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『モータルシェル2』を評価レビュー。スタミナ不要の移動や、やりやすいジャストガード、強力な救済装備により初心者でも遊びやすい難易度調整が特徴です。シェルやターストーンによる試行錯誤のビルド要素も楽しめる、幅広い遊び方に対応した一本でした。
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※スコアは執筆時点のものです。ユーザー評価などを加味して変更する場合があります。
※本ページには一部ネタバレが含まれています。
| 総合スコア | |
|---|---|
| 80/100 |
『モータルシェル2』の評価は、100点満点中80点です。
本作の評価では、バトルシステムの工夫やシェル・ターストーンによるビルド構築、手応えと遊びやすさのバランスに注目しました。
スタミナ消費なしで移動できる探索の快適さや、救済装備によってプレイスタイルを選べる点、装備の組み合わせを試せるビルド要素などを踏まえ、ダークな世界観の中で自分なりの戦い方を組み立てながら楽しめる作品として、79点としています。
|
・スタミナ消費なしで快適な移動と立ち回り
・ペナルティと引き換えに初心者でも戦える救済装備 ・攻撃でゲージを溜めて撃つ、弾薬不要の補助武器 ・シェルとターストーンで試せるビルドの幅 |
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・暗所での視認には慣れが必要
・ストーリーのテンポはゆったりめ ・敵の追跡とジャストガード後には慣れが必要 ・ゲーム内情報は必要に応じて確認していく作り |
『モータルシェル2』は、ダークな世界観を舞台にした死にゲーらしい手応えはありつつ、比較的遊びやすい仕組みも取り入れている作品です。例えばダッシュや回避でスタミナを消費せず、ジャストガードの判定にもある程度余裕があるため、探索とバトルをいい塩梅に進められます。
また、「討伐者の封印」のような強力な救済装備も用意されており、実績獲得と引き換えにバトルの難度を大きく下げることもできます。一方で、シェルやターストーン、武器などを組み合わせることで戦い方を変えられるため、装備構成を考えながら攻略していく遊び方も可能です。
死にゲーらしいバトルをそのまま楽しむことも、救済要素を活用しながら世界観や探索を中心に楽しむこともでき、自分に合った距離感で遊びやすいタイトルだと感じました。
拡大『モータルシェル2』は、ダークな世界観と高難易度な戦闘が評価されたソウルライクアクションRPGの第2作目です。プレイヤーは主人公「Harbinger」となり、荒廃した世界に点在するかつての戦士たちの亡骸(シェル)を身に纏うことで、自身の能力やプレイスタイルを変化させていく独自のシステムが特徴となっています。
舞台となるオープンワールドには60以上のダンジョンが存在しており、序盤から歯応えのあるバトルが展開されます。難所を乗り越える達成感や、ヒリつくような緊張感を味わえるのが大きな魅力です。なお、本作は前作を遊んでいなくても問題なく楽しめるよう設計されているため、シリーズ初挑戦の方でも入りやすいタイトルとなっています。
『モータルシェル2』における前作からの最も大きな変更点は、戦闘システムにおける「スタミナの廃止」と新武器「銃」の追加です。
前作ではスタミナ管理がバトルの要となっていましたが、今作ではこれが完全に廃止されました。スタミナ切れを気にすることなく回避や攻撃を行えるようになり、よりアグレッシブでスピーディな戦闘が楽しめるよう進化しています。
また、前作で扱えた剣などの近接武器に加え、新たに遠距離武器である「銃」が追加されたのも大きなポイントです。公式トレイラーでも銃を用いたアクションが公開されており、近接攻撃に銃撃を交えたコンボなど、前作以上にバリエーション豊かで戦略的な立ち回りが可能になっています。
拡大今作をプレイしていて何よりも嬉しかったのは、「スタミナ管理」によるストレスが大幅に軽減されている点です。ダッシュや回避にスタミナを一切消費しないため、広大なマップを好きなだけ走り回ることができます。
