2026-03-18

【開発者インタビュー】『リネージュ2』新体制による新章の幕開け。FSフジノイ氏に聞く、2026年とさらにその先のリネージュ2

エヌ・シー・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:林 元基(イム ウォンキ)、以下エヌシージャパン)が運営するPC向けオンラインゲーム『リネージュ2』は2026年、新体制となって更なる進化へ向けて走り出している。2026年6月には22周年を迎える『リネージュ2』の「今」と「これから」について、日本運営の最前線を担うFSフジノイ氏にお話を伺ってきた。

運営ディレクターとして日本運営の最前線を走るFSフジノイ氏を知る

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ーーまず、簡単に自己紹介をお願いします。

FSフジノイ氏:改めてご挨拶させていただきます。運営ディレクターとなりました、FSフジノイと申します。

入社から8年ずっとリネージュ2に携わらせていただいています。

2018年1月に入社し、当初はクラシックサービスを担当していましたが、2021年頃からは主にライブサービスを担当しています。平時に開催しているイベントはもちろんですが、例えばオフラインイベントの体験会やシャインメーカーの時のバトルロイヤル、最近だとHERO'S WAR GAMEなど、こういった日本独自の催しなども担当しています。

ーー2026年2月3日(火)に放送された「プロデューサーレターライブ」で登場された際には、ライブチャットで「フジノイさんだ!」という声もたくさんあがっていましたね。

FSフジノイ氏:そうですね。前任の新井さんが退任して新体制発足の際に、引き継ぐ人を予想されている方もいらっしゃいましたが、その中にも私について言及するコメントがありまして光栄でした。

入社直後の公式X(ツイッター)の担当として1年ほど活動した以外に、基本的にはFSイベントなどを通じてチャットでコミュニケーションを取ることがほとんどでした。

表立って皆さんと交流するようになったのは2023年の大阪・東京のオフラインイベントからになるのですが、こうした経験もあったからこそ認知していただけたのかなと思っています。

特にオフラインイベントで交流していると、熱量の高いユーザーさんが非常に多くて良い刺激になったのを覚えています。これについてはチャットでも感じていたことではあるのですが、直接意見や提案をできるというのは良い機会なんだなというのは改めて感じましたね。

我々としても非常に参考になるご意見をいただける場でもありますので、今後もこういった機会は無くさないようにしていきたいです!結果的にユーザーさんが望む形で実装が難しいこともあるので、中々歯痒い思いをすることもあるのですが…!

新体制となる2026年、そしてその先のリネージュ2について

画像2026年2月3日(火)放送の「りね2てれび『プロデューサーレターライブ』」より。ここから新体制のリネージュ2がスタートした

ーー2025年4月にはソロプレイにこれまで以上に集中でき、課金も定額制のパスになった遊びやすさ重視の「エヴァサービス」がオープン。2025年11月には初のグローバルプロジェクトとして新サーバー「クロウ」もオープンするなど、激動の年になりました。

こうした変化の裏にはどういった運営方針の変化や考え方があったのでしょうか。

FSフジノイ氏:2025年はリネージュ2のサービスの方向性を改めて見直し、ユーザーの皆さんにより楽しくプレイしていただけるよう、さまざまな試行や挑戦を重ねた一年だったと考えています。

これまでのリネージュ2はパーティプレイを中心としたゲーム体験が大きな魅力でしたが、近年はプレイスタイルも多様化しており、一人でも気軽に楽しめる環境を求める声も増えてきました。そうした声を受けて、「エヴァサービス」ではソロプレイに集中できる環境や、定額制パスの仕組みを取り入れることで、より気軽に遊べるプレイ体験を目指しました。

また「クロウサーバー」では、リネージュ2が長年サービスを続けてきた中で培ってきた経験を活かし、新クラス「クロウ」をグローバル同時アップデートするとともに、各国のプレイヤーがキャラクターの育成スピードを競うイベントなども実施しました。

こうした変化の背景にあるのは、「今リネージュ2を遊んでくださっているユーザーの皆さんに、より長く、より快適に楽しんでいただきたい」という思いです。ゲームの本質を変えるというよりも、プレイの幅や選択肢を広げていくことを大切にしてきました。

ーー激動の2025年を終えて、ズバリ2026年のリネージュ2にはどのような変化や進化が待っている予定ですか?

FSフジノイ氏:2026年は、リネージュ2がこれまで大切にしてきたゲーム体験を守りながら、これまで感じられていた不便さを一つひとつ見直し、より自然で遊びやすいプレイ環境を整えていくことを目標としています。

最近はユーザーの皆さんのプレイ時間や遊び方もさまざまになっているため、短い時間でも充実したプレイができる仕組みや、継続して成長の楽しさを感じられる環境づくりについて検討を進めています。

また、各地域のユーザーの声もこれまで以上に開発へ共有されています。日本のユーザーの皆さんのプレイスタイルや意見も、グローバルな開発の中で重要な参考になっています!

