
トワと神樹の祈り子たちの評価レビューの記事です。トワと神樹の祈り子たちが面白いかつまらないかの評価レビュー情報やどんな人におすすめかも掲載しています。トワと神樹の祈り子たちを買うかどうか悩んでいる方はぜひご覧ください。
※本ページは一部アフィリエイトリンクを含んでおります
| 総合スコア | |
|---|---|
| 72/100 | |
| ゲームシステム | 12 |
| 遊びやすさ | 12 |
| グラフィック | 16 |
| サウンド | 16 |
| ボリューム・コスパ | 16 |
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| ゲームシステム | ゲームの基本ルールや仕組み、バランス、新しさや奥深さなどを評価。 |
| 遊びやすさ | 操作のしやすさやUIの分かりやすさなどを評価。 |
| グラフィック | ビジュアルの美しさ、アートスタイルの魅力などを評価。 |
| サウンド | BGMや効果音、ボイスのクオリティなどを評価。 |
| ボリューム・コスパ | 価格に対する内容の充実度、追加課金の有無などを総合的に評価。 |
※各20点満点で評価
『トワと神樹の祈り子たち』の評価は 100点満点中72点。刀鍛冶は期待外れではあったものの、骨太和風ローグライトゲームでした。
|
・王道ながら気になる展開のストーリー ・ストーリーモードがサクサクで楽しい ・ビジュアルが綺麗でBGMも良い ・自分だけの刀を作れる |
|
・刀鍛冶は面白くない ・ノーマルだと1プレイ30分前後かかる ・キャラバランスが崩壊している ・ステージ構成にオリジナリティが少ない ・サイドコンテンツがほぼない ・一部グラフィックが安っぽい |
『トワと神樹の祈り子たち』は難易度もそこまで鬼畜仕様ではないので、アクションに慣れている人ならノーマルモード・ストーリーモードどちらも楽しめるでしょう。しかし、アクションに慣れていない人がビジュアルやCVに惹かれて買う場合、かなり苦戦するはずなので強くおすすめはできません。
本作は、和風に振り切ったビジュアルや質の高いCVやBGM、王道ながらも意表をつくストーリーなど、面白い要素はあります。しかし、公式が推している刀鍛冶などはあまり面白くなく、ところどころ不親切な部分もあるので、セールを待って遊んで欲しいゲームです。
| ユーザーからの評価 | |
|---|---|
GOOD |
キャラクター、世界観、雰囲気が非常に良く魅力的という評価がある。その点ではハデスより好みという声も見られる。バランスを改良した続編が出れば期待できるという意見があり、基礎となる要素には一定の評価がある。 |
BAD |
ゲーム部分の面白さではハデスに劣るという評価が多い。難易度バランスが悪く、敵が固すぎて調整に失敗した理不尽ゲームになっている。技を魔改造するようなローグライト要素を期待したが地味すぎた。開発の「楽にクリアされたら悔しい」というプライドが滲み出ており、フロムゲームのような高難易度を目指したのか不明だが不評。配信者が宣伝していたが、実際は飛び抜けて面白いわけではなく期待外れという声が目立つ。 |
拡大『トワと神樹の祈り子たち』のストーリーは「異変が起きて村の時間が止まったから、原因となる敵を倒して村を正常化しよう」という、いわば王道です。しかし、ただの王道ではないところが本作の特徴で、最初のダンジョンをクリアしたあとは大声が出たほどのびっくり展開、思わず心を掴まれました。
| 子供エンカ | 大人エンカ |
|---|---|
拡大 |
拡大 |
また、村の時間が進むにつれ、いつも話しかけていた人がいなくなったり、小さかった子供が成長して立派な姿になったりと、うまい具合に時間経過を感じさせているのもさすが。「またダンジョンクリアしたらどうなる?」とワクワクが止まらない面白さもありました。
しかし、勢いや変化があった序盤に比べると、ストーリーの最後は無理やり締めに行った感・ご都合主義的な展開があり、唯一この部分だけが残念。しかし、全体的になかなか面白いものでした。
拡大『トワと神樹の祈り子たち』の難易度にはノーマルモードとストーリーモードの2種類があり、筆者はノーマルモードでクリアした後にストーリーモードをプレイしましたが、難易度が段階的に下がる仕様でかなり遊びやすいと感じました。
拡大▲失敗するたびに赤色の庇護の力部分の%が増えていく
ストーリーモードでは、1回攻略を失敗するごとに4%ずつ敵の攻撃力が下がっていき、最大40%まで弱くなります。このおかげで、ノーマルでは辛かった敵の攻撃がかなり軽減され、ステージもサクサク進められるようになりました。
