
『仁王3』の評価レビュー。捌き(パリィ)による成長している感、ビルドとハクスラの試行錯誤など、死にゲーが苦手な人でも夢中になれる要素が詰まっていました。九十九やすけびとなど、遊びやすい工夫が随所に感じられる一本です。
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※スコアは執筆時点のものです。ユーザー評価などを加味して変更する場合があります。
| 総合スコア | |
|---|---|
| 80/100 |
『仁王3』の評価は、100点満点中80点です。
本作の評価は、死にゲー初心者でも「上手くなっている」と実感できる成長感と、ビルド・ハクスラの試行錯誤の楽しさにフォーカス。捌き(パリィ)が決まった瞬間の手応え、自分に合った武器やステータスを見つけていく過程、九十九やすけびとによって詰みにくい設計など、死にゲーが初めての筆者でも楽しめる工夫が随所に感じられました。これだけの遊びやすさと奥深さを両立している点を評価し、80点としています。
|
・努力が報われる、理不尽じゃない難易度
・自分だけの「勝ちパターン」を作る楽しさがある ・九十九+すけびとで「詰み」にならない設計 |
| ・回復薬がアイテム制なのは慣れが必要 |
『仁王3』は、死にゲーが苦手な方にこそ、手に取ってほしい作品です。筆者自身、死にゲーがほぼ初めてでしたが、パリィや九十九化身、すけびと召喚といった仕組みのおかげで、詰んだと感じる場面はほとんどありませんでした。やればやるほど確実に上達できる難易度設計になっているので、最初の壁さえ乗り越えれば、どんどん先へ進みたくなります。
もちろん死にゲーに慣れている方にも、ビルドやハクスラの奥深さで長く楽しめる内容になっています。体験版もあるので、気になる方はまずそちらから試してみるのがおすすめです。

『仁王3』は、Team NINJAが開発するダーク戦国アクションRPGシリーズの最新作です。妖怪に支配された日本を舞台に、江戸・戦国・平安・幕末と時代を越えた戦いが繰り広げられます。
本作の特徴は、シリーズ初のオープンフィールド採用と、「サムライ」と「ニンジャ」の2スタイル制。捌き(パリィ)や九十九化身などの戦闘システムに加え、敵から装備を集めるハクスラ要素も充実しており、オンラインマルチプレイは最大3人まで対応しています。
拡大筆者は、いわゆる死にゲーをほとんど遊んだことがありません。最初のボス・山県昌景を倒すのに1時間以上。馬場信春にいたっては、撃破まで2週間近くかかりました。そんな筆者が『仁王3』でいちばん驚いたのは、「気づいたら上手くなっていた」と思えたことです。
最初はパリィを覚えても、まったくタイミングが合いません。ほぼ回避だけで必死に生き延びる状態でした。そこで、攻撃頻度が多めな服部半蔵の「鬼の修練」に通い続けることに。最初は本当に弾けず、何度も半蔵のお辞儀を見ることになりました。それでも繰り返しているうちに少しずつ手が勝手に動き、今では半蔵をパリィ責めにできるように。気づけば鬼の修練は、ボス前に「今日の調子を確かめる」ためのルーティーンになっていました。
このようにパリィが安定してくると、戦い方が本当に一変します。「攻撃を受け止められる」という感覚をつかめると、敵の攻撃前後で動きを見る余裕が生まれ、すぐ反撃できるし次に何をするかも落ち着いて考えられる。ボタンを連打していた頃とは、まったく別のゲームのようでした。
また、この「上達している感覚」を強くしてくれるのが、パリィ成功時の「ガキィーン」という金属音です。この音が鳴ると、「今のは完璧だった」とはっきり分かり、かつ音と操作の手応えが一致することで、自分がうまく立ち回れている実感がちゃんと味わえるわけです。
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拡大このように途中嫌になりながらもパリィの練習をし、そして馬場信春を倒した瞬間、思わず「うぇっ!倒せたのか!」と声が出ました。2週間地道に遊んでようやく届いた、純粋な達成感です。筆者のように死にゲーが苦手な人ほどこの感覚は特別なものになるはずですし、この感覚を味わえるからこそ、仁王3はやめられなくなるんだなと感じた瞬間でした。
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拡大最初、筆者は斧(金棒)でボスに挑んでいました。一撃は重いのですが、振りが遅くパリィも決めづらい。馬場信春に何度もやられるうちに「自分には合っていないかもしれない」と感じ始め、思い切って刀に持ち替えました。ステータスも体力と武に振り切っていたものの、スタミナ切れで倒されることが多かったため、体力と心を重視した配分に変更。結果として、刀に替えたことで馬場信春に勝てたと言っても過言ではないくらい、筆者のスタイルにバチっとハマりました。
