2025-11-21

【インタビュー】『オーバーウォッチ2』に45人目の新ヒーロー『ヴェンデッタ』登場!ハイリスク・ハイリターンを体現する女剣闘士!

『オーバーウォッチ2』シーズン20で実装される45人目の新ヒーロー『ヴェンデッタ』。登場を前にシニアキャラクターアーティストのBryan Bedford氏とアシスタントディレクターのAlec Dawson氏から性能やデザインコンセプト、そして世界観における立ち位置などについてインタビューすることができた。『オーバーウォッチ』ファン必見の内容になっているので、ぜひ最後までチェックしてみてほしい。

インタビュー者:プロフィール

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Bryan Bedford氏:『オーバーウォッチ2』のシニアキャラクターアーティストとして、主にキャラクターのビジュアルデザインやアートワークを担当。『ヴェンデッタ』はリードモデラーを担当し、今回のインタビューでは彼女のデザインコンセプトを語ってくれました。

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Alec Dawson氏:『オーバーウォッチ2』のアシスタントディレクターを担当。『ヴェンデッタ』のゲーム内での立ち位置や性能などについて解説してくれました。

『ヴェンデッタ』の主要アビリティアビリティ名:概要と効果

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▲45人目の新ヒーロー『ヴェンデッタ』。

インタビュー時にAlec Dawson氏が『ヴェンデッタ』について解説してくれたので軽く紹介しておこう。

メイン攻撃:メイン攻撃は巨大な大剣による三段攻撃です。最初の二段は横斬り、三段目が縦斬りになります。縦攻撃は当てるのが難しい分、非常に威力が高くなっています。

【旋風ダッシュ】(シフト):彼女の機動力の要となる移動手段の一つです。回りながら移動する範囲攻撃としても機能します。ポジション確保だけではなく、逃げる敵への追撃にも使えます。

【ソアリングストライク】(E):大剣を空中に投げ、ある程度移動したところでジャンプする移動手段です。大剣を手に取った後の左クリック攻撃が、通常三段目になる縦攻撃が一段目から繰り出される仕様になっています。

【ウォーディング】(防御/右クリック):右クリックではリソースを消費して防御し、一定のダメージを防げます。遠距離攻撃を35%軽減し、近接攻撃を全て無効化します。ゲンジの龍撃剣を発動しても完全に防げる仕様になっています。

防御中も左クリックで投擲(遠距離攻撃)が可能ですが、防御のリソースを少し消費します。パッシブで間合いを詰めるのを助けるため、敵から攻撃を受けた時に移動速度と攻撃力が少し上がるようにもしています。

【サンダーリングブレード】(アルティメット):アルティメットはチャージ技になっており、チャージ中は三人称視点に切り替わります。三段階の攻撃で徐々に威力が増し、三段階目は400ダメージを叩き出します。さらに、バリアやオーバーヘルスを貫通するダメージを与えられるため、受けたら最も危険な「強すぎる」攻撃となっています。

ラッシュ構成・ダイブ構成を加速させる近接アタッカー

━━『ヴェンデッタ』は近接攻撃をメインとするヒーローとのことですが、ラッシュ構成やダイブ構成で特に力を発揮すると考えて良いでしょうか。

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Alec Dawson氏:そうですね!私たちは彼女をアグレッシブに、高い機動力で立ち回れるヒーローにしたいと考えていました。後方でポークしながら戦うのではなく、リソースを最大限に使って敵のバックラインを崩壊させる動きを得意とします。

例えば、『ウィンストン』とペアを組んで相手のバックラインにダイブするようなプレイも可能だと思います。

Bryan Bedford氏:ラッシュだけではなく、ダイブが好きなプレイヤーにも受け入れられると感じています。今で言うと『トレーサー』、『オーバーウォッチ1』で言うとDPSで活躍した『ドゥームフィスト』のような、ヒットアンドアウェイが好きなプレイヤーに魅力的なヒーローになるでしょう。

━━ガード(防御)アビリティで『ゲンジ』の近接攻撃特化のアルティメット【龍撃剣】を防げるとのお話ですが、基本的に近接攻撃を無効化できるイメージでよいでしょうか。また、『ザリア』の【グラビトンサージ】のような他のアルティメットも防げますか。

Alec Dawson氏:彼女の右クリックアビリティである【ウォーディング(防御)】は、敵の近接攻撃をすべて無効化することができます。そのため、『ゲンジ』の【龍撃剣】も防ぐことが可能です。ただし、【グラビトンサージ】のような範囲系のアルティメットについては無効化はできません。

