2024-05-15

【取材】『ASUS JAPAN』ゲーミングスマートフォン新製品内覧会に潜入!圧倒的な機能性と日常に溶け込む扱いやすさを兼ね備えた最新機種の魅力をご紹介!

5月17日(金)の発売が情報解禁された『ROG Phone 8』シリーズの内覧会にゲームエイトライターが潜入!ASUS JAPANの技術の集大成とも言える最新機種の魅力を徹底解説していく。

勝つためのゲーミングスマートフォン『ROG Phone』シリーズに新作が登場!

ASUS JAPANのゲーミングスマートフォンと言えば『ROG Phone』シリーズだ。『ROG Phone』シリーズはこれまで、「勝つためのゲーミングスマートフォン」の名に恥じない圧倒的な機能性で我々を驚かせてきた。そんな『ROG Phone』シリーズの最新作として今回、『ROG Phone 8』が登場する。

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今回登場する『ROG Phone 8』のキャッチコピーは「ゲームは、日常というフィールドへ」。『ROG Phone』シリーズ、第三世代のトップバッターにあたる。第一世代「GAME CHANGER」・第二世代「満たされぬ、挑戦者たちへ。」から持つ機能のアップグレードや、ASUS JAPANが得意とするAI技術を存分に活かした新機能を引っ提げつつも、我々の日常に寄り添った扱いやすさも備えた、良い所取りの機種となっている。

『AURAライト』や『ANIME VISION』で生活が豊かに

『ROG Phone 8』注目の機能として、『AURAライト』と『ANIME VISION』が挙げられる。どちらもスマートフォンの背面を彩ることができる機能で、通知が来た際に光らせることもできる。スマートフォンでありながら、さながらハイスペックゲーミングPCのような外見調整も楽しむことができ、ゲーマーにはたまらない機能となっている。

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『AURAライト』は先代モデルである『ROG Phone 7』にも搭載されていた機能だが、LEDの数が先代比で2倍と、飛躍的に向上している。もちろん、色やライティングパターンのカスタマイズも、引き続き自由自在に調整可能だ。

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そして『ANIME VISION』は『ROG Phone 8』シリーズより登場の新機能となる。こちらは『ROG Phone 8』シリーズの上位モデルである『ROG Phone 8 PRO』『ROG Phone 8 PRO EDITION』にのみ搭載される機能で、背面に表示されるアニメーションを自由自在にカスタマイズできる。

電話が来た際は電話マーク、メールが来た際はメールマークを表示…といった通知別の設定も可能なので、デスクに裏向きに置いておくだけでも、ニヤニヤしてしまうこと間違いなしだろう。この機能を応用すれば、例えば撮影時のセルフタイマーとしても活躍する。集合写真を撮影する際、背面のアニメーションで3,2,1…とカウントダウンを表示することもできてしまうわけだ。この辺りも、昨今の社会情勢を踏まえた、日常に溶け込む新機能となっている。ゲーミングPCの技術を活用・ブラッシュアップして落とし込まれた、ASUS JAPANの集大成とも言える新機能に注目だ。

国内No.1級の圧倒的スペックをご紹介!

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ここからは『ROG Phone 8』シリーズ共通の特長やポイントを紹介していく。まずは国内No.1級の圧倒的なスペックを持つ『ROG Phone 8』の特徴をまとめて見ていこう。

・約8.9mm!驚きのスリムさ
・ゲーミングPCクラスの高性能!現行最高峰SoC
・長時間駆動の大容量バッテリー
・センターレイアウトSoCで熱を感じにくい
・先代比20%増!超高性能な冷却システム
・超高性能かつスタイリッシュなディスプレイ
・スマートフォンとは思えない高音質
・充実の感圧式タッチセンサー!AirTriggers
・パフォーマンスを最大限に!ARMOURY CRATE
・自撮りまで美しい超高性能カメラ
・最高クラスの防水 / 防塵性能
・非接触型決済のFeliCaに対応
・充実のユーザーインターフェース!ROG UI
・オンデバイスAI機能を活用した様々な選択肢
・充実の周辺アクセサリー

…などなど、ここでは紹介しきれない多くの魅力を持つのが最新ゲーミングスマートフォン『ROG Phone 8』シリーズだ。今回は筆者が特に驚いた機能について、上記の魅力からさらに絞り込みをかけてピックアップしていく。

