HoYoverseが手掛けるPC/スマートフォン向け完全新作スローライフゲーム『プチプラネット』を先行プレイする機会をいただきました。「自分だけの星を作る」がテーマとなっている本作、どんな魅力があるのか、他のスローライフゲームとの違いはあるのかなど、先行プレイで分かったことをお伝えします!
▲※開発中の環境でのプレイレポートです。最終的な製品版とは仕様が異なる場合があります。
プチプラネットはHoYoverseが手掛けるスローライフゲームの挑戦作

『プチプラネット』は、HoYoverseが手掛ける新しいスローライフゲームです。HoYoverseにとって、スローライフゲームというジャンルは今作が初めての試みとなっており、「自分だけの星を作る」というテーマの作品になっています。
今回は11月7日からスタートした『プチプラネット・居心地テスト』という先行プレイ機会をいただけたため、実際にプレイして分かった魅力をたっぷりとお伝えしていきます。
※対応ハードはPCとスマートフォン(追加プラットフォームも開発中)。
なぜHoYoverseが『スローライフ』を?

HoYoverseといえば、『原神』、『崩壊』シリーズ、そして『ゼンレスゾーンゼロ』など、美しいアニメ調の世界で繰り広げられる「アクションバトル」が、一つのメインコンテンツでした。
しかし、今作『プチプラネット』は、自由な暮らしに重きを置いたスローライフゲームの王道を行く作品になっています。
あまり普段ゲームをプレイしないような、よりライトな層のユーザー獲得の狙いがあるのでしょう。まさに「戦い」から「暮らし」へと軸足を移した、HoYoverseの新たな挑戦作となっています!
主人公がめちゃくちゃかわいい!

まず、ゲームを開始してすぐ「主人公かわいすぎるっ!」というのが私の第一声でした。

主人公は目がまんまる、髪もふわふわ!ファンタジーな世界観に合っていてとにかくかわいい…!
同じHoYoverseタイトルの「原神」のような「The アニメ調!」というよりも、牧歌的でどこか幻想的な雰囲気に似合う、ふんわりとした動きやしぐさが作品のやわらかな雰囲気になっています。
カラーリングもくすみカラーが中心で、どんな色を選んでもまとまりが出やすく、かなり万人受けしそうです!

ゲームスタート時は色や髪型など選べる種類自体は少ないものの、ゲームを進めるうちに見た目を変えるアイテムを入手できるようになるので、自分好みの主人公に仕上げることができます。
これぞ王道スローライフ!星での暮らしで「できること」
釣り、昆虫採集、料理、クラフトなどなど

プチプラネットでは、作物の栽培、釣り、昆虫採集、潮干狩り、鉱石発掘、料理、クラフトなど、スローライフゲームと言われて思い浮かぶものは一通り楽しめます。
序盤はミッションが与えられ順番にこなしていきますが、基本的には自由。釣りや昆虫採集に明け暮れても良し、住民との触れ合いをしても良し、星づくりに没頭するも良し、まさしく王道のスローライフを堪能できるのです。



▲釣りや昆虫採集はもちろん、クリエイトカードでレシピを覚えて家具などをクラフトする要素もあります。
特に、釣った魚や集めた昆虫は万象館に寄贈すると展示されるという博物館の要素があります。中には「レア」な魚や昆虫もいるので、ぜひともコンプリートしたくなりますね。



▲レアなベニサケだ!これはコンプしたくなる…!
星の海の旅で新たな出会いも

プチプラネットの世界は自分の星だけでなく、車に乗って星の海の旅へ出かけることができます。星の海で発見した新たな星では、自分の星では見つからない魚や昆虫、植物やレシピなどを入手できます。

また、星の海の中には新たな住民との出会いがある星も。新たな住民に話しかけておくと、帰った後に自分の星に呼べるようになり住んでもらうこともできます。
画像は新しく出会ったメードリン。ぬいぐるみが好きだそうです。非常にかわいいですね。
ルカの樹を成長させて星づくり要素を解放


この星づくりで最も重要なのが「ルカの樹」です。メインとなる「星の樹の成長」ミッションをこなすと専用の「ルカの瓶」に水がたまり、案内人のモーバから水を受け取ります。水をあげるとルカの樹が成長し、星の中でできることが増えたり、星自体の装飾が増えたりしていきます。

▲ルカの樹の成長によって流星群も見られるようになりました!
本格的な星づくりは5日目に解放!

