2025-08-13

【製品レビュー】ゲーマー必見!超高性能ゲーミングノートPC「Legion 5i Gen 10」で快適プレイが叶う!

ノートPCからサーバーまで、幅広く取り扱う「Lenovo」が新しく販売を開始したゲーム向けノート型PC「Legion 5i Gen 10」。今回は、Core Ultra 7 255HXとGeForce RTX 5070 LaptopGPUを搭載したモデルの実機を提供して頂いたので、本製品の魅力を伝えていく。まさに、モバイルゲーミングの最先端を体現する、注目の逸品に仕上がっているぞ。

「Legion 5i Gen 10」の基本解説

画像

まずは今回レビューするゲーミングPC「Legion 5i Gen 10」について、簡単にスペックや機能を紹介していく。「Legion 5i Gen 10」は、Core Ultra 7 255HX、GeForce RTX 5070 LaptopGPU、メモリ搭載量16GBとなっており、ノートPCながら多くの有名タイトルを快適にプレイ可能だ。性能の指標としてゲームの名称を伏せて説明させてもらうが、動作にかなりのスペックが要求されるアクションゲームが標準設定でも問題なく遊べるくらいの性能となっている。広大なフィールドを駆け巡り、巨大なモンスターと白熱のバトルを繰り広げる際も、カクつきや遅延を感じることなく、最高の没入感で楽しめるだろう。

また、広大なマップが特徴のオープンワールドRPGから、本格的なタクティカルシューティングゲーム(FPS・TPSなど)まで様々なジャンルのゲームを起動して、その性能を確かめたところいずれも快適にプレイできたため、直近話題のPCゲームはいずれも問題なく遊べる能力を持っていると言えるだろう。これ一台あれば、どんなジャンルの人気タイトルも思う存分遊び尽くせる、ゲーマーにとって心強い相棒となるはずだ。

高画質で滑らかなOLEDモニター

画像

「Legion 5i Gen 10」に搭載されているモニターは16型、165Hz、WQHD(2560 x 1600)、有機ELディスプレイとなっており、反応速度を求められるFPSから、画質や色の正確性を求められるクリエイティブな作業までこなせる程に高い性能と表現力を有している。その映像美とレスポンスの速さは、一度体験したらもう手放せないレベルだ。

数字だけでは伝わりづらいため、一つずつ解説していくと、16型はモニターの大きさだ。ノートPCとしては標準からやや大型のモニターとなっており、ゲームの迫力を損なわない丁度良いサイズ感と言える。さらにモニターが1秒間あたりに表示できる画像の枚数、いわゆるリフレッシュレートは165Hzと高く、滑らかな動きを表現できるほか、入力から動作までの遅延が小さく感じられるようになり、特にシューティング系タイトルで力を発揮してくれる。

WQHD(2560 x 1600)、有機ELはいずれも画質に関係するため、まとめて紹介すると、一般的なパソコンはフルHDと表現される(1980 x 1080)の画素数となっている。数字でわかった方もいるかもしれないが、WQHDは一般的なモニターよりもさらに細かい表現が可能となっている。例えば、多くのモニターは近くで見ると赤、緑、青の小さな点が確認できるが、その点がフルHDのモニターより小さく、密集して配置されたものがWQHDモニターとなっている。

また、有機ELについては画面の素材となっており、多くのスマートフォンやパソコンに搭載されるものと同じと言えば伝わりやすいだろうか。一昔前のTVなどは黒を表示してもどことなく白みがかった表現しかできなかったのに対して、有機ELは完全な黒を表現できるため、色の表現力で圧倒的に優れたディスプレイとして評価されている。つまり、超早くて超キレイなモニターがついてるからゲームへの没入感も良くて、反応速度も早いし、何でも使えてハッピー、というわけだ。

