2023-12-08

【プレイレポート】課金だけが全てじゃないぜ!1週間でどこまでいけるのか、(ほぼ)無課金ストラテジーチャレンジ|三国戦志

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以前ゲームエイトでは、勢力同士の大規模な争いが楽しめる三国志ストラテジーアプリ『三国戦志』のレポートを掲載していたが、「ストラテジーゲームなんてどうせ廃課金者しかいないんじゃないの?」と思って敬遠されたりはしていないだろうか。それはあまりにもったいない!

ということで、今回はこの『三国戦志』を舞台に、1週間(ほぼ)無課金でがっつりプレイすればどこまでイケるのか!?を実地検証させていただく。ストラテジー系のゲームが気になってはいるけど、なかなか手を出しづらくて……という方はぜひご一読あれ!

いざ出陣!三国志世界に覇を唱えるのだ!

ということで早速出陣!うおおやったるぜ!今回の勢力は特に何も考えずにボーナスが付いていた呉を選択してゲームを開始。吾れ呉国の柱石たらんや……などとウキウキしながら初めたのだが、この選択が後々の苦難の道へと繋がっていくのであった。

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さて、三国戦志がどのようなゲームなのかについては過去のレポート記事を参照して頂きたいが、ざっくり言ってしまえば「よくあるタイプのストラテジーゲーム」である。

各プレイヤーは自身の「領地」を持ち、そこを発展させることで木材や兵糧といった資源を得られ、そうした資源を使って勢力を強化しながら、全国マップ上のさまざまな拠点の攻略を目指す……というものだ。ただし本作は始めから勢力が魏・呉・蜀の3つに絞られているという点は少し珍しいかもしれない。各プレイヤーはいずれかの大勢力に属して天下統一を目指すことになる。

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また英雄(武将)がかなり入手しやすいというのもこのゲームの大きな特徴の一つだ。マップ上に出現する「英雄試合」や、「狩猟」「訪問」といった、クリアすると英雄の欠片がもらえるタイプのイベントが出現することに加えて、そもそも募集(ガチャ)自体もなんかめっちゃ引ける。「言うてそんなの最初だけだろ〜」と筆者も思っていたが、とりあえず1週間が過ぎた現在でも割と毎日そんな感じである。本当にめっちゃ引ける。

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▲「狩猟」や「訪問」には専用アイテムが必要だが、特定の英雄の欠片を効率よく集められる。

ただし、ガチャに関しても入手できるのは英雄の「欠片」で、「欠片」を集めることで英雄を入手したり、突破(いわゆる凸)をすることができる、という仕組みになっている。突破はかなり段階が多く、まず星5まで強化したあとにカードの色が紫に変わり、そこからさらに星5まで強化、それから色が金に変化して星5まで……と、完全強化しようと思うと道程はかなり長い。だからその分英雄の欠片は入手手段が多く、大量に手に入るようになっている、というわけだ。

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▲募集(ガチャ)は小飲、豪飲、盛宴の3種類。通常ガチャにあたる豪飲を引くためのアイテムはプレイしていれば毎日かなりの数入手できる。

またゲームを少し進めれば、初心者へのボーナスとして「宿命英雄選択箱」がもらえる。これは最高レアである国士・女傑ランクの「関羽」「張遼」「貂蝉」「孫尚香」のいずれかを選択して入手できる嬉しいアイテム。と言っても、このゲームもとりあえず高レアの英雄さえ集めていれば戦力を強化できる、というほど甘いわけではない。

戦力を整えるためには英雄以上に重要なポイントがあって、それがスキルだ。英雄は率いる兵種に応じて複数のスキルを覚えることが可能で、これはカスタマイズ性がかなり高い。ただし習得・強化には「スキルの欠片」を消費するため、同じスキルを使う英雄を同時に育成するのはなるべく避けたほうが良い。

画像▲せっかくなので俺はこの髭の長いおじさんを選ぶぜ!関羽は強力な英雄だが、初期段階ではスキルも貧弱なため、しっかり強化して上げる必要がある。

例えば、ゲーム開始時にもらえる馬超は、レアリティ上は上から二つ目の「名将」ではあるものの、ステータスは知力を除いて高く、なかなか高性能の英雄だ。ただし馬超は兵種が「騎兵」と「方士」であり、これは先ほど紹介した、初心者へのボーナスとしてもらえる英雄の1人である張遼と兵種がまるっきり被ってしまう

