Elementa Gamesが放つ期待の新機軸タイトル、『白銀の城(Silver Palace)』の先行プレイにゲームエイトライターが参戦!本作は、理性的かつ行動力溢れる「探偵」を主人公に、偽りの平和に隠された陰謀を暴く本格的なミステリーが展開される。本稿では、世界観やゲームシステムなどを中心に注目ポイントをまとめていくぞ!
※記事内容は開発段階のものです。正式版と内容が異なる場合があります。
『白銀の城(Silver Palace)』とは

『白銀の城(Silver Palace)』は、Elementa Gamesが開発を進めている期待の新機軸タイトルだ。舞台は『シルバニア』と呼ばれる街。三年前の悲劇をきっかけにこの地を離れていた主人公(探偵)が、再び戻ってくることから物語は動き出す。
未熟な治安、不透明な貴族政治…。偽りの平和の裏側でうごめく巨大な陰謀を、持ち前の明晰な思考力で解き明かしていく、まさに”探偵の黄金時代”を体現する物語になっている。

本作では、開始時に主人公の性別を選択することが可能。特筆すべきはそのビジュアルで、「理性的な眼差しが光る男性探偵」と「凛とした佇まいの中に鋭さを秘めた女性探偵」、どちらも甲乙つけがたいほどデザインが秀逸だ。
正直なところ完成度があまりに高すぎて、どちらで始めるか悩み抜いた末に「なかなかゲームをスタートできない」という嬉しい悲鳴(?)をあげることになった。(筆者は数分間、選択画面でフリーズしてしまったほどだったのだが、今回のCBTでは女性のみの選択となっていた…)
そんな、始める前から心を掴んで離さない『白銀の城』の先行プレイに、ゲームエイトライターが参加してきた。実際にプレイしてみて分かった唯一無二の世界観や手に汗握るゲームシステムなどを余すことなくお届けしていくぞ!
極限の写実美!ため息が漏れるほど美しい『シルバニア』の街並み

本作の最大の魅力であり、プレイヤーが最初に直面する衝撃は、間違いなく最高クラスのグラフィッククオリティだろう。今回の先行プレイでは、街を歩き回ることができたのだが、街に繰り出すだけでも十分楽しめてしまうほどの作り込みだ。あまりの密度の高さに、探索の手を止めて数分間、ただただ美しい世界に見惚れてしまう場面が何度もあった…。

単に解像度が高いというだけでなく、光が当たる造形物、石畳に反射する夕日、路地裏の深い闇に落ちる影のコントラストが、クラシックでミステリアスな雰囲気を完璧に演出しているのだ。特に、光が遮られた場所の重い空気感や湿り気を帯びた風が吹き抜けるような”空気の温度まで感じる描写”には、一人のゲーマーとして正直驚愕させられた。最新のゲームエンジンをフル活用していることが伺える、次世代のグラフィックと言っても過言ではない。
最新のゲーミングモニターでプレイすれば、没入感はもはや現実と見紛うレベルだろう。視覚だけでここまで納得させてくれるタイトルは、そうそうお目にかかれないはずだ。

街中にある水たまりの描写も見事の一言。細かな部分まで作り込まれているので、足を止めて見てしまう。反射する周囲の風景の歪みまで完璧に再現されており、開発陣の並々ならぬ執念を感じるポイントだ。


夜景も美しい…。”光と影”が織りなす芸術的な美しさは、スクリーンショットを撮る手が止まらなくなるほどだ。冷たくもどこか温かみを感じる光の演出は、物語の虚実を見事に象徴しているように思えた。
街に紛れる”人狼”…いつもの風景に溶け込む怪物を暴き出せ!

本作には、平和な街の裏側に潜む怪物”人狼”を探し出し、排除するという手に汗握るシステムが用意されている。
人狼は普段、我々が目にする日常の風景に完全なまでに紛れ込んでいる。見た目はごく普通の善良な市民と何ら変わりなく、隣で談笑している人物や行きつけの店の店主が、実は人を喰らう怪物である可能性も…。そんないつ日常が崩壊するか分からないという、背筋が凍るような緊張感を味わうことができるのだ。

▲一般人を観察してもなにの問題もない。しかし、常にどの人物が人狼なのか街を歩かなければいけないので、何気ない日常が急にスリリングなものに変化する。

▲左上にあるミニマップが赤くなっている場合、周囲に敵が潜んでいる。すぐ近くにいる場合は、危険感知が点滅するので常に気にかけながら探索するのがよいだろう。

筆者が実際に体験して感じたのは、疑心暗鬼こそが最高のスパイスということだ。何気ない日常の中にあるわずかな違和感を拾い上げ、聞き込みや証拠収集によって相手が人狼であることを確信に変えていく。
そして、化けの皮を剥ぎ、正体を暴き出して決着をつける瞬間…!探偵としての使命感と強敵と対峙するアドレナリンが同時に爆発するような感覚は、本作でしか味わえない唯一無二の体験だった。単なる犯人探しに留まらない、命懸けの人狼サバイバル要素は、間違いなく本作のキラーコンテンツと言えるだろう。
静かな探索から一転して「食うか食われるか」の死闘へと突入する瞬間は、本作の持つ魅力の正体だと言えるだろう。