敵の攻撃力が下がれば、その分キャラの育成にも幅が出ますし、後述するようなキャラ問題もあまり関係なくなります。遊んでいる時はストーリーモードこそ本来の難易度では?と感じるほど楽しく、好きなスキル構成&好きなキャラを使って、純粋に本作を楽しめるモードだと感じました。
| CV一覧 | ||
|---|---|---|
トワ小原好美 |
シギン岡本信彦 |
レッカ小清水亜美 |
コロウ釘宮理恵 |
ムツミファイルーズあい |
アカズ笠間淳 |
オリガミ花守ゆみり |
ニシキ杉田智和 |
バンプク集貝はな |
『トワと神樹の祈り子たち』のCVは豪華かつキャラのイメージにあっていて、キャラのひとりごとすらぼーっと聞いていたくなるほどでした。
演技もかなり素晴らしく、キャラのビジュアルから連想される声ではありつつも、ちゃんと驚いたことがわかる声色だったり、痛みがわかる声色だったりととにかく自然で、CVなどなくキャラがキャラとして声を発しているように感じました。
拡大『トワと神樹の祈り子たち』は見事と言うほどビジュアルがよく、全体的に優しい雰囲気で統一感があるので、和風をこれでもかと感じることができました。後述するように、グラフィックの一部に安っぽさを感じたものの、それ以外はちゃんとしておりクオリティが高めです。
BGMも、ボス戦などではしっかりと盛り上がりのあるBGMに変わって通常ステージと違いを出していたり、キャラ強化などでかなりの時間耳にする村のBGMは、自然の豊かさや村の息遣いを感じる仕上がり。
また、ステージ選択した時の鼓の音や道場でキャラ選択をした時の音など、かなりの回数聞くことになるSEも和風で統一されており、違和感ゼロで楽しめました。
『トワと神樹の祈り子たち』では、動画などでも大きく紹介されていたように刀鍛冶で自分だけの刀を作ることができます。後述するように問題点はあるものの、初見で遊んだ時は本格的すぎる仕様に驚いたほどです。
拡大本作での鍛治は刀の形状を好きに決められるほか、「水へし・小割り(省略可)・鍛錬・組み合わせ・火造り・土置き・焼き入れ・仕上げ(研ぎ・装飾)」を体験できる超本格仕様。それぞれミニゲームをすることで進み、手動が面倒なら自動で作業をしてくれるようにもできるのが優しいと感じました。
拡大また、魂魄と呼ばれる素材を追加することで刀に効果を付与でき、効果は「発明屋」を解放するとリロールできるようになるので、装備厳選勢である筆者も納得の刀を作れて満足できました。
拡大『トワと神樹の祈り子たち』で一番力を入れているであろう刀鍛冶ですが、率直にいうと面倒な上に運要素が絡む、あまり遊びたくならないコンテンツでした。
拡大刀鍛冶は自動と手動の2つがあり、ミニゲームをクリアしてハイスコアを出すほど良い刀にできる仕様。自動でもある程度良い刀にできますが、手動と比べると通常攻撃力が10〜20ほど落ちるので結局手動でやることになります。
拡大▲刀の形状は合計6ヶ所をカスタムできる
また、手動でする場合は刀の形状なども自由に決められますが、現状確認できるのは装備画面のみ、形状で性能が変わるわけではないため、初回以降はほぼ気にしなくなります。
拡大加えて、魂魄で刀に効果をつけられるものの、ハイスコアを取っても付与するかしないかはランダム。どうせなら形状で性能が変わったり、スコアで効果付与が決まるようにすればもっと刀鍛冶への意欲も湧いたのではと感じました。
拡大『トワと神樹の祈り子たち』でかなりきついと感じたのは、敵が大量沸きする上に階層システムになっているため、1ダンジョンのクリアに平均30分かかる点でした。(ノーマルの場合)
拡大▲右上の赤枠部分数値がMAXになるとボスと戦える
本作はダンジョンが2階層以上になっていて、1階層およそ5ステージ進むごとに中ボスと戦い、次の階層に進んでいく仕組みです。この仕様が「敵が大量沸きする上に階層システムになっている」のと組み合わさって、かなり辛く作業感を増す結果になっていました。
拡大▲最低ランクの場合スキル報酬は1つしか出ない
また、本作では一定数ダメージを受けると、ステージクリア後の素材や、キャラ強化スキル報酬が少なくなるランクシステムを搭載してます。そのため多少被弾してもガンガン進める、という手法が取れず、自キャラHPやトラップなどに気をつけつつ大量の敵を倒し、中ボス撃破を平均5階層ほど繰り返すので、後半に行くほどプレイが雑になり、結果大ボスでやられて2-30分が無駄になることが多々ありました。
もちろんキャラの育成状況やキャラ強化アイテムの出現運、カグラの運用方針にもよりますが、ステージクリア時のランクを無くしたり、強化できなくなる代わりに階層をスキップするなどあれば、もっと遊びやすくなったのではと思います。