死にゲーでは「スタミナ切れを警戒して慎重に進む」場面も少なくないですが、死に戻りなどで休憩ポイントととエリアを行き来する際も楽にできましたし、敵から逃げる際もスタミナ切れで足が止まることがなく、比較的離脱しやすいのは大きなメリットだと感じます。
拡大
拡大また、立ち回りの要となる「ジャストガード」の判定が比較的広めに設定されているのもいい調整だと感じました。敵の中には連続で攻撃してくる敵もいますが、受付時間に若干余裕があるため連続攻撃に対しても次々とジャストガードを狙っていけます。
この「敵の連撃を完璧に捌ききる」感覚が気持ちよく、ゲージを溜めきって相手の体勢を崩し、大ダメージを叩き込んでピンチを切り抜けたときの手応えはたまりません。このジャストガードの判定の広さのおかげで、比較的遊びやすい仕様になっていると感じました。
拡大
拡大今作で非常に好印象だったのが、超序盤で入手できる「討伐者の封印」という装備です。これを装着すると、本来なら敵の近接攻撃をギリギリで引きつけてガードしなければ発生しないジャストガードのチャンスを、なんと遠隔攻撃によって強引に生み出せるようになります。
さらにガードができない代わりにダッシュで相手のブレイクゲージを直接削れるようになり、ブレイク攻撃の成功時には体力の大幅回復と決意(ゲージ)が同時に回復するといった、強力な効果が目白押しです。
拡大
拡大実際に使ってみたところ、死にゲーに不慣れな筆者でも驚くほどサクサク勝つ安全に戦えるようになりました。遠距離から弾を放って相手をブレイク状態にし、体勢が崩れたところへ近づいて大ダメージを叩き込む…という立ち回りが可能になり、強敵相手でも圧倒的に戦いやすくなります。
ただし、この装備には「そのセーブデータでは実績を獲得できなくなる」「ガードができなくなる」という明確なデメリットも存在。また、遠距離から攻撃するスタイルが中心になるため、ゲーム内の忠告にもある通り、死にゲーならではの難易度はどうしても低くなります。
とはいえ、「すぐに死んで強化アイテムをロストするのが苦手」という人でも、挫折せずに雰囲気を楽しめる抜け道として用意されているのは、非常に親切で幅広いプレイヤー層に対応した良い設計だと感じました。
拡大今作のバトルで「いいな」と感じたのが、近接攻撃でリソースを稼ぎ、それを消費して撃つ「補助武器」の存在です。
今作で扱える銃などのサブ武器は、敵をにブレイクを決めたりした際に溜まる「決意ゲージ」を消費して放ちます。マップを歩き回って弾薬を探し回る手間が一切なく、休憩所に都度戻らなくても、近接戦をこなしているだけで実質無限に使えるのが非常に快適でした。
拡大一方で、このリソース管理には独特の駆け引きもあります。決意ゲージはサブ武器だけでなく、シェル固有の強力な能力を使う際などにも消費するため、調子に乗ってスキルを使い切ってしまうと「引き撃ちしたい場面でサブ武器が使えずやられる」という事態に陥ることもありました。
ゲージを溜めるにはリスクを冒して近接攻撃を叩き込まなければならず、取り回しの難しさと背中合わせなのがいい塩梅の手応えを生んでいます。特にサブ武器の「分裂の石」で2連射以上の攻撃を叩き込んだときは、一瞬で敵のHPが溶けていくほどの爽快感を味わえました。
拡大今作では、レベルアップ時にステータスを自分で選択して「筋力特化」にするような従来のシステムが存在しません。最初は「自分好みのキャラクター強化ができないのでは」と少し不安に感じていました。
拡大
拡大しかし実際にプレイを進めていくと、時間を止めたり一定時間透明になれたりと強力な特殊効果を持つ「シェル」の能力強化をはじめ、70種類以上用意された「ターストーン」、さらに封印石や多種多様な武器を組み合わせることで、基本的なビルド構築を楽しめることがわかります。
特定の武器にしか装着できないターストーンがあるなど制約もありますが、それゆえに「どの組み合わせが一番噛み合うか」を試行錯誤するのが今作のビルド構築の面白さ。装備を入れ替えるだけで戦い方を変えられるため、シンプルにバトルを楽しみたい人から自分だけの構成を突き詰めたい人まで、幅広い遊び方ができる点は好印象でした。
今作をプレイしていて少し気になったのが、ダンジョンや室内など、暗い場所を探索するときの見え方です。生い茂った森や城の内部、地下室、洞窟といったエリアでは全体的に落ち着いた暗めのトーンとなっており、場所によっては周囲の様子を把握するのに少し時間がかかることがありました。
