2024-05-24

【取材】5月30日に発売予定の『東京サイコデミック』発売記念発表会兼『神箱』完成披露発表会に潜入!

グラビティゲームアライズ株式会社の新作タイトル『東京サイコデミック』の発売記念発表会および新作タイトルの『神箱』の完成披露発表会が開催された。『東京サイコデミック』に出演されている森田成一さん、『神箱』に出演されている市ノ瀬加那さんも登壇し、収録の様子や演技に対する思いも聞くことができた。発表会後には試遊会も行われたので、発表会の様子から実際に試遊してみた感想も含めて余すことなく発表会の様子をお伝えしていく。

発表会の前に改めて会社説明

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▲発表会に登壇した五嶋裕士氏(左)と朴賢駿氏(右)。未来の展望を熱く語っていたのが印象的だった。

発表会の最初には取締役の五嶋裕士氏と朴賢駿氏が登壇し、改めてグラビティ及びグラビティゲームアライズ株式会社の紹介が行われた。日本からグローバル展開をしたいという展望や、インディーズタイトルのパブリッシングについても発表され、自社での企画開発の第一弾がこの後発表予定の『東京サイコデミック』と『神箱』と紹介していた。

東京サイコデミックは2Dと実写を融合させた「リアル」な捜査ゲーム!

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▲東京サイコデミックの紹介を行う神崎喜多氏(左)と石井政仁氏(右)。

画像▲2Dのイラストと実写を組み合わせたゲームシステムの解説。

続いて、東京サイコデミックのプロデューサーの神崎喜多氏とアシスタントプロデューサーの石井政仁氏が登壇し、東京サイコデミックの紹介を行った。ゲームの舞台は突如新型ウイルスが蔓延したパンデミック発生から3年後の東京。パンデミックは収まったが「人体発火現象」のような不可思議な事件が多発しているという物語の設定が紹介された。さらに、2Dと実写を組み合わせたリアルな捜査の体験がポイントで本当に捜査しているような体験を得られるようだ。

最大の特徴はエビデンスボードによる推論から進むゲームシステム!

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また、エビデンスボードと呼ばれるシステムが最大の特徴で、これまでの推理ゲームのように選択肢を選ぶだけで進むのではなく自分から証拠を見つけて証拠から推論を立てて進めるのがゲームの流れと紹介していた。海外の推理ドラマに出くる”ウェビング”を彷彿とさせるシステムは筆者も非常に興味をそそられた。

東京サイコデミックは5月30日に発売!

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ゲームのシステム紹介の後には発売日やプラットフォームの情報について紹介された。東京サイコデミックの発売日は5月30日となっており、プラットフォームはSwitchやPS5・PS4のようなコンシューマーゲームからPCのSteamといった様々なプラットフォームにて展開されることも併せて紹介されていた。所持している様々なゲーム機で遊べるのは手に取りやすく嬉しいポイントだ。

栢原隆一役の森田成一さんが登場し収録の裏話へ

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▲東京サイコデミックについて語る森田成一氏。

東京サイコデミックのゲーム紹介後は「栢原隆一」役の森田成一氏が登場し、改めてゲームについてや収録の裏話についてトークが行われた。格闘ゲームやレースゲームが好きと話しており、一方でパズル系のゲームも遊ぶとのことで、一人で黙々とプレイする東京サイコデミックとの相性の良さがうかがえた。ゲームの内容についても謎解きゲームではなく「捜査」に近いゲーム性というのが強調されていた。また、演じた「栢原隆一」について共感した部分や台本を読んだ時の難しさにも言及していたのが印象的だった。

神箱は世界を修復しながら世界を作るゲーム!

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続いて神箱の完成披露発表会が開催された。こちらも引き続きプロデューサーの神崎喜多氏とアシスタントプロデューサーの石井政仁氏が登壇しゲームの紹介を行った。神箱は大災害で崩壊してしまった世界を舞台にプレイヤーは”修復者”として世界を修復しながら創造をするワールドクラフトRPGとなる。プレイヤーはパズルやモンスターとの戦闘、建物のクラフトを行いながら世界を冒険する。

なんと開拓できるマスは20,000マス!100時間以上遊べるゲームに!

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神箱はとてつもなく膨大なゲームボリュームを誇り開拓できるマスは20,000マス、建築できるマスは500,000マスと紹介されていた。さらに、メインクエストも200以上もあり100時間以上遊べるようになっているようだ。プレイヤーごとに異なる遊び方や進め方ができる、まさに“あなただけの物語”と言えるようなゲーム内容になっている。

神箱の発売日は8月29日に決定!

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ゲーム内容の紹介後に神箱の発売日は8月29日と発表された。日本先行発売となっており、東京サイコデミック同様に複数のプラットフォームにて発売されるようだ。ダウンロード販売はSteamを含む複数展開になっているが、パッケージ版はSwitchやPS5を対象に発売予定だ。ボリュームが多いタイトルだけにプレイヤーが遊びたい形で遊べるのは嬉しい限りだ。

イリス役の市ノ瀬加那さんが役の印象や設定についてトーク

画像▲神箱のイリス役について語る市ノ瀬加那氏。

発売日の発表後、神箱に登場するイリス役の市ノ瀬加那さんが登壇し、演じた役の印象や設定についてトークを行った。好きなゲームはかつてシューティングゲームをよく遊んでいたとのことだ。神箱の印象についてもトークが行われ、やりこみ要素が多い印象でBGMが気にいっていると語っていた。役のイリスについてはゲームを遊ぶプレイヤーが楽しめるようなセリフのイメージで収録していたとのことだ。神箱を遊ぶ際にはイリスのセリフにも注目だ。

発表会の最後にはフォトセッションも!

