『ASUS JAPAN』は2026年2月25日(水)、ノートPC新製品発表会を開催した。2025年に引き続き国内Copilot+ PC市場で高いシェアを維持する同社が放つ次なる一手は、日本市場のために開発されたSolaシリーズの進化と、圧倒的なAIパフォーマンスの融合である。本稿では、発表会で明かされた最新モデルの魅力を凝縮してお届けする。
『ASUS』とは

『ASUS(エイスース)』は、台湾に本社を置く、世界有数のPC・マザーボード・ゲーミングデバイスを手掛ける総合ITメーカーだ。
PCパーツ市場で培われた圧倒的な技術力を背景に、クリエイター向けの『ProArt』、プレミアムモバイルの『Zenbook』、メインストリームの『Vivobook』といった多彩なラインナップを展開。特にゲーミングブランド『ROG(Republic of Gamers)』は、4年連続で国内販売実績ナンバーワンを達成するなど、ハイエンド層から圧倒的な支持を得ている。
単なるデバイスの提供に留まらず、ユーザーのニーズを起点とした”日本市場への最適化”を重視する姿勢こそが、同社を国内PC市場のリーダーたらしめている要因と言えるだろう。
そして2026年2月25日(水)に、新製品発表会を行った。この記事ではどのような製品が発表されたか、紹介していく。
『Zenbook Sola』が進化!16型モデルが登場

そんな『ASUS』が日本市場のユーザー、特に学生やビジネスパーソンの”軽さ×スタミナ”へのこだわりに応えて開発したのが『Zenbook Sola』である。今回、そのコンセプトを継承しつつ、作業効率を最大化する大画面モデル『Zenbook Sola 16(UX3607)』が発表された。

本機は16インチの大画面を搭載しながら、従来の14型モデルに匹敵する約1.5kgという驚異的な軽量設計を実現し、16型ノートPCの常識を打ち破ることに成功している。
また、最大約22時間の長時間駆動を可能にしており、1日中ACアダプタを持ち歩くストレスからユーザーを解放した。筐体には独自開発のハイブリッド素材『Ceraluminum(セラルミナム)』を採用しており、陶器のような滑らかな質感と、過酷な使用に耐えうる堅牢性を高い次元で両立させている。
あわせて、先行して人気を博した14型モデルも最新の『Snapdragon X Elite』を搭載するアップデートが行われ、駆動時間は最大33時間へと大幅な向上を遂げている。
AI性能は『80 TOPS』の異次元へ。次世代チップがもたらす革新

今回の発表会における最大のハイライトは、クアルコムの次世代プロセッサ『Snapdragon X2 シリーズ』の全面的な採用である。
特筆すべきはNPUが叩き出す『80 TOPS』という異次元の処理能力だ。従来の『Copilot+ PC』の基準を大きく上回るものであり、複数の高度なAIタスクを同時に実行してもパフォーマンスが一切低下しない。
さらに、モバイル由来の省電力技術により、ACアダプタを接続していないバッテリー駆動時でも処理速度が維持される点は、モバイルPCとして極めて強力な武器となる。
また、ハードウェアの進化に合わせ、ASUS独自のAIアプリケーション群も充実を見せている。思い出の写真を自動整理する『StoryCube』や、会議の議事録作成を効率化する『AI ExpertMeet』など、実用的なエブリデイAIがユーザーの日常をよりスマートに進化させていく。
小島プロダクション×ROG!『デススト2』を纏った最強の13インチ

ゲーミングブランド『ROG』の設立20周年を祝う特別なサプライズとして、世界中のファンが注目する小島プロダクションとのコラボレーションモデルも発表された。
『ROG Flow Z13-KJP』(KOJIMA PRODUCTIONS Edition)は、同プロダクションを象徴するキャラクター「ルーデンス」が装備するガジェットをイメージし、細部に至るまで徹底的にデザインされた唯一無二のデバイスである。筐体にはROGとして初めて「ハードファイバー」を使用し、近未来的なテクノロジーの極致を表現した。
本機には、2026年3月19日に発売予定のPC版『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』が同梱されており、購入者は発売当日からその壮大な物語を体験することができる。


あわせて、専用デザインが施されたヘッドセットやマウス、マウスパッドなどの周辺機器も同時展開され、ファンにとってはこれ以上ないコレクションとなるはずだ。
ASUSの”日本愛”と”AIガチ勢”っぷり

発表会を通じて強く感じたのは、ASUSがいかに日本のユーザーの声に真摯に向き合っているかという点である。日本独自のネーミングを冠したSolaシリーズの拡充や、世界最先端のAIチップを間髪入れずに市場へ投入するスピード感は、同社の日本市場に対する並々ならぬ熱意の表れと言える。
特に、16インチの視認性を持ちながら1.5kgを切る『Sola 16』は、「大画面は譲れないが、持ち運びの軽さも妥協したくない」という日本のビジネスマンやクリエイターにとって、2026年における最良の選択肢となることは間違いないだろう。
『ASUS』の概要
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[取材協力]:ASUS JAPAN株式会社
(編集・執筆/ゲーム山本)







