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POKEMON

ゲンガー

ゲンガーとは

ゲンガーはポケットモンスターシリーズに登場するポケモンです。

初代で登場したゴースの最終進化系

ゲンガーは『赤緑青ピカチュウ』の第一世代から登場したポケモンです。第一世代では唯一のゴーストタイプであり、進化方法が通信交換のため、とても貴重なポケモンでした。バトル面では、ゴーストタイプの技が「ナイトヘッド」と「したでなめる」しかない上に、当時の仕様ミスでエスパータイプに対して「したでなめる」が効かないということもあり、まともにゴーストタイプの技を使えませんでした。
しかし、高い素早さから繰り出せる「さいみんじゅつ」が強力で、当時のねむり状態の仕様が「たたかう」のコマンドを選んだ時点で戦闘がスキップされてしまうため、起きたターンであっても何もできず無防備な状態となります。そのため、上から相手を眠らせて高火力で押し切る戦い方ができる上に「はかいこうせん」や「どくどく」を無効にできるゲンガーは対戦においても高い評価を得ていました。

ポイント

第六世代ではメガシンカが登場し、ゲンガーもメガシンカが可能なポケモンの一体となりました。メガ進化すると特攻種族値170、素早さ種族値130と圧倒的な数値を持っている上に、相手のポケモンを交代できなくする強力な特性「かげふみ」により、相手のサイクルをカットできるなど、非常に強力なメガシンカ枠として活躍していました。

ポケモン不思議のダンジョンシリーズにも登場している

ポケモン不思議のダンジョンシリーズにて「イジワルズ」のリーダーとして登場します。名前の通り、主人公たちに意地悪なことばかりをし、主人公のことを災害が起こるキュウコン伝説の人間であると決めつけ、他のポケモンたちに言いふらした張本人です。このことが原因となり主人公はみんなの元に居れなくなり逃亡を余儀なくされます。

逃亡の中での冒険の末、主人公がキュウコン伝説の人間ではないことを知り、再びみんなの元へと戻りますが、イジワルズに証拠を出せと要求されます。他のポケモンたちは証拠を持っていないものの主人公たちを信じてました。後にペリッパーにより「イジワルズ」が作ったでっちあげということがバレてしまい、逆に「イジワルズ」が追われる身となってしまいます。

ポイント

実はゲンガーも元人間でキュウコン伝説に出てきたサーナイトの主人です。ポケモンになってしまったのはキュウコンが原因ではなく、サーナイトの主人であるにも関わらず見捨て、人間であることから逃げ出したためと言われています。

初代シリーズの第1話から登場

ゲンガーは初代シリーズの第1話から登場しており、サトシの見ていたテレビ内でニドリーノと戦っています。また、同じく初代シリーズの23話では、ポケモンタワーに住み着く野生のポケモンとして登場し、進化前であるゴースとゴーストとともに遊んでいるシーンが描かれています。

ポイント

第7シリーズで登場するゲンガーは、元々あるトレーナーのポケモンでしたが、持っているだけで不幸になってしまうという身勝手な理由で、古い屋敷に置き去りにされてしまいました。3年後にトレーナーと再開を果たしましたが、問題を解決しないままトレーナーはどこかへ行ってしまい、ゲンガーの人間への不信感は更に高まってしまいます。