2026-05-11

【プレイレポート】『モンスターハンターアウトランダーズ』テストプレイで見えた“スマートフォンでの新たな狩猟体験”――手軽さと本格感が共存する、スマホで目指す本格狩猟体験

カプコンの正規ライセンスを受け、TiMi Studio Groupが開発したシリーズ最新のモバイルゲーム『モンスターハンターアウトランダーズ』のテストプレイが実施された。本作は、シリーズおなじみの武器種や狩猟体験を忠実に再現しつつ、スマホ環境に最適化された「手軽で自由な狩り」を主軸にしたサバイバル・ハンティングアクション。

今回は、新作アプリ『モンスターハンターアウトランダーズ(以下、モンハンアウトランダーズ)』をテストプレイで約20時間ほど遊ばせていただいた。

本作をじっくりプレイした上で、多くのハンターが気になっているであろう操作感や、『モンハンアウトランダーズ』ならではのプレイ体験について、シリーズ累計1万時間以上プレイしている筆者が感想を交えて書き記していく。

※記事内容は開発段階のものです。正式版と内容が異なる場合があります。

モンスターハンターアウトランダーズとは?

スマホでの狩猟体験に重きをおいた「モンスターハンター」

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『モンハンアウトランダーズ』は、カプコンの正規ライセンスを受け、TiMi Studio Groupが開発したシリーズ最新のモバイルゲームだ。プレイヤーは「冒険者」として未知の舞台「アイソレシア島」に降り立ち、各地で出会う仲間と共にモンスターを狩猟しながら、島に眠る謎を解き明かしていく。

モバイルに最適化された自由な狩猟体験

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本作は従来のシリーズにも存在する武器種や狩猟体験を感じさせつつ、モバイル環境でも手軽かつ自由に遊べるよう最適化されている。広大なフィールドを舞台に、ソロでの探索から最大4人のマルチプレイまで幅広く対応。強大なモンスターの討伐はもちろん、フィールド上でのクラフトによる効率的な探索など、遊びの幅は非常に広い。

基本プレイ無料の長期運営型タイトルとして、今後の継続的なアップデートによるコンテンツ拡充も予定されている。

直感的な操作と「骨太なやりごたえ」が両立された操作感がたまらない!

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気になるスマホでの操作感だが、右側に攻撃・スキル、左側に移動パッドを配置したオーソドックスなスタイルを採用しており、非常に馴染みやすいのが嬉しいポイントだ。

一方、アクションの深みが損なわれているわけではない。武器種によっては「スキルボタンの長押し」で別のアクションが発動したり、攻撃の派生が変化したりと、従来のモンハンのように立ち回りを追求する楽しみもしっかりと担保されている。

初心者も安心の「スターティングモード」

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アクションに自信のない方向けに、通常の「ハンティングモード」とは別に「スターティングモード」が搭載されている。これを選択するとボタンが「攻撃・回避・必殺」の3つに集約され、連打するだけで強力な連続攻撃を繰り出せる。モンハン初心者でも気兼ねなく楽しめる嬉しい配慮だ。

もちろん、シリーズ経験者にはより細かな操作できる「ハンティングモード」が断然おすすめだが、これらは設定から自由に切り替えられるため、簡単な周回の際にはスターティングでプレイするということもできるだろう。

部位ごとに指定可能なロックオン機能

スティックで視点移動を行うコンシューマー機と異なり、スマホのアクションゲームにおいて最大の懸念点となるのが「カメラ操作」だ。本作はこの課題を、洗練されたロックオン機能で見事に解消している。

画面右側に配置されたロックオンボタンをタップするだけで、即座にターゲットを捕捉できる。一度ロックしてしまえば、カメラが常にモンスターを正面に捉え続けてくれる親切設計だ。さらに、ロックオンボタンを長押ししながらスワイプすることで、狙いたい部位を個別に指定できるのが非常に画期的と言えるだろう。

個性あふれるキャラクター(冒険者)たちを操作できる、モンハンアウトランダーズならではの魅力

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本作の大きな特徴の1つが、個性豊かな冒険者(キャラクター)たちに関する要素だろう。

プレイヤーの分身となる主人公(冒険者)が従来のシリーズにおけるプレイヤーキャラに該当し、それとは別にストーリーなどで登場するキャラをプレイアブルとして操作できる仕組みだ。多種多様な冒険者を使い分ける感覚は、近年の人気タイトルを遊んでいる方ならイメージしやすいだろう。

冒険者ごとに設定された「タイプ」と「武器種」

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冒険者には火力が高く攻撃が得意な「極撃タイプ」、罠の設置や弱体化が得意な「巧作タイプ」、回復や能力強化などの支援が得意な「支援タイプ」の3種類が存在する。