兵種の同じ英雄のスキルをまんべんなく育てようとすると、両者の育成速度が落ちてしまうため、張遼を使いたいのなら馬超は育てないほうがいいかもしれない。ただ馬超はミッションの報酬などとして大量に欠片を入手できるようになっているため、育てやすいことは間違いない。何を重視するかはプレイヤー次第だ。

画像▲兵種が被っていると、当然取得できるスキルも被りやすい。序盤のうちはなるべく兵種の近い武将を同時に育てない方が良い。

2週間遅れのスタートダッシュ〜まずは官邸Lvを上げるべし〜

とまあそんな感じでプレイスタートしたのだが、開始してすぐに気がついたことが一つ。「なんか蜀が強くない!?」

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▲サーバーオープンから約2週間。三国が覇を競い合っているが、蜀の元気が良すぎる気がする……

今回、筆者はおよそ2週間前にオープンしたばかりの新サーバーでゲームを開始したのだが、蜀の勢力がかなり膨張して魏や呉の国境を蚕食している。本タイトルに限った話ではないが、『三国戦志』でも領土が広いほうが資源や英雄の獲得機会の面で有利になりやすい。倭国の金吾中将よろしく筆者も勝ち馬に乗るのが大好きなので、「やっぱ蜀にすればよかったかな?」なんて思ったりもしたが、ええい、いまさらそんなことを言い出しても始まらぬわ!こうなれば地道に戦力を蓄えて呉国を隆盛に導かねば!

……と、気持ちよく役に入り込んだはいいものの、周囲に比べ2週間遅れで始めたこともあり、ほかプレイヤーとの戦力差は絶望的。トップがn十万とかの戦力を有しているのに比べ、自身の戦力はわずか数万……こ、このままでは城攻めも満足に行えない、速急に戦力を確保しなくては!

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▲開始2日目の戦力がこんな感じ。いやこれでも頑張ってる方だとは思うんですけど……

戦力に影響する要素はいくつもあるが、特に重要度が高いのが領地の官邸Lvと爵位の存在だ。この二つは強化可能な段階が結びついており、編成可能な部隊数や英雄のレベルに影響する。その他の強化要素もこれが上がらないと開放されないものも多い。そのため戦力を上げるには、まずはこの二つを上げていく必要がある。領地の強化には黄金(本作における課金アイテム)も惜しまず投入して強化時間を短縮すべきだろう。もちろん黄金はガチャにも使えるのだが、前述の通り英雄の欠片はほかにも入手手段があるため、序盤は領地強化に集中して使うのが良さそうだ。

また地味ながら忘れていけないのが、他ゲームで言えばデイリーミッションに当たるような「政務」の存在だ。政務は毎日限られた回数しかクリアできないが、爵位を上げる条件としてこの政務のクリア数があるため、これは絶対に疎かにできない。また政務では英雄の欠片を入手する「狩猟」や「訪問」のために使うアイテムも獲得できるので、そういった任務は特に狙い撃ちにしたい。

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▲政務は1時間おきに更新されるが、3回までは無償で手動更新することもできる。実行できる政務の回数を黄金で買うのも手段の一つだ。

そんな感じでちびちびと領地を発展させながら、フィールドに現れる異民族の侵入や、毎日決まった時間に戦闘が発生する黄巾賊の襲撃などもしっかり対処していく。現在の戦力では他のプレイヤー勢力とはとても戦えないので、こうしたNPC勢力は戦功や勲功を稼ぐ大きなチャンスになるからだ。

また、ある程度官邸Lvを上げると、各地にある「産業」を占拠することで、時間経過で該当する資源を得られるようになる。例えば村を占拠することで銀両が得られる、などだ。各産業にはそれぞれレベルが設定されており、高レベルのほうが入手できる資源も多いが、そうした産業を占拠するにはこちらにもある程度戦力が必要だし、そもそも産業が他勢力の勢力圏にあると当然占拠はできない。呉のみんな〜頑張ってくれ〜〜

画像▲異民族の討伐や産業の占拠など、資源を入手するためにやっておくべきことは多い

今回は課金ゼロプレイです!(課金がないとは言ってない)