拡大『トワと神樹の祈り子たち』を遊ぶ上でずっとついて回ったのが、キャラ強化アイテムが集まりづらいのに要求数が多いことです。本作で素材を入手するにはダンジョンのステージクリア報酬やドロップ、釣りでの交換などいろいろありますが、メインはステージクリア報酬になります。
拡大▲キャラ育成に使う蛍石は1つあたり200ポイント
しかし、ステージクリア報酬で素材が出るかどうかはランダムなので、目当ての素材がほぼ出現せずに終わることもよくあります。釣りも1素材入手するのに200ポイント、魚を釣ってもらえるポイントは大体30前後なので平均10匹釣らねばならず、結局どちらも時間と労力に見合いません。
「恩寵の宝珠」で素材の入手量を増加させるものもありますが、MAX強化しないと効果はほぼ感じられず、かつMAXまで強化できるのは基本中盤〜終盤あたり。もちろん簡単に強化できてしまうとバランスがおかしくなるのも理解できますが、ならば釣りで入手できるアイテム数を増やしてくれればもっと遊びやすくなったのではと感じました。

『トワと神樹の祈り子たち』で一番残念に感じたことは、キャラバランスが崩壊しており、使えるキャラがほぼいないことです。筆者は全キャラをツルギでプレイしましたが、使えるなと思ったキャラは8人のうち1-2人程度でした。
特に背後攻撃がしやすいバンプク・ムツミが壊れ性能で、背後攻撃性能を上げ、脇差で衝撃波を打つだけで簡単にクリアできてしまいます。ゲーム内では組み合わせを推していましたが、この仕様のおかげで使用キャラの幅はかなり狭く感じました。
拡大▲一定時間耐え抜く系の、Hadesに似た設計のステージ
『トワと神樹の祈り子たち』をプレイしてすぐに思ったのは、「Hadesっぽいな」ということでした。一定時間耐え抜くステージや床の罠、背面攻撃、施設強化など、Hadesをやったことがある人なら「見たことある!」と感じる部分が多いはず。
拡大完全に新しい仕組みをたくさん導入しているというよりも、既存のシステムをベースにしつつ、刀鍛冶など独自要素で和風の味付けをしている印象です。もちろん、同系統のゲームなので被る部分があるのは仕方がないかもしれませんが、もう少しオリジナリティがあればさらに面白くなったのでは、と思います。
拡大▲縄跳びは一定回数クリアするとアイテムをもらえる
『トワと神樹の祈り子たち』を遊んでいて感じたのは、メインのダンジョン攻略以外にほぼコンテンツがない点です。
本作には『釣り・なわとび・街の外観カスタム』の3つのサイドコンテンツがありますが、釣り以外しなくても問題なく、ストーリーをクリアすると、キャラ育成を除き無限ダンジョン・ボスラッシュ・依頼クエスト以外することがありません。
拡大しかも、「無限ダンジョン・ボスラッシュ・依頼クエスト」はダンジョンを攻略するだけの、メインストーリー上で遊んだことがある内容なので、もっと別のコンテンツがあれば長く遊べると感じました。
拡大▲広いモニターで見ると、張り付いて見えてしまう
『トワと神樹の祈り子たち』は全体的なビジュアルが綺麗な反面、一部グラフィックが安っぽい点が目立ちました。
例えば、キャラビジュは基本的に手書き風で描かれていますが、手書き風が故に会話シーンでは背景に対して浮いているような「貼り付けた感」が目立つことがあり、ステータス画面では画質のぼやけが気になって、せっかくの魅力的なビジュアルが十分に活かされていないと感じる場面が多々ありました。
拡大▲刀鍛冶“土置き”のUI。中央のアイコンがチープに見える
また、刀鍛冶で土置きをする時のアイコンがペイントで作ったようなただの丸だったり、組み合わせのミニゲーム部分が安っぽかったりしたとても残念で、見た瞬間フリーゲームのようだと感じてしまうこともありました。
もちろん手書き風だからこそ和風を感じられる部分もありますが、ならばもっと解像度を上げたり、大神などのようにざっくりした筆タッチにした方が世界観と合っていると思います。
| トワと神樹の祈り子たちの遊びやすさ | |
|---|---|
| FPS・解像度 | FPSはカクつきなし、解像度やや難あり |
| ロード時間 | 最大4秒ほど、ボス戦で若干の待ちあり |
| 入力遅延 | 刀鍛冶以外ほぼなし |
| クリア時間目安 | ノーマルモードなら30時間前後、 ストーリーモードなら15-20時間目安 |
| 類似作比較 | ステージ構成等Hadesに似た設計が多い |
『トワと神樹の祈り子たち』のグラフィックですが、立ち絵などの一部で解像度がぼやけている印象。また、全体的に入力遅延はないものの、刀鍛冶のミニゲームだけ、ボタンを押してから若干遅れて止まっているような印象を受けました。
| 似ているゲーム | 本作との違い |
|---|---|
| HADES | 操作キャラが1体だけ、テーマが神話系 |