また、冒険者ごとに属性や装備できる武器種が決まっており、冒険者の属性と同属性の武器を装備させることで与ダメージが大きく上昇する仕様なども存在する。

そのため、従来通りモンスターに合わせて違う属性の武器に持ち帰るということもできるが、基本的には弱点属性の冒険者がアタッカーとして適正になっていくだろう。

ド派手なスキルと奥義で本作ならではの狩猟体験

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本作の狩猟を象徴するのが、冒険者ごとのスキルや「奥義(必殺技)」を駆使した狩猟だ。例として「同じ太刀使いでも、この冒険者は特殊納刀ができない代わりに桜花気刃斬りのような技が使える」といったように、冒険者ごとにアクションの差別化が図られている。

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特に狩猟の行く末を左右するのが必殺技の「奥義」だ。極撃タイプなら圧倒的なダメージ、巧作タイプならモンスターを強制的に罠にかけるといった強力な効果を発揮する。最大4人のマルチプレイでは、冒険者同士のシナジーを考慮したパーティ構築や戦術の組み立てなど、これまでのモンハンにはなかった新機軸の面白さを味わえる。

「主人公」に備わった汎用性

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主人公となる冒険者も、個性豊かな冒険者たちに引けを取らない性能を持っている。

冒険者たちは武器種が固定されているが、主人公は全武器種(テストプレイでは大剣、太刀、ランス、双剣、ヘヴィボウガン、弓の6種類)を自由に扱える。さらに、上記で記載したタイプも3種類から自由に切り替えることができ、タイプに寄って奥義が変化する仕様だ。

アクションも従来のシリーズにおける基本的な立ち回りが揃っており、クセがなく非常に汎用性が高い。もちろん、従来のシリーズ通りキャラクリや装備による外見の変化も楽しめる。

ソロでも4人パーティで挑める

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本作ではソロプレイ時でも、4人パーティを編成してクエストに挑むことが可能だ。自分が操作するのはメインの1人のみだが、残る3人は自動で狩猟に参加してくれる。

このシステムのおかげで、普段の周回も非常にサクサク進行する。特定コンテンツでは「開幕から全員の奥義がチャージ済み」になるため、4連奥義で一気にモンスターに攻撃を仕掛ける爽快感は格別だった。

沼要素も満載の深い育成要素

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気になる冒険者ごとの育成もやりごたえ十分だ。レベルやスキル強化といった基本はもちろん、最大級の“沼”となりそうなのが「絵装」である。

1キャラに5つまで装備できるこのアイテムは、モンスター討伐時にランダムな効果が付与された状態でドロップする。ハクスラ的な厳選要素があり、セット効果まで突き詰め始めると、プレイ時間はいくらあっても足りないだろう。

本作ならではの広大な世界を自由に探索しよう

探索を劇的に変える「クラフトシステム」

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広大なフィールド探索を支えるのが「クラフトシステム」だ。フィールドのいたるところに「ジップライン」や「ミニキャンプ」、「アイテムボックス」といった利便施設を自由に設置できる。

さらに、他にも多様なクラフトが用意されている。これらの設置には「木材」が必要になるため、従来のシリーズにはなかった「伐採」というアクションが追加されている点も新鮮だ。

ストレスフリーな移動とグライダー

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マップは非常に広大だが、施設やファストトラベルのおかげで移動のストレスはほとんど感じない。特に強化可能な「グライダー」は、滑空だけでなく様々な機能拡張が可能になる。本作を始めたらまず注目すべき要素と言えるだろう。

遊びを広げる豊富なアクティビティ

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フィールドにはモンスター以外にも、宝箱やミニゲーム、アクティビティが散りばめられている。「石積み」や「翼竜でのQTE」、そしてシリーズおなじみの「卵運び」など種類も豊富だ。これらをクリアすることでクラフト施設の強化素材などが手に入るため、探索のモチベーションも高く保てる。

躍動するモンスターの生態

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当然ながら、フィールド上にはモンスターが息づいている。日替わりのデイリーミッションなどで指定のモンスターを狩る楽しさはもちろん、従来のシリーズのように「クエスト」として特定モンスターを周回することも可能なため、その点は安心してほしい。

スマホゲームならではのゲーム進行で新鮮な楽しさを味わえる

ストーリーを主軸とした冒険レベルの向上

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本作は、基本的にストーリークエストを軸に進めていくこととなる。ストーリークエストをクリアすることで「冒険レベル(ランク)」を上げるための経験値を効率よく獲得でき、レベルに応じて新たなコンテンツや手強いモンスターが解放されていく。

