【パルワールド】専用サーバーの立て方とポート開放のやり方【Palworld】

パルワールド(Palworld)の専用サーバー(レンタルサーバー)の建て方とポート開放を紹介しています。鯖立てに必要なルーターの設定、IPアドレスの確認方法も掲載しています。

▶︎サーバーの立て方

▶︎サーバー設定方法

【注意書き】専用サーバーを立てるにあたって

危険性を十分理解した上で実施して下さい。

専用サーバーを自宅の回線やPCを使って建てる場合、ポート開放やファイアウォールなどの設定変更が必要です。これを行う事で、通常であれば遮断出来ていた不正なアクセスが通りやすい環境にもなります。必ずご自身で、ポート開放についての危険性を十分調べた上で実施して下さい。

尚、ポート開放や専用サーバーを建てた事によって生じたトラブルについては、当社は一切責任を負いませんので、何卒お願いいたします。

専用サーバーの立て方（鯖立て）

Palworld Dedicated Serverをインストール　 ファイアウォールの設定を行う　 ルーターの設定からポート開放を行う

SteamライブラリからPalworld Dedicated Serverをインストール

拡大

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Steamライブラリから「Palworld Dedicated Server」を検索してインストールしましょう。見つからない場合は、ツールにチェックを入れると出てくるはずです。

起動時の画面

インストール後に起動して、このような黒い画面が出てくればOKです。

ファイアウォールの設定を行う

左下windowsの検索ボックスから「ファイアウォールとネットワーク保護」と検索して同じ名称のものを開きます。さらに「詳細設定」を押します。

受信の規則から新しい規則を追加

ポート開放に必要な設定を追加していきます。「受信の規則」を押して「新しい規則」押します。「ポート」→「UDP」→「特定のローカルポート」「8211」→「接続を許可する」→全てにチェックし名前は自分が分かるものにしておきましょう。

送信の規則も同じように設定

送信の規則も同じように設定していきましょう。

ルーターの設定からポート開放を行う

一番の山場である、ルーターの設定を行います。予めルーターへログイン出来る方は、以下①は飛ばして頂いて構いません。

ポート開放のやり方

①IPアドレスを調べてルーターへ接続　 ②ルーターでポート開放を行う　 IPv4はそのまま8211の開放　 IPv6は使えるポート番号を使って変換

①IPアドレスを調べてルーターへ接続

左下スタートの検索から「cmd」と入力して「コマンドプロント」を開きましょう。

コマンドプロンプトでIPを確認してルーターへ接続

開いたら「ipconfig」と入力してEnterを押します。デフォルト ゲートウェイに「192.168...」と表示されている数字をコピーして、ブラウザのURLボックスへペーストして検索しましょう。または、「192.168.../login」で検索しましょう。

あとで「IPv4アドレス」の部分も使うので開いたままにしておきましょう。

ルーターへログインする

ルーターのログインページが出てきたら、ユーザー名は「admin」、パスワードはルーター本体に記載している「Web PW」を入力しましょう。ルーター会社や個人で変更している場合はこれ限りではありません。

デフォルトで設定されているパスワードは、ルーターの会社によって様々なので、分からない場合はルーターの型番などで調べてみて下さい。

②ルーターでポート開放を行う

ルーターへログインできて設定を操作出来る状態になったら、いよいよポート開放を行っていきます。「ポート開放」「ポートマッピング」やそれらに近しい設定項目を探しましょう。見つけられない場合は、「ルーターの型番 ポート開放」などで検索して、設定方法を見つけて下さい。

ポート開放を実際に行っていく

ここではNEC社製のルーターを例に行っていきます。「ポートマッピング」の項目から「追加」を押します。

ポート開放の入力項目

利用可能ポートという表記と共に数字がずらっと並んでいた場合、その数字内のポートしか開放出来ません(IPv6のため)。パルワールドはデフォルトで「8211」のポートを利用する設定になっているので、その数字が使えない場合、利用可能なポート番号を使って変換する必要があります。

「LAN側ホスト」に入力するIPアドレスは、上記コマンドプロントで実行したipconfigの「IPv4アドレス」を貼り付けましょう。

利用可能ポートの表記が無い場合や、入力するポート番号が1箇所しか無い場合は、8211と入力すればOKです。

以上でポート開放は終わり

IPv6のルーター1個という環境下での設定手順でした。IPv4の場合、入力する箇所が少なかったりしますが、基本は変わりません。(IPアドレスの固定化が必要になる場合もある)
ルーターが2個の場合は、別途やり方を検索していただけたら幸いです。

サーバーの入り方

Palworld Dedicated Serverを起動　 ホスト(サーバー主)は「127.0.0.1:8211」で接続　 メンバーは「ホストのIPアドレス：ポート番号」で接続　 繋がらない場合はファイアウォールを見直す

Palworld Dedicated Serverを起動

Steamのライブラリから「Palworld Dedicated Server」を起動してサーバーを立ち上げましょう。黒い画面が正常に表示されればOKで、この画面がある間は常にサーバーが開いている状態です。