超高性能とスリムさを両立!本体&ディスプレイ紹介

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『ROG Phone 8』シリーズは奥行き約8.9mmと、先代モデルから15.2%もの薄型化に成功している!ゲーミングスマートフォンはスペックが求められる以上、どうしても本体に厚みが出てしまいがちだが、『ROG Phone 8』シリーズは普段お使いのスマートフォンと変わらない使用感での操作が可能だ。

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またディスプレイについても、画面占有率94%の狭額縁デザインを採用したことで、画面の大きさはほとんどそのままに、約5%の小型化に成功している。この小型化によって重量も225gと削減に成功しており、長時間のゲームプレイであっても疲労を感じずに楽しむことができる。

現行最高峰SoC搭載!センターレイアウトSoCで熱にも配慮

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『ROG Phone 8』シリーズは現行最高峰のSoCである『Snapdragon 8 Gen 3』を搭載している。SoCとはSystem on a Chipの略で、スマートフォンの心臓部とも言えるパーツだ。情報処理を行うCPUや映像処理を行うGPUもこのSoCに集約されており、SoCの性能=デバイスの性能と言って差し支えない。そんなSoCに現行最高峰のハイエンドモデルを採用しているのだから、『ROG Phone 8』シリーズは見かけだけでなく、内部も超一流であることは多くを語るまでもないだろう。

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また『ROG Phone 8』シリーズはセンターレイアウトSoCを採用しており、熱を感じにくい構造になっている。前述の通りSoCでは非常に複雑な処理が行われるため、相応の発熱が生じる。そのため一般的なスマートフォンではどうしても発熱が気になってしまう…のだが、『ROG Phone 8』シリーズではSoCをスマートフォンの中間部に搭載しているため、ゲームプレイの際にスマートフォンを横持ちすると、熱がほとんど気にならない構造になっているというわけだ。

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その上で発熱を軽減する冷却システムも、非常に高性能なものが備えられている。伝導熱を利用した冷却システムの採用などにより、冷却性能は先代モデル比で20%も向上。

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さらに最上位モデルの『ROG Phone 8 PRO EDITION』に付属する外付けクーラーユニット『AeroActive Cooler X』によって、より快適なゲームプレイを楽しむことも可能だ。『AeroActive Cooler X』は別売りもされているので、『ROG Phone 8 PRO EDITION』以外のモデルでも使用することができる。

そして『AeroActive Cooler X』はUSB Type-Cポートや3.5mmイヤホンジャック、ゲーム用物理ボタンなども搭載。充電ポートやイヤホンジャックも中心部に集められるので、ゲームプレイ中の手の引っ掛かりなども心配要らなくなる。

スマートフォンとは思えぬ高音質!臨場感溢れるオーディオ

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『ROG Phone』シリーズを通して評価の高いオーディオ周りがさらにパワーアップ。『ROG Phone 8』シリーズはDirac Virtuoの空間オーディオ技術を搭載し、スマートフォンとは思えない高音質を楽しむことができるようになっている。

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そしてその技術のポテンシャルを最大限まで引き上げるのが、充実のオーディオ調整機能だ。オーディオウィザード機能では、音楽・シネマ・ゲームそれぞれに適したエフェクト設定とカスタマイズが可能になっており、シーンに応じた最高のオーディオ環境を提供してくれる。さらにQualcomm Snapdragon Sound対応のBluetoothイヤホンに限り、より細やかなサポートを受けられる。特に立ち上げアプリによって、自動調整・高音質・ゲームモードの3種類からオーディオ設定を指定できる機能はかなり便利だと感じた。例えばじっくりソロで楽しむタイトルであれば高音質モードを、激しいPvPタイトルをプレイする際はゲームモードを選択するなど、同じゲームアプリの枠組みであっても異なる設定が行える。

ゲームパフォーマンスを最大限に!ARMOURY CRATE

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『ROG Phone 8』シリーズのゲームパフォーマンスを最適化するための補助ツールとして、ゲーム統合管理アプリ「ARMOURY CRATE」がインストールされている。