成長の指標「冒険の証」

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冒険レベル以上に重要なのが「冒険の証」だ。これは「キャラ1人のレベル〇〇に到達」といった目標を達成して“名声”を稼ぎ、段位を上げていくコンテンツ。段位が上がれば報酬が手に入るだけでなく、冒険者全員に効果のある恩恵や、フィールドに出現するモンスターの強さが上がるなど解放要素が非常に重要になっている。

ストーリーを進めるために一定の段位まで上げる必要もあったため、自然と冒険の証の目標に沿ってゲームを進めていくことになっていた。

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本作では、ストーリーの進行状況や「冒険の証」の段位が上がるにつれて、同一フィールド内のモンスターが段階的に強くなっていく仕組みを採用。同じ「ドスジャグラス」であっても、プレイヤーの成長度合いに応じて強さが変化する。

各難易度の個体に関しては、クエストから気軽に挑戦できるため安心してほしい。

スタミナ制度と狩猟の関係性

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本作には「スタミナ」が存在するが、役割は切り分けられている。具体的には「冒険者のレベルやスキルの強化素材」を得るためにスタミナを消費する一方で、「モンスター素材による武器・防具の作成」にはスタミナを必要としない。つまり、装備を整えるためのモンスター周回は、スタミナを気にせず心ゆくまで楽しめる仕様だ。

モンスターハンターらしさと、斬新な新要素が融合した武器・防具の生産・強化

モンスターを狩り、装備を作るサイクルは従来のシリーズからの魅力を感じさせる

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モンスターを狩猟して得た素材で装備を新調する流れは、本作でも変わることのないコア体験だ。

主人公冒険者だけでなく、各冒険者たちもモンスター素材の装備を着用できるため、キャラの真価を発揮させるにはやはり狩猟が必要不可欠。手強いモンスターを狩猟し、より強力な武具を作成する「モンハンの醍醐味」は完璧に継承されている。

武器種はテストプレイ時点で6種類を確認

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今回のテストプレイでは、大剣、太刀、双剣、ランス、ヘビィボウガン、弓の6種類が実装されていた。正式リリース時に種類が増えているかは未定だが、運営型タイトルということもあり、今後のアップデートでの追加は大いに期待できる。

常識を覆す「どこでも生産・強化」

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さらに驚かされたのは、場所を選ばず「どこでも装備生産&強化」ができる点だ。広大なフィールドという性質上、毎回村へ戻る手間が省けるこの仕様は快適の一言に尽きる。メニュー画面から一括強化も可能で、武器工房へ足を運ぶ必要性はほぼなくなっている。さらに集会所などで摂れる食事を「お持ち帰り」できるなど、モバイル向けの大胆な簡略化が光る。

本作ならではの強化システム

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武器や防具の強化システムについても従来とは異なる仕様になっている。まず防具に関しては、強化に鎧玉ではなく、モンスターの素材や「狩魂玉」という素材が必要だ。

例えば、星1のドスジャグラスでジャグラス防具を作成したら、次は星5のドスジャグラスの素材でその防具を強化するという流れになる。

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ちなみに「狩魂玉」は同ランク帯のモンスター全てから入手できる汎用素材で、一部の回数制限があるクエストで大量に入手することも可能。

そして武器も防具と全く同じ強化システムが採用されているため、派生などの要素はなくなっているようだった。

護石や装飾品は見当たらなかった

「護石」や「装飾品」といった装飾品はアウトランダーズでは確認できなかった。

「絵装」など特有の育成要素に置き変えられたのかも知れないが、今後の実装で確認できる可能性もある。

個性豊かなオトモで戦略の幅を広げよう

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オトモはキャラごとに設定可能で、パッシブ効果や固有スキルによってステータスを底上げしてくれる。いわゆる「モチーフ武器」のような立ち位置に近く、各キャラクターと相性抜群のオトモが用意されている。

どこにいても繋がれる、気軽なマルチプレイが楽しい!

