【リネージュ2M】ソウルショットと上級ソウルショットのダメージ差について検証

上級ソウルショット検証_アイキャッチ.png

リネージュ2M(リネ2M)における上級ソウルショットのダメージ検証について掲載しています。ソウルショットとのダメージ差やどちらを使用すべきなのか知りたい方は、ぜひご覧ください。

▼本記事について
本記事はGame8攻略班が独自に調査した内容をまとめたものです。公式の見解ではないため注意してください。

ソウルショットと上級ソウルショットのダメージ差

上級SSは覚醒マシア未強化だと精霊刻印ⅥのSSとダメージ差がほぼ無い

今回の検証では、既存のソウルショット(以下SS)とつい最近追加された上級ソウルショット(以下上級SS)のダメージ差を比べてみました。

結果として、精霊刻印ⅥのSSと覚醒マシア未強化の上級SSでは、ダメージ差がほぼ生まれませんでした

上級SSについては、以下を参考にしてください。

▶︎上級ソウルショットについてはこちら

覚醒マシア未強化の上級SSはコスパが悪い

素材 SS 上級SS
アデナアデナ
36.8万 160万
クリスタルクリスタル
- x3000
高級クリスタル高級クリスタル
- x32

※上記は1時間あたりソウルショットが約8000個使用される想定で記載しています。
※武器種やスキルの習得具合でソウルショットの使用個数が異なる場合があります。

上記は、各SSを入手するための費用を比較したものです。SSは雑貨商人からアデナで簡単に購入できるのに対し、上級SSはアデナ,クリスタル,高級クリスタルの3種を素材とした製作での入手となります。

この比較だけでみても上級SSはSSと比べてコスパが悪く、加えて覚醒マシア未強化の状態では2種のSSにほぼダメージ差が生まれないとなると、優先して使用すべきはSSです。

ただし、覚醒マシアの段階を進めているユーザーに限り、上級SSを使用する選択肢があります。

検証内容について

SSと上級SSのダメージ差を比較する

今回の検証は、攻撃手段である通常攻撃とスキルのダメージを『SSなし/SSあり/上級SSあり』それぞれ3通り試して、SS有無によるダメージの増減を確認する検証となります。

検証概要

チェックマーク比較対象はSSと上級SS
チェックマーク検証中は攻撃側/防御側共にキャラステータスを維持
チェックマークSSは精霊刻印Ⅵ(+0)
チェックマーク上級SSは覚醒-マシア未強化
チェックマーク通常攻撃とスキル(ダブルストライク)の2種でダメージの検証を行う
チェックマーク検証は攻撃命中時前提でそれぞれ100回行う
チェックマーク比較する平均ダメージはクリティカル発生を前提とする

検証はクリティカル発生時の値を参照

今回の検証では、SSと上級SSのダメージに注目すべく、SS以外の変数を少なくした状態で挑む点がポイントです。

そのため、平均ダメージは上昇値が固定のクリティカル発生時を前提として算出し、武器ダメージによる数値変動以外の要素をできるだけ抑えて集計しました。

検証結果

検証①:通常攻撃はダメージ差がほぼない

SSの有無 平均ダメージ(通常)
SSなし 197.46
SS 206.14
上級SS 206.72

※画像は検証数値を一部抜粋したものです。

検証①では、通常攻撃を『SSなし/SSあり/上級SSあり』の3通りで各100回行い、3種の平均ダメージに差が生まれるか検証しました。

検証の平均ダメージを見比べると、SSと上級SSは小数点以下から変化があったものの、ほぼ同じダメージという結果に。この段階においては、コストパフォーマンスが良いSSに軍配が上がっています。

