2024年8月11日 〜 8月12日に東京ビッグサイトにて行われた、世界最大の同人誌即売会『コミックマーケット104』。名だたる作家の方々や企業がブースを開いているという事もあり、猛暑でありながらも両日合わせて26万人と非常に多くの人達が訪れ、それでいて大きな事故やトラブルも無く無事終えられたという。そんな『コミックマーケット104』の1日目にGame8ライターが潜入する事に成功したので、現地の様子を中心としたレポートを皆さんにお届けしようと思う。
世界最大の同人誌即売会『コミックマーケット104』が東京ビッグサイトで開催!
コミックマーケット(以下、コミケ)とは、東京ビッグサイトを会場に年に2回、夏と冬に開催される世界最大の同人誌即売会だ。その他屋内イベントとしても最大規模であり、コロナ禍以降もその勢いが衰えることは無く、世界中からも注目を集めている。
そんなコミケに参加するチャンスをいただいたが、実は筆者はコミケに行ったことが無かったのだ。興味自体はあったものの、猛暑だったり長蛇の列だったりで、どうにも気後れしてしまっていた。
だが今回はせっかくの機会が巡ってきたという事で「この業界に身を置いている以上、一度はコミケに参加しておかねば」と一念発起。茹だるような暑さにやられながらも、満をじして東京ビッグサイトへ向かった。
早速企業ブースへ
経験した事の無いような人の数に唖然としながらも、今回の目的でもある企業ブースへ向かう事にした。その道中では、無理に押し合ったり流れとは逆方向へと歩いていく人がほとんどおらず、紳士/淑女の参加者達に思わず感動…。
という感じで、苦も無く目的の南展示棟へと到着。この南展示棟は比較的近年に建設されたという事情もあって、非常に涼しく、快適にブースを見て回る事が出来たぞ。
以下では、筆者が実際に見て回ったブースを一部抜粋して紹介していく。
Frontier Works inc.
まずは入り口近くに開かれていたフロンティアワークスブースへ。ここでは『アクアリウムは踊らない』『魔導具師ダリヤはうつむかない』『ハイガクラ』のパネルがある展示エリア、そしてグッズを販売するグッズエリアが展開されていたぞ。
筆者は『アクアリウムは踊らない』の大ファンという事もあり、しっかりとグッズを購入させてもらった。また各展示エリアにも絶え間なく参加者が訪れており、やはりパネル撮影は健康に良い…と再認識した。
Aiming第2事業部『Team CARAVAN』
次に訪れたのがAiming第2事業部『Team CARAVAN』ブース。ここでは『キャラバンストーリーズ』『陰の実力者になりたくて! マスターオブガーデン』『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか バトル・クロニクル』の3作品の会場限定グッズが販売されていた。
会社として初のコミケ出店という事で、ファンの方々もこの日を心待ちにした事だろう。また出店に際して特設サイトもオープン。予めブースの場所や物販情報を展開してくれており、スムーズな購入の手助けをしてくれていたのが印象的だった。
HoYoverse
次はHoYoverseブースへのイベントエリアにお邪魔した。ここでは『原神』のフォンテーヌ、『崩壊:スターレイル』のピノコニーを再現したコスプレフォトエリアが展開されており、ここだけの撮影を楽しむことが出来たぞ。
左からリオセスリ、ヌヴィレット
また、時間帯によっては原神/スターレイルのキャラに扮したコスプレイヤーの方々が登壇し、撮影会が開かれていた。筆者が訪れた時には、リオセスリとヌヴィレットのコスプレイヤーさんが登壇しており、サービス精神旺盛な対応に感謝しながら撮影をさせてもらった。
隣のスターレイルのイベントエリアではトパーズのコスプレイヤーさんが登壇していた。こちらも是非とも写真をと思ったが、あえなく時間切れ…。
その後はグッズエリアにも足を運んでみたが、昼からやってきたという事もあり、商品は完売してしまっていた。確かに本ブースに来るまでにHoYoverseの紙袋を持つ方を多く見かけたが、まさかここまでとは…。
わかさ生活
巨大なブルブルくんに惹かれてやってきたのは、わかさ生活ブースだ。撮影エリアとグッズエリアの2つが展開されていたため、わかさ生活とブルブルくんファンは大満足間違い無しだった事だろう。
また、ブース内ではドリンクを無料で配ってくれる粋なサービスも。水分不足で倒れる危険のある夏コミケでのドリンクは命、筆者もありがたくいただかせてもらった。
ヘブンバーンズレッド
次はヘブンバーンズレッドブースにお邪魔させてもらった。グッズエリアでは会場限定の描き下ろしグッズの販売が行われていたらしく、多くのファンの方が列をなしていた。
左から國見タマ、東城つかさ、朝倉可憐
そして隣の展示エリアでは、公式コスプレイヤーの方々が登壇しての撮影会が行われていた。時間帯で登壇する人がローテしていたのだが、筆者が足を運んだ時が丁度3人が勢揃いしている時間だったので、しっかりと撮影をさせてもらったぞ。
Yostar
最後に紹介するのが、Yostarブースだ。本ブースではグッズ販売は行っておらず、展示エリアでのモモフレンズレースといった催しやノベルティの配布、そしてコスプレイヤーの方々による撮影会が行われていたぞ。
撮影会には、直近に行われていた夏イベで登場したキャラ達に扮したコスプレイヤーの方々が登壇。クオリティは勿論の事、サービス精神旺盛な対応もあり、素晴らしい撮影会となっていたぞ。
因みに筆者はブルーアーカイブの中でもサオリ推しの先生でもあるので、今回の撮影会は非常に、非常に有意義なものとなった。
総括
撮影:コミックマーケット準備会
今回は『コミックマーケット104』1日目の企業ブース、の中でも一部のブースを紹介させてもらったが、いかがだっただろうか。本当はもっと沢山のブースを紹介したかったが、書き始めると止まらなくなってしまうため、今回はここまでに留めさせていただく。
初めてのコミケ参戦だった事もあり、終始興奮しっぱなしで気づいたら撤収の時間になってしまい、若干不完全燃焼。企業ブース以外にも多くのサークルが参加/出展をされているので、次回の冬コミでは事前のリサーチを入念に行い、沢山のブースを回れるように計画性を持って動こうと心に決めた。
という所で、今回の記事は締めくくりたいと思う。皆さんもぜひ機会があれば、コミケへの参加を検討してみてはいかがだろうか。現地にさえついてしまえば、猛暑が気にならないくらいの素晴らしい体験が待っているぞ!
「コミックマーケット104」の概要
(編集・執筆/ふうた)