ゲーム内の設定から明るさを調整することもできますが、筆者の環境では画面全体がやや白っぽくなる印象が強く、暗い場所の見やすさが劇的に変わるわけではありません。そのため、暗所を探索するときは普段よりも少し丁寧に周囲を確認しながら進めることが多く、場所によってはやや慎重な探索が求められる印象です。
今作におけるメインストーリーの進行は、各エリアのゲートなどを巡って「オーヴァム」と呼ばれる卵を集め、それを奉納していくサイクルが基本となります。
ただ、オーヴァムを10個ほど集めて奉納した段階では、物語が大きく動く場面はそれほど多くありません。ゲートを巡って敵を倒し、オーヴァムを持ち帰るという攻略の流れ自体は分かりやすいものの、しばらくは同じ目的に沿って各地を巡る時間が続きます。
そのため、世界観やシナリオの先を楽しみにプレイしている人にとっては、物語が動き出すまでのテンポが気になる場面もありそうです。
今作をプレイしていて気になったのが、敵に見つかったあとの追跡距離と、集団戦でジャストガードを使ったあとの立て直しです。
本作には移動速度の速い敵も登場し、いったん見つかると、開けた場所では比較的長い距離まで追ってくることがあります。また、遠距離攻撃を行う敵が複数いる場面では、攻撃のタイミングが重なることで、続けてダメージを受けてしまうこともあります。
また、もうひとつ気になったのが、敵の体勢を崩して大ダメージを与えるブレイクの専用演出(アニメーション)後の挙動です。
アニメーション中はダメージを受けないため安全に攻撃を決められる一方で、演出が終わった直後に攻撃をされるとどうしても避けづら区なります。このあたりの立て直しには少し慣れが必要だと感じました。
今作では、ゲーム内のガイドや説明が比較的簡潔にまとめられている印象です。特に、一度表示されたヘルプ画面をあとから見返す機能は用意されていないため、プレイを進めながら少しずつ仕様を把握していく形になります。
また、エリアを進めるために必要な「オーヴァム」の数は事前に表示されず、武器の攻撃力も通常のステータス画面では確認できません。こちらは鍛冶屋の強化メニューを開いた際に表示されるため、確認したい情報によって見る場所が異なる作りになっています。
一方で、感電などの状態異常についてはアイテム欄に説明が用意されていますが、全体的に仕様や数値は確認できる場所が限られているため、プレイを進めながら把握していく場面が多くなる印象でした。
今作のプレイ中、進行不能には至らないものの、いくつかの軽微なバグなどを確認しました。
水辺のエリアに立ち寄った際、キャラクターの当たり判定とみられる薄い枠線が画面上に表示される現象を確認しました。プレイの操作自体に直接的な支障はないものの、立ち止まるとキャラクターの周囲に薄い四角形が浮かび上がります。
また、リフトでの移動中に床を抜けて落下するケースや、敵の攻撃を受けた際に自分の操作キャラが上空高く吹き飛ばされる挙動も、それぞれ1回ずつ確認しています。いずれも再現性は低く、ゲームプレイが停止するような致命的な不具合には至りませんでした。
今作『モータルシェル2』の日本語テキストでは、一部の文章がスラッシュ記号(/)で囲まれた状態で表示されるなどの表記が見られました。
内容の理解が難しくなるような翻訳上の問題はほとんどありませんでしたが、一部では、それまでくだけた口調で話していたキャラクターが突然敬語になるなど、話し方に変化が見られる場面もありました。
| 機種 | ・PlayStation 5 |
|---|---|
| 検証状況 | ・複数武器(サブ含む)やターストーン、シェル、ボス戦など主要コンテンツをプレイ済み |
| タイトル | Mortal Shell 2(モータルシェル2) |
|---|---|
| 発売日 | 2026年8月20日 |
| 価格 | 6,490円 |
| 対応機種 | PlayStation 5 / PC(Steam) / Xbox Series X|S |
| ジャンル | アクション |
| プレイ人数 | 1人 |
| メーカー | Playstack |
| 年齢制限 | 未定 |
| 公式X | 公式X |
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