検証②:スキルダメージは上級SSが僅かに上回る

SSの有無 平均ダメージ(スキル)
SSなし 747.43
SS 787.67
上級SS 795.73

※画像は検証数値を一部抜粋したものです。

検証②では、検証①の試行回数は変わらず、検証対象をアクティブスキルの『ダブルストライク』に変更して検証しました。

結果としては、上級SSの方がSSよりも僅かにダメージが高いです。ただ逆に言えば、上級SSの倍率はSSの1.01倍程で、100回試行してようやくスキル1つ分の差が生まれるくらいの変化しか起こらないということになります。

EX:割合参照ステータスは数値の精度が高め

ダブル発生率 クリ発生率
キャラの元ステータス 30% 74%
通常(SSなし) 30% 82%
通常(SS) 26% 76%
通常(上級SS) 16% 74%
スキル(SSなし) 34% 76%
スキル(SS) 28% 78%
スキル(上級SS) 24% 74%
備考
【防御側の関連キャラステータス】
・近距離クリティカル抵抗1%
・ダブル抵抗3%

今回の検証では、SSのダメージ検証中に大きな変数となり得るダブル確率やクリティカル発生の回数も同時に記録していました。その結果、100回という試行回数においても、概ね能力値で記載されている割合と同じ様な値へ収束したことが確認できます。

また、防御側のキャラにおける抵抗ステータスが上記の通りで、検証から割合ステータスは『元ステータス(%)-防御側の抵抗値(%)』のような減算で計算されているようです。

これにより、ステータスのうち割合で表記されている項目は、攻撃する対象が所持しているステータスによりますが、少ない試行回数(短期間の戦闘)でも抵抗値分を引いた割合通りの性能を発揮できる可能性が高いでしょう。

検証結果の考察

上級SSは精霊刻印を強化し終えた超上級者向けのアイテム

上級SSは、製作段階でアデナ以外に多くのクリスタルを定期的に消費してしまうほか、SS以上の性能を発揮するには覚醒マシアの強化を進めなければなりません。

そのため、上級SSはクリスタルの消費先が少ない、つまり全種類の精霊刻印の強化を終えていて、クリスタルの貯蓄も充分ある『超上級者向けの消耗品』と言えるでしょう。

精霊刻印の強化が終わっていない方はそちらを優先し、覚醒もエラトネやポリーネなど永続で性能を向上できる項目の強化に回した方が良いです。

上級SSは覚醒マシアV段階以上で実用ライン

上級SSでしっかりダメージアップを図るには、上級SSの効果を増幅させる覚醒マシアの強化が必須です。

あくまで攻略班の見解ですが、上級SSの実用的なラインは最低でも覚醒マシアの各ゾーンがⅤ理想はⅧまで到達してから運用するのが望ましいでしょう。

▶︎覚醒システム解説はこちら

上級SSが使えずともHP強化の恩恵は受けられる

段階 覚醒マシアの段階別ステータス
3 最大HP+300
・上級ソウルショット命中率+1
・上級ソウルショット武器ダメージ+1
・上級ソウルショット追加ダメージ+1
5 最大HP+1020
・上級ソウルショット命中率+5
・上級ソウルショット武器ダメージ+5
・上級ソウルショット追加ダメージ+5
ダメージ増幅減少+3%

※太字は上級SSの使用有無関係なく発動するステータスです。
※段階5は3種ゾーンの合計値を記載しています。

覚醒マシアの強化は、上級SSの実用的な運用として必須です。

仮に上級SSを使用しなくとも、覚醒マシアの強化ではHPが上昇していき、耐久面の強化も行えます。

初心者の方はV段階まで強化するのがおすすめ

覚醒マシアの強化は上級SSの性能強化が一番の目的です。ただし、各ゾーンのV段階までは1段階毎に必要なEXPが1000で済むため、主要な覚醒強化が終わっていない方もマシアV段階までは強化を進めても良いです。

覚醒システム全体で見ると、PvEとPvP共に永続のステータス強化となる覚醒エラトネと覚醒ポリーネの強化が最優先となるため、覚醒マシアよりも前述2つを優先して強化した方が覚醒ポイントの消費に見合った強化ができるでしょう。

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