2023-12-28

【インタビュー】ゲーマー向けの住居『ゲーミングマンション』の開発者にインタビュー!防音や回線だけではない、より良い住居を目指すために意識していることとは!?

『株式会社リブラン』が手掛けるゲーマーに向けて建設された『ゲーミングマンション』の開発者に、今回ゲームエイトライターがインタビューすることができた。ゲーミングマンションならではの魅力や開発の裏話、今後の展望などについて聞くことができたので、ぜひチェックしてみて欲しい。

自己紹介

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三ツ口拓也(以下、三ツ口氏):2007年10月に入社した三ツ口拓也と申します。営業の方で仕事をこなしつつ、宣伝部に配属になったのですが、同時期にリーマンショックが起きてしまい、「リーマンショックの中でも戦うにはどうするべきか」について議論を重ねた結果「ファンを作ろう!」という方針に決まり、現在の取り組みに繋がっています。

一般的な住宅の売買や賃貸募集は「駅からの距離」「価格・賃料」「間取り」を売りする事が多いのですが、リブランはその3つだけでなく、住まい手の生き方に寄り添う「暮らし方」を提案しているのが特徴となっています。自然と触れ合う暮らしを提案する分譲マンションの供給を中心に手掛けていた時は、米作りやキャンプなどのイベントを企画実施していました。

ゲーミングマンションを作ったきっかけ

ーーゲーミングマンションを建設するに至った経緯を教えていただけますか。

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三ツ口氏:実は、ゲーミングマンションを一棟丸ごと作る考えが最初からあったわけではありませんでした。可能性を模索するために、10G bpsの高速インターネットを、24時間楽器演奏が可能な防音の賃貸マンション「ミュージション」の一部住戸に導入してみました。それを経て、どこに課題があるのか、もっと良くするためにはどうすればいいのかをゲーマーの方や配信者の方の実際の声を聞いてまわりました。聞いた声をもとに改善して、去年の11月にミュージションplusという名前を打って出した感じです。その時もまだ実験的ではありましたが。

ーーTGS2023にも出展されていましたよね。「ゲーミングマンション」というタイトルが印象に残っています。

三ツ口氏:出展させていただきましたね。ブースに訪れてくれた方やSNSの反応を見ると、今まではギャグ寄りの反応が多かったのですが「この会社は真剣に真面目に取り組んでいるぞ!」のような反応が多くなっていたのが嬉しかったですね。X(旧Twitter)のトレンドで3位にランクインしていた時は、流石に驚きました(笑)

ーーゲーマーにとって騒音問題は常につきものですからね…。

三ツ口氏:自分も音楽をやってきた人間なので、めちゃくちゃ気持ちがわかるんです。周りの人たちに「うるせぇ!」って虐げられてきましたから。なので、これからどんどんゲーミングマンションを建設していこう!という流れがありますね。

ーー音楽方面からゲーム方面に転向したのは、コロナ禍の影響が大きいのでしょうか。

三ツ口氏:影響としては大きかったですね。ただ、悩みの根本の部分は同じなので、音楽方面に加えて、新たにもう一軸ブランドを設けていこうというのが、今回のゲーミングマンションの方針です。ゲーマー向けに特化するなら、強い回線はもちろんですが、よりゲーマーや配信者の求めている要素を取り入れるという部分で、換気性能も強化しました。

ミュージションplusの体験会で、「防音ブースの中でずっと配信をしていると、換気が不十分になってしまうのが原因で頭が痛くなるんですよ」と耳にしたことがありまして。そういう配信者の声を拾って、ゲーミングマンションでは、換気方面を強化することが決まりましたね。部屋にいることが長いのは、ゲームの方になるんですよ。

例えば、家でサックスの練習をしようと思っても、半日も練習しないですから。でも、ゲームはずっとプレイできるので、防音環境を使い続ける時間が長いのはゲームの方なんですよね。

ーー私もゲームは時間を忘れて何時間も通しでやっちゃいますね。

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三ツ口氏:ただ、自分自身はハードゲーマーではないので、ゲーマーの方に寄り添えきれているかと言われると、まだまだだと思っています。これからその課題を解決するために、ゲーマーの方を積極的に採用していきたいと考えています。ゲーマーの方の就職先として、マンション開発会社があってもいいと思うんです。音楽を学んだ方が音楽好きな方に寄り添う仕事や音楽関係の仕事に就くみたいに、ゲームを極めてきた方がゲーミングマンションに携われるような会社を目指したいです。

どれだけ居住者の気持ちに寄り添えるかは人による部分なので、突き詰めていくと重要だと思っています。住んでもらった方にいかに快適に過ごしてもらえるか、どれだけ背中を押せるかの部分はこれからもこだわっていきます。