▲街に潜む人狼の姿は様々だ。正体を現した瞬間の異形感と迫力は、思わず息を呑む完成度だ。
バラバラの証拠が”真実”へ繋がる――脳汁必至の推理体験

本作の主人公が探偵ということもあり、謎解きパートも用意されている。『マインド・パレス』の中に入ると、事件現場にいるかのような思考を巡らせることができる。リアルな状況を体験することで、どのような事件なのかを知れる面白いパートとなっている。

▲凄惨な現場では何が起こっていたのか…。ついついプレイする手が止まらなくなってしまうシステムになっている。現場に残された声なき証拠をパズルのように組み上げていく過程は、自身が実際に探偵になったかのような錯覚さえ覚えるほどだった。

『調査』パートでは、事件に巻き込まれた故人の遺体を調べることができる。調査可能な箇所を選択して、遺体から事件の手がかりを収集していく。遺されたわずかな痕跡から真実を手繰り寄せる感覚は、まさに”本格ミステリー”そのものだ。

▲もちろん遺体調査だけではなく、現場に落ちている手がかりから調査して推理を進めていくことも可能だ。現場に残された痕跡、不可解な位置にある小物…それら一つ一つに意味があり、無駄な情報は一つもないという緊張感がたまらない。

そして事件内容を確認できる『捜査ボード』にいくつかの手がかりと仮説を入れ込んでいく。捜査ボードを埋めていくことで、推理が進んでいく快感を味わうことができるのだ。バラバラだったパズルのピースがカチリと噛み合う瞬間、脳内を駆け抜ける快感は格別だ。
推理だけでは生き残れない!「静」と「動」が交錯するアクションバトル

探偵に必要なのは頭脳だけではない!本作には手に汗握るアクションも用意されている。敵の動きを見切り、隙を突く打撃を叩き込む「静(推理)」と「動(アクション)」のギャップが、プレイに心地よいリズムを生み出している。

必殺技を発動するとド派手なアニメーションと共に敵に攻撃を叩き込める。爽快感抜群のアクションバトルを存分に味わえる。スタイリッシュな演出が、戦闘のテンションを極限まで引き上げてくれているのだ。探偵らしく精密な動きで敵を翻弄し、一気に勝負を決める様は、まるで映画の主人公を操作しているかのような満足感がある。

必殺技の他にもスキルが用意されていたり、タイミングよくボタンを入力することで”パリィ”が発動することも。推理パートの緊張感とは対照的な、反射神経を研ぎ澄ますバトルの楽しさはクセになるぞ。
アクションとしての手触りも非常に良好で、格闘ゲーム好きも納得のレスポンスの良さを感じた。
自分だけの名探偵をビルドせよ!奥深い育成&装備システム

もちろん本作にもキャラクターを強化する豊富なシステムが用意されている。基本的な必要アイテムを選択してキャラクターをレベルアップさせる方法や、ツリー状に連なっているスキルを取得していく『メソッドの探求』、さらに『モーティヴ』という装備をキャラクターに装着することで強くすることができる。

▲『モーティヴ』は様々な絵柄が用意されているので、装備としてだけではなく鑑賞してみるのも面白いだろう。コレクション要素としても非常に満足度が高い。絵画のような美麗なアートワークは見ているだけで楽しく、ついつい全種類コンプリートしたくなってしまう魅力がある。

▲『メソッドの探求』では任意のスキルを強化していくことが可能だ。自分だけの”最強の探偵”を模索する楽しみがある。プレイヤーの性格が色濃く反映される面白い要素だろう。
あなたの論理が『シルバニア』の闇を照らす。真実に辿り着く準備はいいか?

「街の隅々に潜む鍵」——公式サイトに掲げられたこの言葉通り、本作は探索と考察が絡み合う、知的好奇心を刺激する一作になりそうだ。
「街の隅々に潜む鍵」を拾い集め、あなただけの”真実”をビルドしていく…。『白銀の城(シルバーパレス)』は、まさに「自分が物語を動かしている」という圧倒的な没入感を我々に与えてくれる。
今後、『シルバニア』の街で多くの探偵たちが真実を追い求める姿が見られることを、今から心待ちにしている。
さあ、あなたもこの美しくも残酷な迷宮の扉を叩き、自らの手で真実を掴み取ってほしい!
『白銀の城(Silver Palace)』の概要
© Elementa Games Co., Ltd. All Rights Reserved.
[提供]:Elementa Games
(編集・執筆/ゲーム山本)