周囲のプレイヤーたちより一週以上遅れていると、どうしても悪魔の囁きが聞こえてくる。「課金だ……課金はすべてを解決するぞ……」

だが待て、一時の誘惑に流されて金を突っ込むのは簡単だが、今回のレポートは無課金プレイが趣旨……そんな誘惑に負けては……。いやでもよく考えたらカロリーゼロの食品だって実際はカロリーゼロではないんだし、もしかしてちょっとだけの課金なら課金ゼロを主張できるのでは……?ちょっとだけ、ちょっとだけならいいのでは……?なんていう誘惑に負けて700円だけ課金してしまった。笑え……意志の弱い俺を……笑ってくれ……。

画像▲課金は悪い文明だが、この瞬間だけはオレの心を満たしてくれる……

ただし、700円ではあるけれども割と限界まで色々乗っけた700円だと思うので、たぶん趣旨としては間違っていない……と思う。というのものこのゲーム、課金を行うといろんなものがおまけで付いてくるのだが、様々なきっかけからタイムセールのようなものが始まるため、うまくタイミングを見計らって課金すれば、様々なボーナスを惑星大直列みたいな感じにまとめることができるのだ。

今回の例でいうと、まず(1)300黄金(¥700)の購入で7日間のデイリーボーナス(合計2800黄金)、(2)初回課金によるボーナス(英雄1体+アイテム色々)があることに加え、(3)官邸がレベルアップした際に始まるボーナスが3つ分(官邸Lv9,10,11)、(4)ランダムで出現する政務のクリア数を増やしてくれるボーナスまでが加わっており、もちろんそこに(5)購入分の黄金も入る。まんまと運営側の思惑に乗せられているような気もするのだが、これだけ上積みされると脳みそがふにゃふにゃになってしまい、「これは……実際安いのでは……???」という感じになってしまう。

画像▲今回上積みされたボーナス一覧。これだけ色々揃ってしまうと、「も、もったいない……」という気持ちが湧いてしまうんだよね……

プレイしていて感じたこととして、率直に言ってこのゲームはガチャを引くための課金はそんなに必要ない。前述の通り、英雄の欠片はガチャ課金に手を染めなくてもいくらでも手に入るからだ。もちろん、湯水の如くじゃぶじゃぶお金を使える石油王なら話は別だが、そうでない限りは基本的に時間を買うためのもの、という意味合いが強い。逆に言えば、のんびりやりたいなら課金なしでも構わないだろう。正直今回の私は「せっかくレポート書くんだし、1週間のうちにいい感じのとこまで行きたい……」という欲望に負けました。

とはいえ、せっかく課金するなら少しでもお得に課金したいというのが人情というもの。それをしっかり伝えるのもライターとしての正当な役割だったのではないであろうか?いやそうに違いない!そういう意味で、私が欲望に負けてしまったことも大いに意義があったと言えるだろう。うん、そういうことにしておこう。

出た杭はみんなで叩こうほととぎす!合従連衡もストラテジーの醍醐味!

さて、話をプレイに戻そう。三国戦志では1サーバーに所属するプレイヤーの数は比較的少ない。とは言え数百人ものプレイヤーが参加するゲームで、自分一人がどれほど気を吐いたところで、できることなどたかが知れている。このゲームで大事なのは他プレイヤーとの協力!……あるいは空気を読む力かもしれない。

各勢力では、高い実力をもつプレイヤーがそれぞれ指導的な立場になる王(皇帝)や軍師、将軍などの地位に任命されることがある。王などは戦功にバフをかける特殊な指令を出すことができるため、勢力全体で攻める場所をある程度絞り込みできるのだ。要するに、みんなが攻めてる場所を攻めるのが大事ってことだ。

画像▲指令がくだされると、特定の戦場における獲得戦功が大きく増加。他プレイヤーの多くも指定された場所に向かうため、大戦闘が発生することも。

また、プレイヤー同士の話し合いによって一時的に同盟が組まれる……なんてこともある。今回も蜀の膨張に危機感を抱いた(正確なところはわからないので想像で書いてます)呉と魏の首脳陣が同盟を結ぶことを決定、それが国主プレイヤーなどが使用できる国家布告にて発表され、ここに対蜀大同盟が結成されたのである!ワァァァ!呉王バンザーイ!魏王バンザーイ!