ーー防音環境で悩んでいる方は多い世の中になっているので、ゲーミングマンションが一般化すると嬉しい方も多いと思います。

三ツ口氏:学生もそうですし、働きながらゲームや配信をしている人たちは、常に悩みの種ですよね。特に、働きながら配信している人とかは、帰ってから配信することが多いと思うんですけど、普通の住宅だと夜中に大きな声が出せないじゃないですか。

ーー私も大きな声を出すたびに親に怒られてましたね(笑)ゲーミングマンションで楽器を演奏することもできるのでしょうか。

三ツ口氏:もちろん可能です。ミュージションと同等の防音性能があるので、ゲーミングマンションでも楽器で大きな音を出しても全く問題ありません。ただし、流石にドラムや和太鼓に関しては、振動の問題で完全に騒音をシャットアウトするのは厳しいので、演奏不可となります…。技術的に難しい課題もありますが、今後の改善に向けて努力しています!

ゲーミングマンションを建築するにあたって

ーー通常のマンションとは作りが全然違うと思いますが、どのような構造になっているのでしょうか?

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三ツ口氏:通常のマンションとは違い、BOX in BOX構造を採用しています。防音を施すにあたって重要なのは、コンクリートと繋がっている部分をどれだけ切れるかということです。具体的な手法としては、コンクリートで作った箱の中で部屋を浮かせ、もう1つの部屋を作ることです。

ーー実験は実際に部屋を作ってテストしているのでしょうか。

三ツ口氏:おっしゃる通り、弊社の既存の物件の中でテストをしていますね。当たり前のことですが、基本を大切にして丁寧に施工することですね。

また防音については、色々な部署のメンバーが協力してチームを組み、防音研究室を設けています。主にそのメンバーが中心となり、防音に関する様々な検証をしている感じです。

ーー社内で研究室まで持っているんですね。そこまでの配慮があるからこそ、より一層安心して住むことができますね!

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三ツ口氏:常に安心して住んでもらえるように配慮していますね!また、弊社のミュージションplusの強みとして、D値が高いことが挙げられます。

例えば、D70では500ヘルツ帯の音圧を70デシベル軽減でき、D80ではそれ以上に減圧できます。このD値は理論値ではなく、実測値を基にしており、狙った数値が正確に出ているか確認しています。計測結果の中で最も低かった数値を公表しており、安心してご利用いただけると考えています。

ーー最低値を表記しているのはデメリットに感じるのですが、ここまで徹底しているのはすごいですね。

三ツ口氏:やはり、住んでいただいている皆様をがっかりさせたくないですからね。それと、入居後に「この楽器が何デシベル出ているかわからないです!」と相談をいただければ、弊社の方で検証も致しますので、お気軽にお聞きください。

ーー私もかなり大声で話すタイプなので、騒音になっていないか気になりますね(笑)

三ツ口氏:一応人間の生声に関しては、大声を出しても良い遮音性能を有していますので、安心してください(笑)

ーー内装に関しても質問したいのですが、ゲーミングマンションならではの特徴を教えていただけますか。

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三ツ口氏:内装に入るのか、設備に入るのか微妙なところなのですが、照明器具は特徴的ですね。通常のマンションだと、部屋の真ん中にシーリング照明が1個ついていることろが多いのですが、ゲーミングマンションは防音室も兼ねていますので、レールによるスポット照明になっています。好きな所に照明をセットできたり、角度の調整などが可能です。

ーー高速ネット回線を引いているとのことですが、具体的にどのような回線を引いているのでしょうか。

三ツ口氏:基本的には、フレッツ光クロスの10ギガです。色々試してみた結果、現時点では、フレッツ光クロスが一番いいと思っています。もちろん、最大限の性能を部屋のどこでも発揮できるように気をつけています。

ーー防音性以外の魅力がありましたら、教えていただけますか。

三ツ口氏:回線の強さや防音性能は大きな強みとして、他にも防音ブースと違って換気性能が高く、長時間利用しやすいこと、そして電源の数が多いことが挙げられます。部屋の隅には必ずありますし、通常のコンセントではなく、アース線でも問題なく使用できるコンセントが配置されていますね。

読者に向けてメッセージ!

ーー記事を読んでいただいた読者の方に向けて一言お願いします!

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三ツ口氏:私たちは「ゲーミングマンションを作りました!どうだ、すごいだろ!」というよりも、皆様の声を頂きたいと考えています。ゲーマーの声を可能な限り拾いたいので「こういう家だったらもっと良かったのになぁ」といった悩みなどを教えていただきたいです。皆様の声を拾い、それを実現した物件を実際に作ります!

ーーこれからもゲーマーの夢を叶え続けてください!本日はお忙しい中どうもありがとうございました!

『ゲーミングマンション』の概要

商号:株式会社リブラン 代表者名:渡邊 裕介 所在地:〒173-0023 東京都板橋区大山町17-4 公式サイト:https://gamingmansion.jp/

PRIVACY POLICY© LIVLAN CO., LTD.

[取材協力]株式会社リブラン

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