家の改装ミッションなど、次の日にならないとミッションが進まないものが出てくるので、1日に進められる量はある程度限られています(PC・スマホなので時間を進めるズルはできません)。
その日にできるミッションを全てこなしながら進めていくと、5日目にいよいよ本格的な星づくりができる「星の改造」が解放されました!
星づくりは最高のUIに。さすがHoYoverseクオリティ
神視点でサクサクと作業できる

プチプラネットのテーマにもなっている「自分だけの星作り」。そのUIの出来でこのゲームの評価が決まると言っても過言ではありません。
なんとプチプラネットはキャラを動かす必要がなく、神視点(上から見下ろす視点)で整地したり、モノを移動させたり、出し入れしたりできるのです!私はPCでプレイしていたのですが、この神視点での作業がキーマウと相性が良いことなんの(もちろんスマホでもストレスなく星作りが楽しめると思いますよ)。本当にこのUIにしてくれたことに感動しました。
▲動画はCBT版で撮影したものです。製品版とは仕様が異なる場合があります。
この星作りができる「星の改造」が解放された日からは崖を削ったり木を移動させたり川を引いたり、もう夢中で作業してましたね。作業中の視点を回転できないことなど少し気になる点はありましたが、まだこれはテスト版。本リリースにはもっと素晴らしいものに仕上げてくれることでしょう。

▲整地後の景色。キレイに並んでて気持ちいい〜!
キャラを動かして星の改造をするわけではないので、「ゲーム内の主人公の手で星を作っている」感はやや薄れているのは事実ですが、誰でも簡単にストレスなく星づくりが楽しめるような素晴らしいUIだと感じました。
個性豊かで魅力的なモフモフの住民たち
キャラビジュアルはさすがの一言

プチプラネットの主人公は人間ですが、他の登場キャラクターはモフモフな動物です。
これまでの原神や崩壊のアニメ調キャラとは少し路線が違いますが、さすがHoYoverse、モフモフなかわいいキャラビジュアルも完璧に仕上げてきています。

▲左からグレン、エササーニ、モーバ。星づくりをサポートしてくれるガイド役。
モフモフな住民を一部紹介


▲最初に住民になってくれたユンカとイサキ
今回の先行プレイでは6人の住民と出会うことができました。住民は先述した「星の海の旅」で新しく仲間にすることができます。




住民とは親密度を上げる要素があり、話しかけたり手伝ったりプレゼントを上げたりすることで親密度を上げていきます。親密度を上げると一緒に行動できるようになったり、その住民に関わる物語を読めるようになったりします。

また、住民には「成長」という要素もあり、「アーキボ」と呼ばれる暮らしの中で入手できる謎の精霊を集めることで住民を成長させていくことができます。
住民が成長するとクリエイトカードや星の景観を変えるアイテムが入手できます。
マルチプレイについて

マルチプレイについて、現在PCとスマホにて配信予定となっていますが、異なるプラットフォーム間でのマルチプレイが可能です。
追加プラットフォームも開発中とのことなので、いずれPS5やSwitchでの展開もあるかもしれません。
他の星を訪れることはもちろんできる

自分の星を作ったら見せ合いたい。もちろんできます。
他の星を訪れることができるので、フレンドと星を見せ合ったり、アイテムを交換したり、さらに星によって売値が違う作物もあるので自分の星より高く売れる星に売りに行ったり、とマルチプレイでやりたいことは大体揃ってるなという印象です。
プレイヤー同士の交流の場「スターマーケット」