| ヴァンサバ | 1ステージ30分で強制終了、武器進化もできる |
『トワと神樹の祈り子たち』の特徴としてHadesのようなステージ構成・システムになっており、かつローグライト系なので本作に興味があるならHADESも見てみましょう。また、ローグライト系でコスパMAXはやっぱりヴァンサバ。武器の進化などやり込み要素はかなりものです。
| ソフトバージョン | ・ver1.2 |
|---|---|
| プレイ環境 | ・Switch2&プロコン1 ・23インチモニター |
| プレイ時間 | ・30時間 |
| プレイ状況 | ・シングルモードのみプレイ ・ノーマルモードクリア済 ・ストーリーモードプレイ済 ・全キャラツルギでプレイ済み ・施設解放&一通りプレイ済 |
| 類似ゲーム経験 | ・Hades、Dead Cellプレイ経験あり |
![]() |
|
| タイトル | トワと神樹の祈り子たち |
|---|---|
| ジャンル | ローグライトアクションRPG |
| 対応機種 | Nintendo Switch、Nintendo Switch2、Xbox Series X|S、PC(Steam) |
| 発売日 | 2025年9月18日 |
| 価格 |
Switch1・2、Xbox X|S、Steam ・通常:3,960円 ・デジタルデラックス:4,950円 ・祈り子たちの御召し替えセット:550円 |
| プレイ人数 | 1〜2人 |
| オンライン機能 | オンラインプレイ等に必要 |
| CERO | A(全年齢対象) |
| 対応言語 | 日本語, 英語, フランス語, イタリア語, ドイツ語, スペイン語, 韓国語, 中国語 (簡体字), 中国語 (繁体字) |
| ストレージ |
Nintendo Switch / 5.2GB Nintendo Switch 2 / 5.2GB Xbox Series X|S / 6.75GB Steam / 6.75GB |
| 開発 | 株式会社ブラウニーズ |
| 発売元 | バンダイナムコエンターテインメント |
| 公式サイト | トワと神樹の祈り子たち公式サイト |
ソフトおすすめランキング |
ローンチソフト一覧 |
ソフトの予想一覧 |
Switch2 Editionソフト一覧 |
アップグレードパス |
- |
オクトラ0(94点) |
カービィのエアライダー(93点) |
ドンキーコング バナンザ(92点) |
龍が如く0(92点) |
イナズマイレブン(92点) |
マリカワールド(91点) |
マモンキング(90点) |
P5R(89点) |
牧場物語 風のグラバザ(88点) |
BALL x PIT(88点) |
ディンカム(88点) |
空の軌跡 the 1st(88点) |
ファンタジーライフi(87点) |
マイクラ(87点) |
ポケモンZA(86点) |
ルンファク龍の国(86点) |
ゼルダ無双 封印戦記(85点) |
アクアリウムは踊らない(85点) |
BDFF HD(84点) |
FFタクティクス(83点) |
カービィ スターリーワールド(82点) |
ぷよテト2S(82点) |
シャインポスト(82点) |
ヴァンサバ(82点) |
RAIDOU(81点) |
ドラクエ1&2 HD(81点) |
紅白レスレリ(80点) |
A列車で行こう(80点) |
Slay the Spire(80点) |
たまごっち(79点) |
鬼滅の刃 ヒノカミ2(79点) |
桃鉄2(76点) |
イースX(75点) |
トワと神樹の祈り子たち(72点) |
すみっコぐらし(72点) |
Drag x Drive(70点) |
塊魂(70点) |
ZOMBIE防災訓練(70点) |
ファンタジーアクアリウム(70点) |
奇天烈相談(68点) |
リトルナイトメア3(66点) |
サバイバルキッズ(65点) |
Switch2のひみつ展(64点) |
メトロイドプライム4 ビヨンド(61点) |
スイカゲーム ぷらねっと(58点) |
みんゴル WORLD(40点) |
激奏バンスタ(38点) |
トワと神樹の祈り子たちの評価・レビュー|クリアした感想
©nintendo
当サイトのコンテンツ内で使用しているゲーム画像の著作権その他の知的財産権は、当該ゲームの提供元に帰属しています。
当サイトはGame8編集部が独自に作成したコンテンツを提供しております。
当サイトが掲載しているデータ、画像等の無断使用・無断転載は固くお断りしております。
ゲーム部分はハデスのほうが面白い感じ キャラ世界観雰囲気とかがこっちのほうがめっちゃ好き バランスを改良した続篇出してくれれば 敵が固すぎて調整失敗した理不尽ゲーみたくなっとる気が