ホスト(サーバー主)は「127.0.0.1:8211」で接続

ゲームを起動して「マルチプレイに参加する(専用サーバー)」をクリック、下部検索ボックス内の数字を「127.0.0.1:8211」にしてサーバーに接続しましょう。

検索ボックスのデフォルトの数値がそれなので、接続ボタンを押すだけでOKです。

メンバーは「ホストのIPアドレス：ポート番号」

「ホストのグローバルIPアドレス：ポート番号」 例「123.45.678.910:1111」
ホストの グローバルIPアドレス	▶︎IPアドレス確認サイト ホストのIPアドレスが必要なので 、上記サイトで出てきた数字を予めメンバーに教えましょう。
ポート番号	8211または、変換しているポート番号。変換対象ポート番号。

ゲームを起動して「マルチプレイに参加する(専用サーバー)」をクリック、下部検索ボックス内の数字を「ホストのグローバルIPアドレス：ポート番号」にしてサーバーに接続しましょう。

繋がらない場合はファイアウォールを見直してみよう

IPv6のルーターに限った話ですが、ファイアウォールの設定で受信・送信の規則をルーターのポート開放で使った「使えるポート番号」「変換ポート番号」で開放していきましょう。最初に開放した「8211」を使った規則と同じやり方で、8122を残したままでOKです。

ゲームの難易度、サーバ設定のやり方

サーバーの設定は少し面倒で、ゲームファイルの数値を直接変更する必要があります。以下記事で詳しく掲載しているので、ぜひ御覧ください。

▶︎サーバー設定のやり方とパラメーターを見る

レンタルサーバーの立て方（レンタル鯖）

以下では、実際にサーバーをレンタルして専用サーバーを立てたGame8攻略班の例を紹介しています。上記のポート開放を含むサーバーの立て方とは全く別の方法になります。

①　レンタルサーバーを探す

まずはレンタルサーバーを探します。「Gportal」や「NITRADO」「ConoHa」等レンタルサーバーは『パルワールド』の初期設定が行われているサーバーがおすすめです。攻略班は今回は「Gportal」でレンタルサーバーを借りました。

②　サイトの手順に従いサーバーを借りる

上記で挙げたサイトでは『パルワールド』用のサーバーレンタルプランが存在します。サイト毎の手順に従いサーバーをレンタルしましょう。「Gportal」では後からのサーバー人数増設が可能でしたが、人数増設はサーバーの空き状況等で変化する為余裕を持ったプランを選ぶと良いでしょう。

③サイト内でサーバーの設定を行う

レンタルサーバーはゲーム内ではなくブラウザでサーバーの設定を行います。「Gportal」等の海外のサイトの場合翻訳をかけながら設定を行うことをおすすめします。ほとんどのサイトでサーバーネームを決められるため、自分がわかりやすい名前のサーバーネームにしておきましょう。

④サーバーを起動してゲームに入る

サイト内でサーバーの起動を行ったらゲームを起動してサーバーに入りましょう。「マルチプレイに参加する（専用サーバー）」を選び、IPアドレスとポート番号レンタルサーバーのサイトで確認して、それを組み合わせたものを入力します。入力する時は「IPアドレス:ポート番号」という形となるので、間の「:」を忘れないようにしましょう。

サーバー名を入力して出てくる時もある

検索欄にサーバー名を入力して表示されればそこから入ることも可能です。ただし、サーバー名検索は機能しないことも多いので、上記の方法でサーバーに入るのが確実な方法となります。

⑤ 友人を誘ってプレイ！

無事ゲームに入ることができたら先ほど入力した「IPアドレス:ポート番号」を一緒にやる友人にも入力してもらえばマルチプレイをすることが可能です。レンタルサーバーではサイト内で定期的なサーバーの再起動やバックアップなどの設定も行える為、自分の好みに合わせたサーバーの設定を『パルワールド』を楽しみましょう！

専用サーバーを建てられない場合の代替手段

4人以下ならローカルサーバーでマルチ可能

	おすすめ度	ポイント
招待コード (ローカルサーバー)	★★★	4人以下なら最善 障害の影響を受けにくい 4人までしかできない
専用サーバー (公式サーパー)	★★☆	5人以上でも超簡単 利用鯖が満員だと入れない 障害の影響を受けやすい
専用サーバー (自作サーパー)	★☆☆	5人以上でも利用可能 定員人数を気にせず可能 設立難易度MAX

10人や20人の決まった知り合いと遊びたいわけでなければ、招待コードを利用したマルチプレイを考えてみたほうがいいかもしれません。かなり簡単な方法であり公式サーパーの定員にも影響されないので、いつでも安定してマルチプレイすることができます。

▶︎マルチプレイのやり方についてはこちら

ポート開放は回線事業者などに相談してみるのも手

この記事では紹介していませんが、別の方法で「ポート開放」が必要な場合、プロバイダーやネット回線の事業者など専門家に相談してみるのも手です（回線事業者はフレッツ光、NURO光、auひかりなど）。

実際に対応してもらった事例もあるようですが、そういったサポートを行っていない場合もあります。決して迷惑をかけないようにしつつ、一度連絡してみてもいいかもしれません。

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