さらに、スターマーケットというプレイヤー同士の交流の場も用意されています。
知らないプレイヤーと出会ったり、ミニゲームで遊んだりできる場所ですが、先行プレイ段階だとここでやることがあまりなくユーザーの往来は盛んではないようでした。本リリースではもう少しできることを増やしてほしいところです。
気になる課金要素は?
今のところ課金が要求されそうな要素は見えていない
PC・スマホでのリリースということで、課金要素が気になる部分ですよね。私も「スローライフゲームで課金ってどうなるんだろう」と思いながらプレイしました。
しかし、今回の先行プレイの段階では特に課金が要求されそうな要素はなかったのです!
もちろん先行プレイ段階なので課金がないように調整されていた可能性もありますが、このシステムのままリリースを迎えるのであれば無課金でも十分楽しめるゲームになっていそうです。
星の海の旅やキャラの衣装が課金要素になるか?
CBTの段階で、どこが課金要素になるかがわからないほどに完成したゲーム体験が楽しめていました。
しかし、どこが課金要素になるかについても気になるところ。少し予想をしてみたいと思います。

まずは「星の海の旅」への課金。星の海の旅に出るには「ルミアバッテリー」というアイテムが必要で、今回の先行プレイでは1日2つまで入手できる仕様(住民の成長によって増えることもある)でした。
これが無課金だと1日2つまでだけど、課金するともっと多く入手できるよ、というスタミナ課金のような要素になるかもしれません。

次に「キャラの衣装」への課金。これは非常に分かりやすいですね、衣装ガチャです。先行プレイでは衣装ガチャはありませんでしたが、キャラに色々な衣装を着せたくなるゲームなので、課金要素になるかもしれません。
総評:スローライフ好きならハマること間違いなし!


『HoYoverseにとってスローライフゲームというジャンルは初めての試みであり挑戦作である。』
こんな前情報を持って今回の先行プレイを体験し始めましたが、「これはなるほど、完成されたスローライフゲームだ、さすがHoYoverse」と舌を巻くほどの完成度でした。

スローライフに似合う牧歌的な世界観と、魅力的なキャラクターたち。
ほぼ完璧なUIで仕上げてきた星の改造。
今までの他のスローライフゲームにどこか挑戦状を叩きつけているような、そんな本気度を感じました。

以上、プチプラネットの先行プレイレポートでした。いかがだったでしょうか、HoYoverse初のスローライフ挑戦作の魅力を少しでも感じていただけたら嬉しいです。
『プチプラネット』の最新情報はこちらから
【プチプラネット公式サイト】
https://planet.hoyoverse.com
【プチプラネット 公式X(旧Twitter)】
https://x.com/PetitPlanet_JP
【プチプラネット 公式YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/@PetitPlanet_JP
HoYoverseについて
HoYoverseは、世界中のプレイヤーに没入感ある仮想世界体験を提供することを目指しています。これまで私たちは、『原神』、『崩壊:スターレイル』、『崩壊3rd』、『未定事件簿』、『ゼンレスゾーンゼロ』などのゲームコンテンツのほか、様々なエンターテインメントをお届けしてきました。
コミュニティが、HoYoverseのサービスの核心です。私たちは、全世界のファンの皆様が存分に創造力と才能を生かし、アニメやコミック・ゲームへの愛を自由に語り合えるようなコミュニティ環境を提供することに心を注いでいます。
さらに、私たちは常に枠にとらわれない想像力で最先端のゲーム開発技術を追求することにより、トゥーンレンダリング、クラウドゲームなどの分野でトップクラスの技術を蓄積してきました。
今後とも、シンガポール、モントリオール、ロサンゼルス、東京、ソウルなどにおけるオフィス運営を通じて、コンテンツ制作、技術の研究とパブリッシング業務を進めていく所存です。
[提供]:COGNOSPHERE
(編集・執筆/ひっしー)