大きな変化を一度に起こすというよりも、ユーザーの皆さんが実際のプレイの中で少しずつ体感できる改善を積み重ねていくことが、2026年のリネージュ2の方向性だと考えています。

ーー長く遊んでいくゲームだからこそ、日々の体験における快適さの向上はいちユーザーとしても非常に嬉しいものですね。そんな中、今回2026年3月18日(水)に実施されるアップデートのポイントや、ユーザーのみなさんに注目して欲しいポイントはどんなところになりますか?

FSフジノイ氏:今回の3月18日のアップデートでは、プレイ環境や利便性の改善に加え、成長の流れをより自然に感じられるよう調整を行いました。

これまでユーザーの皆さんからいただいていた意見や、実際のプレイ状況なども参考にしながら、成長の過程で感じられる負担を少しでも軽減し、よりスムーズにゲームを楽しんでいただけるような改善を行いました。

また、一部のシステムやコンテンツについては、ゲーム内のプレイデータなども踏まえて、よりバランスの取れた環境になるよう調整を進めています。

大きく目立つ変更というよりも、実際にプレイしていただいたときに「少し遊びやすくなった」と感じていただける部分にぜひ注目していただければと思います。

ーー改めてリネージュ2の新体制についてお伺いします。2026年からはフジノイさんが日本運営のリーダーの新体制になりますが、これから日本側の運営で実施していきたい取り組みや、今後予定していることなどはありますか?

FSフジノイ氏:2026年からは、日本の運営チームとしてもこれまで以上にユーザーの皆さんの声を丁寧に受け取り、それをサービスに反映していく取り組みを強化していきたいと考えています。

リネージュ2は長くサービスが続いているタイトルだからこそ、長く遊んでくださっているユーザーの皆さんの経験や意見がとても大切だと思っています。

そのため、ゲーム内やコミュニティなどで寄せられるご意見をより体系的に整理し、開発チームとも共有しながら、サービスの改善につなげていく役割を強化していきたいと考えています。

また、日本のユーザーの皆さんがより楽しめるようなイベントや取り組みについても、地域の特性に合わせて引き続き検討していく予定です。

まだ具体的にお伝えできる内容は多くありませんが、「ユーザーにより近い運営」を目標に少しずつ取り組みを進めていきたいと思っています。今後の展開については、ぜひご期待ください。

ーー私もオフラインイベントなどに参加させていただき、リネージュ2の運営チームとユーザーさんの距離の近さはまさに大きな魅力だと感じています。そんな中、フジノイさんご自身がユーザーさんとの交流を経て受けた影響や、それを受けて今後取り入れていきたいと思うユーザーからの意見はありますか?

FSフジノイ氏:実際にゲーム内のチャットやイベント、オフラインでの交流などを通して、長くゲームを大切に遊んでくださっているユーザーの方が多いことを改めて実感しました。

ユーザーの皆さんからいただく意見の中には、一見小さな改善に見えても、実際のプレイ体験を大きく変えるものも少なくありません。今回の3月アップデートにも、そうしたユーザーの声が一部反映されていますので、ぜひチェックしていただければ嬉しいです。

日本のユーザーの皆さんからいただく意見は、リネージュ2のグローバルなサービスの中でも大切な参考になっています。これからもユーザーの皆さんとの交流を大切にしながら、より長く楽しんでいただけるリネージュ2を目指していきたいと思います。

韓国本社への出張で受けた刺激と、そこで受けた刺激について

画像韓国本社で動画撮影を行うFSフジノイ氏の様子

ーーフジノイさんが韓国本社へ行かれたというお話も伺っています。本社出張の目的やきっかけはどういったものでしたか?

FSフジノイ氏:今回の出張は、主に近日公開予定のコミュニティ動画撮影のためのものでした。

リネージュ2がどこで、どんな人に、どのような想いによってつくられているかを日本のプレイヤーのみなさんに届けるため、初めて本社へ伺わせていただいたんです。

韓国本社ではとても温かい歓迎を受け、美味しいものもたくさん食べてきましたよ。

画像正面玄関には、なんと日本ユーザーへの巨大メッセージボードも!日本ユーザーをいかに重要と捉えてくれているかが窺える

ーー本社の写真も拝見しましたが、すごくきれいなオフィスで撮影でもかなりたくさんのスタッフさんが参加されていましたね…!本社出張では、撮影のほかにどんな視察をされましたか?また、現地で感じた驚きや、受けた刺激などについて教えてください。

FSフジノイ氏:韓国本社ではまず、日本や台湾など、海外に向けたリネージュ2を担当するチームメンバーにご挨拶させていただきました。

コミュニティ動画撮影を通して、カフェや食堂、図書館など視察させていただきましたが……そのときの様子や感想は、ぜひ動画を視聴してみてください(笑)

普段はメールやオンライン会議でのやり取りが中心でしたが、実際に顔を合わせてお話しすることで人となりも分かり、自分がどんな方々と一緒に仕事をしているのかを改めて実感できて、とても良い刺激になりました!

