世紀ガンダムについても、今作では『逆襲のシャア』までなのは、続編で『閃光のハサウェイ』を登場させるために、あえて“温存”しているように映ります。
『スーパーロボット大戦Y』は、育成の自由度、戦略性、参戦作品の豪華さ、戦闘アニメの完成度など、スパロボシリーズとしての面白さは確実に健在です。新規ファンにとっても入りやすく、シリーズ経験者には手応えのある難易度が用意されており、手応えのある面白いスパロボといえます。
しかしながら、UIまわりの不便さがゲーム全体の快適性を著しく下げているのも事実なので、そこは修正してもらえると嬉しいです。
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| 格闘 | 射撃 | 技量 |
| 回避 | 防御 | 命中 |
| 機体ステータス一覧と効果 | ||
| HP | EN | 装甲値 |
| 運動性 | 照準値 | 武器 |
| アシストリンク | 援護攻撃 | 合体攻撃 |
| 地形適応 | 地形適性 | データベース |
| シナジー効果 | デスペナルティ | クリティカルの仕様 |
| 命中率の上げ方 | 気力の上限突破 | ショップ解放条件 |
| 特殊能力一覧 | SPの回復方法 | 設定のおすすめ |
| スキルプログラム | - | - |
| 参戦作品の一覧 | DLC一覧 | 主人公の声優 |
| 発売日はいつ? | 購入・予約特典 | 対応機種・ハード |
| 声優一覧 | クロスセーブ | 体験版引き継ぎ |
もう少しで一周目が終わる。 シナリオ分岐のボリュームがないので「もう一周?」と訊かれてやり込みたくなる要素が薄い。 サポートシステムで「激励」「再動」キャラを苦労して育てなくて良くなったのは◯。 皆さん書いてるようにUIは良くなく、当初セーブの方法すら探せなかった。
評価レビュー・プレイした感想【スーパーロボット大戦Y】
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さすがにWはねえ…だったら第二次スーパー特撮大戦出せやゴラァ