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発表会の最後には『東京サイコデミック』と『神箱』のゲームパッケージやパネルを背にゲストの森田成一さんと市ノ瀬加那さんのフォトセッションも行われた。フォトセッションの終わりには登壇者全員での集合写真も撮影され、終始和やかな雰囲気で発表会は終了した。

試遊会で『東京サイコデミック』と『神箱』をライターがプレイ!

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発表会後には試遊会が開催され、筆者が実際にゲームを試遊してみた。発表会ではPCの他、PS5など複数のプラットフォームで展開予定とあった通り、試遊会においても複数のプラットフォームが用意されており、力の入り具合がうかがえた。今回筆者はどちらもPCでプレイを行ってみた。

神箱は映像が綺麗でプレイヤーフレンドリーで遊びやすい!

画像▲マップ移動の様子。プレイヤーが未開拓の土地の上を歩くことで道が開かれる。

画像▲歩いている場所に合わせてマップの雰囲気も変わるのが印象的だった。

画像▲パズルをクリアすると土地の修復ができ先に進めるようになる。

最初に神箱の試遊を行ってみた。神箱をプレイした第一印象は映像が綺麗という点だ。各キャラクターイラストはもちろん、ゲーム内も背景や建物も美しく容易に世界観に入り込むことができた。発表会のトークで市ノ瀬さんが語っていた通りBGMも落ち着いた雰囲気で長くプレイすることを考えられていると感じた。

画像▲目的地の上にガイドの鳥(マーキングバード)が飛んでいる様子。

特に特徴的だと感じたのはプレイヤーフレンドリーが徹底されている点だ。これから向かう目的地には鳥が飛んでおり視覚的に向かうべき場所がわかりやすくなっている。現在の目的も常に画面上に表示されているので、何をするべきかや本来の目的を見失わずに進められた。発表会の中で子供から大人まで楽しめるようにしていると言及があったように普段ゲームを遊んでいない人にも触りやすいタイトルになっていると感じた。

東京サイコデミックはまるで刑事ドラマに入ったような感覚に!

画像▲Live2Dによりセリフに合わせて表情や体が動く立ち絵。

画像▲実際の防犯カメラの映像のような実写の映像から手がかりを探す。

続いて東京サイコデミックを試遊してみた。ストーリーはキャラクターの立ち絵イラストで進み、事件の捜査は実写の映像や写真を用いて進める。少し試遊しただけでもまさに2Dと実写の融合と言えるゲームになっていた。ストーリーパートのキャラクターの立ち絵はLive2Dにより、表情が変わったり動きがあったりとプレイヤーに魅せる工夫が見えていた。また、実写の映像を用いて捜査するのが衝撃的で本当に防犯カメラを見ながら解析しているような気分になった。映像を見て拡大や巻き戻しをしながら証拠を見つけるのはしっかりと”リアル”さが感じられた。

画像▲見つけた証拠を仲間と共有しながら捜査を進める。

また、ゲームシステムの特徴として証拠の手がかりを見つけるだけでは証拠になり得ないというのも興味深い点だ。プレイヤーだけでは判別できないことや知らない点は捜査に協力してくれる仲間と共有することで知識や見解を得て初めて証拠になる。証拠を見つけると勝手にプレイヤーキャラクターが理解してくれるのではなく、しっかりと学びの段階を挟むのが印象的だった。

どちらもボリューム感を感じる丁寧な作りのゲーム

今回試遊を行った『東京サイコデミック』と『神箱』はどちらもボリュームを感じる作りとなっており、じっくりと腰を据えて遊びたいと感じたゲームだ。また、映像やグラフィックも随所に拘りが見える丁寧な作りの印象だ。気になった方はぜひプレイしてみてほしい。

ゲームシステムやゲームの内容を中心に紹介された今回の発表会は、『東京サイコデミック』の発売後のコラボレーション情報や『神箱』の発売日が正式に発表され、会社としての新たな展望もうかがえる非常に興味深いものになっていた。また、『東京サイコデミック』に出演されている森田成一さんと、『神箱』に出演されている市ノ瀬加那さんによる演技の拘りや収録の裏話など普段は聞けない濃い情報も得ることができた。発表会を振り返りながら発売日を心待ちにしたい。

『東京サイコデミック』の概要

タイトル:東京サイコデミック 発売日:2024年5月30日(木)※日本先行発売 ジャンル:2D×シネマティック・リアル科学捜査シミュレーション 公式サイト:https://tokyo-psychodemic.com/ 公式X(旧Twitter):https://x.com/tyo_psychodemic PlayStation Store URL:https://store.playstation.com/ja-jp/concept/10008939 My Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000069561.html Steam URL:https://store.steampowered.com/app/2397140/_/

『神箱』の概要

タイトル:神箱-Mythology of Cube- 発売日:2024年8月29日(木)※日本先行発売 ジャンル:ワールドクラフトRPG 公式サイト:https://kamibakocube.com/ 公式X(旧Twitter):https://twitter.com/KAMiBAKO_mc PlayStation Store URL:https://store.playstation.com/ja-jp/concept/10008937 Steam URL:https://store.steampowered.com/app/2081340/

©GRAVITY GAME ARISE Co., Ltd.

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