ゲーミングPCのパーツ解説|初心者にもわかる構成と選び方の基礎知識

ゲーミングPCの主要パーツ(CPU・GPU・メモリ・ストレージ)の役割や選び方をわかりやすく解説。初心者でも構成を理解できる内容です。電源やマザボなど自作に挑戦したい人向けの情報も掲載しています。

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ゲーミングPCを構成するパーツを知ろう

CPU

Intel Core Ultra

Intel Core Ultraシリーズ

CPUは、ゲームにおける演算処理の中心的な役割を担うパーツです。敵キャラのAI制御やゲーム内物理演算、ネットワーク処理などを担当し、フレームレートの安定性にも影響します。

CPUがゲーム体験に与える要素
チェックマークAIやエンジンの処理速度

チェックマーク建物やマップ生成の計算

チェックマーク高速なfps環境の維持(144fps以上)

チェックマークオンラインマルチの通信処理負荷の軽減

IntelとAMDの主なCPU比較

Intel
モデル概要ゲーミング性能
Core i3入門者向け。軽量ゲーム向き
Core i5中堅モデル。多くのゲームに対応
Core i7高性能で配信や録画にも適応
Core i9最上位。4Kや高負荷作業に強い
AMD
モデル概要ゲーミング性能
Ryzen 3ライトゲーマー向け
Ryzen 5コスパ良好な標準グレード
Ryzen 7配信や動画編集も視野に入る
Ryzen 9プロや4K向けの超高性能モデル

GPU(グラフィックボード)

geforce-rtx-4090

GeForce RTX 4090

GPUはゲームの映像表現・3D処理・レンダリングを担当するパーツで、美麗なグラフィック表現や滑らかな動作を支えます。高性能なGPUほど、4KやVR、レイトレーシングなど高負荷な描画にも対応できます。

GPUの主な役割
チェックマーク映像品質の向上(解像度・画質)

チェックマーク高fpsの安定維持

チェックマークVRやレイトレーシングの処理

チェックマークグラフィック重視ゲームの快適化

代表的なGPUモデル

NVIDIA GeForce
RTX 4060フルHD向き。軽〜中程度のゲーム向け
RTX 4060 Tiバランス型。1440pにも対応
RTX 4070 SUPER中上級向け。高画質ゲームも快適
RTX 4080 SUPER4K環境にも対応。クリエイター用途も◎
RTX 4090最上級。プロユース・配信者向け
AMD Radeon
RX 7600フルHD特化の価格重視モデル
RX 7700 XTWQHD向き。バランスに優れた設計
RX 7900 XT高フレームレート対応。上級者向け
RX 7900 XTX4K・プロ用コンテンツ作成にも◎

メモリ(RAM)

RAMはゲームやOSの一時的なデータを保管するワークスペースです。容量が不足するとゲームの読み込みや動作が遅くなり、スムーズなプレイが難しくなります。

メモリが影響するポイント
チェックマークゲームの起動やロード速度

チェックマーク同時に開くアプリの処理効率

チェックマークゲームの安定性やフレームレート

推奨メモリ容量

容量特徴
8GB最低限。軽量ゲーム向け
16GB標準的。多くのゲーマーに最適
32GB配信・編集・マルチタスクにも対応

ストレージ(SSD・HDD)

ストレージはデータ保存用の領域で、ゲームやOSのインストール先になります。ロード速度を重視するゲーマーにとっては、HDDよりもSSDの方が圧倒的に優れています。

SSDがゲーミングPCに必須な理由

ストレージタイプ別特徴
SSD 高速読み書き可能。ゲーム起動・マップ読み込みがスムーズ。価格は高め。
HDD 大容量かつ安価。動画・画像の保存用におすすめ。
ハッチくんひとことメモ SSDは最低500GB、できれば1TB以上あると複数ゲームも快適に遊べます。

カスタマイズや自作に挑戦したい人向けパーツガイド

初めてゲーミングPCを購入する場合、ここまで紹介した「CPU」「GPU」「メモリ」「ストレージ」を押さえておけば十分です。
ただし、「もっと細かくパーツを選びたい」「いつか自作もやってみたい」という方に向けて、少し専門的なパーツ情報も紹介しておきます。

電源ユニット(PSU)

MAG A850GL PCIE5

▲80PLUS認証マークのついたモデルがおすすめ

電源は、各パーツに電力を供給するゲーミングPCの“心臓部”ともいえる存在です。 構成に対してワット数が不足すると、動作が不安定になったり、最悪シャットダウンや起動失敗の原因になることも。

電源選びのポイント

容量 グラボありなら最低650W、ハイエンド構成なら750〜850W推奨
変換効率 「80 PLUS Bronze」「Gold」以上のモデルが安心

マザーボード

マザーボード

▲PCのすべてのパーツが接続される基盤

マザーボードは、CPU・メモリ・GPUなどを接続するための基盤です。 BTOパソコンではあまり目立たない存在ですが、自作やカスタマイズを意識するなら重要なパーツとなります。

とはいえ最初の1台ではこだわらなくても全然OKですが、将来的に増設やアップグレードを考えるなら知っておくと良いパーツです

主なチェックポイント

サイズ規格 ATX(標準)/MicroATX(小型)/MiniITX(超小型)
チップセット Intelなら「Z790」や「B760」など、AMDなら「X670」「B650」など

CPUクーラー

CPUクーラー

▲見た目と冷却性能を両立させる選び方も人気

CPUは使用時に高温になるため、冷却が必要不可欠です。標準では空冷クーラーが付属していることがほとんどですが、冷却性能を重視したい方には簡易水冷(AIO)タイプも人気冷却性能を向上させることでパーツのパフォーマンスを十分に発揮できるようになります。

主な冷却方式

空冷 コスパが良く、静音性も十分
水冷 冷却性能が高く、見た目もスタイリッシュ。ただし価格はやや高め

PCケース

PCケース

▲冷却性・デザイン性・拡張性に注目

PCケースは内部パーツを収める「箱」ですが、冷却性・静音性・拡張性・見た目に大きく関わる重要なパーツでもあります。BTOパソコンでも、ケースによって冷却性能やデザインの印象が大きく変わるため、見た目にもこだわりたい方はぜひチェックしておきたいポイントです

ケース選びの注目ポイント

サイズ 大きいほどより自由に大きなパーツを入れることができるが、置き場所に困ったり重量が重くなったりする
エアフロー 吸気口・排気口の数や位置が適切だと空冷でも十分冷えやすくなる
デザイン 側面ガラスやメッシュタイプなどスタイリッシュなデザインが多い
ハッチくんひとことメモ 最初のゲーミングPC選びではここまでの知識は不要ですが、「いずれ自作もしてみたい!」という方は早めに触れておくと後悔しません

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