キャラクターデザイン:歴史とゲーム性を融合した女剣闘士

━━力強い女剣闘士というデザインコンセプトに決めた理由は何でしょうか。

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Bryan Bedford氏:開発心として一番重要視しているのは、どのロールであれ「楽しいプレイ」を追求することです。私たちは様々なヒーローのプロトタイプを用意している中で、彼女の「自分の大剣を空に投げる」という発想に特別なものを感じ、ヒーローにすることを決めました。

大きな剣を投げるというアイデアから、女剣闘士(グラディエーター)のコンセプトが最もシックリくると判断して、デザインを作り込んでいきました。

━━デザインの詳細について教えていただけますか。

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Bryan Bedford氏:コンセプトは「昔のローマ帝国でオーバーウォッチをやったらどうなるか」です。歴史的な剣闘士がどういう衣装や鎧を着ていたかというデザインをコスチュームに落とし込みました。

剣闘士は機動力を大切にしていたため、あまり重装な鎧は着ていません。そのため、全身甲冑ではなく機動力を重視した鎧になっています。手の籠手やローマ時代のカリエンに似た靴など、歴史的な要素と『オーバーウォッチ』を融合させています。

また、自分の体より大きい大剣は、剣が主役であるという部分を強調するために『オーバーウォッチ』らしいビジュアルに落ち着かせました。

━━狼(ウルパ)のモチーフが顕著ですが、どのような意味合いがあるのでしょうか。

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Bryan Bedford氏:ローマ神話において雌の狼が非常に大事にされています。彼女のニックネーム「ルパ(Lupa)」も雌の狼を意味しています。獰猛なチャンピオンが「失ってしまった自分の帝国を再建する」という強いイメージをモチーフに表現しています。

━━彼女とタロンの関係性についても教えてください。

Bryan Bedford氏:まだ公開できる情報が少ないのですが、彼女の父親が元タロンのメンバーであり、父親の死に彼女はある意味理不尽さを感じています。彼女は、自分から奪われたものを取り返したいという気持ちと、タロンに復讐したいという複雑な感情を抱いています。

eスポーツ展望:トッププレイヤーへの期待

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━━私は『OWCS』のホーム地域(JAPAN・KOREA)の試合を全て見ているのですが、来年開催されるであろう『OWCS』や『OWWC』といったeスポーツシーンで、彼女がどのような活躍をしてくれると予想していますか。

Bryan Bedford氏:開発側でのプレイテストには限りがあります。最終的にプレイヤーの皆様の手に渡るまで、どう仕上がるかは完璧には見えません。ただ一つ言えるのは、彼女は無視し続けると非常に危険なヒーローです(笑)

『OWCS』のプロ選手たちは、ダイブ構成のカウンターや弱点に付け込む方法を熟知しているので、どのような戦術で彼女を使ってくるのか、彼女をどのように扱ってくれるのか今から楽しみですね!

Alec Dawson氏:彼女はハイリスク・ハイリターンでスキルの天井がかなり高いヒーローとなっているため、最高峰の『OWCS』の選手の方々が彼女のポテンシャルを最大限に引き出してくれることを今からとても楽しみにしています!

Bryan Bedford氏:DPSの『ドゥームフィスト』を使用していたプレイヤーには馴染み深いかもしれません。かなり似ている性能になっているのですが、『ドームフィスト』は機械的になるまでコンボが研究されていましたが、彼女の場合は「どの角度から、誰を狙ってダイブするか」というより戦略的な要素が求められるヒーローに仕上げています。

なので、昔の近接ダイブが楽しいと感じてくれている方にとっては、馴染みがあって楽しむことができると思います!

━━ありがとうございました!来年のeスポーツシーンで彼女が大暴れする姿を楽しみにしておきます!

『ヴェンデッタ』のトレーラームービー

『オーバーウォッチ2』の概要

ジャンル: ヒーローシューター(チーム対戦型アクション・シューティング) 開発・運営: Blizzard Entertainment 形式: 基本プレイ無料(Free-to-Play/F2P)モデルを採用。 公式サイト:https://overwatch.blizzard.com/ja-jp/ 公式X:https://x.com/jpPlayOverwatch

©2025 Blizzard Entertainment, Inc.

[取材協力]:Blizzard Entertainment

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