今回のような同盟は、実はゲームシステムとして用意されたものではない。プレイヤー同士の思惑が一致したからこそ起こったことであり、このように生身のプレイヤー同士のやりとりによって勢力同士の均衡が揺らいだりすることもストラテジーゲームの醍醐味の一つだ。遊んでいるのが全員個々の思考を持ったプレイヤーであることで、CPUとの戦闘にはない緊張感が生まれる。

画像▲同盟が結ばれた直後のシーンはスクショ取り忘れました……けどこんな感じで呉王のプレイヤーさんからその後も布告が出ている。同盟はシステムとして用意されたものではないため、間違って攻撃したりしないように布告はちゃんとチェックしておく必要がある。

で、1週間でどれくらい強くなれるの?

さて、そんなこんなで英雄の欠片を集めたり資源を集めたりして1週間。官邸レベルも順調に上がり、最終的に戦力は10万を突破!全体から見ればまだまだとは言え、1週間ってことを考えるとけっこう頑張ったんじゃないですか!?

試しに我が呉の国のプレイヤー状況を調べてみると……ぎりぎり戦力値で100番台に潜り込むことができた。しかしこうして見ると、当たり前だが他のプレイヤーも戦力を伸ばしているのがよく分かる。さすがに元々強化の進んでいる上位のプレイヤーはそれほど極端に伸びたりはしないはずだが、1週間あればプレイヤーの状況は大きく変わるのだ。

画像▲ギリギリ100位圏内に潜り込めた!サーバーのオープンから2週間経過してから始めたので、これでもけっこう頑張っていると思う。

このくらいまで強化できれば、他プレイヤーの部隊が籠もっていない空城ならなんとか落とせないこともない。まあもちろん、他プレイヤーの部隊には勝てないことのほうが多いのだが……ともかくようやくスタートラインに立ったわけで、ある意味ここまでのプレイはほとんど土台作りのようなものだ。『三国戦志』らしいゲームが始まるのはここからと言ってもいいだろう。

序盤のうちは編成に使う英雄を強化していくくらいしか戦力をアップさせる方法はないのだが、官邸Lvが上がることでそれ以外にも様々な選択肢が現れる。例えば「幕府」は、編成に入れていない英雄を使うことで、能力にバフを掛けられるというもの。英雄の強化度合い(レベル、突破、スキルなど)に応じてSからCまでのランクが決まり、高ランクの英雄を幕府に編成することで実働部隊の能力を強化できる。そのため編成に使用する以外の英雄を強化する必要性も高まる。

また、技術や研究といった、特定の兵種全体の能力を底上げするようなコマンドも官邸Lvの上昇に伴って開放される。こうして打てる手段がどんどん多くなっていくため、ある程度官邸Lvを伸ばしてからのほうが、戦力全体の伸び幅は大きくなりやすいのだ。そういったこともあるので、とにかく序盤は領地と官邸(&爵位)の強化を急ぐ方針がおすすめだ。

画像▲技術や研究は複数の部隊を一気に強化できるが、資源を大量に消費するこまったやつでもある。産業の制圧などを進めて、資源をしっかり確保しておきたい。

とは言え、プレイするたびに状況が大きく異なることもあるのがこうした多人数が参加するストラテジーゲームの面白いところ。今回は筆者の意見としていろいろ書かせてもらってはいるが、これが他のプレイヤーにとっても十全に役立つというわけでもないだろう。

自分にとってベストなプレイとはなにか、それを知る方法は、もちろん自身で実際にプレイしてみること!いろいろ試してみないと分からないしね。一見して「よくわからない」「複雑そう」と思われがちなゲームジャンルではあるものの、一度流れさえ掴んでしまえば意外とわかりやすく、三国志の英雄のような気分になってロールプレイを楽しむのも一興だ。興味があるならば食わず嫌いせず、ぜひ一度遊んでみてはいかがだろうか。

三国戦志について

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タイトル:三国戦志 ジャンル:ストラテジー 対応機種:PC(ブラウザ) / スマホ(ブラウザ) ※推奨ブラウザはchrome 公式Twitter:https://twitter.com/6699_jp プレイURL:https://6699.jp/

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[提供]株式会社6699

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