色味は工場で校正済み

画像

驚くことに、すべての「Legion 5i Gen 10」は工場でディスプレイの色味を校正しており、こだわりがなければ細かな設定の必要がない。安価なモニターを購入すると、色彩に違和感を感じることが多く、大抵の場合は発色の調整を行う必要があるのだが、これはディスプレイごとの個体差による発色の誤差を工場では調整しないため発生する。工業製品である以上、同じ性能の部品で組み上げても僅かな差が生まれてしまうものだが、「Legion 5i Gen 10」はその差を事前に調整してくれているのだ。(PC初心者でも安心して使用できるありがたい配慮と言える)

また、校正時のデータシートもPC内で確認できるため、手頃なものでも数万円はするセンサーをわざわざ買うこと無く、細かな調整が行われたモニターを購入後すぐに使用できるのも魅力ではないだろうか。

画像
▲色の設定は様々なプリセットから選択することができる。ここに表示されているプリセットであればいずれも校正された数値であるため、基本はここから使いたい色味のものを選ぶとよいだろう。

ノート型だから家でも外出先でも使用できるメリットも

画像

「Legion 5i Gen 10」はノート型PCのため、自宅で腰を据えて作業できるのはもちろん、外出先に持ち運んで使用することも容易だ。これがノート型が持つデスクトップ型に対して明確な優位なところだろう。PC本体さえあれば最低限の環境が整い、別途マウスを用意するだけでほとんどの作業を快適にできる。自宅のデスクでじっくりプレイするもよし、カフェで友人とサッと繋いでゲームを楽しむもよし、場所を選ばずに最高のパフォーマンスを発揮してくれる。

また、面倒な配線整備や周辺機器の接続も必要無く、どの端子に刺すのかをマニュアル片手に迷う必要もない点は、パソコンにあまり触れて来なかった方にも優しいと言えるだろう。電源を繋げばすぐにゲームの世界へダイブできる手軽さは、一度味わったらやみつきになるはずだ。

内蔵キーボードは自由に配色(RGB)を設定可能

画像

eスポーツデザインということもあり、搭載されているキーボードに装飾されているRGBの色を自由に設定可能だ。キーボードの発光は見た目以外にもキーの文字が見やすくなる利点も存在するため、デザインとしても実用性としても高く評価できる点だ。暗い場所での作業やゲームプレイ時でも、キーの位置を迷うことなく、より正確な入力が可能になるぞ。

設定は専用のアプリで行う

画像

上記のRGBの設定は、購入時にプリインストールされている「Legion Space」から行うことができる。

画像

左に表示されているタブの下から2つ目を選択することで、RGBの設定が行える画面に遷移する。

画像
▲照明効果はプリセットから選択して設定するほか、自身で色などを指定して独自の効果を作成することも可能だ。

画像

「Legion Space」ではキーボードの照明設定のほか、ゲームの購入や動作モードの変更まで様々な設定ができるようになっており、自身の使用状況等に応じて性能のブーストや静音化などの選択ができる。

画像

また、簡易的なオーバークロック(より電気を消費して性能を高めるモード)の設定や、逆に消費電力や冷却ファンの回転数を下げることで、PCから発生する音を低減させる設定もできるようになっている。

画像
▲その他、特定の対応するゲームでは自動でキルシーンなどを判定し、クリップを取ってくれる設定などもあり、触りがいのあるアプリとなっている。ゲーマーの「これが欲しい!」が詰まった高機能アプリは、まさに至れり尽くせりだ。

USB端子を複数備え、周辺機器の接続も問題なし

画像

「Legion 5i Gen 10」には、一般的な3.5mmのイヤホンやヘッドセットなどを接続する端子から、3.2 Gen1対応USB-A端子が3つ、Type-C端子が2つ、一般的なLan接続用のRJ45端子に、外部モニター用のHDMI端子まで用意されている。自宅でデスク上に環境を構築する場合でも、マウス、キーボードのほかにUSB機器をType-Cを含めると別途USBハブを用意せずに3つ接続することが可能だ。ゲーミングデバイスはもちろん、外部ストレージやWebカメラなど、必要な周辺機器を豊富に接続できるのは嬉しいポイントだ。