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マルチプレイのハードルも非常に低いのも魅力の一つだ。クエスト受注時にフレンドやワールド全体へ募集をかけることができ、参加側もロビーから即座に合流できる。

特筆すべきは、マッチング開始から15秒経過してもプレイヤーが集まらない場合、空き枠を自動でNPCが埋めてくれる点だ。これにより、マルチ推奨クエストでも立ち往生することなく、1人でスムーズに攻略を進められる。

「集会所」も完備

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もちろん、冒険者同士の交流の場である「集会所」も健在だ。みんなで集まって食事をしたり、チャットやジェスチャーで盛り上がったりといった、モンハンならではのコミュニティ体験も大切にされている。

今作の集会所は「冒険団集会所」という括りになっており、冒険団に参加することで入退室が可能になる。

マルチ限定の新要素「共闘技」

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マルチプレイ限定で「共闘技」という新アクションを使用することができる。これは、パーティメンバー全員がモンスターに攻撃したり、回復することで蓄積するゲージが満タンになったときに発動できる技だ。

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ゲージが貯まると、まずパーティリーダーが最初に共闘技を発動して狙いたい部位を指定する。そこに他のメンバー全員が共闘技を命中させることでモンスターをダウンさせられる。

加えてダウン中はダメージが150%上昇するため、マルチで大ダメージを与える手段として非常に重要な役割を果たすだろう。

新個体「融光種」なども登場!未知のモンスターに立ち向かえ

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本作オリジナルの個体「融光種(ゆうこうしゅ)」も登場する。島の特殊物質により変異した個体で、外見や能力が劇的に変化している。狩猟中に「凶暴状態」へと移行したり、“融光種専用の大技”を繰り出したりと、一筋縄ではいかない強力なモンスターだ。

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「ドスジャグラス」や「ツィツィヤック」などのモンスターの登場や、「血気」などのスキルも確認できている。

定期開催される「古龍」イベント

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期間限定イベントでは「クシャルダオラ」などの古龍も襲来する。アップデートへのわくわくを募らせることができるのは、運営型タイトルならではの楽しみと言えるだろう。

釣りや収集要素など、広大で自由な世界で楽しみを味わい尽くそう

環境生物や釣りなどの収集要素

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アウトランダーズにはシリーズおなじみの「環境生物」や「釣り」といった要素も引き継がれている。捕獲ネットで環境生物を捕まえたり、ツールで釣り竿を作成して釣りを楽しむことも可能だ。

入手した環境生物や魚は「調査ノート」に記録され、調査クエストの達成や報酬の獲得につなげることができるぞ。

冒険団(ギルド)システム

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アウトランダーズには「冒険団」という、いわゆるギルド的なコミュニティ要素も存在。冒険団専用の集会所に集まったり、毎夜行われる「ダンシングナイト」で他の団とダンス勝負したり、週末には「冒険団闘技場」なども開催される。

テストプレイ時には開催されていなかったが、今後は冒険団用のコンテンツも追加されていくようだ。

冒険者の熟練度が試される闘技大会

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決められた冒険者でタイムを競う「闘技大会」も熱い。自分の手持ちではなく、固定のキャラをいかに使いこなすかが重要で、ランキング上位者にはマルチで自慢できる特別な称号が授与される。

広大な世界で味わう、全く新しい狩猟体験がそこにあった

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モンハンアウトランダーズに触れた瞬間、とてつもないワクワクを感じた。これは、親しみやすさと斬新さを兼ね備えた、全く新しい狩猟体験だ。

ボタン数こそ限定されているものの、長押しやスティック操作を組み合わせることで「モンハンらしいアクション」が見事に再現されている。制作者の並々ならぬ熱量を肌で感じることができた。

徹底されたストレスフリー設計

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どこでも装備生産、グライダーでの高速移動、即時のマッチングなど、スマホで遊ぶことに特化させたバランス感覚が素晴らしい。不自由さを楽しむ部分と、快適に遊ばせる部分の切り分けが非常に上手いと感じた。

圧巻のボリュームと底知れぬ遊び幅

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CBTの段階で、すでに完成品と言っていいほどのコンテンツ量を誇っている。探索要素、大連続狩猟、古龍襲来、そして冒険者ごとのアクション…。武器種を切り替える楽しさに冒険者というキャラクター要素が加わったことで、遊びの幅は格段に広がった。

本格的な狩猟をどこでも、何度でも。新たな狩猟の地へ旅立てる日が、今から非常に待ち遠しい。

メール登録キャンペーン受付中!

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本作では、公式サイトおよび各プラットフォームにてメール登録キャンペーンの受付が開始されており、登録者数に応じて配布される報酬も豪華なラインナップが予想される。メール登録を済ませてスタートダッシュの準備を整えておくことが、アイソレシア島での狩りを有利に進める鍵となるだろう!

『モンスターハンターアウトランダーズ』の概要

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タイトル:モンスターハンターアウトランダーズ 発売日(リリース日):未定 価格:基本プレイ無料(アイテム課金制) 公式サイト:https://monsterhunteroutlanders.com/ja/ 公式X(旧Twitter):MHO_Japan

Copyright:©2026 Proxima Beta Pte.LTD. ALL RIGHTS RESERVED. © CAPCOM

[取材協力]:Tencent Games TiMi Studio Group、CAPCOM

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