話題のオープンワールドアクションRPG『鳴潮(めいちょう)』。その新バージョンの先行プレイ会が中国・広州で開催された。本稿では、試遊会場の熱気に満ちた様子と新キャラの登場が予感させる今後の展開、さらには試遊会が行われた会場の様子やKURO GAMESオフィスツアーの様子をレポートしている。『鳴潮』ファン必見の内容になっているので、ぜひ最後までチェックしてみてほしい。
『鳴潮』とは

『鳴潮』は、中国のKURO GAMESが開発する、広大な世界を舞台にしたオープンワールドアクションRPGだ。スタイリッシュなアクションと個性豊かなキャラ、そして美麗なグラフィックで世界中の多くのゲーマーから愛されているゲームとなっている。
そんな『鳴潮』の最新Ver3.0を体験できる先行プレイ会が、中国・広州で開催された。この記事では先行プレイ会の様子やゲーム内容を中心にお届けしていくぞ!
中国・広州で先行プレイ会!試遊会場の様子をご紹介
試遊会場では新キャラの展示物が!

いざ先行プレイ会場に向かうと、新キャラの『リンネー』がお出迎えしてくれた!新バージョンの期待感を高めてくれるボードを目に、会場に向かう足も軽やかになってくる。


会場の入り口には『鳴潮』の大きな文字と展示物を確認!この門をくぐると新バージョンの世界が広がっていると考えると、ドキドキワクワクする気持ちを抑えられなくなった。

会場にはケータリングも用意されており、横には『シグリカ』ボードが展示されていた。新キャラがお祝いしている雰囲気が満ち溢れている会場に、いよいよ新しい冒険が始まるという実感が湧いてくる。

▲ケータリングも全て『鳴潮』仕様にレイアウトされていた。あまりの美しさについつい食べることを躊躇してしまいそうな出来栄えだ。
ケータリングまでもが『鳴潮』のアートワークに完璧にレイアウトされており、美しさに思わず目を奪われてしまった。食べるのがもったいなく感じるほどの出来栄えで、開発チームの作品への愛情がヒシヒシと伝わってきた。

▲近くで見ると美しさがより分かるだろう。
コスプレイヤーさんの姿も確認!

もちろん会場にはコスプレイヤーさんの姿も確認でき、会場の熱気を大いに盛り上げてくれた。イベント会場の雰囲気をさらに華やかに彩ってくれており、新キャラへの期待感が上がってくる。

『鳴潮』のイベントといえば…そう、大きな着ぐるみ!可愛らしくデフォルメされたデザインが印象的だ。早くも新キャラの着ぐるみがあるとは思ってもみなかったので、会場で見た時には驚かされた。

▲電動スクーターに跨る『リンネー』と『モーニエ』。楽しそうにはしゃぐ姿には、参加者の笑顔を誘っていた。
ミニゲームや記念品の作成も!

会場ではミニゲームや会場限定の記念品を作れるコーナーも用意されていた。上記の画像は、自分の『学生証』を作れるマシーンだ!名前と入学日、生年月日を入力するとオリジナルの学生証が完成する。

こちらは新キャラと一緒に写真を取れるプリクラ機みたいなマシーン!新キャラのリンネーとモーニエとのツーショットを楽しめたぞ。

さらにはオリジナルの缶バッジを作れるコーナーも用意されており、来場された方々は好きなようにデコレーションして、世界に一つだけのオリジナル缶バッジを作っていた。
先行プレイはもちろんのこと、会場全体が『鳴潮』への期待と愛で満たされていた。
新要素満載のVer3.0をプレイ!バイクがとにかく気持ち良すぎた

そしてここからは先行プレイ会で体験したゲーム要素を紹介していこう。
新たな漂泊の舞台『ラハイロイ』

Ver.2.7〜Ver.2.8で言及されていた通り、Ver.3.0からは『ラハイロイ』が漂泊の舞台となる。漂泊者は「スタートーチ学園」に辿り着いた漂泊者は、既に発表されているリンネーやモーニエをはじめとした新たな共鳴者たちとともに新たな漂泊の旅に出ることとなる。
ラハイロイの風景は近未来と御伽噺の世界が融合したような、科学的でありファンタジックな幻想的な世界だ。街中はきれいに整備されており、今までの世界観とは違った雰囲気を楽しみながら探索できるようになっていた。
細かな部分までしっかりと作り込まれているので、写真を撮りながら普段の日常に感謝しながら探索するのも面白いだろう。
『エクスペディションバイク』でラハイロイの大地を駆けろ!

ラハイロイでの移動では、これまで使用できたソアーに代わって新探索モジュール『エクスペディションバイク』が登場!ソアーがそうだったように、エクスペディションバイクはラハイロイにおける探索の要で、ともに過ごす時間も非常に長くなる相棒と言える存在だ。
だからこそ、エクスペディションバイクには私たち漂泊者を飽きさせない数々の工夫が施されている。

エクスペディションバイクに乗っている間は、BGMを好きなものに変更できる。鳴潮はBGMの作り込みもゲームの大きな魅力で、漂泊者なら誰しも一度は考えるだろう「探索中にあのボス戦のBGMが聴きたい…」を実現するシステムがついに実装されるのだ。
操作面でもドリフトなどの要素があり、さながらレースゲームを遊んでいるかのような体験もできる。
体験会では実際にエクスペディションバイクを使った挑戦が用意されていることも確認できた。ただの移動手段ではなく、探索の新たな楽しみ方としてがっつり関わってくるのは嬉しいポイントだ。