下構え+パリィで攻撃を弾き、剣気から乱迅剣で攻撃をつないだり、足蹴りしたりで相手のスタミナを削る。このように「ゴリ押し+一撃の強さ」に頼るスタイルから「まずは倒されないようにする逃げ腰」型に切り替えたとき、急に戦いが安定!「最強は置いておいて何が戦いやすいのか」を自分なりに追求していく間はやっぱり楽しいです。
また、ハクスラ要素も忘れちゃいけません。筆者はボーダーランズシリーズが大好きなので、敵を倒すたびに武器が落ちるだけでも楽しいのですが、不要な装備でも奉納すれば仙薬などに変えられるため、どんなドロップにも無駄がないのも◎でした。
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拡大筆者のような死にゲーが苦手な人間にとって一番避けたいのが「どうやっても先に進めない」という詰んだ感覚です。仁王3はその点、逃げ道をちゃんと用意してくれています。まず九十九化身ですが、発動中はHPが減らなくなる+高火力を叩き込めるため、チャンスの時でもピンチの時でも活躍してくれます。ゲージは時間とともに減っていくので無敵というわけではありませんが、「ここさえ乗り越えれば」という場面で使える保険としても使えます。筆者も何度もお世話になっていますし、初心者ほどこの存在に何度も救われるはずです。
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拡大次にすけびと召喚。義刃塚にお猪口を供えるとNPC(もしくは自動で動く他プレイヤー)が、おともとして助太刀してくれます。これが本当に助かる要素で、すけびとがいるだけでボスの注意が分散されるため、かなり戦いやすくなります。お猪口は血刀塚の敵を倒したり、フィールドで無限復活する敵から集められるので、再召喚しやすいのも大助かり。「すけびとに任せて逃げ回るだけ」という戦法すら一応成立するのも、余裕につながりました。
やられるたびに「もう2度とせん!」と思うのに、気づいたらまた挑戦している。それはこうした逃げ道があるからこそだと思います。
拡大
拡大仁王3の回復薬はアイテム制で、不要な武器や装備を奉納することで仙薬などに変換できます。ハクスラで拾い続けていれば自然と補充されていくので、慣れてしまえばそこまで困ることはありません。
ただ序盤は、被弾が多い分だけ回復薬の減りが早く、在庫管理に少し気を使う場面があるかもしれません。とはいえ、パリィや立ち回りが身についてくると被弾自体が減っていくので、自然と解消されていく部分でもあります。回復薬を節約しようと立ち回りを工夫するうちに、いつの間にか「死にゲーの体」になっていた、というのが筆者の実感です。
拡大仁王3は前作までの良さをそのままに、遊びやすさをさらに磨いた作品です。まず大きな変化が、シリーズ初のオープンフィールドの採用。マップを自由に探索できる設計で、どこへ行くか、どう進めるかを自分で決められるのが特徴です。
次に、サムライとニンジャの2スタイル制が新登場。重い一撃で正面から戦うサムライと、素早い動きと空中アクションが得意なニンジャを切り替えながら戦えます。筆者はサムライをメインに使いつつ、場面によってニンジャに切り替えていました。特に便利だったのが、ニンジャスタイルで手斧を擬似的な遠距離武器として使える点。残弾を気にせず飛ばし続けられるので、苦手なボスに対して距離を置いて戦う「逃げ腰戦法」も成立します。正攻法だけじゃなく、こういった抜け道を自分で見つけられるのもこのゲームの面白いところです。
そして筆者が一番恩恵を感じたのが、捌き(パリィ)です。敵の攻撃をタイミングよく弾くと気力を回復しつつ反撃に転じられます。死にゲー初心者ほど、これを覚えるかどうかで戦いやすさが大きく変わります。シリーズ経験者にも初挑戦の人にも、注目してほしいシステムです。
| 機種 | ・PS5 |
|---|---|
| 検証状況 | ・2回目山県昌景に挑戦中 |
| タイトル | 仁王3 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年2月6日 |
| 価格 |
【PS5】 ・通常版(DL・パッケージ):9,680円 ・TREASURE BOX:16,280円 【PC(Steam)】 ・通常版(DL):9,680円 ・Digital Deluxe Edition:15,180円 |
| 対応機種 | PlayStation 5 / PC(Steam) |
| ジャンル | ダーク戦国アクションRPG |
| プレイ人数 | 1人(オンライン:最大3人) |
| メーカー | コーエーテクモゲームス |
| 年齢制限 | CERO D(17才以上対象) |
| 公式X | 公式X |
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