ここでは冒頭で紹介した『AURAライト』『ANIME VISION』の調整が可能なほか、3つのモードから適切なものを選択して、端末を常に最適化させられる。

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ゲームパフォーマンスを求める場合は、Xモードがおすすめだ。Xモードはバッテリーを激しく消費する代わりに、システムパフォーマンスなどのあらゆる性能を最大まで出力してくれる。バッテリー駆動時間のみがネックになるので、自宅でじっくり腰を据えてゲームを楽しむ際に最適だ。

日常使いで最もおすすめなのがダイナミックモード。すべての性能がバランス良く整っているため、シーン別の調整が面倒な方もダイナミックモードにしておけば間違いない。

そして最後に紹介するのが、とにかく省電力に特化した超省電力モードだ。タッチレスポンス以外のあらゆるパフォーマンスを抑える代わりに、バッテリー駆動時間を延ばすことができる。外出先でゲームプレイに熱中し過ぎて充電が少なくなってしまった際や、モバイルバッテリーを忘れてしまった際には、大変重宝するモードになるだろう。

超高性能カメラで自撮りまで美しい

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『ROG Phone 8』シリーズはアウトカメラ・インカメラともに超高性能で、カメラ機能にも妥協がない。アウトカメラには広角カメラ・超広角カメラ・望遠カメラの3種類を搭載。いずれも高画素カメラとなっており、カメラ性能の高さを謳っているスマートフォンと比較しても引けを取らない。あわせて6軸ジンバルモジュールによる強力手ブレ補正で、扱いやすさにも配慮。さらにライトトレイルモードをはじめとしたエフェクト機能も充実しており、スマートフォンとは思えない幻想的な一枚を撮影できる。

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インカメラには、1倍・0.7倍の倍率切り替えが可能な広角インカメラを採用。3,200万画素とこちらも非常に高性能で、自撮りの際も明るく高画質な撮影が可能になっている。

また『ROG Phone 8』シリーズは、IP65/IP68のスマートフォンにおける最高クラスの防水・防塵に対応しており、屋外撮影時の突然の天候変化に対応できるのも嬉しいポイントだ。

充実のユーザーインターフェース!ROG UI

ゲームモードやオーディオ周りの設定の充実性は既に十分お分かりいただけたと思うが、普段使いの利便性を上げるユーザーインターフェースも非常に充実している。

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筆者が特に魅力を感じたのは、画面内にアプリをフローティング表示できるエッジツール機能だ。アプリの上から小窓でアプリを立ち上げることが可能で、例えば資料の数値を見ながら電卓を叩くなど、ワーキングツールとしても活用できる。

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そしてもう一つご紹介するのが『ROG Phone 8』シリーズから搭載された『Video Genie』機能だ。ここでは別画面を操作している際にも音楽や動画を再生できる「バックグラウンド再生」や、再生中の通知非表示などが設定可能。併せて前述のオーディオ機能を活用することで、音楽や動画関連アプリを最大限堪能できるようになっている。

魅力満載の『ROG Phone 8』は5月17日(金)発売!

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ここまで紹介してきた通り、魅力満載の『ROG Phone 8』シリーズだが、気になるのはその価格。最上位モデルである『ROG Phone 8 PRO EDITION』が219,800円(税込)、上位モデルの『ROG Phone 8 PRO』が179,800円(税込)、通常モデルの『ROG Phone 8』が159,800円(税込)となっている。『ROG Phone 8 PRO EDITION』にのみ、12,480円(税込)で別売り販売されている『AeroActive Cooler X』が付いてくる。

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カラー展開は通常モデルの『ROG Phone 8』のみファントムブラック・レベルグレーの2色展開で、上位モデルの2種についてはファントムブラック1色のみの展開だ。付属のクリアケースを通して、『ROG Phone 8』シリーズ共通の魅力である背面もバッチリ見えるので、自身の好みと相違がないように色を選びたい。筆者の個人的な意見としては、ベタではあるが、『AURAライト』の近未来感が一層映えるファントムブラックが好みに感じた。

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▲内覧会会場には、これまでの『ROG Phone』シリーズの歴史を振り返れる展示も。今後この列がさらに伸びていくことを楽しみにしたい。

