2024年5月にリリースされたオープンワールドアクションRPG『鳴潮(めいちょう)』が、京阪電車・叡山電車とコラボレーションする。紅葉の美しい季節を彩る『鳴潮』コラボイベントの一環として、特別ラッピング電車の発車式が11月21日(金)に行われた。この記事では、発車式の様子を中心にまとめているので、ぜひ最後までチェックしてみてほしい。
『鳴潮』×京阪・叡山電車のコラボとは

オープンワールドアクションRPG『鳴潮』が、紅葉シーズンに合わせて京阪電車・叡山電車とのコラボレーションイベントを実施する。古都・京都を舞台にファンがゲームの世界観を体感できる特別電車運行とスタンプラリーなどのイベントが開催される。

▲発車式が開催された京阪電車・坂本比叡山口駅。
今回は滋賀にある京阪電車・坂本比叡山口駅で記念すべきコラボを祝う発車式が行われたので、車体や発車式の様子を中心にお届けしていくぞ!
発車式には主人公と新キャラクターの姿が!特別車署には…?

出発式を彩るゲストとして、コスプレイヤーさんが登場した。まず、ゲームに実装されたばかりの新キャラクター「千咲(ちさ)」のコスプレをした月海つくねさん、そしてプレイヤーの分身である「漂泊者」のコスプレをした雪村ユノさんが登場し、大きな拍手で迎えられた。
ホームに滑り込んだ『鳴潮』と秋の情景




ここでコラボ車体のデザインを細かく見てみよう。到着した車体には綺麗にラッピングが施されており、まさに初公開にふさわしい鮮烈さに筆者は驚かされた。赤色と橙色を基調としており、ゲームのイメージカラーと京の紅葉の色が鮮やかにシンクロし、壮大なスケールで乗客を『鳴潮』の世界観へと誘ってくれるような雰囲気すら感じられた。
列車全体に緻密に施されたキャラクターのラッピングは、ファンの方々にとって最高の空間を届けてくれる夢のデザインに仕上がっている。電車を見ているだけでも、『鳴潮』の世界にダイブできるような感覚を味わえるだろう。

▲車内でポーズを取る月海つくねさんと雪村ユノさん。

▲車内には『鳴潮』の広告が掲載されているので、ぜひ注目しながら乗車してみてほしい。

さらに、「千咲」の着ぐるみも登場し和やかなムードに!千咲は、京阪電車・叡山電車の「特別車掌」に就任する運びとなり、タスキが授与されると拍手が沸き起こった。手が大きすぎて運転席には入れそうもないというユーモラスなやり取りもありながら、千咲は全力の「やる気」を見せてくれていたぞ。


テープカットや実際に運行する電車に装着されるヘッドマークの装着、写真撮影などのセレモニーを無事に完了し、最後にコラボ列車は颯爽と坂本比叡山口駅を後にしていた。

▲最後に駅ホームから電車の発車をお見送りする「千咲」。
スタンプラリーは「聖地巡礼」の旅へ

2025年11月22日(土)から始まっているスタンプラリーは、今しか味わえない美しい秋の季節を楽しみながら多くの駅を巡る魅力的な企画となっている。
期間は2025年11月22日(土)から12月15日(月)までとなっており、京阪・叡山電車の合計18箇所にスタンプが設置され、コンプリート者にはコラボ限定マッチが贈られる内容になっている。ファンは紅葉を眺めつつ、京阪・叡山電車という特別な空間で『鳴潮』の「聖地巡礼」のような体験ができるユニークな企画と言えるだろう。
『鳴潮』と京都の歴史ある鉄道路線が交差する異色のコラボレーションは、多くのファンにとって忘れられない秋の思い出となるだろう。
ポップアップイベントも開催!


さらに11月22日(土)からの3日間限定で京都駅2階にて、ポップアップイベントも開催された。公式コスプレイヤーさんも登場し、ゲームの世界が現実に飛び出してきたような熱気を体験できるイベントとなっていた。

▲漂泊者。

▲千咲。

▲フィービー。
秋は京都と滋賀で『鳴潮』三昧!

今回の『鳴潮』と京阪・叡山電車のコラボレーションは、単なる広告の枠を超えてゲームの世界観を現実の「旅」に落とし込んだ内容が非常に秀逸だと感じられる。滋賀の坂本比叡山口駅での発車式というロケーション選定からも、京都・滋賀エリア全体を巻き込む壮大な企画への熱意が伝わってきた。
特別ラッピング電車と、18箇所を巡るスタンプラリーという「体験型イベント」の組み合わせは、ファンに「京都にいる自分」と「鳴潮の世界」を結びつける最高の体験価値を提供してくれるだろう。
秋の京都・滋賀を舞台に開催されるイベントは、ファンにとって「忘れられない秋の思い出」になることは確実だ。この機会にカメラを片手にコラボ電車に乗り込み、美しい京都・滋賀の風景を目に焼き付けてほしい!
筆者は取材に向かう道中に京阪・叡山電車を使用して景色を楽しんでみたのだが、鮮やかな景色がゆっくりと流れながら電車に揺られて、なんとも言えない癒しの時間になったぞ!
『鳴潮』×京阪・叡山電車のコラボの概要
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[取材協力]:KURO GAMES
(編集・執筆/ゲーム山本)