さらにエクスペディションバイク運転中は、一人称視点に切り替えることもできる。ラハイロイの世界をよりダイレクトに感じられる、没入感のある探索を楽しめるのは、これまでにない体験となるだろう。
リンネーは探索を楽しくする最高のキャラ

Ver.3.0の前半ガチャで登場する『リンネー』は、Ver.3.0で漂泊の舞台に加わる『スタートーチ学園』プレッププログラムに通う2年生。発表時から高い注目を集めていた彼女だが、実際に使ってみるととにかくめっちゃかわいい。そして操作感が抜群に良いのだ。
発表時から絶対にリンネーをお迎えしようと決めていた筆者だが、体験会で実際に触れてみて「このキャラ、想像以上に『やばい』かも…!?」という気持ちがどんどん湧き上がってきた。

リンネーはローラースケートを履いて移動できるのだが、これがラハイロイでの探索における楽しさを1段階も2段階も引き上げてくれる。
移動速度もさることながら、そのまま壁を高速で登れるのもポイントだ。ラハイロイはエクスペディションバイクの存在でフィールドの探索そのものは爽快なのだが、スタートーチ学園内などでは大きさの問題からどうしても共鳴者を操作して探索したい場面も多い。
そんな時、小回りが効いて高い壁も一気に登れてしまうリンネーがあまりにも便利だった。Ver.3.0が実際に始まったら、おそらくリンネーは編成しっぱなしになるだろうと感じたほどだ。

さらに、リンネーはエクスペディションバイクに連続で乗っていられる時間を延長する固有スキルまで持っている。漂泊者のみなさん向けに例えるなら、カルロッタを編成するとソアーのスタミナの減り方が遅くなる固有スキルに近いもの…と言えばその便利さが伝わるだろう。
公式で発表されている立ち絵ではエクスペディションバイクとともに描かれているリンネーだが、イメージ通りバイクを駆る姿がとにかく様になっていて最高なのだ。ラハイロイの探索ではエクスペディションバイクの活用が欠かせない。それをさらに便利にしてくれるリンネーは、普段使いにかなり向いていると言えるだろう。
モーニエは超使いやすいサポーター

Ver.3.0の後半で登場する「モーニエ」を使っての戦闘も体験できた。筆者はモーニエはリンネーのように探索体験自体に影響するキャラというより、戦闘を楽にするうえで編成に入れておきたい便利なサポーターという印象を受けた。

もちろんモーニエもめちゃくちゃかわいい。 もうとんでもなくかわいいのだ。見てほしい。この目を。そして見てほしい。この文字通り透明感に溢れる足を(公式予告番組でも触れられていたが彼女の足は義肢となっている)。
実は新キャラたちの発表当初、筆者は「リンネーを完凸してモーニエは悩もうかな…」なんて思っていたものだが、実際に触れてみて「ようこそ、我がソラリスへ」と心の中でガッツポーズしたほどモデリングが素晴らしい。

リンネー、モーニエ共通だが、Ver.3.0から新登場する戦闘要素『不協和ギミック』に関連したサポート要素のあるキャラとなっている。両者の相性が抜群で、リンネーとモーニエをどちらもお迎えできればあと1キャラ加えてパーティを編成できそうだ。
KURO GAMESのオフィスツアーも!『鳴潮』ファン歓喜の空間が待っていた

さらに今回は特別にKURO GAMESのオフィスも案内してもらった!『鳴潮』の世界がここから発信されていると考えると、感慨深い気持ちになった。軽くではあるが、オフィスの写真とともに紹介していこう。


▲オフィスの1階は、グッズが販売されているショップになっていた。中にはリナシータで出会える「タブドッグ」の姿も!多くのファンの方々が訪れているのが印象的だった。

▲中にはまだ監修中のグッズも並べられており、発売が待ち遠しい気持ちになった…。

▲オフィスのエントランスもお洒落だ。こんなオフィスで一度は働いてみたいと思う筆者であった。

▲入り口には巨大なフィギュアも確認!かなり細かな部分まで作り込まれていた。

▲KURO GAMESの歴史を確認できるボードが掲載されていた。約10年でどのようなゲームをリリースしたのか一目で分かる。

▲アイディアを作り出すための資料室。様々な本が用意されており、ゲーム内容を考えるために活用されているそうだ。

▲オフィス内には猫が住んでいる部屋が!社員の憩いの場になっていること間違いなしだろう。
アップデート日を全力待機!まだまだ『鳴潮』の進化は止まらない

ここまで『鳴潮』Ver3.0を記念したオフラインイベントの様子を中心にお届けしてきた。
会場の熱気、新マップ『ラハイロイ』の幻想的な美しさ、そしてリンネーやモーニエの圧倒的な使いやすさと魅力。どれを取っても『鳴潮』がVer.3.0で新たなフェーズに入ることを確信させる体験だった。特にエクスペディションバイクによる爽快な探索と、それをさらに加速させるリンネーの存在は、日常の探索体験そのものを革命的に変えてくれるはずだ。
KURO GAMESのオフィスツアーも含め、作品への情熱とファンへの愛を強く感じるイベントだった。まだまだ『鳴潮』の進化は止まらない。Ver.3.0のアップデート日を心から楽しみに待とう!
『鳴潮』の概要
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[取材協力]:KURO GAMES
(編集・執筆/ゲーム山本)