スマートフォンに15万円・20万円と聞くとどうしても高いように思えてしまうかも知れないが、昨今最新機種であれば13万円前後は当たり前の世界になってきている。半導体などの部材コスト高騰が激しい中で、よくこの値段に収まったなぁというのが筆者の率直な感想だ。ハイスペックを要求されるタイトルや、レスポンス速度が重要なPvPタイトルを普段からプレイする方には、勝つためのゲーミングスマートフォン『ROG Phone』シリーズを手放しでおすすめできる。上記で紹介した通り、カメラ機能など日常シーンでの体験も格段に向上するはずなので、ゲーム以外の部分に魅力を感じた方にももちろんおすすめだ。

『ROG Phone 8』シリーズの予約開始日は5月15日(水)、発売日は5月17日(金)。読者の皆さんのゲーム体験向上とデイリーライフの充実を願って、このレポートを締めさせていただく。

製品仕様の概要と希望小売価格

ROG Phone 8 PRO EDITION

製品名ROG Phone 8 PRO EDITION
希望小売価格219,800円
本体カラーファントムブラック
プロセッサーQualcomm Snapdragon 8 Gen 3
メインメモリ24GB
ディスプレイ6.78型 LTPO AMOLEDディスプレイ
解像度2,400 × 1,080ドット (フルHD+)
内蔵ストレージ1TB
サウンド機能Hi-Res / Hi-Res Wireless / Dirac Virtuo
アウトカメラ5,000万画素 広角カメラ / 1,300万画素 超広角カメラ / 3,200万画素 望遠カメラ
インカメラ3,200万画素カメラ
バッテリー容量5,500mAh
バッテリー駆動時間モバイル通信時:約13.9時間(5G)
バッテリー充電時間約39分
サイズ高さ163.8mm×幅76.8mm×奥行き8.9mm
質量225g
主な付属品USB ACアダプターセット / Aero Case / AeroActive Cooler X / トラベルポーチ

ROG Phone 8 PRO

製品名ROG Phone 8 PRO
希望小売価格179,800円
本体カラーファントムブラック
プロセッサーQualcomm Snapdragon 8 Gen 3
メインメモリ16GB
ディスプレイ6.78型 LTPO AMOLEDディスプレイ
解像度2,400 × 1,080ドット (フルHD+)
内蔵ストレージ512GB
サウンド機能Hi-Res / Hi-Res Wireless / Dirac Virtuo
アウトカメラ5,000万画素 広角カメラ / 1,300万画素 超広角カメラ / 3,200万画素 望遠カメラ
インカメラ3,200万画素カメラ
バッテリー容量5,500mAh
バッテリー駆動時間モバイル通信時:約13.9時間(5G)
バッテリー充電時間約39分
サイズ高さ163.8mm×幅76.8mm×奥行き8.9mm
質量225g
主な付属品USB ACアダプターセット / クリアケース

ROG Phone 8

製品名ROG Phone 8
希望小売価格159,800円
本体カラーファントムブラック / レベルグレー
プロセッサーQualcomm Snapdragon 8 Gen 3
メインメモリ16GB
ディスプレイ6.78型 LTPO AMOLEDディスプレイ
解像度2,400 × 1,080ドット (フルHD+)
内蔵ストレージ256GB
サウンド機能Hi-Res / Hi-Res Wireless / Dirac Virtuo
アウトカメラ5,000万画素 広角カメラ / 1,300万画素 超広角カメラ / 3,200万画素 望遠カメラ
インカメラ3,200万画素カメラ
バッテリー容量5,500mAh
バッテリー駆動時間モバイル通信時:約13.9時間(5G)
バッテリー充電時間約39分
サイズ高さ163.8mm×幅76.8mm×奥行き8.9mm
質量225g
主な付属品USB ACアダプターセット / クリアケース

※価格・発売日については、2024年5月15日時点の情報です。最新情報については公式サイトにてご確認ください。

『ASUS JAPAN』の概要

ASUS公式サイト:https://www.asus.com/jp/ ASUS JAPAN公式X(旧Twitter):https://twitter.com/ASUSJapan

『Republic of Gamers』の概要

ROG公式サイト : https://rog.asus.com/jp/ ROG JAPAN公式X(旧Twitter) : https://twitter.com/ASUSROGJP

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