もちろん、Wi-Fi やBluetoothを使用するために必要なアンテナは内蔵されており、コントローラーなどの対応する機器はUSBケーブルを使用せずに接続することもできるため、自身の環境によって接続するデバイスを選択できるのも嬉しい点だ。

HDMIと充電端子は邪魔になりにくい背面にレイアウト

画像

USBやイヤホンジャックといった取り外すことの多い端子は扱いやすい側面にレイアウトされているが、一度接続したら外すことが少ない電源やHDMIは背面に用意されており、使用中に邪魔になりにくくなっている。特にHDMIケーブルは太く、取り回しが面倒なため、他のケーブルと干渉しづらい背面に用意されている点は設計者の気遣いを感じられる。デスク周りの配線がスッキリし、ゲームプレイや作業に集中できる環境を構築できるのは、地味ながらも非常にありがたい設計だ。

「Legion 5i Gen 10」には多数のバリエーションが存在

画像

今回紹介してきた「Legion 5i Gen 10」は、性能によって多数のバリエーションが存在する。商品名こそ変わらないが、型番が異なり、それぞれ搭載可能なCPUやGPUが僅かに異なっている。

■Lenovo Legion 5i Gen 10 - エクリプスブラック(優先生産モデル)(製品番号:83LYCTO1WWJP4) Windows 11 Home 64bit Core i7-14700HX GeForce RTX 5050 Laptop GPU 8GB 16 GB DDR5-5600MT/s 512 GB M.2 SSD ¥205,810 ■Lenovo Legion 5i Gen 10 - エクリプスブラック(製品番号:83LY00FUJP) Windows 11 Home 64bit Core i7-14700HX GeForce RTX 5060 Laptop GPU 8GB 32 GB DDR5-5600MT/s 1 TB M.2 SSD ¥254,540 ■Lenovo Legion 5i Gen 10 - エクリプスブラック(製品番号:83LYCTO1WWJP2) Windows 11 Home 64bit Core i7-14700HX GeForce RTX 5060 Laptop GPU 8GB 32 GB DDR5-5600MT/s 1 TB M.2 SSD ¥258,610 ■Lenovo Legion 5i Gen 10 - エクリプスブラック(製品番号:83LYCTO1WWJP3) Windows 11 Home 64bit Core i9-14900HX GeForce RTX 5070 Laptop GPU 8GB 32 GB DDR5-5600MT/s 1 TB M.2 SSD ¥320,210

※価格・構成については、2025年7月29日時点の情報です。最新情報についてはLenovo公式サイトにてご確認ください。
※各モデル毎の主な違いをまとめています。その他の仕様はLenovo公式サイトをご確認ください。

購入時に性能のカスタマイズできる汎用性も魅力

画像

特にゲームや作業を行う上で重要なCPU・GPU・メモリはいずれもカスタマイズ可能となっており、最も安価な構成で考えている場合でも、GPUのみ5060から5070にアップグレードなども可能だ。また、メモリも標準搭載量の16GBから32GBに購入時に選択できるため、自身の使用用途によって性能を調整できる点もありがたい。

初心者にも安心しておすすめできるゲーミングノートPC

さて、ここまで「Legion 5i Gen 10」を紹介してきたが、本体を用意するだけで必要最低限の環境を構築できる点は特にPCをこれまで触ったことがないという人にとっては魅力的ではないだろうか。もちろんプレイするゲームや環境に応じて別途マウスなどの周辺機器は必要にはなるが、デスクトップ型と比較しても、初期設定の難易度が圧倒的に低く、非常に手軽に始められるのが大きな魅力だ。

今後数年性能を気にせずゲームをプレイできると考えれば、おすすめできるノート型PCとして紹介したい。これ一台で、あなたのゲーミングライフが格段に快適になること間違いなしだ。

『レノボ・ジャパン』の概要

会社名:レノボ・ジャパン合同会社 公式サイト:https://www.lenovo.com/jp/ja/ 公式X:https://x.com/lenovo_jp

© 2025 Lenovo. All rights reserved.

[提供]:レノボ・ジャパン合同会社

最新ニュース

チェックしてゲームをもっと楽しもう!