実務担当者の方々だけでなく上位職の方々とも直接お会いし、さまざまな意見を交わす機会をいただきました。日本サービスに限らず、リネージュ2の今後のビジョンについても非常に前向きで意欲的な姿勢を感じることができ、これからのリネージュ2に対して私自身も大きな期待を持つことができました。

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ーー昨年2025年10月に開催されたオフラインイベントでは、本社から来日されたキム・クンヨンさんが日本ユーザーからの質問や要望に回答していくコーナーも開催されました。

現地でキムさんとお話しされたり、その際に出た意見の反映などについて気になるユーザーも多いと思いますが、それについてのお話などはされましたか?

FSフジノイ氏:クンヨンさんは、ユーザーの声にとても真摯に耳を傾けてくれる方ですよね。

実際に、予定されている3月のアップデート(本記事公開時点ではアップデート実施後となる)でも、ご本人が気にされていた点やユーザーからの声を丁寧に受け止め、それらを少しずつ反映してくださっていますので、ぜひ期待していただければと思います。

クンヨンさんは非常に重要な立場にありながらとても気さくなお人柄で、その姿勢が今回のようなフットワークの軽さや、柔軟な対応にもつながっているのではないかと感じました。

機会があれば、またクンヨンさんに熱い意見をぶつける生放送を設けてみたいですね(笑)

もっとリネ2を近くに感じよう!「FSフジノイの研究日誌」コーナーがスタート!

画像今回のアップデートを皮切りに、「FSフジノイの研究日誌」コーナーがスタート!今後の更新も楽しみに待とう

ーーちなみに先ほどお話しいただいた本社の動画はどのような形で公開されるのですか?

FSフジノイ氏:「りね2てれび」とは別に、ユーザーの皆さんにより親しみやすくお届けできるコンテンツを検討した結果、新たな企画として「FSフジノイの研究日誌」をスタートすることにしました。

「FSフジノイの研究日誌」は私、運営ディレクター FSフジノイがリネージュ2に関することはもちろん、日々の中で気づいたさまざまなことをテーマに研究し、その内容をみなさんにお届けしていく番組です。

これまでの「りね2てれび」とは少し違った形で、リネージュ2をより身近に感じていただけるような情報や、楽しんでいただけるコンテンツをお届けしていきたいと考えています。

今回はその第一弾として、「NCSOFT編」を公開しました。本日、NC JAPANのYouTubeチャンネルで公開されていますので、ぜひ最後までご覧ください。これまで日本では公開されることのなかった社屋ツアーや、本社担当者との対談など、普段はなかなか見ることのできない内容も収録しています。
そして、もちろんクーポン情報もご用意しています。これからも挑戦を続けていくリネージュ2を、ぜひ温かく見守っていただければ嬉しいです。

「FSフジノイの研究日誌」の視聴はこちら!

これからのリネージュ2について、ユーザーへのメッセージ

ーー最後に改めて、リネージュ2をプレイしているみなさんへのメッセージをお願いします!

FSフジノイ氏:リネージュ2は25年、30年を目指してまだまだ止まりません。今年も22周年を控えていますし、今後も皆様と共に歩んでいければと思っています。

今回(3月18日(水)のアップデート)はボリュームで言うと小規模なものになるのですが、昨年のオフラインイベントでいただいたご意見や長らくご要望いただいていたものなど盛り込んだアップデートとなっています。

体制が変わってからの初めてのアップデートではありますが、体制が変わったから大目に見てほしいということは一切ありません。今までと変わらず、より良いものを皆様にお届けできるように努力して参ります。

厳しいご意見を頂戴することもありますが、皆様からいただいたご意見をもとにこれからも試行錯誤を続けていきます。

全員が全員ご満足いただけるものを提供するのはなかなか難しいものですが、手を緩めず続けていきますので、これからもリネージュ2をどうぞよろしくお願いします!

ゲーム概要

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NCSOFTを代表する『リネージュ』の約100年前のストーリーとして作られた作品で、 ドワーフ、 エルフ、 オークなど西洋ファンタジーではおなじみの種族が登場するMMORPG。 日本では「りね」、 「りね2(りねつー)」などの愛称で呼ばれています。
マウスクリックのみでゲームを進行できる手軽さでありながら、 血盟(同盟や連合)というコミュニティに属し参戦する大規模な攻城戦やレイド討伐は圧巻の一言。さらに、世界観に沿って作り込まれた名曲の数々も必聴です。

リネージュ2公式サイト:https://lineage2.ncsoft.jp/
リネージュ2公式X(旧Twitter)アカウント:https://x.com/lineage2_FS

リネージュ2 LINE@ QRコード

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エヌシージャパン公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/user/NCsoftJP

(C) NCSOFT Corporation. Licensed to NC Japan K.K. All Rights Reserved.

[取材協力]:エヌ・シー・ジャパン株式会社

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